貯まっている動画&写真ファイルを一気に編集! 4K対応自動編集ソフト『FASTCUT』のススメ
どこか遊びに行って写真を撮ったり、動画を撮ったりしてくるのは楽しいんですが、ちょっとサボって編集せずにそのままHDDの肥やしを増やしまくっている、ということってありませんか?
私もタイミングを逃して編集途中だったり未編集のままにしているフォルダが結構あったりします。いつかどうにかしようと思っていてもHDDの容量を圧迫するばかり。どこかで踏ん切りつけて編集を頑張らないとなー、と、思っていたのですが、このゴールデンウイーク明けから心を入れ替えてちょこちょこと4K動画編集が進んでいます。
現在、1,980円で特価販売中のソースネクストの「FASTCUT」なんですが、これの使い方がやっと理解できて、そのおかげで毎日、ちょっとずつ編集が進んでいます。どんな具合なのかレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
転機になったのはゴールデンウイーク前、最後の営業日&セミナー開催をした4月27日(土)でした。このときは3月の「いすみ鐵道」撮影会と、4月の「成田空港」撮影会にご参加いただいたメンバーさんを中心に集まっていただき、4K動画編集セミナーを開催しました。
両方の撮影会で撮られた合計100枚以上の写真作品を、その場で一気に編集して見せます。1時間で2本の動画作品を完成させます!と、宣言してセミナー開催をしたのですが実際には2時間以上かかって完成させられました。
ちょっと話が長かったというか、当店の4K動画作品作りの師匠、ソニー酒本さんから「ストーリー性のある動画作品を作ってみてください」という宿題が出ていて、それを皆さんと考える、という会議があったんです。
ストーリー性のある動画と言っても、映画やドラマみたいな脚本を作って撮影するものではなく、個人で旅行のついでに撮影した素材でも作れるストーリーということで皆さんにどうすれば良いかを考えていただきました。
要は旅行に行って撮ってきたものを全部つないで見せるだけではなく、何を目的にどこに行って、それで最終的にこれを見てきた、という流れを見せる作りにしてみよう、ということなんです。「記録」と「作品」は違うよね、写真と一緒で動画も人に見てもらうことを前提に撮る&編集しよう、ということになり、それをテーマに「いすみ鉄道」と「成田空港」撮影会の動画作品を一緒に「FASTCUT」で編集しています。
このときに皆さんから頂いたご意見などはとても参考になり、私もたくさんのアイデアをいただきました。これからの4K動画作品作りに活かしていこうと思います。
で、ひるがえって自宅のVAIOの中の話なんですが、ちょうどよく?未編集というか手つかずの素材が割といっぱいあります。
デュアルストレージの「VAIO S15」のデータドライブ「D:」の方には「いつか編集しよう」ということで撮りっぱなしでそのままほったらかしになっているフォルダがギッシリとあります。完全に編集が終わったら外付けドライブに移してDドライブを空けていくのですが、もうそろそろ容量限界になってきています。
ちなみに、どんな素材が残っているかというと。。。
2017年8月に行ってきた富士登山の記録です。このときはアクションカム「FDR-X3000」を2台持っていって、登山の様子を記録してこよう!ということをしているのですが、2台のアクションカムを持っていったのが運の尽きでした。
2台合わせて1時間近い動画ファイルがあり、しかも富士登山なので景色が最初から最後までほとんど変わらず、ただひたすら山を登っているor降りているシーンばかりなのです。
しかも、撮影から2年も経っています。これはそのままお蔵入りして埋没する素材になるところですが、ここで「Fastcut」です。
写真も動画もまとめて放り込んで、好きなBGMを選んでテンプレートを作って、編集ボタンを押すと、自動で動画をバッサバサと切り刻んで適当に編集してくれます。
サイバーショットも持っていっていて写真も撮ってきているのですが、全部、時系列で並べてくれます。時系列というのもちょっとクセがあって撮影日時の時系列ではなく更新日時で並べるので、あとからRAW現像した写真などを入れると順番が崩れるのですが、無編集の動画、静止画ファイルなら全部きっちりと時系列になるんです。
簡易的に色や露出調整、彩度の調整はソフトの中でできるので、今回の様にずぼらになにも手を付けていないファイル群だとすごく良い感じで編集ができます。
1曲=3~4分のBGMを用意してテンポに合わせてサクサクとシーンチェンジするのですが1カットは2秒前後。なので100カット近くのファイルを消費することができます。
撮りまくってきてしまって、ピンボケのものはよけたとしても、それでもまだ200カットくらいの素材があって、もったいないからこれも全部使いたい、なんていうと数週間かけて1時間ほどの映像作品作りに挑戦する旅が始まってしまうところですが「FASTCUT」を使うと、無慈悲にドンドン斬ってくれるので簡単に3~4分程度の作品にまとめられます。
まさに決断力のない私向けの編集ソフトです。
こちらも手つかずに残っていたフォルダです。やはり2年前に撮ったというか写真と動画を集めたものなんですが、前の車を手放すときに想い出ムービーを作ろうということで、車の写真撮影で都内ロケをしたことがあるんです。
うちのお店の近所に「イタリア街」という、車を駐めると画になる一角があるのですが、そこで写真を撮ったり、若洲海浜公園へ行って愛車の最後の姿を撮ってきているんです。
これも手つかずのまま2年経っています。このままだと、これも映像素材のままお蔵入りです。BGMは奥田民生の「イージュー★ライダー」と、心に決めていたんですが、なんとか、今回、手を付けることができました。
今回「FASTCUT」を使うきっかけになったのがBGMから「テンプレートを作成する」部分です。以前は用意されているテンプレートを使って編集してあとからBGMを差し替えることをしていたのですが、自分でテンプレートを作る、というのを選択し、カットを自動で割り付けるということをすると、曲調のリズムに合わせてカット変更をしてくれるテンプレートが作れるんです。
カットを自動で割り振った後に、その隣に「1」「2」「3」「4」というボタンがあるのですが、再生してみてもっともリズムにしっくりくる番号を選択すれば、バッチリ曲とカット点を合わせることができます。
こうして自分で作ったオリジナルテンプレートに合わせて、自動編集を行います。自動編集前に事前にカットの並べ替えや動画ファイルの場合はどこのシーンを使って欲しい、という指定もすることができます。
これらの作業をすると「数分で編集」は完成しないのですが、より完成度が高くなります。なんせ40分ほどある動画ファイルをたった3分程度の動画に圧縮します。使うシーンは1/10以下になるんです。機械任せだと本当にいい加減なほうの「適当」になります。使いたいシーンに星マークを打てば、そこを中心に使ってくれるしスライドバーを動かして使うシーンを強制的に決めてしまえば余計なシーンは使われなくなります。
この後に自動編集ボタンを押すと100カット近い動画&写真を音楽のタイミングに合わせて全部並べてくれます。ランダム並びにするか時系列にするかを選択して編集。「ストーリー性のある作品」にする際は時系列にして意味のある流れを作る感じです。
自動編集後にも手直しが可能で、ここのシーンは保存もできるので何度も出力させては作り直しをすることが可能。時間と手間をかければかけるほど、完成度があがります。
それでも今までの「VEGAS Pro」を使って1カットずつ並べていく手間を考えたら、もう劇的に楽になります。1曲分、テンポに合わせてカットを重ねていくなんて編集は1週間かかっても終わらない気がしますが「FASTCUT」の場合はとりあえず形になっていて、完成度を納得いくまで上げていき、途中で諦めてしまっても完成にはなるところが助かります。
出力する動画ファイルですが4K解像度のMP4にすることができます。4分程度の4K動画で2GBくらいのサイズで書きだしてくれます。VAIO S15を使うと2~3分で書きだしてくれるのでそんなに極端にレンダリング時間がかかることもありません。
書きだしたファイルはUSBメモリー「USM-CA1」に入れるのがコツです。
「USM-CA1」はUSB type C端子とUSB type A端子が両端にあるデュアル接続ができるUSBメモリーです。これもこのゴールデンウイークに購入しました。
この「USM-CA1」に書き出すとなにが良いって、そのままXperiaに挿せば、4K動画が再生出来てしまう点です。
対応するのはXperia XZ以降のモデルになるのですが、挿せばそのままUSBメモリーの中をのぞくことができて4K動画ファイルをそのまま再生することができます。対応モデルはメーカーページにはXperia XZ~XZ1世代までとなっていますが、実際に試してみるとXperia XZ3でも使えます。USB type C搭載のXperiaであればどのモデルでも使えそうです。
Xperia XZ Premium、Xperia XZ1以降のHDR対応モデルであれば4K HDRファイルもHDR再生をすることができるんです。
完成した4Kファイルのテスト再生にスマートフォンのXperiaが使えるのと、このサイズだったらいつでも持ち歩けるので、飲み会のときなどに「この間、千葉の方まで旅行に行ってきたんだけど見てくれる?」というのも簡単にできますね。
さらに、4KブラビアのUSB端子にtype A側をつなぐことで、4Kブラビアの「ビデオ」アプリでFASTCUTから出力された4K動画ファイルが再生可能です。
4分程度のBGMを使った4K動画ファイルなら64GBメモリーに30本ほど入れて持ち歩けます。普段手元で見せられるようにスマートフォンで使えるのと、4Kブラビアがある場所であれば超高画質4K動画で作品を再生出来ます。
1,980円の4K自動動画編集ソフト「FASTCUT」1本あれば、デジタル一眼“α”やサイバーショット、ハンディカムの4K動画を、Xperiaや4Kブラビアで活用可能。
ソニーさんがVAIOをまだ続けてくれていたら4K対応の「VAIO Movie Story」で提供されていたであろう環境がこれで作れますね。
Fastcutは5月24日まで1,980円のセール価格で販売中です。お気に入りの曲で自分だけの4Kオリジナルムービーを作って、手の付けられなかった未編集素材のお片付けに挑戦してみませんか?
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