『DSC-RX100M4』展示機ファーストインプレッション

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先週土曜日から展示がはじまった新型サイバーショット「DSC-RX100M4」の実機レビューレポートです。

土日は人だかりでしたが、平日昼間の暑い時間にお邪魔させてもらってきました。

 

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すっかり夏到来、という感じで猛暑になっている新橋・銀座地区。地球がちょっとだけ傾いていて、太陽にちょっと近くなっただけでこんな暑さになるなんて、自然の力ってすごいですね。

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さて、再びお邪魔してきた銀座ソニービルショールームです。サイバーショットコーナーにできていた人だかりはなくなっていて、今日は数人の方が見学されているくらいでした。

じっくりと実機の様子を見させていただきました。

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改めてファインダーを覗いてみると、なるほどー。だいぶ見え方が違うんですね。手元にあるDSC-HX90Vと比べてみるとファインダー画像のサイズが違うみたいで、1.5倍くらい大きく見えます。

それと235万ドットの高解像度EVFは確かに解像感がグッとあがります。まるで近視の目にメガネをしたみたいな感じではっきりくっきりと見えてきます。画素数が2倍になると見え方はだいぶ変わりますね。

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外観上の違いはレンズ回りのリングがストライプ状のものだったものがメッシュ状になっている点、そして肩にある型番がRX100IVになっているくらいなんですが、4Kの文字も誇らしげ。Exmor RSという銘が入るのもこのモデルが最初になります。

今日は撮影メインではなく、操作系をいろいろ試させてもらってきています。

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4K動画回りの制約をチェックするのも今日の目的のひとつだったので「XAVC S 4K」モードにしていろいろチェック。

今回のサイバーショット「DSC-RX100M4」では、動画撮影時に静止画撮影ができるようになっていて17Mサイズの写真が同時記録できる、ということになっていましたが、それができるのはあくまでもAVCHDで撮影しているときのみ。4K動画の時には静止画の同時撮影ができない制約などがあります。

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同様に手振れ補正についても制約があったみたいでチェックしてみたところスタンダードは利用ができるんですが、電子式に手振れ補正を補完するアクティブ方式の手振れ補正が使えなくなっていました。

回転軸補正などが使えないのか。。。というところですが、4K動画の基本はカメラを固定しての撮影です。手振れ補正はなかったらなかったでそういう撮り方をすれば良いだけです。手振れ補正が欲しいなら4Kハンディカムです。(割り切り)

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その代わり、全画素超解像ズームやデジタルズームを使っての4K動画撮影は可能です。

4K動画を手振れ補正スタンダードで撮影する場合レンズは25.5~74mmとして利用ができます。全画素超解像ズームで2倍の148mm相当、デジタルズームなら296mm相当の望遠4K撮影まで可能になります。(計算上の35mm判での焦点距離です。実機で計測したわけではないので、もしかしたら若干違いがあるかもしれません。)

画質がどの程度、劣化してしまうのかは製品版を買ってからの検証になってしまうんですが、いざと言うときにこういう画角での4K動画撮影が出来るってすごいなぁ。

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そして、これもサイバーショットでは新機能です。「拡張フレキシブルスポット」AFです。

デジタル一眼”α77 II”に搭載されていたAFエリア機能で、通常のスポットAFの回りも拾ってくれるという機能。

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フレキシブルAFのSサイズとLサイズを一緒に使っている様な感じになり、センターの小さいエリアでAFが取れたらそれで追従するし、それがダメだったら回りのエリアでAFが合わせられるところを探します。

構図をしっかりと決めて撮影するときには普通のフレキシブルスポットよりも良いかも。

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待望のUSB給電機能も確認してきました。(サイバーショットへの搭載は先代のRX100M3でも実現しています)同時に充電をしながらの撮影はできませんが、本体バッテリーを消費せずに撮影ができるこの機能はタイムラプサーには超嬉しい機能です。

20,000mAhのUSBポータブル電源と組み合わせてどれだけ長時間の撮影が出来るモノなのか試してみたいですねー。

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著作権情報の書き込みも実際に試してみました。記録した写真データをPCで開かないと情報確認はできませんが、撮影者と著作権者のふたつのデータ書き込みが可能。

他にも連写撮影時の音が消せるのかを試したり、それとメカシャッターと電子シャッターの切替オートの時の動作もテストしてきました。メカシャッターと電子シャッター切替は「オート」と「メカシャッター」「電子シャッター」の切替となっています。オートモードでは連写モードにするとシャッタースピードに関係なく電子シャッターになるようです。1枚1枚の撮影でもメカシャッターの上限は1/1600秒までで1/2000からは電子シャッターになります。

ブラケット撮影にするとメカシャッターを使う様になるので、写りを重視しての連写の時にはブラケットを使うというのも知っておくと良いかも!?

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 メカシャッター  電子シャッター
 フラッシュ  ○  ○
(1/100秒以下に制限されます)
 シャッター速度  BULB~1/2000秒  30秒~1/32000秒
 シャッター音  メカシャッター音と
電子シャッター音(消音可)
 電子シャッター音(消音可)
 利用シーン  ・1/100秒より速くしてフラッシュ撮影するとき
・動きの速い被写体で歪みがきになるとき
 ・高速シャッターで撮影したいとき
・連続撮影などで撮影速度をあげたいとき

電子シャッターの場合は長時間ノイズリダクションやバルブ撮影などの利用ができません。また、PlayMemories Camera Appsを利用するときもシャッター設定は解除されることがあるそうです。

電子シャッターでシャッター音を消したときはα7S同様に全くの無音での撮影が可能。「サイレントシャッター」 という設定はありませんが完全な無音状態での撮影ができます。(メカシャッターの時も「プチッ」という小さな音がするだけですが。)

 

ということで、今回の試用の様子を動画で撮ってきました。実機の操作の様子はこちらでチェックしてみてください。

文章にするよりもこうして動画で試してしまった方が早くて。秒16コマの連写速度とかは動画で見ないことには威力がわからないですしね。

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最後に、新発売のソフトキャリングケース「LCS-RXG」の展示もあります。「ソフト」という名前はついているもののケースは固め。カメラに装着したままで使うジャケットケースとは違い、カメラを利用するたびにケースから取り出すスタイルになります。

肩掛け用のストラップも付属していて、これを斜めがけしながら持ち歩き、撮影時にカメラを自由に使えるというのは、この手の小型カメラだと便利な使い方になりそうです。(カメラにネックストラップとかつけると自由度が少なくなりますからね。)

 

発売まであと2週間。待ち遠しいですね! 発売前にこんなに機能面のことについて勉強しているのって初めて。到着したらいきなり使いこなせそうな気がするのは私だけですかね。

 

DSC-RX100M4.jpg デジタルスチルカメラ
DSC-RX100M4
ストア価格119,880+税
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名称未設定-.jpg
発売日:2015年7月31日
ソニーストア購入特典:3年ベーシック無償
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 当店blog記事:7/7(1.27/3  7/2  7/1  6/26  プレスリリース

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☆当店blog 15.7.5「SDXCカード スピードクラス3対応『SF-G1UX2』海外リテール品 開梱レポート」
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