「Xperia 1 VI」のOS15バージョンアップはソフトバンクから
ソニーのスマートフォン最上位機種「Xperia 1 VI」のOSバージョンアップを含むソフトウェア更新がソフトバンクモデルからスタートしました。本日、1月7日付けでソフトバンクサイトにて案内が始まりました。
こんにちは、店員佐藤です。
昨年11月にUKから始まったXperia 1 VIシリーズのOS15へのバージョンアップですが、日本国内でもついに始まった模様です。1月7日付けでソフトバンクから案内が始まりましたので、これからau、ドコモ版、そしてSIMフリーモデルでもOSのアップグレードがはじまるかと思います。
今回のOS15へのアップデートと同時に海外モデルではカメラアプリに「プロ動画」撮影モードが追加されています。Xperia 1 VIの発表イベントの時からアナウンスされていたのですが、従来のVideography Pro相当の自由に撮影設定をできる動画撮影モードが追加されます。昨年のUKでの発表時に使われていた動画などがメーカーサイトにすでに掲載されています。
「プロ動画」では撮影モードが搭載されており、プログラムオート、シャッタースピード優先、マニュアルモードなどの利用が可能になります。従来の動画モードが、ノーマルカメラモードだとしたら、これは「VideoGraphy Pro」に相当する撮影モードになります。
ファンクションキーの用意もあり、ここから多数の機能にすぐアクセスすることができます。中には「商品撮影モード」もありFnメニューからすぐに切り替えることが可能、などのデモが見られます。
カメラ機能以外のOS15のバージョンアップで加わる新機能もいくつかあります。手元にあるGoogle Pixel 7を使って紹介したことがあるので、再掲載します。
Google Pixel 7では2024年の夏からベータ版の提供があり、先にOS 15を体験出来てはいたのですが「プライベートスペース」ってなんだ?と、調べもせずにほうっておいたのですが、今回のXperia 1 VIのOSアップデートの内容を見て、なんとなく理解することができました。
使い方によっては便利かもしれません。
まず「プライベートスペース」って設定するとどうなるのか、なんですが、設定をするといつものホーム画面から下にスワイプして移動したときにアプリの一覧が表示されますよね。その一番下に「プライベート」という枠が出来ていて、ここでロックを外すと登場するのが「プライベート スペース」なんです。
ここにアクセスするために、メインで使うGoogleアカウントとは別に新規でGoogleアカウントを作成する必要があり、トップシークレットなアカウントとスペースを作ることができる、というものになります。
このプライベートスペースには、新たにアプリのインストールをする必要もあり、プライベートスペースにインストールしたアプリは通常は見られない、というものになります。カメラアプリなどもありますが、これは通常のカメラアプリとは違って、プライベートスペースの中にしか記録されないカメラアプリになっています。
Pixel 7 をPCに接続して中を見ても、このプライベートスペースで記録した写真を見つけることは出来ませんでした。
内緒の写真や連絡帳、あとはお金関係のアプリなどを入れておくと、普通にはアクセス出来ない場所に記録ができる、という使い方をします。
なお、スマートフォンの引越の際にも、このプライベートスペースのデータは対象にならないそうで、自分でデータを移さないといけないんだとか。
プライベートスペースを利用する際は設定画面から「セキュリティとプライバシー」>「プライベート スペース」にて設定します。利用する際は本体が動作するGoogle アカウントとは別の新しいGoogleアカウントを作る必要があります。
ロック解除の方法は指紋認証やパターン認証、PINコードなどから選べるので、通常のアクセスのためのロック解除とは別の方法で設定した方がよいでしょうね。
もともと、スマートフォンにはセキュリティ機能が搭載されていますが、その先にさらに二重ロックする感じです。なんでしょうね、浮気するときに使う機能なのかな?(^^;)
あ、仕事で使っている人は機密事項などをプライベートスペースにまとめて入れておく、という使い方はできそうです。
そして、こちらはもっと使うシーンが多そうな「アプリのアーカイブ」機能。
私もインストールしているものが多いのですが、量販店とか飲食店とかのショップアプリ。ちょっとした買い物などでも量販店のアプリをそれぞれ使っているし、お寿司屋さんもあちこち行くので、その都度アプリが増えて行きます。塵も積もれば山となるではないですが、そうした会員制アプリが無数にインストールされているんですが、普段使わない使用頻度の低いアプリを「アーカイブ」することができます。
アプリアイコンを長押ししてアプリ情報を表示したら、そこで「アーカイブ」をタップします。これでアプリはアンインストールされてスマートフォンからは消えます。
アプリは消えるんですが、アイコンはそのまま残っていて、再び使用する際はアイコンをタップすることでアプリを再インストールしてデータまで復旧してくれる、という機能になります。
頻繁に使うアプリやゲームアプリなどでデータ量が極端に多い場合には使い勝手が悪くなりますが、たまにしか使わないんだけど、たまに必要になる、というアプリを圧縮しておくことができる機能になります。
「もう、このアプリは使わないかー」と言ってアンインストールするのではなく、とりあえずアーカイブしておくと、再度必要になったときに便利に再利用することができます。
あとはスクリーンレコードというスマートフォンの画面を録画する機能が進化して、今までの画面全体を録画するのではなく、アプリを指定して、そのアプリだけを録画する機能がつきました。
今までだとアプリの切り替えの時にホーム画面が映ってしまったり、人に見せたくないデータが不意に映ってしまっているモノまで録画されていたのですが、これだとアプリを決め打ちで指定して録画できます。
録画中のアプリからホーム画面に写った際も画面は真っ黒のままの録画になるのでセキュリティ面でとても助かる機能になるんですが、私たちのようなレビュー業者以外の方は、こんな使い方はあまりしないですよね。
↑Google Pixel 7とXperia 1 VIの比較などもしているのでご興味ある方はこちらの記事もご覧になってみてください。
ソニーストアで販売しているSIMフリーモデルについては本日時点ではまだアップデートの案内はなく、最新バージョンは12月6日に案内されたものとなっています。
こちらのページに掲載されるのは先に本体ソフトウェアの更新が始まって、その翌日に案内が掲載される場合がほとんどですので、おそらくSIMフリーモデルの更新に気づくのはお使いになっているご本人というのが多くのケースになるかと思います。
大体15時くらいにリリースされることが多いので、明日以降、15時になったらXperia 1 VIをチェックです。
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
ソニーストア価格: 179,300円~ 税込 |
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発売日 | 2024年6月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
36回分割払い 手数料0% |
月々のお支払い 4,900円(1回目のみ7,800円) 12回お支払い総額 179,300円 |
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