【レビュー】まだまだ知らなかった『Xperia 1 VI』の話
昨年6月の発売から9か月経ったソニーのSIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI」の紹介です。
すでに9か月間も店頭で商品をご案内してきているんですが、まだこのタイミングでお客様に新たな発見をさせていただくことがあって、今回もまた「そんなこと出来るの!?」と、驚かせていただきました。
「Xperia 1 VI」のまだまだ知らないお話しを紹介します。
こんにちは、店員佐藤です。
「Xperia 1 VI」には歴代モデルにステレオミニ端子が装備されています。他社製スマートフォンでは装備が省かれているモデルも多く、USB端子に変換アダプターを挿して使われることもあるようですが「Xperia 1 VI」には、まだステレオミニ端子が装備されています。
アナログアンプのチューニングも引き続き行われていて「Xperia 1 VI」の特別体験会では有線ヘッドホンを接続して、音質の違いをアピールするコーナーがあったのは記憶に新しいところです。
私も最近では使っていないハイレゾ対応の有線ヘッドホン「XBA-N3」(生産完了品)をたまに接続して使っていますが、ウォークマン並みの音質が楽しめて、こういう聴き方もありなんだよなー、とか思い直したりしています。
ウォークマンみたいに、いずれはXperiaにもデジタルアンプ「S-Master」とか搭載しないかなーとか思っていたところなんですが、先日、こんなモノを持ち込まれて、アナログマイクをXperiaに接続しようとされていたんです。
シューティンググリップにもなるようなミニ三脚とスマートフォンホルダー、さらにガンマイクの3点セットで、スマートフォンを即席のVlogcamにしてしまうようなキットです。5,281円とかなり割安な価格設定ですが、あれ? これって、Xperiaで使えるのかな?
Xperiaにはソニー純正のアクセサリーとして『Vlog Monitor XQZ-IV01』が製品発売されています。スマートフォンの背面にモニターを表示してメインカメラを使って自撮りすることができる便利アイテムなんですが、もうひとつのメリットがマイク入力端子を装備していて、外部マイクが使えること、となっていました。
これを使わないとマイク端子からの音声入力ができないはずなんだけど。。。結果から言うとサードパーティ製のVlogキットで音声入力ができてしまいました。
Vlog Monitorを使わなくても、Xperia本体のイヤホンジャックにマイク入力をして音声信号を入れることができてしまうんです。
ただ、普通にマイク入力を挿してもだめで、ヘッドセット用の4極端子を使う必要があります。
こちらはテレワーク用に用意している有線のヘッドセットでイヤホンの途中にマイクがついていて、ここから音声信号を収音することが可能。ヘッドセットになっているので、対応するスマートフォンやPCで使えば、ヘッドホンに音声出力をすることができるのと、通話用のマイクを使って音声の取り込みができます。
このヘッドセット用の4極端子のマイク部分を使って、Xperiaのステレオミニ端子からマイク音声を入れてしまうと言うことをしていたんです。
試しにこのテレワーク用有線ヘッドセットをつないだまま、カメラ機能を使って動画を録画したところ、ちゃんと音声が収録されていました。
なるほど~。ヘッドセット用の4極端子を使うことで有線のイヤホンジャックが音声入力端子として使えるというのは知りませんでした。
3~4月は歓送迎会の季節ですが、これでメッセージビデオを撮影してプレゼントされるんだそうです。
それと、こちらは少し前の話になりますが2月27日にパシフィコ横浜で開催された「CP+2025」での話。カメラメーカーだけではなくスマートフォンメーカーとして「Google Pixel」の展示もあり、フラッと立ち寄って体験させてもらったところ、なんと「Google Pixel 9 Pro」にもテレマクロ機能が搭載されていて、しかもオートフォーカスが使えると案内されていました。
「テレマクロ」機能はXperia 1 VIにも搭載されていて焦点距離120mm相当で最短4cmまで寄れる機能。35mm判換算で最大2倍という驚異的な接写機能があるんですが、フォーカスはオートではなくマニュアルのみ。
うわー、それ、比較したらどっちの方がスゴいんだ!?と、思っていたら、先日の撮影会でGoogle Pixel 9 Proをお持ちの方がいらしてじっくりと試させてもらうことができました。
なるほど、確かにAFが使えるんですが最短撮影距離近辺だとフォーカスがフワフワして、結果、マニュアルフォーカスとあまり大差ない使い勝手になるみたい。(それまでの中間域はAFがあるとすごく便利ですが)
被写体に1000円札を使っているんですが、むむ、Pixel 9 Proでのマクロ撮影では、新札の偽造防止技術マイクロ文字までは見られないかも。
こちらはXperia 1 VIでのテレマクロ撮影です。Xperiaの方が2倍くらい寄れる感じで圧勝です。ただ、オートフォーカスは使えないので、これが利用できたらなー。
こちらはXperia 1 VIで撮影したマイクロ文字部分です。インクの盛り上がりまで見える様でさすが! 今、私の一番のマクロ撮影の武器です。
そして、こちらは今朝の様子です。明日はお彼岸だというのに今年の冬の最後のご挨拶で朝だけ大雪状態でした。今年最後の手袋の出撃になるかと思うんですが、Xperia 1 VIにはカメラ専用ボタンがあるので、手袋をしたままでも撮影ができます。
Xperia 1 VIの右側面ですが上からボリュームボタンがあり、指紋認証センサーを兼ねた電源ボタン、そしてシャッターボタンが並びます。
Xperia本体のディスプレイが消灯した待受状態のところでもシャッターボタンを長押しすると、撮影機能に限って電源をオンにしてくれます。本体OSのログインをしなくてもカメラ機能だけ使えるようにしてくれます。
さらにボリュームがズームレバーを兼ねているので、両手が手袋でもデフォルトである静止画カメラのオートモードであればボタン操作だけでズーム操作と撮影ができるようになっています。冬場はこれがとても便利。
シャッターボタン長押しでカメラアプリの起動が指定できるのと、カメラの操作音も自分で指定が可能。先日、Google Pixel 7のカメラアプリの設定を見ていて、シャッター音を消すことができないというメッセージをみて、あ、これってXperiaだけの機能だったんだ、というのを知りました。
あとはマイクロSDカードスロットを装備している機種も今は少ないそうですね。初代Xperiaからずっと普通にストレージメモリーの増設ができるのが当たり前だと思っていたのですが、先日の2TBの記事で多くの方に、これは良いよなー、というご感想をいただいています。
新製品が出るたびに「512GBまで対応」とか「1TBまで対応」とか「1.5TBまで対応」という記載がありましたが、SDXC規格としては最大容量が2TBで、そのカードがついに発売になったため、あらゆる機種で試しましたが、結局、すべて2TBのマイクロSDカードを認識することができました。
ただ、アクセススピードは内蔵ストレージメモリの方が圧倒的に高速で、SDカードに記録したデータのアクセスは遅くなります。写真データの記録をSDカードに指定しているんですが、Google フォトなどでの画像再生は少し遅く感じます。
2TBの容量のマイクロSDカードを、その後どこまで使い切れたかというと。。。購入する前は2TBをいっぱい使いきってやる!と思っていたのですが、実際にはたいしたことなくて、持っているハイレゾ楽曲を全部と、Reader Storeでこれまで10年くらい買いためた書籍を全部入れても、合計で506GBほど。
なんだ1TBのマイクロSDカードがあれば、それで全部済んで半分余ってるくらいじゃないか、という結果になっています。
まー、これだったら、これから一生使うスマートフォンでもデータ容量はこれで間に合ってしまいそう。
Xperiaの方も、今後の機種でもマイクロSDカードスロットを装備してくれていれば、SDカードの差し替えだけでデータの引越は済んでしまうので、それが一番便利な話なのかも。
最後はやはり「Ultra HDR」の表示ができるというのがXperia 1 VIの一番のウリだと思います。まだカメラ機能がUltra HDR対応になっていないので、Adobe Lightroom モバイルのチカラを借りないといけないのですが、おかげでソニー”α” & Vlogcamからの画像転送の技を身につけてしまい、今、カメラとXperiaの連携が超便利になっています。
今週月曜日は4月に当店で行う撮影会の下見に行ってきたのですが、持って行ったカメラは超軽量仕様でVlogcam「ZV-1M2」だけ、という感じでした。
サイバーショットベースの一番小さなVlogcamですが、このカメラあなどれなくて「Creators’ Cloud」対応カメラになっているため、カメラ単体でWi-Fi接続して撮影画像をクラウドにどんどんアップロードする、ということをしてくれます。
モバイル環境でもテザリングで画像アップロードしてくれるので、撮影した後にプロテクトをかけておくと自動でCreators’ Cloudを経由してAdobe Creative CloudにまでRAWデータを転送してくれます。転送が終わったら、XperiaからLightroomモバイルを開けば、RAW現像がすぐにできるようになっています。
そこからUltra HDR現像すれば、一番手間無くUltra HDR画像を作ることができます。
※Ultra HDRというのはGoogleが推進している新しいJPEG画像フォーマットで対応機種で再生するとHDR、非対応機種で再生すると通常のJPEG画像として再生出来る次世代の画像フォーマットです。Android OS 14から対応していてGoogle フォトやChromeブラウザで再生出来ます。
今回の下見で撮影してきた画像がこちら。すべてXperia 1 VIで現像してBlog用に出力しています。Windows 11も対応していてChromeブラウザ、Edgeブラウザを使ってHDR対応ディスプレイでこの記事をご覧いただくとUltra HDR画像でご覧いただけます。
また、Xperia 1 V、Xperia 5 V以降のモデルでChromeブラウザを使ってご覧いただくとUltra HDR画像でご覧になれます。
こちらは小河内ダムのすぐ近くにある八方岩展望台からの景色です。ダムの駐車場から20分くらいで歩いて登れて、手前に見える桜が4月中旬頃に満開になります。対岸の山にも桜があるので、奥多摩湖の絶景が間もなく楽しめます。
こちらはお客様から教えていただいたのですが、その昔、奥多摩湖にロープウェイがあったそうで、今もロープが渡されて廃線跡が見られるというので行ってきました。
今は廃墟となっていますが、こんなところがあったんですね。
こちらはRAW撮影していないので普通にJPEGのSDR撮影した写真です
そして、今、奥多摩湖の水位がかなり下がっていて、昔水没した村が出てきているところがあるとか。こちらは本来は奥多摩湖で水没しているはずのところなんですが、石垣が出てきてしまっているところです。さすがに家屋などは残っていませんが、石とか岩って形が残るモノなんですね。
というような場所の撮影ツアーを4月中旬に行うべく、現在、準備中です。
Ultra HDRは今のところ、再現できる環境が限られているんですが、Android 15のパフォーマンスクラス15では標準対応要件になるそうですので、今年から一気に普及が進むと思います。
Xperia 1 VIを使っていて、一番楽しいのが今はUltra HDR画像かも。
以上、ソニーストアのSIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI」の近況でした。
現在、ソニーでは「Xperia 春のスタミナ祭り」を開催しています。
「音ロト」でおなじみのソニーのロトくじキャッシュバックキャンペーンが今度はXperiaで開催されています。1等はなんとXperia 1 VIで3万円のキャッシュバック!3等でも1万円という大盤振る舞いです。
抽選するのは無料でLINEアカウントをお持ちの方がMy Sonyとお友達登録してMy Sony IDと連携。あとはロトくじを引くだけ、というもの。
こちらのキャンペーンが間もなく3月31日で終了します。(応募締切は4月7日) まだロトくじを引いていない、という方は運試しにどうぞ。もしも1等とか2等が出ちゃったら、購入検討をしてみてはいかがでしょうか?
OSアップデートを3回、セキュリティアップデートは4年してくれる、永く使えるモデルになっています。歴代最高のスタミナ性能をこの機会に是非!
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Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
ソニーストア価格: 179,300円~ 税込 |
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発売日 | 2024年6月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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