【レビュー】4Kブラビアで楽しむプレイステーション クラシック開梱レポート
12月1日に4K放送が始まり3840×2160ドット解像度の超高精細映像を楽しめる様になったかと思えば、その2日後の12月3日には1994年発売のプレイステーションの復刻版「プレイステーション クラシック」が出荷になっています。
おかげさまで4K映像から24年前のSD画質のゲーム映像にタイムスリップすることができました。4Kブラビアに接続したプレイステーション クラシックの開梱&試用レポートをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
初代プレイステーションが発売になったのは1994年12月3日でした。そこから24年の月日が経ち、復刻版として超小型になって「プレイステーション クラシック」が発売。ソニーストアでの一般受注開始の11月5日11時(月)に超争奪戦が繰り広げられましたが、ソニーストアでは今現在も普通に販売を行っています。
数量限定販売になっていますので、売り切ったら終わりではあるのですが、かなり数の多い数量限定販売だったみたいですね。欲しい方全員の手に渡って良かったです。
発売日の12月3日(月)は当店の定休日ということで朝から1日中遊ぶつもりでいたのですが、渋谷でイベントがあったので泣く泣く出かけて、午後早めに帰ってきて遊ぶつもりでいたのですが、届いたのは夜でした。朝から待っていなくて良かったです。
ちなみに持ってきてくれた佐川さんの手には同じソニーストアの箱がいくつもあったので、うちのマンションで購入された方のところに一斉配達されたみたいです。
そんなわけでその日の夜は開梱しても遊べないのがわかっていたので、お店の方にもってきて開梱レポートをすることに変更。昨日はPayPayフィーバーがあり、ソニーフェアの延長戦をしているような1日で手が空かなかったのですが、今日は仕事中ではありますが半ドン気分でプレイステーション クラシックで遊ばせてもらいました。
開梱した「プレイステーション クラシック」の同梱品は上記の通りです。本体サイズは容積比で80%のダウンサイジングをしたとのことですが思いのほか小さいですね。コントローラーの横幅とほぼ一緒です。
コントローラーは豪華に2個も入っています。これがあれば対戦ゲームも楽しめます。
本体背面にはHDMI出力端子とマイクロUSB端子が装備されています。映像出力は480Pと720Pで出せるそうですが、元々のゲーム映像がそんな解像度がありません。GPUのレンダリング解像度は256 × 224 ~ 640 × 480となっていて、720Pへアップコンされてハイビジョン解像度で楽しめるかも?というのはちょっと難しいかも。
電源はmicro USBケーブルになるのですがACアダプターは付属しません。携帯電話用のACアダプターなどを流用して使うことになります。
写真左はPS4に付属するデュアルショックコントローラー、写真右がプレイステーション クラシックのものになります。グリップコントローラーとしての形状は大きくは変わっていません。当時のコントローラーデザインの精度の高さを感じます。アナログスティックがないのでちょっと寂しい感じがしますが、こんなコントローラーで遊んでいたんでしたっけね。
と、いうことで店頭の4Kブラビア「KJ-65A9F」に接続して表示させてみます。
4Kブラビアにはとても優れたアップコンバート機能が搭載されています。YouTubeのSD映像でも大画面で観るに耐える映像にアップコンバートしてくれます。ハイビジョン映像ならドット感も感じさせないほどの4Kアップスケーリングをしてくれるし、SD画質でもハイビジョン画質並みにしてくれます。
が、プレイステーション クラシックの画質はとてもそこまでのアップコンができないというか、リッジレーサー type 4などは256 × 224ドットクラスの映像なんでしょうね。あまりにもドットが粗すぎて4Kアップコンができる感じではありませんでした。
65型でプレイするのはさすがに厳しー! 実際にあ試していませんが32型クラスくらいまでが限界な様な気がします。
打開策はちょっと思いつきません。
さて、ここからはプレイステーション クラシックの内容を簡単に紹介します。最初の起動時にはこうして言語選択があります。ここでは日本語を選択。
本体のチュートリアルがあります。CD-ROMドライブの内蔵はないのに稼働する「DISC」ボタンがあったので、何に使うんだろう?と、思っていたのですが複数枚のディスクを利用するゲームソフトで仮想的にディスクを入れ替えるのに使うんだそうです。
プレイするゲームをより便利にするものではなく、あくまでも当時プレイした感覚を大事にする作りになっています。
リセットボタンを押すとホーム画面に移ることができて、ここでプレイするゲームを左右スクロールで選べます。どのゲームをプレイしていても「リセットボタン」を押せば、その場でプレイデータが保存されていつでも同じ処から再開をすることができるようになっています。
ゲームの保存もすることができるのですが、その際も当時の気分を楽しめるように、プレイステーション クラシックには搭載されていませんがメモリーカードスロットが搭載されているという体でプレイができるようになっています。
ゲームを初回起動すると懐かしの初代プレイステーションロゴが表示されます。
ホーム画面は16:9のワイド映像になっていますが、ひとたびゲームソフトに入ると4:3画角になります。出力されているのは16:9映像として出力されているため、昔の4:3映像を16:9に合わせるための「ワイドズーム」とかは起こらないので見やすくプレイができます。
しかし、この解像度の低さはなんとも。65型の大画面で遊ぶと目が悪くなりそうです。ドットがしっかりと描写されているならまだしも、にじんだドットになっていて一体、これはどういう映像処理をしているの?状態になります。1994年当時はまだブラウン管テレビしかなかったですしね。それもうまく再現されているですかね。
ちょっと脱線しますが、当時のソニーのテレビ「WEGA」シリーズには「AVマルチ入力」という端子が付いていました。またの名を「プレステ端子」と呼んでいたのですが、通常のアナログ入力(黄色いRCA端子)で入力するよりも抜群の解像度にしてくれていました。
専用のケーブル「VMC-AVM250」というケーブルも発売されていて、当時、まだソニーストア(ソニースタイル)が登場する前に自店で通信販売をしていた頃はこれが超ヒット商品になっていたのを思い出しました。
探してみたら、当時のお店のホームページの画像が見つかりました。この映像をみてピンと来た方はすごいです。20年前の当店の商品販売ページです。
この解像度の違いなどもシミュレーションしてくれたらいいのになぁ、ということで、プレイステーション クラシックの映像出力設定などを調べてみようと思ったのですが、特にそういう項目はありませんでした。
それどころかHDMIの電源連動機能などもありません。ブラビアに接続してプレイステーション クラシックの電源を入れてもブラビアは自動起動しませんのでご注意を。(というか、そういえば当時はテレビを付けて、プレイステーションの電源をつけてと、バラバラに操作してましたから、これも当時を再現ですね。)
コントローラーは2つ付いているので、店員よねっちと二人で同時プレイでの「グラディウス外伝」などもできます。あれれ、グラディウスはプレイした覚えがありますが、これものすごく難しいんですけど。外伝は遊んでなかったかなぁ。
よねっちが子供の頃遊んだという「闘神伝」です。こういうストリートファイター系のゲームが登場した時に私はすでに大人になってしまっていて、あまり遊んでないんですよねー。適当にボタンを押しまくって戦ってよねっちには1勝3敗でした。
一瞬で指が痛くなりました。
「サガ フロンティア」です。RPGとか、今の高精細グラフィックスのものよりもドラクエくらいの映像の方がなんかしっくりくるんだよねー、とか思ってしまうオッサンなんですが、いざプレイしてみると、あまりの解像度の低さと、ドット文字に閉口してしまいました。
そうか、昔はこれで楽しんでいたんでしたっけねー。いろんな意味で懐かしさと約20年の進化が味わえます。
わー、懐かしー!を連発しながら店員よねっちにバイオハザードをプレイしてもらいました。ゲームシステムは現在のゲームにも通ずるシステムで当時の技術力の高さに感心してしまうんですが、あたり判定がシビアすぎるというか、アナログスティックがないとこういうのは難しいことも実感。
こんな風にゲームが20種類入っているわけです。
リセットボタンを押せばセーブをしなくても、その画面のシーンで保存をしてくれます。ちょっとした時間にちょっとだけ楽しんではしまっておいて、ができます。
お正月に楽しむのには良いかも。
なお、65型の大画面ではちょっと厳しいなー、ということで、当店のミニシアターテーブルに組んである「Xperia Touch」にもつないでみました。
「Xperia Touch」はAndroid OSで楽しめるアプリの他、マイクロHDMI端子を搭載していて外部入力映像をそのまま表示することも出来る様になっています。
こちらがそれを試してみたところです。なるほど、これくらいの解像度だとちょうど良い感じです。寝室のベッドサイドのテーブルなどにこじんまりと置いておいて、寝る前にベッドサイドで20年前にタイムスリップすると、ちょっと懐かしい夢を見ることができそうです。
音楽と一緒で当時遊んだゲームソフトでその頃の気持ちになれるかもしれませんね。
数量限定販売の「プレイステーション クラシック」はまだソニーストアで販売中です。自分へのクリスマスプレゼントにいかがでしょうか?
【追記】
2019年3月1日にソニーストアでプライスダウンになりました。9,980円→5,980円(税別)になりました。
プレイステーション クラシック SCPH-1000RJ |
ソニーストア価格: 5,980円+税 |
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発売日 | 2018年12月3日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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☆当店blog 2018.11.2「ソニーストアにて台数限定で『プレイステーション クラシック』 販売決定!」
☆当店blog 2018.9.20「PS Plus加入者限定で「プレイステーション クラシック」抽選先行予約の受付を開始」
☆当店blog 2018.9.19「ソニーからもついに復刻版が登場『プレイステーション クラシック』発表」
Android OS搭載 ポータブルスマートプロジェクター Xperia Touch (G1109) |
ソニーストア価格: 149,880円+税 |
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発売日 | 2017年6月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:8,000円(税抜) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ サービスチケットプレゼント |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
AV商品10%オフクーポン(併用不可)プレゼント 当店店頭にて実機展示開始 |
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☆当店blog 2017.7.13「XPERIA Touchとソニーオーディオでプレイする『デレステ』レポート」
☆当店blog 2017.7.7「Xperia Touchでプレイする『デレステ』の設定の話」
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☆当店blog 2017.6.9「ソニーストアにて『Xperia Touch』販売開始!」
☆当店blog 2017.4.26「『Xperia Touch』ショールーム実機展示レビューレポート」
☆当店blog 2017.4.20「投影した映像に触れて操作 Android OS搭載プロジェクター『Xperia Touch』発表」
グラスサウンドスピーカー(1本) LSPX-S1 |
ソニーストア価格: 73,880円+税 |
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発売日 | 2017年6月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:8,000円(税抜) 3年ワイド/5年ベーシック:4,000円(税抜) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
AV商品10%オフクーポン(併用不可)プレゼント 当店店頭にて実機展示開始 |
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☆当店blog 2016.6.3「『LSPX-S1』を有線接続でステレオ再生 」
☆当店blog 2016.2.17「ステレオで聴いてみた『LSPX-S1』」
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