2024年10月26日

Xperiaで備える「マイナ保険証」の話

tecstaff Xperia, VAIO & Xperia マイナンバーカード, マイナポータル, マイナ保険証 0 Comments

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会社勤めで健康保険組合に加入されている方のところに、最近になって「健康保険資格情報」についてのお知らせや確認がきているかと思います。

私のところにもやってきて、保険証の廃止に向けた準備作業として、確認をしているところです。そういえばマイナンバーカードに健康保険証が一体化されるのが今年の12月という話でしたが、もう11月になるところですもんね。

制度がこれから大きく変わるようです。

こんにちは、店員佐藤です。

今まで、お医者さんにかかるときは健康保険証を持って行き、これで保険を使っていました。マイナンバーカードが登場して、これに健康保険証の機能が組み込まれるという話を少し前に聞いた覚えがあるんですが、もう、その時期がやってきたんですね。

現行の健康保険証は12月1日で発行が終了し、その後はマイナンバーカードを基本とするシステムに移行していきます。マイナンバーカードを持っていない方の対処方法もありますが、それはもはや主流になるものではなく対処方法です。

日本全体のDX化に向けた動きのひとつです。

仕組みが変わってしまうのが、なんとも不安に思われるかもしれませんが、私は医療機関で「保険証かマイナンバーカードをお願いします」と言われるようになったときからマイナンバーカードを使っていて、今は通っているかかりつけの内科も、歯医者さんも、薬局もすべてマイナンバーカードで済ませることができます。

というか、もう健康保険証は自宅に置きっぱなしで持ち歩いたりはしていません。なにかあった時用なんですが、使われることはないかもしれないですね。

そして、現時点では健康保険証がマイナンバーカードに置き換わるという話なんですが、その後には健康保険証がスマートフォンのマイナンバーカード機能に取り込まれる予定となっています。その時期も来年春頃目安で、Android端末と、iPhone端末の両方で対応する予定となっています。

今日の時点では、まだスマートフォンは健康保険証にはならないのですが、来年春頃にシステムが対応すると、スマートフォンで健康保険証の情報をQRコード表示して、それを医療機関が読み取るということをする予定だそうです。

そのときに使われるのが、、毎度おなじみの「マイナポータル」アプリです。

またまた、登場する「マイナポータル」アプリ。2020年に「マイナポイント」があって、5000円分のマイナポイント欲しさにマイナンバーカードを作って、登録したのはだいぶ前のことの様な気がしてきました。

その後、ワクチン接種の証明書を発行するのに使ったり、マイナポイントを追加で15,000円もらえるということで、公金受取口座と保険証の紐付けをしている方も多いと思います。

その後も機能はドンドン増えていて、今では年金記録を見たり、医療費を見たり、引越の手続きをすることなどもできるようになりました。

今度は、これに保険証の機能が搭載されます。

さて「マイナポータル」アプリですが、マイナポイントをもらった時以来、使ってなーい、という方もいらっしゃるかもしれません。その間にスマートフォンを最新モデルの「Xperia 1 VI」に引っ越してしまっている、という方もいらっしゃるかも。

この機会に現在、お使いのスマートフォンの「マイナポータル」アプリの動作チェックをしておくのがオススメです。

なお、以前は「マイナポータル」アプリでログインする際には、いちいちマイナンバーカードをNFCにかざしてカードとパスワードでログインする必要がありましたが、2023年5月からはマイナンバーカードがなくてもログインができて、スマホ用電子証明書なる機能も使えるようになっています。

↑いつものログイン画面で、そのままログインせず「メニュー」を表示。メニューに中にある「スマホ用電子証明書を申請する」をタップしてスマートフォンに設定していきます。

新しいパスワードの設定という画面がでてきますが、ここではスマートフォン用に新しいパスワードを作らなくても、マイナンバーカードを作ったときに入れたパスワードで設定をすることが可能です。

設定をすべて行えば、15分ほどで、スマートフォンに電子証明書が届きます。その間に「生体認証」の利用設定をしておくと「失敗したら市役所にパスワードの再設定に行かなくてはいけない」という罰ゲームがまっているパスワード入力を飛ばして、指紋認証でログインができるようになります。

設定が終わったら、試しに「ログイン」をタップします。これでマイナンバーカードのNFC読み取りをしなくてもOK。パスワード入力も飛ばして指紋認証でマイページを開くことができます。

+15,000円のマイナポイントをもらっている私の場合、ちゃんと健康保険証が証明書に記録されていました。

現在の表示は上記の通りですが、ここにQRコード表示の機能とかがつくですかね。そうすれば、来年の春以降ですが、マイナンバーカードを持ち歩かなくても、スマートフォンだけで診察してもらえるようになるんだと思います。

なお、マイナンバーカードのICチップが壊れてしまったときのために、マイナ保険証の情報を端末にPDFファイルで保存しておくことができます。医療保険の資格情報として保険者名や保険者番号などが記録されているPDFファイルがあり、これと壊れてしまったマイナンバーカードを出せば、これでも保険証として使えるそうです。

そして、来年の3月24日からはマイナンバーカードに運転免許証も一体化されるそうです。免許証の方は同時利用することができるようで、マイナンバーカードに一体化できるのと、従来の免許証を発行してもらうこともできるので、仕事で運転業務に従事されている方は、予備の免許証が手に入る感じで安心かもしれないですね。

普段、使い慣れていない方も多いであろうアプリですし、この機会に機能をチェックしてみてはいかがでしょうか？

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