【レビュー】『Xperia 1 V』と使うポータブルホームシアター『HT-A7』 自宅で使うとこれは想像以上の使い心地でした
少し間が空いてしまいましたが7月21日発売のソニーのポータブルホームシアターシステム「HT-A7」のレビュー記事です。前回は発売前の試作モデルでのレポートでしたが、今回は店頭展示している製品版を自宅に持ち帰って1週間ほど実生活で使わせてもらったので、そのレビューをお届けしたいと思います。
この製品は仕様とかスペック以上のものがあるみたいで使ってみると、その良さがジワジワくる感じでした。店員佐藤の近況と共にレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今年も残すところあと1ヶ月ちょっとになり、1年の振り返りをしたくなってきてしまいます。WBCで大谷選手の活躍に始まり、REON POCKETの大ブレイクがあり、立て続けに今年は”α”製品もカメラボディが連発。2023年もたくさんのソニー製品でソニーショップ店頭が盛り上がったわけですが、個人的には今年は「Xperia」の年だった様に思えます。
「Xperia 1 V」のスペシャルイベントの取材があり、いままで縁遠かったソニーモバイルのスタッフの方々に直接接して製品について話が聞けたことや、Exmor-Tという新型センサーのわかりやすすぎるくらいの進化。さらに新型イヤホン「WF-1000XM5」の登場もあって「Xperia 1 V」の登場以降は、スマートフォンばかりいじって記事にしていた様な気がします。
ソニーショップの取り扱い製品ではなかったので、正直言って、スマートフォンについては(今も)知識がなく経験値も少なかったので今年は本当に勉強させていただきました。勉強させてもらっているのは今も続いているんですが、直近で感動したのが「BRAVIA CORE」でした。
「BRAVIA CORE」は元々、ブラビアに搭載されたコンテンツで、ソニーピクチャーズの映画がUHD BDソフト並みのビットレートで超高画質で楽しめるというVODサービス。それをスケールダウンしてXperiaに搭載したのが「BRAVIA CORE for XPERIA」です。ブラビアが10本分のクレジットと、見放題2年間のサービスになっているのに対して、Xperiaでは5本のクレジットと見放題が1年になっています。
来年からは「Sony Pictture Core」としてリブランドされてサービスが継続されることが発表されていて、来年には「BRAVIA CORE」から名称変更されるのですが、この秋になってから初めて観たんですけど、超綺麗ですね。
「WF-1000XM5」の新アプリで再生したコンテンツのログが残るアクティビティ機能が搭載されたため、それで記録が残るか試していたのですが、なに、この綺麗さ。
昔から映画を観るんだったら大画面でないともったいない。自宅にブラビアがあるんだから、そっちで観ないとせっかくの高画質映像をこんな小さな画面で観るなんて。。。という固定概念がありました。ですが、実際にXperia 1 Vで観ると、有機ELブラビアの最高画質モデル「A95K」並みにHDR映像の発色があるんじゃないか。むしろ、Xperia 1 Vで観た方が綺麗なんじゃないかとさえ思える画質です。
特に高輝度部分の発色が綺麗で、これもしかしたらブラビアの輝度を超えているんじゃ無いかとさえ思えるほど。これだけ小さな画面に情報を凝縮していることによる綺麗さもあるんでしょうけど通勤電車の中でXperia 1 VとWF-1000XM5を握りしめて、ひとり感動していました。
なお「BRAVIA CORE」ですが、新規ユーザーは5つのクレジットを持っています。「レンタルする ¥400」という作品を5つ無料で観ることができます。
映画「グランツーリスモ」など公開されたばかりの新作については特別価格がついていることがあって、こういうタイトルはクレジットでは選択ができないのですが、これも時間が経てばクレジット対応になるんじゃないかと思います。
映画「ホイットニー・ヒューストン」とか、まだ観ていないので、それにクレジットを使おうと思ったんですが、amazon primeならプライム会員は無料で観られるようなので、こちらでしか観られないタイトルがないか、現在物色中です。
見放題パックの方には公開からやや時間の経った作品がラインナップされています。「ジュマンジ ネクストレベル」は2019年公開の映画になりますが、これは無料視聴が可能なタイトルになっています。1作目は観ているんですが2作目は観ていなかった。ラッキー。
他にも「MOON」や「ライフ」などの宇宙モノがラインナップされていたり「メンインブラック」「バッドボーイズ」シリーズなど、ソニーのおなじみのタイトルが見放題作品になっています。
4K HDR+ドルビーアトモスで、IMAX作品になっているものもあり、これがXperia 1 Vで再生すると、その画質だけで感動します。
なんでXperiaに「BRAVIA CORE」を載せたのかと言えば、おそらく、Xperia 1 Vのディスプレイのすごさをデモするために載せてくれているんじゃ無いかとさえ思えてきます。当然、新搭載の「リアルタイムHDRドライブ」機能をオンにして使っているんですが、これは痺れました。
「Xperia 1 V」や「Xperia 5 V」をお買い上げで、まだ「BRAVIA CORE」を使っていない、という方は、是非、試していただきたいところ。HDR映像の超高画質体験が待っています。
で、その超高画質体験をワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」ではなくて、新発売の「HT-AX7」も使ってみたらどうなるだろう?というのが今回のテストで、1週間ほど前に自宅へ持ち帰ってきました。
「HT-AX7」はティッシュボックスくらいの底面積のフロントスピーカーに、サテライトスピーカーを2個付属させたスピーカーシステムです。
フロントスピーカー本体にバッテリーを内蔵していてUSB Type C端子からの充電をして使います。満タン充電からの連続使用可能時間は約30時間となっていて、普通に使う分には1週間に一度くらいの充電ができれば、ほぼ完全ワイヤレスで使える、というスピーカーシステムになっています。
セパレートスピーカーは、面白い充電端子を災異要しているのですが、これ、向きを気にせずにフロントスピーカーの天面にはめれば、それだけでセパレートスピーカーの充電ができる、というものになっています。
設定はスマートフォンで行う今時の作りになっていて、チュートリアルにあるんですが「サウンドフィールドエフェクト」機能を使うことで360 Spatial Sound Mappingという、ソニー独自の立体音響が楽しめる、と、なっています。
サラウンドというと、こうしてフロントスピーカーがあって、サラウンドスピーカーをリアに置いて、しっかりとバランスを取って楽しむモノ、という思い込みが私にはありました。
フロントスピーカーは自分の正面に置けたとしても、リアスピーカーをちゃんと背面に持ってくるのって、以外と制約があって、例えば私のダイニングの席とかは背面が直接壁なので棚とかもなく、スピーカーを置くことができません。以外と使う場所を選ぶような気がしていたんですが。。。実際にはそんなことはありませんでした。
このスピーカーシステムはそういう「ドルビーアトモスのスピーカー設置とは・・・」とか、各スピーカーの音量バランスとは・・・」とか、細かいことを気にせずに、適当に音を鳴らしてサラウンド「感」を楽しむものだったのです。
例えばですが、これ、ダイニングで使っていた時のスピーカー配列ですが、セパレートスピーカーを本体から外して、すぐ近くのこれくらいの配置にしていても、サラウンド感は充分味わえます。
セリフなどの音声はフロントスピーカーにバッチリ定位していて、これは「ジュマンジ/ネクスト・レベル」のワンシーンですが、リスボーンして上からキャラクターが降ってくるときの「ビコーン」という音はしっかり、頭上というか、フロントスピーカー以外の空間で鳴っている感が味わえます。
Xperia 1 Vの「BRAVIA CORE」の画質に打ちのめされたばかりですが、HT-AX7のこのどこからか聞こえてくる音の感じもスゴく良いですね。
重低音が鳴って超高音質とかはありませんが、この小さな空間でしっかりと「映画館の音」が味わえます。
こんな小さなシステムで、自宅にあるブラビア(X8000E)+サウンドバー(HT-X8500)よりも、ホームシアター感が得られるとは。。。これ、スゴい欲しくなってきたかも。
それと先週末は自宅で断捨離大会が開催されていて、本棚の整理をし、古い雑誌や本を思い切り片付けたんですが、大掃除あるあるで、片付けをしながら当時の本を読んでしまって、なかなか先に進まないというのがあるじゃないですか。今回は時間があったのでそういうのも楽しみながら断捨離しているんですけど、そのときにはこうしてHT-AX7とセパレートスピーカーを周りに置いて楽しんでいました。
このときはFMラジオを流していましたが、DJの声はフロントスピーカーから、音楽は空間に広がって聞こえる感じで、とても良い感じで音楽を楽しめます。
ビートルズのリマスターをじっくり聴く、とかいう聴き方では無く、おお、なんか今まで聴いてきたビートルズとは違って聞こえるねー、くらいの感じで楽しむのが良さそうです。
スピーカー本体はとてもコンパクトで本棚の狭いスペースにおけるサイズ。ティッシュボックス2箱を重ねたくらいのサイズです。
このままフロントスピーカーを置いておいて、セパレートスピーカーだけ引っ張り出して使っても、それなりに聞こえます。置き場所を適当にして使っても良い感じ。
そして、このラフさを演出してくれるのが、たぶん、この本体の質感なんだと思います。スピーカー面はファブリックで、天面は柔らかいシリコン製になっていて、全体に柔らかい質感で持ち運びができます。
家電っぽさが少なく、家の家具に溶け込むデザインが、このラフさを生んでいるのかも。クッションとか正確な置き場所とか決めずにソファーの上とかにポンと置いてあるのに近い感じがしました。
なお、こちらはソニーストアの「HT-AX7」の商品ページに掲載されているオーナーレビューです。こちらを見ると高評価のものが多く、購入された方は皆さん、気に入って使われているというのがわかります。
こうしたレビューコメントって、気に入らないことがあった人が書き込むことの方が多いような気がするんですけど、愛されたコメントが多いですね。
中にはリアスピーカーのレベルが最大にしてもまだ足りないという、私も同感なコメントがあったりするんですが、それも使っているうちに私は気にならなくなってきました。もともと、サラウンドシステムでもリア音声はさほど大音量にはしないですからね。サテライトスピーカーは後方の音を出すモノではなく、空間の音を演出するためのサブスピーカーなんだと思うと気にならなくなる。。。と、言いたいところなんですが、それでも音量は私も最大にしています。(^^;)
完全な電源オフができなくて、スマートフォンを使うとすぐにBluetooth接続されてHT-AX7から音が鳴ってしまうのが困る、という話もあるようですが、それは本体設定の中に「Bluetoothスタンバイ」というのがあるので、これをオフにすると解決するんじゃないかと思います。
こうすると本体の電源ボタンを入れないとつながらないようになります。
音声入力端子がHDMIも光デジタルもRCA端子もついていなくてBluetoothでしか接続ができないとか、ドルビーアトモスなどのサラウンドフォーマットに対応していないとか、普通のオーディオ機器の尺度で測るとなにもついていないスピーカーになってしまうんですが、使ってみると、この自由度が特徴のスピーカーなんだというのがわかります。
デザインは今年登場したソニー製品の中でも最も優れたスピーカーじゃないですかね!?
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ソニーストア価格: 139,700 円税込 |
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発売日 | 2023年10月27日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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