サイバーショット『DSC-RX100M4』開梱&セッティングレポート

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こんにちは、店員佐藤です。

昨日、7月31日から出荷の始まった4K撮影対応、ハイフレームレート撮影機能搭載の新型サイバーショット「DSC-RX100M4」の開梱&セッティングレポートをお届けします。

今回は自腹購入で自宅へ持ち帰るカメラなので店頭展示はしません。その分、これからしばらくの間、このカメラのレビューレポートが続くことになるんですが、まずは最初の開梱レポートから。

 

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いつもは到着直後に開梱レポートするところなんですが、昨日はそういう時間がとれず、というか接客させていただきながら、開梱写真だけ撮らせてもらうような状況でいました。

サマーフェアの最終日と言うことで延長営業もしていたんですが、暑い中、ご来店いただきありがとうございました。

閉店がこんなに待ち遠しい日も珍しかったかも!?(^_-)

ソニーストアから送られてきたダンボールには製品の他に各種案内も入っています。

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「購入明細書 兼 納品書」は保証書になります。今回は発売日前のオーダーで5年ワイド保証をつけている方もいらっしゃるかと思いますがワイド保証のお世話になる際に、この明細書が必要になりますので、これは大事にとっておきましょう。

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こちらは製品パッケージの中身です。本体の他にバッテリーとマイクロUSBケーブル、ACアダプターが入っており、他にストラップ類、取説が同梱されています。

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これは一見、何に使うパーツがわからないかと思いますが、ボディの両脇にあるストラップホールに通して、デジタル一眼カメラで使う様なヒモ状のショルダーストラップを装着するためのアダプターになります。

RX100シリーズ初代モデルからのお約束のアイテムです。

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バッテリーは同梱になっていますが、メモリーカードは付属しません。別途購入する必要があります。

そして、従来モデルであれば適当なSDカード、もしくはメモリースティックをお使いください、というところだったんですが、このサイバーショットは4K動画撮影、およびハイフレームレート撮影でXAVC Sフォーマットでの書き出しを行います。

4K動画撮影と、ハイフレームレート撮影をする際には64GB以上のSDXCカードでUHS-Iクラス10というカードが必要になります。

さらに4K動画撮影時に100Mbpsの高画質モードでの録画をするならSDXCカードの64GB以上でUHS-I スピードクラス3というカードが必要になります。

☆当店blog 15.7.5「SDXCカード スピードクラス3対応『SF-G1UX2』海外リテール品 開梱レポート」

4K動画撮影で100Mbspを使うと消費するデータ量もハンパではありません。128GBあっても録画可能時間は2時間44分だけ、ですからね。

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★ソニーストア SDXCカード スピードクラス3対応「SF-UX2」シリーズのご案内はこちらから

そんなわけで128GBのスピードクラス3対応のメモリーカードを今回は奮発しました。

絶対になくせないメモリーカードです。(って言っても、RX100M4から取り出すことはないかな)

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そして、おなじみの液晶保護セミハードシートですが、いつもの「PCK-LM15」ではなく、今回はガラス製の「GRAMASエクストラガラス」を用意しました。

α7II用ということになっていますが、これ、サイバーショットRX100シリーズやRX10シリーズにも使えるんです。

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付属のアルコールクリーナーとクロスで買ったばかりのサイバーショットの背面液晶をふきふき。(しなくても良さそうですが)

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わーい、今回もうまく貼れました。全面に吸着剤がついているわけではなく回りの枠の部分だけで貼り付けるので気泡が入ることもありません。

ガラスを使うメリットとして、いつまでも表面がツルツル。硬度があるのでフィルムやポリカーボネートみたいにキズが増えてくることもありません。そして、使ってみてわかったんですが、やはり透明度が遙かに上で色などが保護ガラスの方が正確に見える気がします。

ガラス保護シートの欠点はショックを受けたときに割れてしまうことなんですが、スマートフォンと違ってカメラは滅多に落とすことはないですからね。

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☆テックスタッフ Yahoo!ショッピング店 保護ガラスSONYα7II・α7R2用『DCG-S002』のご注文はこちらから

☆当店blog 15.7.3「『GRAMAS エクストラガラス for SONY』α7II用が入荷しました」
☆当店blog 15.7.1「『GRAMAS エクストラガラス for SONY』開梱レポート」

当店店頭でお買い上げいただけるほか、Yahoo!ショッピングでもお買い求めいただけます。サイバーショットにもGRAMAS エクストラガラスです。

 

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そして、数量限定で当店店頭購入特典としてプレゼントしている革ケース。申し訳ありませんが、私もひとついただかせてもらいました。すでに黒はなくなってしまって(元々黒は少なかったので)現在はベージュのみとなりますが、まだ数はございます。

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モノは「LCJ-RXF」と同じモノになります。ソニーストア価格で8,380円しますが製品パッケージではなく非売品の販促品としてプレゼントさせていただいています。

革のストラップもついてきますのでこれだけあれば、同梱のハンドストラップもなしでポシェット風の斜めがけもできます。

さらに、これに合わせてつけたいモノがあります。

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☆ソニー商品情報 ショルダーストラップ「STP-XSR1」のご案内はこちら

デジタル一眼”α”用のアクセサリーでショルダーストラップの「STP-XSR1」というのがあります。現在は一時的に生産地変更で販売を中止していますが近いうちに再開するはずのアクセサリー。

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これのピンクを装着すると色味などもピッタリ合うんです。カメラ女子の方にもブラックボディのRX100M4で、こんな可愛く持ち歩くこととかできますよ。(うちでは、私が”α”を持ち歩くので、これを妻に持たせて旅行に出かける予定。こういうかわいい系にしておくと持ち歩いてくれるんです。)

ジャケットケースは底面のネジの取り外しですぐに脱着ができるし、すぐに着替えることができるので良い感じなんです。

 

ということで、ハードウェアのセッティングは以上。

ここからはソフトウェアのセッティングをして、より使いやすくしてみたいと思います。

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ショールームで実機を2日ほど触らせてもらってきて、大体の感触はわかっていたんですが、それを何度も頭の中でシミュレーションしながら設定をこうするぞ、と、考えていました。

動画はデフォルトではAVCHD録画になっているので、それはすぐに4K撮影ができる「XAVC S 4K」に変更。撮影モードは基本的にはPモードしか使わないんですが、最初のウチはF1.8-F2.8の明るいレンズが楽しくて絞り開放で撮りまくりたいんですよね。

当初はAモードで撮影しまくるんだろうなぁ。。。とか、考えながら到着を待っていました。そして、カスタムキーはこんな感じかな。

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Cボタンというのは右下にあるゴミ箱ボタンになります。ここに瞳AFをあてておいてポートレート撮影みたいに記念写真を撮りたいなぁ、とか、中央ボタンにはロックオンAFをつけておいて、動体撮影のときに利用したいなぁとか。

頻繁に利用するドライブモードはそのままで、フラッシュモードをどうしようかな?というところなんですが、とりあえず、通常はこのまま。

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星空撮影に行くときは、フラッシュボタンのところに暗所で映像を持ち上げてくれるという「ブライトモニタリング」機能をあてようかと思っています。

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それと、カスタムキー以上に重要なファンクションメニュー。こちらはいろいろ考えた結果、こんな感じで組み立ててみました。基本的にはデフォルト設定そのままの配置なんですが、いくつかの機能を入れ替えています。

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ファンクションメニューは操作をするときにすぐに呼び出せる機能を配置する、という役割の他に、設定値を呼び出して一気に確認する役割も持っています。撮影目的によっていろいろ入れ替えて使うのですが、上記が今のところの基本メニューかなぁ。

本当はピーキングとかもどこかに入れたいんですが、再来週、夏休みがあるので家族写真とか撮る機会が多く、顔認識機能と美肌モードはすぐに使いたいんです。

それと左上にある「HFRフレームレート」はRX100M4を買ったら、最初のウチは使いまくりたい機能になるはずなので、これもあてておきたいところ。

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「HFR」=ハイフレームレート撮影=スローモーション撮影です。最大で1秒間に960コマの超高速撮影をすることができて、超スロー動画を撮ることができます。時間優先と画質優先で2秒、4秒の撮影時間を選んでおき、完成動画を60P、30P、24Pのいずれかから選択しておくんですが、これらの設定は好みであらかじめ決めておけるはず。私は最初は4秒の撮影時間で30Pに設定しています。

そして、頻繁に替えたいのがフレームレートで240FPSだとそれほどスローな感じもせず、960fpsはここぞという時の一発の撮影に、という感じ。

昨日今日のうちにテストで撮ってきた動画がいくつかあるので、その違いをお見せするとこんな動画になります。

この機能は独特の操作系になっていて、いきなり本番撮影をしようとすると、すごく難しいソフトになってしまいます。まずは身近な動くモノでテスト撮影して、どんな動画が撮れる物なのか勘所を得ないといけないのですが、それをやっているのが楽しい。。。

フレームレートによって撮影画角も変わってきたりします。思わぬものが面白い動画になったりするので、まずは家の中でスローモーション撮影、しまくり大会です。

 

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あとはソフトウェアのセッティングとしては、Camera Appsのインストールがありました。デジタル一眼カメラ”α”のNEXシリーズから始まったカメラアプリですが、現在は一部のサイバーショットモデルでも利用が可能

RX100M4はインストール出来るアプリの種類もかなり多い機種になります。ほぼ全てに近いアプリを私は購入しているのですが、どばっと入れまくりたいと思います。

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マイクロUSBケーブルでPCと接続して、PCからダウンロード&インストールしていきます。

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Po-BOX の日本語アプリがあるんですが、これを入れると一気に20MB以上の容量を消費してしまいますので、アプリが多い人はPo-BOXのインストールはあきらめましょう。

それ以外のアプリはほぼ全部入れることができました。入れていないのは「ライトペインティング」と「ライブビューグレーディング」の2本のみ。これで約16MBの空き容量になっています。

当然、お気に入りのタイムラプスとアングルシフトアドオンも入れておきました。

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アプリを入れる際は、後から入れたものが使いやすい上の方のアイコン位置にやってきます。なのでインストールのコツはあまり使わないアプリから入れて行くのが良いんです。

うん、これでほぼ満足なセッティングになりました。

こんなに小さいカメラなのに、世界最強のコンデジに仕上がっています。

 

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写真はRX100M3(左)と、RX100M4(右)の比較です。以前、RX100M3の時に装着していたこれに今回も相談が数回ありました。

なにかというとフィルターアダプターの「VFA-49R1」です。

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「VFA-49R1」はレンズの前面に貼り付けて49mmフィルターをサイバーショットで使える様にするアダプターです。本来はRX100M2用のアクセサリーでRX100M3、RX100M4では対応モデルにもなっていないのですが、これを装着してみるとギリギリついてしまうんです。

さらにこれもかなりギリギリなんですが、ケラレもあるような無いような微妙なところ。

今回もRX100M4で使えますか?というご相談をいただいています。正式にはNGという答えになりますが、実際には使えないことはないんですよね。(^_-) RX100M3店頭展示スタート時に貼ったVFA-49R1のベースアダプターですが、今でもバッチリとついたままになっています。

リングの内側は接地していないんですが回りのボンドだけでなんとかついています。

49mmフィルターで何を装着したいって、円偏光フィルターなんですよね。PLフィルターがサイバーショットで使えると、確かにすごく便利で、どこに行っても色が変わるというか、一度使ったらやめられないというか。。。

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★ソニーストア フィルターアダプター「VFA-49R1」のご案内はこちらから

すみません、今回も自己責任でご利用ください。

 

ということで、通勤途中と近所で撮影したRX100M4の写真を数点。

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絞り開放F1.8でこんな背景をぼかした写真が簡単に撮れるのがRX100シリーズの特徴です。センサーサイズの小さいコンデジではここまでぼかすのは難しいはず。

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RX100M4ではさらにNDフィルターを内蔵しているのと、シャッタースピードが最高で1/32000秒まで上げられるので、こうして太陽がフレームにはいっている様な超逆光状態でも、なんと絞りF1.8の開放で撮影できます。白飛びもしていません。

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これも太陽を入れて、さらに看板に反射しているところですが、これでも全然余裕で撮れます。NDフィルター内蔵と高速シャッターの威力はすごい。

今までのカメラだと画面が真っ白になってしまい、絞るしかなかったシーンでも平気で絞り開放のままで撮影を続行出来まくります。

絞り開放で撮りまくりたい人向けです。

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他にもいろいろ試したい機能があって、電子シャッターを使った超高速撮影での歪みのない映像とか、ハイビジョン動画の撮影時のオートデュアル記録とか、そして何よりも一番威力を発揮するであろう4K動画撮影機能とか。。。

こういう新機能は自分で試してみないと身につかないですからね。カタログを見て機能を知っているだけでは使いこなせません。まずは購入当初の一番興奮している状態のところで全部試して身につけてしまうのが使いこなしのコツです。

 

以上、作例がほとんどなくて申し訳ありませんがサイバーショット「DSC-RX100M4」のファーストインプレッションです。

新機能の実験と、カスタムキーの割り当てを考えるだけで1ヶ月くらい楽しめそうなカメラですね!

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ちなみに昨日あたりから、突然納期が「入荷次第出荷」になってしまった模様。特に生産トラブルの話などの情報もないのですが、発売日を迎えて急に品薄になったんですかね?

生産トラブルの情報などはないので、おそらくそれほど時間がかからずに納品されると思います。新しい情報が入りましたら、こちらもお知らせするようにします。

 

 

DSC-RX100M4.jpg デジタルスチルカメラ
DSC-RX100M4
ストア価格119,880+税
 ソニーストア長期保証選択
 ・5年ワイド:12,000円+税
・3年ワイド:6,000
円+税
 ・5年ベーシック:6,000円+税
 ・3年ベーシック:無償
 メーカー商品情報ページはこちら
作例見本ページはこちら
 
名称未設定-.jpg
発売日:2015年7月31日
ソニーストア購入特典:3年ベーシック無償
テックスタッフ店頭購入特典:
 専用革ケースプレゼント中(無くなり次第終了)
長期保証半額クーポン AV商品10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中
開店1周年記念トートバッグ プレゼント(
無くなり次第終了)
 当店blog記事:7/7(1.27/3  7/2  7/1  6/26  プレスリリース

 

★ソニーストア サイバーショット「DSC-RX100M4/RX10M2」コンテンツページはこちらから

☆当店blog 15.7.14「『DSC-RX100M4』展示機ファーストインプレッション」
☆当店blog 15.7.11「『DSC-RX10M2/RX100M4』ショールーム展示レポート」

☆当店blog 15.7.5「SDXCカード スピードクラス3対応『SF-G1UX2』海外リテール品 開梱レポート」
☆当店blog 15.7.2「4K撮影対応『DSC-RX100M4』の買い方ガイド」
☆当店blog 15.6.26「サイバーショット『DSC-RX100M4/RX10M2』発表」

 

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