【レビュー】本当に使いやすいモバイルノートって『VAIO S13』なのかも
9月8日から出荷が始まっている新型モバイルノート「VAIO S13」の実機レビューレポートです。VAIOのモバイルノートとしては初めて「16:10」ディスプレイを搭載したモデルです。進化のほどが、あまりピンと来ないかもしれませんが、これこそ、実機を使ってみないと良さがわからないモデルになっています。
写真を中心に実機の様子をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
今年になってからVAIOは第13世代Coreプロセッサー搭載モデルにモデルチェンジをしていて、A4サイズのモバイルノートでは「VAIO S13」ですべてのモデルが揃った形になります。
ストア価格 | コンセプト | |
VAIO F14 |
119,800円~ | スタンダード:初めてのモバイルPC 2023.5.17 受注開始 |
VAIO S13 |
159,800円~ | アドバンスト:価格&性能のバランス重視 2023.8.29 受注開始 |
VAIO SX14 |
184,800円~ | ハイエンド:ヘビーユーザー向け 2023.6.7 受注開始 |
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現在のモバイルノートのラインナップは上記の3機種のシリーズから選ぶことができます。もっとも安価なF14シリーズがあり、カーボン素材を使いハイスペックなPシリーズプロセッサーを搭載するSX14シリーズがあり、その間のミドルクラスのモデルとして「VAIO S13」が登場しました。
VAIO SX14 | VAIO S13 | VAIO F14 | |
ストア価格 | 184,800円~ | 159,800円~ | 119,800円~ |
CPU | 第13世代インテルCore Pシリーズ プロセッサー |
第13世代インテルCore Uシリーズ プロセッサー |
第13世代インテルCore Uシリーズ プロセッサー |
LCD | 14型ワイド 16:9 1920×1080 or 3840×2160 or タッチパネル(FHD) |
13.3型ワイド 16:10 1920×1200 |
14型ワイド 16:9 1920×1080 |
駆動時間 | 約17~28時間 | 約21.5時間 | 約16時間 |
質量 | 約1.064kg~ | 約1.072kg~ | 約1.34kg |
サイズ | 320.4 × 222.9 × 13.3~17.9mm |
299.3 × 221.1 × 17.7~19.6mm |
322.9 × 221.6 × 19.5~19.7mm |
カラー | アーバンブロンス ブライトシルバー ファインホワイト ファインブラック ALL BLACK EDITION 勝色特別仕様 |
ブロンズ ブラック |
ネイビーブルー ウォームホワイト サテンゴールド |
その他 | カメラ機能美肌効果 2ボタンタッチパッド バックライトキーボード かな無しキーボード選択可 5G LTE 搭載可能 Wi-Fi 6E対応 |
カメラ機能美肌効果 2ボタンタッチパッド |
microSDスロット搭載 |
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価格はVAIO SX14と比較すると3~5万円ほど安くなる価格設定になっており、VAIO F14はさらに3万円安くなる絶妙な価格設定になっています。
驚異的なのはカーボンを使っているSX14とほぼ変わらないくらいの重量に収まっているところでほぼ、1kgジャストと言えるくらいの重量になっています。
画面サイズ、ボディサイズがやや小さいこともあるのですが、そのサイズ感を今回はお伝えしていきたいと思います。
写真左がSX14シリーズで、写真右がS13シリーズです。液晶パネルのサイズに注目していただきたいのですが、14型サイズで16:9のSX14と、13.3型で16:10のS13のディスプレイですが並べてみると高さはほぼ同じ。
ディスプレイの横幅サイズを比較するとここで差がつくというか、ボディの横幅をダウンサイジングしているモデルが「VAIO SX13」と言えます。
ソニーVAIO時代からAVに強いPCという位置づけで伝統的に16:9画角のディスプレイを採用してきたVAIOシリーズですが、ここにきて、実際に仕事で使うPCとして使いやすさを求めてきたのかも。
若干縦長になるので、こうしてブラウザを2つ並べて見たときも高さ方向の情報が増えるので読みやすさがあります。
Excelなどの表計算ソフトを表示した際も情報量が増えますよ、というご案内をするところですが、実は使いやすさを感じるのはそういうところではないかもしれません。
画面サイズがPDFファイルなどを表示するのに、より無駄がないところです。
こちらはA3サイズの見開きページのPDFファイルを全画面表示しているところです。写真左が「VAIO S13」で写真右が「VAIO SX14」になります。
画面の高さがほぼ一緒なんですが、微妙にS13のディスプレイの方が表示面積が広く、ほんの少しですが表示サイズは大きくなるようです。
画面を並べてみると、若干ですがS13の方がやはり大きく表示されます。画面左右の黒みも16:9ディスプレイよりは16:10ディスプレイの方が少なくなります。
ちなみにA判の縦横比は1:√2です。近似値では10:14くらいになるので16:10ディスプレイの方に比率は近いことになります。
ボディ本体サイズもご覧の通りA4に近いのはS13の方で、下敷きにしているSX14は横幅が余っているのがわかります。
ボディ外径サイズがA4サイズに近い、というのもいろいろ利点があります。
A4サイズの書類を入れるのに使えるバッグなどに収納しやすくなります。
それと、これもA判を意識して作られていればという話になりますが机の引き出しに入れやすいサイズになります。A判はドイツで作られた国際基準なので、多くのモノがこうして収納しやすくできているようです。
新幹線でも試してきました。どこに行く用事もなかったので、東京駅~上野駅までの5分間に試してきました。w 長時間作業をしたわけではないのですが、まー、良い感じで載りますね。
そこはSX14でも充分載るサイズになっていて、もしかしたらこうしたテーブルってA4サイズのモバイルノートがうまく載せられるように設計されているのでは?と、さえ思えるほど。
個人的にはこうした出張とかがない仕事なので、こんなところで仕事ができるのが羨ましい、と、言いたいところですけど、せっかくの新幹線なのでここはビールとおつまみを載せたいところですが、そうした時間もビジネスに割り当てるのが、仕事のできる人なんでしょうね。
上から見るとこんな感じ。SX14だとほぼピッタリサイズ。
S13だと、むむ、ここに缶ビールくらい置けるスペースが生まれたかも!? いや、マウスのスペースですかね。
多くの場合、こうしてスマートフォンを並べて置くことになると思います。SX14でも一緒に載せることはできるんですがギリギリになります。
新幹線で使うのにも、S13のサイズは生きてきているかも。
近所のコーヒーショップでお茶してきました。軽い打ち合わせができるミニテーブルですが、サイズの小さなVAIO S13なら余裕で操作ができそうです。
私は意識低い系なので、こういうところで仕事をすることはまずないんですが、座ってみると左右の席の間隔はあまりなくて、結構キツキツかも。
わずか20mmくらいの差ではあるんですが、ちょっとでも小さい方が、というシーンで助かります。
重量は実測で1071gでした。カタログスペックでは1.072kg~となっていたんですけど、実測の方が軽いというのは珍しいかも。
電源は専用端子が用意されていて、ここに専用ACアダプターを接続して使います。
こちらが付属する専用ACアダプターです。SX14とかVAIO ZみたいにUSB Type Cで給電できる方がなにかと便利だよなー、という方もいるかもしれません。
VAIO S13にはUSB Type C端子も装備されていて、そこにUSB Type CのACアダプターを挿して使うこともできます。(写真は生産が終了した「VJ8PD65W」です)
ACアダプターの重量は217gあります。200g程度であれば軽量ACアダプターと言えるかと思います。
ちなみに「VJ8PD65W」は163gです。なんだこっちの方が軽いじゃないかというところですが。。。
実はケーブルの長さが違います。type Cの「VJ8PD65W」は全長約180cmで、S13付属のACアダプターは全長約220cmと、40cmも長く使えます。
こういうところの使い勝手の良さも考えられてのことなんでしょうね。
キートップはディッシュ形状になっていて中央がくぼんでいるため、タッチタイピングするときに指の位置が自然とキートップの中央で定位してくれます。VAIOノートのキーボードはノートPCのキーボードとは思えない使いやすさで、これもビジネスを快適にする工夫です。
パワーのある第13世代プロセッサーなので、ついつい動画編集とかゲームプレイとかをオススメしたくなってしまうんですが、ワーキングPCとしてお供にするなら「VAIO S13」の考え抜かれた使いやすさ、サイズが一番だと思います。
私も出張仕事をさせてもらえるなら、こんなVAIOが欲しいですねー。
■VAIO S13をお得に購入する方法
さて、期日は残り少ないのですが現在「VAIO S13」の発売記念キャンペーンとして10月3日まで期間限定でVAIO S13本体が10%OFFになるクーポンを配布中です。
キャンペーンページにてクーポンを取得の上、My Sony IDに登録してお買い求めいただくと、新発売の「VAIO S13」がすぐに10%OFFの価格で購入出来てしまいます。期間限定のキャンペーンですのでこの機会をお見逃しなく!
パーソナルコンピューター VAIO S13 (2023年9月発売モデル) VJS1351 |
ソニーストア価格: 159,800 円税込~ |
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発売日 | 2023年9月8日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
3年ワイド:6,600円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 発売記念10%オフクーポンプレゼント(~10/3) |
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