ソニーショップ テックスタッフ 事件簿 2023
本日はいよいよ、当店の2023年の最終営業日です。17時までの短縮営業ですが、本日は店内大掃除業務を行う予定だったのですが、店員佐藤は謎の外出予定が出来てしまい大掃除がどこまで進むかのチャレンジデーになっています。
店員よねっちは17時まで終日お店番をしていますので、お買い物相談は是非!
さて、そんな年末年始休業前の最終営業日ですが、今年の店頭での事件簿をまとめてご案内します。今年も店頭で事件がいくつか起こっていました。
こんにちは、店員佐藤です。
当店は正規ソニー特約店です。ご購入いただいたソニー製品に添付される保証書はソニー特約店としての販売保証がついています。また、修理品の受付窓口になっていて、ソニー製品の修理相談受付をしています。
修理相談を受けて、初めて知ることもいくつかあり、こうした修理相談の窓口をさせていただいていることで勉強になることも多数あります。
今日は当店店頭で受け付けた修理品からの気づきを紹介したいと思います。なお、記事中に登場する製品写真はお客様の修理品などではなく当店展示品によるイメージフォトになりますのでご了承ください。
さて、今年の修理品ですが、昨年に続きワイヤレスイヤホンの修理相談が多かった様に思えます。バッテリーについての修理相談もありましたが、年末になってから、今まではなかったイヤホンの紛失相談をいただいています。
ワイヤレスイヤホンの初代モデル「WF-1000X」が登場したのが2017年秋だったので、それから6年経つのですがこれまで、紛失したというお話しを聞くことは皆無だったのですが、年末近くなってから複数のご相談をいただいています。
紛失してしまった原因は人それぞれで、ケースに収納してバッグに入れたつもりだったんだけど、次に使おうとしたら片方無かったとか、電車の中で寝てしまい到着駅で慌てて降りたらなくなっていたとか、気を付けているつもりでふと気を抜いた瞬間になくしてしまうことが多い様です。
中にはこうしたカラビナのついたシリコンケースに入れて、バッグに吊していたら、持ち歩いているときにケースが開いてしまっていて、中身がなくなっていた、ということもあったようです。
私も毎日使わせてもらっていますが、耳に装着しようとしてポロッと落としてしまったり、耳からはずそうとしてポロッと手からこぼれてしまったり、というのは何回か経験があります。なので駅ホームではイヤホンの脱着はしないようにしていて、電車に乗ってから社内で付け外しをするなどの工夫はしています。
ですが、なくすときはなくしてしまうんですよね。
そんなわけで、オススメしたいのがソニーストアの「ヘッドホンケアプランワイド」です。今年の9月にソニーストアでのワイヤレスイヤホンの取り扱いに変化があり、従来の長期保証サービスがつかえなくなって、あんしん紛失サービスと無償修理保証をセットにした「ヘッドホン ケアプランワイド」というサービスがスタートしています。
My Sony 会員さんでしたら、今まで会員特典としてもらっていた「3年ワイド保証無料クーポン」が使えなくなってしまい、年間3,300円(初年度1,650円割引き可能)の保証料を払って利用するサービスになっています。
代わりに、今まで有料だった「あんしん紛失サービス」がセットになっているため、紛失時の保証が受けられるようになっています。
早速、ソニーストアでWF-1000XM5をヘッドホンケアプランワイド加入で購入されたお客様の紛失相談をいただいたのですが、こちらのヘッドホンケアプランワイドのサービス利用は当店店頭でも受付可能です。ソニーストア店舗やソニーのサービスセンターへ持ち込まなくても、ソニーショップ店頭で受付可能。
なお、上記のソニーストアでの説明では修理料金は13,350円という記載になっていますが、これは「WF-1000XM4」の場合の料金です。
最新モデルの「WF-1000XM5」の場合は21,120円になります。ヘッドホンケアプランワイドでの交換料金は5,500円で同じなんですが、もしも入っていなかったときのダメージは1.5倍です。
さらに、新発売のゲーミングギア「INZONE Buds」の場合ですが、こちらもイヤホン片方で17,600円の交換代金になります。
「自分はなくすことはないだろうな」と、思われていても無くしてしまうときはなくしてしまいます。イヤホン購入はソニーストアの「ヘッドホンケアプランワイド」加入にてご検討ください。
そして紛失相談する前に、Android OSをお使いでしたら「デバイスを探す」アプリの利用をお忘れ無く。これはOSの標準搭載機能なんですが、Bluetooth接続で使っている機器の最後の通信場所をマップに記録してくれる機能です。
「いつの間にかBluetoothヘッドセットがなくなった!」というときも、最後にスマートフォンとつながっていた場所を地図で表示してくれます。ソニーのワイヤレスイヤホンは「LinkBuds」以降のモデルが対応。WH-XB910NやSRS-NS7、SRS-XB23などのワイヤレススピーカーも機能対応しています。
詳しくは上記のblogエントリーにてご案内していますので、ご参照ください。いざというときに助けになるかもしれません。
そして昨年秋から相談件数の多い「WF-1000XM4」の左右片側バッテリーの片減りについての無償修理交換対応ですが、12月になってから従来通りの修理申込みで有償修理になるケースが出てきました。
問い合わせたところ12月5日を持って「原因調査のための無償交換」が終了し、修理内容によっては有償修理になるという説明をうけています。
詳細についての説明は受けていないのですが、もしかすると昨年の12月5日にWF-1000XM4の本体ソフトウェアアップデートを行っているので、この調査期間が1年だった、ということなのかもしれません。
なお、その後も修理内容によっては無償修理されるケースもあります。リコールは出ていませんが初期ロットのものだけ対応しているのかもしれません。
いずれにせよ「WF-1000XM4」で不具合が出ましたら、ソニーの相談窓口までどうぞ。
当店店頭でも「WF-1000XM4」の修理受付を行っています。
そして、こちらは昨年の話になるんですが「WF-1000XM3」のバッテリー持続時間がとても短いので修理して欲しい、というケース。以前にも当店blogエントリーでご案内したことがあるんですが、こうしたワイヤレス通信機器は使用状況によって、バッテリー持続時間が大きく変わります。
「WF-1000XM3」の場合、最大でノイズキャンセリング機能オンで6時間なのですが、DSEE HXを使うと半分程度になります。最大3時間になります。
さらにイコライザー機能を設定すると最大45%程度再生時間が短くなる、という記載があるので、DSEE HXとイコライザーを同時に使うと50分弱しか使えなくなる計算になります。
最大6時間というものが50分しか使えないのではバッテリー異常を疑いたくなりますが、これはそういう仕様になります。
具体的な時間の記述はありませんが「WF-1000XM4」「WF-1000XM5」も同様で『以下の設定を行うと、電池の使用可能時間が短くなります。』という記述があります。
- Bluetooth再生時の音質モード:音質優先
- ノイズキャンセリング機能/外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)
- イコライザー
- DSEE Extreme
- スピーク・トゥ・チャット
- 音声で音声アシスト機能を起動させる機能
- サービスとの連携
これらの機能を使えないのでは不便になりますが、同時に使うと使用可能時間が短くなるということなので、不要な機能をオフにして使うことでバッテリー持続時間が延びます。
私の場合は「イコライザー」「スピーク・トゥ・チャット」「音声アシスト機能」「サービスとの連携」などはオフにして使っています。おかげでテレワークもあり出勤回数が少ないというのもありますが「WF-1000XM5」を2週間くらいは無充電で使っています。
バッテリーの持続時間が短いと感じるようでしたら、これらの機能を見直してみてはいかがでしょうか?
そして、こうした多機能同時利用でなくてもバッテリー持続時間がとても短くなるモノがあります。ウォークマンのBluetooth通信機能です。
こちらも複数のお客様から相談があって、私も初めて知ったのですが、S-Masterデジタルアンプ搭載のウォークマンをBluetooth通信で使うとスタミナ性能が一気に短くなるんです。
メーカーホームページに記載されているスペック表からスタミナ性能を抜粋してみました。(いずれもノイズキャンセリング機能はオフの数値です)
NW-A45 | NW-A55 | NW-A105 | NW-A306 | |
MP3 128kbps | 約45時間 | 約45時間 | 約26時間 | 約36時間 |
FLAC 192kHz/24bit | 約30時間 | 約30時間 | 約16時間 | 約32時間 |
DSD 2.8MHz | 約25時間 | 約25時間 | 約11時間 | 約28時間 |
SBC MP3 128kbps | 約20時間 | 約20時間 | 約10時間 | 約21時間 |
LDAC FLAC 96kHz/24bit | 約13時間 | 約13時間 | 約8時間 | 約11時間 |
.
こうして表にしてみると一目瞭然なんですが、無線接続で使うと50%程度、持続時間が短くなります。さらに音質設定をすべてオフにしている場合とすべてオンにしている場合で約50%変わってくるとのことなので、Bluetoothを使ってイコライザーやDSEE Ultimate他をオンにすると25%くらいになってしまう可能性があります。
こうしたハイレゾフォーマットの音源を再生しているときだけではなく、NW-A100シリーズやNW-A300シリーズでハイレゾストリーミング機能をオンにしても40%ほど短くなるとのこと。
ウォークマンも無線接続で使う時は要注意です。
※ちなみにバッテリーをZXシリーズと共通化したというNW-A300のスタミナ性能はすごいことになっていますね。
■ | ||||
ウォークマンAシリーズ 32GB/64GB NW-A300シリーズ |
ソニーストア価格: 46,200 円 税込~ |
|||
発売日 | 2023年1月27日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:5,500円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:3,300円(税込) 3年ベーシック:無償 |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ ■24回分割払手数料0%キャンペーン |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典 |
その他、当店で人気があるのはカメラのセンサークリーニングです。
その場でのクリーニングではなくメーカーさんに送り出してセンサークリーニングをしてもらうサービスなんですが、1,650円(税込)でクリーニングしてくれる上、基本動作のチェックをして異常がある場合は、別途見積もりを出してくれます。
なにもなければ1週間程度のお預かり期間でセンサークリーニングが完了します。
今年1年、旅に付き合ってくれたソニーのデジタル一眼”α”ですが、使わない時期があるようでしたら、そのタイミングで店頭までお持ちいただければソニーさんに送り出してセンサークリーニングしてもらえますので、お気軽にご相談ください。
1月末までは店頭にて港区のPayPay 20%還元のキャンペーンを行っています。ソニーの修理代のお支払いにPayPayをご利用いただければ最大2,000円のポイントバックが利用できます。
当店は2023年は本日までの営業となりますが1月4日(木)から営業を再開いたします。修理相談にもご利用ください。
☆当店店舗のご案内はこちらから
☆ソニーストア・直営店をご利用のお客様へのお願い
.
当店店舗「ソニーショップ テックスタッフ」の住所はこちら |
東京都港区新橋5-12-6 ヴェルディ新橋1F 営業日時:日月祝休 火~土曜日 11~19時営業 12月27日は17時までの短縮営業です 12月28日~1月3日は年末年始休業いたします 1月4日は17時までの短縮営業です 1月5日から通常営業をいたします |
.
★当たれば最大10万円 ソニーストアご利用感謝 ラッキー抽選会
【ランキング】注目度UP! 11/9~11/15までの1週間で人気を集めた記事TOP7
本日、店員佐藤は今シーズンで活動を終了するという「ソニー仙台FC」が、武蔵野陸上競技場にて試合を行うそうで、急遽お休みをいただき、お客様と一緒に応援&撮影ツアーに行っています。 店舗のほうは店員よねっちがお店番をしており […]
11月16日土曜日のソニーショップ営業案内
今週の土曜日の営業のお知らせです。今週末はソニーのサッカーチーム「ソニー仙台FC」の応援&撮影イベントがあり、店員佐藤はお休みしています。店員よねっちがお店番をしています。 通常通り営業していますので、安心してお越しくだ […]
【当店イベント】今週末はソニー仙台 応援&α撮影ツアーへ行こう!
以前、お知らせしていましたが、今週末の土曜日、11月16日に武蔵野陸上競技場にて、横河武蔵野FCと、ソニー仙台FCの試合が行われます。 今シーズンをもって活動を終了するソニー仙台FCの応援ができる最後のチャンス!というこ […]
【ランキング】注目度UP! 11/2~11/8までの1週間で人気を集めた記事TOP7
この年末も恒例のソニーフェア「プレミアム体験イベント in 池袋」の開催が決定しました! 今回は参加ソニーショップも増えて広域開催になっています。少しずつ、コロナ前のイベントに戻ってきていますよ。 開催のたびに催し物が増 […]