PSVR専用シューティングソフト『Farpoint』体験レビューレポート
6月22日発売のPlayStation VR専用ソフトウェア「Farpoint」及び専用シューティングコントローラーが当店に入荷しました。
ソニーフェア開催のため先週末に開梱セッティングすることができなかったのですが、ようやく昨日、時間ができたので店頭で試用セッティングを行いました。遊んでみた感想をレポートしたいと思います。
専用コントローラーとなっていますが、これはPlayStaiton VRの可能性を思い切り広げてくれるというか、もはやこれはアトラクションです。
☆PlayStation.com「Farpoint」内容紹介はこちらから
こんにちは、店員佐藤です。
先に申し上げないといけないのですが、こちらの「Farpoint」のソフトウェアはソニーストアでもまだ絶賛販売中なのですが、コントローラー同梱版及び、コントローラー単品はソニーストアでは「入荷終了」というステータスになっています。「数量限定」という文字もあります。
PlayStation 製品の場合、ソニーストアの在庫ステータス表示はあてにならず、たまに入荷終了になっていても後から在庫が復活することもあるので、これも在庫復活してくれると良いのですが。。。という製品案内です。
こうしたPlayStation製品に詳しいお客様からの情報によると、海外でこちらのソフト&専用コントローラーが大ブレイクしており日本以上の品薄状態になっているんだとか。なので、そちらへの製品供給が先で日本ではかなり後回しにされるでしょうし、当分は日本の品薄状態というか供給は止まるとおいうのがその方の予想です。
ソニーショップにはPlayStation製品の情報はほとんど入ってきませんので、詳しい状況がわからないのですが、PlayStation VRでは初めてのガンコントローラーです。どんな製品なのかレポートしたいと思います。
まずはこちらが「Farpoint」のシューティングコントローラー同梱版のパッケージです。非常に大きなパッケージで届いていて、どんな事になっているのかと思いきや、箱の中はほぼそのままシューティングコントローラーの大きさでした。
シューティングコントローラー同梱版はソニーストア価格8,010円(税別)で販売。単品のシューティングコントローラーが5,980円でソフトウェアが5,310円でしたので3,280円お得なパッケージ製品となっていました。
amazonでの販売時はわずか1時間ほどで完売してしまっていて、ソニーストアでの販売も瞬殺で終わるかと思いきや、1週間ほど販売していたので、購入をお考えだった方は割と入手しやすかったのではないでしょうか? というか、そもそも日本ではPlayStation VR本体が品薄で、販売開始から1年経った今でも普通には買えませんからね。
「Farpoint」はPlayStation VRでしかプレイが出来ないので、それ自体がソニーストア販売時の極端な品薄状態を回避できたのかも。
■シューティングコントローラー「CUHJ-150」
さて、こちらが専用シューティングコントローラーの「CUHJ-15006」です。結構な大きさで銃身部分は40cm以上の長さがあります。ピストルでは無くライフルサイズのコントローラーになります。
コントローラーは左右対称になっていて右利きでも左利きでも同じ様に使うことができます。右利きの人でしたら右手が手前のグリップをを握ることになり、そこにコントローラーの右側のボタンが配されています。○×△□のボタンが配されて、アナログジョイスティックもここにあります。
左手で握る奥側のグリップには方向キーと左のアナログジョイスティックがあります。「Farpoint」のゲームでは、こちらの左のアナログジョイスティックで移動を行います。
トリガーもありますが、これがL1とL2ボタンになっています。L1ボタンはFarpointの中でスキャン機能が割り当てられていて、わりと頻繁に使います。
L2にはロケットランチャーが割り当てられていて、気持ち良くロケットを発射することができました。
ガンコントローラーはマイクロUSBケーブルで充電を行います。コントローラーにはUSBケーブルは付属していなくて、PS4本体に付属のコントローラー充電用のケーブルを使う様に取説では案内されています。
PCでも充電は可能。
PS4本体を起動させて、USBケーブルで接続したままで銃身の上面にあるPSボタンを押すとペアリングも完了です。
同梱の「Farpoint」のソフトウェアディスクをPS4に入れてゲームをスタートします。(すでにアップデートプログラムが公開されているためプレイできるようになるまで30分近くかかります。)
■「Farpoint」を早速プレイ!
PlayStation VRを使ってゲームを始めようとすると、最初にシューティングコントローラーのキャリブレーションを行います。
プレイ自体は立って行うのではなく、座ったままで遊ぶことができるのですがシューティングコントローラーを振り回すことになるので、割と広いスペースの確保が必要になります。
現在、当店テックスタッフ店頭デモ用のPlayStation VRはスペースの都合で24型の小型ブラビアに接続してデモを行っているのですが、ブラビアの上辺に装着したPlayStation カメラからの距離で約1.7m離れないとプレイができませんでした。
この距離のところの床にマーキングがあり、そこに立ってください、という指示があるんです。あらら、こんなに離れてゲームするんですね。ま、モニターが小さくても、あのモニターを見ながらゲームをするのではなく視界はPlayStation VRで全方位見られるようになるので関係ないんですけどね。
始まると自分の身長の入力があります。単位がフィートになっていますが、ライフルで左右の△マークを撃ち抜くとセンチメートルに変更できます。同様に身長の数字も上下の△マークを撃ち抜いて変更します。
そうか、これからVRでプレイするときのプレーヤーの身長に合わせて視界が調整されるんですね。考えてみたらVRでのプレイで自分の身長の入力というのはこれからは当たり前になるのかも。
こちらはPlayStation VRの視界です。ゲームプレイ前にこうしてシューティングコントローラーの可動範囲が示されて、このエリアの外に出てしまうと、メッシュが表示されて注意を促されます。椅子に座って普通にプレイする分にははみ出てしまうことはないと思うのですが、夢中になって体をひねってしまうと出てしまうことがあるかも?
最後にシューティングコントローラーのキャリブレーションというか、動きに問題がないかをチェックされます。円形の筒が目の前に現れて、銃剣でこれらのブロックをつついて調整終了。
やっとゲームがスタートします。
スタートするとこうして宇宙船のコックピットに座っているのですが、なにか超常現象が目の前で起きてしまい惑星に墜落してしまいます。
脱出ポットから外に出てみると、そこから銃を持っての移動がスタート。自分の体の正面は一方向に固定されてしまっていて、前後上下左右をVRで見ることはできるのですが、正面の向きは変えられない、という状態で全身していきます。
システム上の制約でこうすることで道を後戻りするのが面倒で、プレーヤーを進めたい方向にだけ誘導されていく感じです。
途中、なにかのメモリーが置かれていて、そこをスキャンすると先行する二人の宇宙飛行士の伝言を聞きながら彼らの後を追う、ということをしていきます。
持たされているライフルを早く使いたいんですが、なかなか標的が出てこないなぁ、というところですが、開始5分ほどでいろいろなモノが出てきます。ライフルにはスコープがついていて自分の目のところに持ってくるとスコープをのぞいての正確な射撃が可能。腰だめにして撃っても着弾点を見ながら銃口を調整するとなんとなく撃ちたいモノが撃てるようになります。
そうそう、この間隔ですよね。デュアルショックコントローラーのアナログスティックを使って移動するのと自分の向きを変えるのと、銃の照準を調整するのを3つの方向操作で行うのは慣れるのにかなりの時間を要しますが、VRとシューティングコントローラーなら目の前のものを、ほぼ自分の直感だけで操作できます。
これは専用のシューティングコントローラーを使わないと、面白くないでしょうね。
こうしたゲームをプレイし慣れていないので、詳しい説明ができないんですが、撃たれた昆虫みたいな地球外生物の飛び散り方が偉い派手で、しかも撃たれ方によって残骸の形もリアルに変わっているようです。
銃を撃ったときの反動がないのですが、レーザー銃だったら反動なんてないんですよね。無限に撃つと銃口がオーバーヒートしてしまい一時的に撃てなくなる制限がありますが、今までに無いゲーム感覚が味わえました。
バイオハザードもそうでしたが、VRで自分が移動できる様になると急に酔いやすくなり、私もこのゲームを1時間ほどしてみたのですが、最後はヘロヘロになっていました。(一度酔うと復活するのにちょっと時間がかかります。)
ということで、ゲームのプレイ動画を撮ってみたのですが、私はダウンしてしまっていたので店員よねっちにプレイしてもらっています。その映像がこちら。
右上によねちゃんのプレイ姿が見えますが、これくらい離れてプレイすることになります。設置の際は部屋のレイアウトをちょっと変える必要があるかもしれません。
こうしたストーリー性のあるゲームプレイが5~6時間楽しめて、その後、アーケートモードではストーリーモードでの一部のシーンを切り出したシーンのプレイが可能です。
当店テックスタッフ店頭でのデモでは、こちらのアーケードモードのデモをご案内したいと思います。シューティングシーンが思い切り楽しめます。
それと誰しもが考えると思うのですが、このシューティングコントローラーを別のゲームで使えないか?という件。VR対応のタイトルではないもの、私が考えつくのは「スターウォーズ・バトルフロント」なんですが、これでもこのシューティングコントローラーが使えればなぁ、と、いうことで試して見るのですが、対応はしていないということでプレイ出来ませんでした。
十字キーなどもあるので普通のコントローラーとして使えるかな?と、試してみたのですが、ゲームタイトルでデュアルショック4を接続するように促されました。残念。
本日より店頭にて体験プレイが楽しめます。
シューティングコントローラーの販売ページはその後も当店でウォッチしています。販売再開した際には当店でもお知らせをしたいと思います。
PlayStation VR専用ソフトウェア Farpoint シューティングコントローラー同梱版 PCJS-50019 |
ソニーストア価格: 8,010 円+税 |
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発売日 | 2017年6月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
同梱品&初回特典 |
・シューティングコントローラー ・スペシャルスーツスキン |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 |
PlayStation VR シューティングコントローラー CUHJ-15006 |
ソニーストア価格: 5,980 円+税 |
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発売日 | 2017年6月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 |
PlayStation VR 専用ソフトウェア PCJS-50020 |
ソニーストア価格: 5,310 円+税 |
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発売日 | 2017年6月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 |
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☆当店blog 17.5.18「PSVR専用シューティングコントローラー『CUHJ-15006 』絶賛販売中!」
☆当店blog 17.5.2「amazonにて『Farpoint PlayStation VR シューティングコントローラー同梱版』予約販売開始【販売終了】」