【レビュー】『FX30』ショールーム実機レポート 一番新しい“α”の新機能を紹介
今週火曜日から予約販売が開始になったCinema Lineカメラ『ILME-FX30』の展示モデルをソニーストア銀座さんで触らせてもらってきました。
実機の様子を簡単に紹介したいと思います。
世代的には“α7 IV”の発売から1年近く経ったところで登場した一番新しい“α”シリーズのカメラになります。Cinema Lineカメラという思い切り動画に振り切ったカメラですが、今後登場する未来の“α”に搭載される新機能も搭載されているかもしれません。メニュー構成、操作系を中心にレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
ソニーストア銀座での展示開始は先週の土曜日10月1日から開始されています。都合によりすぐに取材にお邪魔できなかったのですが、商品体験後に当店にお立ち寄りいただいたお客様からお話はうかがっていて、動画撮影については、かなり理にかなった作りになっている印象という話もうかがっています。
現在はLINEを使った予約制での体験をしているようですが、予約無しでお邪魔しても空いていれば、その場で予約枠に入れて体験させてくれるそうです。
10月14日の発売日までは実機に触ることができる場所はソニーストア店舗だけになりますので、それが過ぎれば予約制度もなくなっていくものと思います。
展示テーブルには今だけの特別展示なのかCinema Lineカメラがズラッと勢揃いしています。左から「FX30」「FX3」「FX6」が並び、FX30についてはボディのみでの展示になっているのですが、その脇にはXLRハンドルユニットも並んでいますので、自分で取り付けて、ハンドルスタイルにして試用することができます。
XLRハンドルユニットを取り付けて「ILME-FX30」にしてみました。見たところ、マイクの用意はないみたいです。ま、これで業務用XLRマイク『ECM-XM1』を装着して展示していると、マイク込みの製品に見られてしまいそうですしね。
マイクは別売りです。ソニーからは業務用マイクとして「ECM-XM1」がサービスパーツとして提供されています。製品としての販売はありませんが、部品購入で1万円ちょっとで購入できるので、それもFX30購入時の予算に入れておくとよいと思います。
マイクの部品取り寄せは当店、ソニーショップテックスタッフで行えます。ご購入相談は店頭にてお受けしていますのでお気軽にご相談ください。
さて、こちらが「FX30」のボディ本体になります。ボディデザインはフルサイズセンサー搭載の「FX3」と完全に同じです。ニュースサイトの写真で見たときはボディカラーに違いがあるのかと思っていたのですが、ボディカラーも含めて完全に一緒で、型番を見ないと見分けがつきません。
FX3同様ですが、グリップは上からかぶせて持てるようなデザイン形状になっています。デジタル一眼“α”のグリップは下部の方が膨れているデザインになっていますが、FX30のグリップは下の方が絞られていて、本体上部のボタンを人差し指で操作するのではなく親指で操作しやすくなっています。
さて、電源を入れてみようとするんですが、あれれ、シャッターボタンのところはズームレバーになっていて、電源スイッチがありません。
FX30の電源スイッチはボディ手前の左上にあるスライドスイッチになります。昔々の“α100”などはこの位置に電源ボタンがありました。
あとはボディ上面にモード切替ダイヤルがありません。電源ボタンの右隣に「MODE」ボタンがあるので、ここから呼び出して切り替えを行います。
写真をメインにした使い方をすると、こんなところにMODEボタンがあっても使いにくいって!という話にしかなりませんが、このカメラはCinemaカメラですからね。目的の99%が動画撮影になるカメラです。
これがVlogカメラであれば動画も写真も1台で、という話になりますが、こうしたところはCinemaカメラに思い切り振り切ってあるわけです。
メインメニュー画面というのがあって、これはCinema Lineカメラの兄貴分FX6から踏襲されている機能なんだそうですが、これはなかなか使いやすそう。
これらの設定表示ですがタップすればそれだけで、その項目の設定変更画面にジャンプできます。フレーム60pになっているんですが、ここをタップするだけで、撮影フレームの数値を変更できます。
このメインメニューですが、通常のメニュー画面の上の方に位置していて、それが大きく表示されているという作りです。メインメニューから左に移動すると通常のメニュー階層に入っていき、カメラの撮影設定や露出カラー設定、フォーカス設定に移っていくことが可能。
メインメニューには2ページ目があって、そこにはLog設定の画面呼び出しや、記録メディアのスロット変更などの設定も並んでいます。
撮影時に常時チェックしたい項目と、それほど設定をこまめに変更しない項目に分かれているのかも。
セットアップメニューには「上方向にスワイプ」という項目があり、これで「Fnメニューを開く」と設定しておくとモニター画面下からのスワイプでファンクションメニューが登場する様にできます。
すごい、まるでスマートフォンみたいです。もちろん、このファンクションメニューも画面タッチでタップすると、設定変更が可能。
モニターを回転させて自撮りしているときに、カメラの設定を変更するさい、今までだと一度カメラ背面に回って、十字キーで設定変更をしなくてはいけなかったものが、ファンクションメニューの設定だけであれば、タッチパネルだけで設定変更やチェックが可能になります。
なお、メインメニューの表示をしたり、スワイプでファンクションメニューを開く以外の動作設定をすることはできません。「上方向にスワイプ」の設定項目は「Fnメニューを開く」と「切」のみです。
この機能は今後登場する“α”シリーズにも搭載されそうですね。というか、“α7 IV”や“α7S III”、ZV-E10などのVlogカメラに使える機種はすべて、これアップデートで載せて欲しい!という声が全国から届いてきそう。
“α7 IV”とFX6に続いて搭載される3機種目の「ブリージング補正」機能ですが、これもちょっとしたチェックをしてきました。
ブリージング補正というのはフォーカスの場所が変わって焦点が変更したときにフレーミング画角が微妙に変わってしまうのをデジタルの力で補正する機能です。“α7 IV”が登場するまでこういう機能はなかったので、あまり気にしていなかったのですが、一度、その効果を知ってしまうと、もうこれなしでは動画を撮る気になれません。
その「ブリージング補正」ですが、全部のレンズで利用できるわけではなく、対応レンズはソニーサイトで公開されているレンズだけになります。当初はα7 IVのみだったブリージング補正ですが、その後、業務用機のFX6がファームウェアアップデートで対応。FX6では対応レンズが7本増えていました。
事前に聞いている説明ではFX30は“α7 IV”相当のレンズのみの対応で、FX6だけの対応レンズは使えない、とのことなんですが、まだメーカーサイトに公式の情報掲載がないので、ちょっと実機で試してきました。
持っていったのは「SEL40F25G」と「SEL18105G」の2本です。
「SEL40F25G」は“α7 IV”では非対応で、持ち出す前に実機でチェックした際もブリージング補正が使えなかったレンズになります。「SELP18105G」はFX6も対応をしていないレンズなんですが、FX30でAPS-Cレンズを使うときに、かなり利用する頻度の高そうなレンズで、これがブリージング補正に対応してくれていたらなー、というレンズ。
FX30の実機にこの2本を装着して、ブリージング補正機能のオンオフができるかどうか、念のため試してきたんですが、なんと「SEL40F25G」は使えました。
“α7 IV”では非対応で、FX6のみ対応のレンズがFX30のブリージング補正で使うことができました。全部のレンズを試してきたわけではないのですが、FX6だけが対応しているレンズなんですけど、FX30でも利用できる可能性が高そうです。
もう1本の「SEL18105G」についてはグレーアウトしたままでブリージング補正の機能を入れることができなかったので、非対応のレンズになりそうです。SELP18105Gの発売は2013年だったかと思います。初代“α7”が発売された頃のレンズになるので設計がかなり古いレンズ。今から調整してもブリージング補正機能は使えないのかもしれません。
ブリージング補正の対応レンズ一覧については、まだFX30の対応レンズ一覧が掲載されていません。もしかすると“α7 IV”よりも対応レンズは多いかもしれません。手持ちのレンズの対応状況をしっかりと確認してから導入を検討したい、という方は、対応レンズ一覧の情報更新があって確認されてからの購入にした方がよいかと思います。
「FX30」で刷新されたピクチャープロファイルのメニューがこちらになります。S-Log 2が入っていた「PP7」やS-Log 3が入っていた「PP8」「PP9」はなくなっていて、PP6の次はPP10(HDR[HLG])になりました。人気のS-Cinetoneが入った「PP11」も健在です。
これじゃ、S-Log撮影ができないじゃないか!というところですが、これらのLog撮影の設定は別の場所に移動しているのでご安心ください。
S-Logを使った撮影をした場合はあとからカラーグレーディングの編集をしないと、まともな映像が見られなかったのですが、FX30のピクチャープロファイルでは最初からLUTをあてて、完成形の映像を記録する、というスタイルに変更されています。
こうして撮影時にLUTをあててグレーディングしながら撮影することを専門用語で「ベイク」するというそうです。(ベイク=適用する)
「PPLUT」という自分でLUTの設定をすることが可能。PPLUTは1から4まであり4つの設定をピクチャープロファイルに登録しておき、切り替えて使うことができます。
これらのLUTについてはカメラに事前に「.cube」というファイルをメモリーカードからコピーして入れておくことができ、16パターンのユーザーLUTを記憶させておくことができます。
これらが、そのユーザーLUTの登録編集画面になります。
動作検証のための展示機ではないので、自分でLUTファイルをメモリーカードに入れて持っていって、実験するとかいうのは止めました。(^^;) 当店に展示機がやってきたら試してみたいと思います。
Log撮影をする場合は画質記録設定から「Log撮影設定」を呼び出して、Log撮影の機能をオンにして使うことになります。
Log撮影をする際はピクチャープロファイルを使うのではなく、全く別のところにある設定を使います。
Log撮影の際にISO感度の設定方法を3通りから選びます。「Flexible ISO」というのは従来と同じで自分でISO数値を自由に設定できるモード。
「Cine EI Quick」と「Cine EI」はデュアルベースISOという、FX30のセンサーが最もダイナミックレンジを広く取れるISO800とISO2500を使って撮影するモードで、「Cine EI Quick」は自動切り替え、「Cine EI」はISO800かISO2500を自動選択で切り替えして撮影するモードになります。
FX30からはS-Log 2の設定がなくなっていて、S-Log 3によるLog撮影のみとなっています。色域は「S-Gamut3 . Cine」と「S-Gamut3」のいずれかから選択するようになっていました。
「S-Gamut3 . Cine」の方が色域はやや狭く、最終的にRec709で仕上げるのに向いた設定。「S-Gamut3」の方は色域が広く、最終的にRec2020によるHDR仕上げをするのに向いた設定、と、聞いたことがあります。
FX30のデフォルト設定を見ていると「S-Gamut3 . Cine」推しになっているみたいで、流れとしてはHDR作品を撮影するというよりも、ダイナミックレンジの広い「S-Log3」撮影をしてから、SDRでフィルムタッチの色味で仕上げを行う、というのが主流になっているのかも。
Log撮影「Sine EI」に設定して映像を見てみました。ベースISOは2500を選択しています。2500EI/6.0Eという表示が見えます。これは基準になる18%グレーから上に6.0EVのゆとりがまだありますよ、という表示になるそうです。
ISO感度を変更できるのでISO800にしてみました。これはベースISOが800になったわけではなく、ベースISO2500のままでISO800相当に暗くしている映像となります。ISOは2500で撮影しているんですが、減感してISO800相当にしている、ということと理解しています。
この場合は18%グレーから4.3EVしかゆとりがないそうなので、上にもうあまりゆとりはないですよ、ということになります。
デュアルベースISOの考え方としては2つのISO感度で最高のダイナミックレンジが取れていて、この2つのISO感度で撮影をしていて、設定されたISO感度で表示だけはしているけど、ダイナミックレンジはベースISOのままで撮影している、という説明を聞いています。なるほど、減感しているので上のダイナミックレンジのゆとりがなくなってきているわけです。
逆にISO感度を上げるとISO4000で、上に6.7EV残っているという見方をするみたいです。
ISO 8000だと7.7EVのスペースがあることになります。
そういえばS-Log2も、S-Log3も最低ISO感度に制限がありましたが、こうしたベースISOの考え方でISO設定に制約があった感じなんですかね。
なお、撮影時には「LUTモニタリング」機能が使えるので、液晶モニターや外部出力される映像はS-Log3のあのあっさりした色味のものではなく、709色域でのLUTをあてた状態で見られます。外部出力にも適用されるので外部モニターでもLUTがあたった状態でモニターできます。
記録されるファイルにはLUTは反映していません。あくまで撮影できるのはLogファイルになります。
テストで撮影してきたLogファイルを、自分のPCにインストールしているソニー「Catalyst Browser」で再生してみました。モニターの設定などはRec709のままなので、「Catalyst Browser」は自動でRec709のカラースペースで映像を再生して見せてくれています。
設定を見ると、初期設定のままで「S-Log3 / S-Gamut3 . Cine」にて撮影されているのが確認できました。
出力するカラースペースを「S-Log3 / S-Gamut3 . Cine」にしてみました。そうそう、これがS-Log3の映像ですよね。これくらいコントラストがなく色づけも薄いファイルがS-Logファイルでした。記録されたファイルは確かにS-Log3の映像でした。
最近はHDR(HLG)でのカメラでのグレーディング済みの映像でばかり撮影していたので、久々のLog撮影になりましたが、これに自分でダウンロードしてきたユーザーLUTをベイクして、映画っぽい映像を撮る、というのがCinemaカメラの使い方です。
昔、8ミリビデオを手にしたときに「これで映画を撮るんだ!」なんて夢を見ていましたが、本当にプロ向けの機材になるCinemaカメラで映画を撮れる時代になってきてしまいましたね。
FX30にはメモリースロットがデュアル対応のものがダブルでついています。デュアルというのはSDカードとCFexpress type Aカードの2種類に対応していること。
“α7 IV”はスロット1だけがデュアルでしたが、FX30はスロット2もデュアル対応です。
ソニーのTOUGHシリーズのSDカードは「V90」という最低書き込み速度 90MB/秒という高速な規格に対応しているのですが、それでも制約があり、CFexpress type Aカードでないと記録ができない設定が若干ですがあります。
4K XAVC S-I記録のフレームレート120P、もしくはHD XAVC S-I記録のフレームレート240P撮影となっています。イントラ記録(前後のフレームでの圧縮を行わず1枚1枚が独立したコマになる記憶方法、ファイルが大きくなります)でスローモーション撮影をしようとするとCFexpress type Aカードが必要になります。
ただ、イントラ記録を使わずに「4K XAVC S」にすればSDカードでも記録は可能。家電店の店頭でセール販売しているスピードの遅いSDカードでは対応していない可能性がありますが、ビデオスピードクラス「V90」などに対応していればスローモーション撮影自体はできると思います。
あとは「プロキシ」ファイルを同時記録する場合で、この場合も、SDカードでは記録ができないことがあります。
こうしたメッセージが表示されるのですが、ビデオスピードクラスV90のカードであればプロキシファイルをオフにすれば撮影できる可能性があります。
ソニー製のTOUGHブランド「SF-G64T」で試したところ、4K XAVC S-Iの60P 600Mbpsが記録できました。こうした特殊な撮影をしない限りはCFexpress type Aカードは必要がない、というところですが、FX30はきっと、こういう特殊な撮影をしたくなる人たちが使うカメラなんですよね。
放熱のためにファンを内蔵している「FX30」ですが、ファンの設定はFX3とちょっと違っているみたいです。
FX3ではファンを停止する選択が出来ていたのですが、FX30では上記の通り「オート」「最小」「記録時off」の3パターンになっていました。
「オート」が最大限の冷却を行うオプション。「最小」は必要最低限の回り方をして、「記録時Off」は録画時にはファンを止めて、録画が終了したところで最大限の冷却を行う、という設定になります。
FX3やFX30はファンを使って撮影することを前提に設計されているモデルですので、ファンを止めてしまうと想定している冷却ができない構造になっているんでしょうね。
自動電源Off温度の設定もあり、こちらは「標準」と「高」があります。標準は手持ちで撮影しているときのための安全設定で「高」は三脚などを使っての撮影でカメラ本体が高熱になっても撮影が続けられる設定になります。
ファンがついているのに、高熱になるの?というところですが、4K動画撮影をLUTをあてながら高画質に記録をするtのには大電力を使用するし、本体ボディが小さいため放熱が難しいというのが現状。
FX6のように大きなボディがあり、しかもバッテリーも外気に直接触れるようデザインされているカメラだと熱に強いんでしょうけど、Cinemaカメラとしては最小サイズになるのが「FX30」や「FX3」になります。
ファンを搭載して、外部給電をすることで最長13時間の連続撮影が可能となっていますが、バッテリー駆動させるとバッテリーの熱などもあり、条件によっては熱停止することもあるようです。
極端な条件でなければバッテリーのスタミナ性能=連続撮影可能時間となるようですが「Cinemaカメラだから高熱条件でも熱停止で止まらない」ということではないようです。
ま、それでもファンの搭載がない“α7”シリーズよりは熱に強いのは間違いありません。運用方法の工夫の仕方についてはFX30の方がラクになるかと思います。
“α7 IV”に初搭載、兄貴分のFX3にも搭載されていないのが「フォーカスマップ」機能です。
フォーカスの外れているところに色づけをするのですが、ピーキング表示よりも数倍わかりやすい表示がされます。
ピーキング表示ではフォーカスが合っているところの輪郭に色がついていましたが、これだとフォーカス面がわかりにくくなっていました。フォーカスマップでは面でそれがわかるように表示されます。
こちらがその画面です。
フォーカスが合っているところは素通しで、寒色は被写体ではないと認識しているエリア。赤などの暖色があると、そこに「被写体の候補になるなにかがある」という認識をしているそうです。
カメラが次にオートフォーカスを移動させようとしているエリアがわかる、というわけです。
ズームレンズをテレ側にしてみました。これだとよりわかりやすくフォーカス面が判断できます。ピーキング表示みたいに、チラチラしたところを探さなくても、これなら面でわかります。
構図のチェックなどはしにくくなりますが、繰り返しになりますが、これはCinemaカメラです。とっさのベストショットを撮影するものではなく、最初から計画している映像を撮るのに使う機材なので、撮影のミスを防ぐための機能として搭載されているんですね。
これも“α7 IV”に続いてFX30だけが搭載した機能です。
ということで「FX30」の実機レビューレポートでした。
従来の“α7”シリーズでの動画撮影だと「写真を撮ったついでに動画も撮影」とか「旅行に行った風景を動画で撮影してこよう」というスタイルになると思いますが「FX30」では作品作りを前提とした動画撮影のためのカメラになってきます。
Cinema Line カメラとなると、ほぼ業務用というイメージでしたが、FX30はボディのみであれば273,900円という手の届く額で購入できる額になっています。FX3の「カメラ本体だけで50万円オーバー」となると周辺機材まで考えるといくらかかるか計算するのも恐ろしくなりますが、FX30であれば、レンズを数本とCFexpressカードまで含めてもトータル50万円以内でスタートはできる機材になりそう。
XLRハンドルユニット搭載モデルでも328,900円にマイクが1万円ちょっとですので、音まで含めたワンマンオペレーション体制でも行けます。
FX30の発売記念キャンペーンとして「クリエイター応援キャンペーン」も1月10日まで開催されています。お一人様レンズ1点のみではなく、対象レンズは複数本購入しても対象にしてくれるそうです。
申し込みはお一人様1回限りで同レンズのカウントはされないとのこと。FX30本体とレンズを5本買えば7万円のキャッシュバックが期待できます。
ちなみに、FX30とAPS-Cレンズをフルセットで購入するといくらくらいになるのか計算してみました。カメラに部品取りでマイクを加えて、AV商品10%オフクーポンを使うと30万円ちょっと。レンズを3本買ってAV商品10%オフクーポンを使って、3万円のキャッシュバックを受けたとすると50万円ちょっとの購入額になります。
Cinema Lineのプロフェッショナルカメラの末っ子が一式50万円ちょっとでそろうと思うと安いと感じる、という方は、もう思い切って全部買っちゃうべきです。w
趣味ではじめられるCinemaカメラのギリギリラインのモデルかも。ラインナップとしてはCinema Lineカメラの末っ子になるモデルですので、これで撮影技法をマスターしていけば、その上のカメラの扱いもできる、など、かなり夢の広がるカメラになるかと思います。
動画撮影を本気でお考えの方は是非、ご検討になってみてください。
【2023年2月1日価格改定になりました】
※レンズは付属しません |
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Cinema Line カメラ ILME-FX30 |
ソニーストア価格: 341,000円 税込 |
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発売日 | 2022年10月14日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:33,000円(税込)
3年ワイド/5年ベーシック:16,500円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
当店店頭にて実機展示
業務用マイク「ECM-XM1」取り扱い ご成約記念品プレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
Cinema Line カメラ(ボディのみ) ILME-FX30B |
ソニーストア価格: 286,000円 税込 |
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発売日 | 2022年10月14日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:27,500円(税込)
3年ワイド/5年ベーシック:14,300円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
当店店頭にて実機展示
業務用マイク「ECM-XM1」取り扱い ご成約記念品プレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
CFexpress Type A メモリーカード 80GB/160GB/320GB/640GB CEA-Gシリーズ |
ソニーストア価格: 31,900円~ 税込 |
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発売日 | 2020年10月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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