デジタル一眼”α5100″開梱レポート

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おそらく明日からソニーストアの出荷分が到着すると思うのですが、販売店には1日早く、今日から出荷が始まっています。新型デジタル一眼カメラ”α5100″の開梱レポートです。

カメラは写真を撮ってなんぼですから、まずはなにか撮りに出かけたかったんですが、今日はお店番をしていないといけないのと、説明したいところが結構いっぱいあったので今日は開梱レポートだけです。試用レポートはまた後日。

さぁ、早速新品のα5100を開いてみます。

 

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これは望遠ズームレンズもセットになったダブルズームレンズキットのブラックボディになります。本体以外に望遠レンズとバッテリー、ACアダプター、USBケーブル、取説類、ストラップが入っています。

これにあとはメモリーカードだけ揃えば撮影は可能。最低限必要なものはすべて揃っています。

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バッテリーは本体内充電と言って、カメラ本体にバッテリーを装着して、それをマイクロUSBで充電するスタイルになります。ACアダプターが入っているので、これで充電することもできますし、PCのUSB端子からの充電もできます。

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ダブルズームレンズなのでレンズは2本。本体に最初から装着されているのがSELP1650という標準ズームで、もう1本入っているのが「SEL55210」という望遠ズームレンズ。

普段使いは標準ズームレンズを使って、運動会や学芸会、もしくはディズニーランドへ行ってショーの最中に遠くのキャラクターを撮りたい、というときなどに望遠ズームレンズを使うことになります。

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コンパクトデジタルカメラからステップアップしてきた方がまず、覚えなければいけないのはレンズ交換の方法なんですが、ま、これはそんなに難しいものではありません。ロックボタンがあるので、それを押しながらひねって外して、マークを合わせてはめてからちょっとひねればカチッと音がしてロックされます。

わかりやすく出来ていますので交換方法自体は難しくないんですが。。。

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コンパクトデジタルカメラと違ってセンサー部がデジタル一眼ではむき出しになります。フィルムカメラだと、ここにフィルムがあって1枚撮影したらすぐ次に送られるため、ゴミがつこうが何だろうか送ってしまえばOK。

デジタルカメラの場合はそうはいかずカメラの寿命が尽きるまで同じセンサーを使います。ここのセンサーにホコリが乗ってしまうと撮った写真にゴミが写ってしまうし、直接指で触ったりするとべったりと指紋が残ってしまったりします。

クリーニングする道具なども用意がありますが、極力このセンサー部分に汚れが着かないように使います。レンズ交換の際はゴミが入らないようにカメラを下向きにして、素早く交換する様にします。そこがコツ。

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これが標準ズームレンズを装着している姿です。ボディカラーがブラックの場合はレンズ筒もブラックになります。

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こちらは望遠レンズを装着して、さらにレンズフードを装着している図です。だいぶ迫力のあるスタイルになりました。

レンズフードは天気の良い時などに不要な光がレンズに入らないようにするためのもの。レンズの設計段階でこういうモノを使うことを前提にしていますので出来るだけ装着して利用するのがお勧め。

これをつけておくと誤ってレンズの表面を触ってしまうことを防げるし、小雨の時などにレンズ表面に水滴がつくことも防いでくれます。

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こちらはサイズ比較です。写真左がα6000で、右が5100になります。

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α6000がNEX-6、α5100がNEX-5みたいな関係ですね。モードダイヤルやローレットを搭載しているα6000に対して、α5100は極力ボタンの搭載を控えたコンセプトになっています。

少ないボタンをいかに有効利用するか、というのはソニーのモバイル機器を使う人の大好きなテーマ。NEX-5の時はこれで使っていたし、それよりもボディサイズがこれだけ違うので小型化のメリットも大きいですよ。

 

そして、今回はお店の中での開梱なのでNEX-5Rもあります。比較してみます。

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写真左がNEX-5Rで、右がα5100になります。こうしてみると世界最小ボディのNEX-5シリーズと大きさイメージはほとんど一緒。

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フラッシュを内蔵しているα5100の方がやや不利なんですが、上面を見てもそれほど大きさの違いは見られません。

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ボディ下部をみると彫り込まれて無駄をすべて省いている感じのNEX-5Rの無骨さを感じますが、カメラの底部を見るとことはあまりないかな。

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そして、エントリークラスのデジタル一眼カメラNEX-3シリーズ、そしてα5000との大きな違いが92万ドット液晶です。NEX-5Rに搭載されていたモノと同じドット数の液晶モニターがエントリークラスのα5100にも採用。

エントリークラスカメラかどうかは液晶のドット数が46万ドットかどうかで見ていた感もあり、それを考えるとα5100はエントリークラスを超えたモデルということになります。

こうして室内で明るさを比較しても同じ。

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屋外に持ち出しても変わりはありません。NEX-3シリーズを何度か使わせてもらったことはあるんですが、屋外で使うと輝度が充分取れず、そのままだと見にくいんです。「晴天屋外モード」というものを搭載しているので、それを使う手もあるんですが、構図の確認はしやすくなるんですが、大げさに言うとポスタリゼーション風の絵になってしまって色などの再現性がかなり劣るんです。

α5100はそれもなく、バッチリ視認できます。これだったらオススメできます。(店頭では私はNEX-3系はあまりオススメしていませんでした。)

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α6000と比べると「モードダイヤルがないのが使いにくい」という声もあるようですが、そういう方はα6000を購入されると良いと思います。

ただ、α5100も切り替えはそんなに大変ではありません。スクロールホイールのセンターボタンを押すとモード変更画面がすぐに出てくるので、これでホイールを回してモードを変えればすぐに変更できます。

そんなに手間ではないと思います。モード変更。

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そして、これが最近の私のお気に入りなんですが「マイ・フォトスタイル」機能です。オートモードの時にスクロールホイール下向きのボタンを押すと表示され、通常他のメーカー製のカメラだとオートの場合は本当にオートでしか撮れないらしいのですが、ソニーの場合は絞り値、露出、ホワイトバランス、彩度、そしてピクチャーエフェクトを使うことが可能。

言葉もわかりにくくならないように「背景ぼかし」「明るさ」「色合い」などとなっていて、数値表示が出ないのも特徴。露出であれば「+0.3EV」とかの単位を見ながら調整をしてしまいますが「マイ・フォトスタイル」の場合はそういう数値は出ないので頼れるのはモニターの映像と自分の目だけ。

理屈ではなくて感覚的に操作ができるモードがソニーの場合「オートモード」に入っているんです。

私も普段はAモードとかPモードでカメラを使っていてオートモードなんて使うことないよ、という人間だったのですが、使い方を覚えるとこれが楽しいんです。すぐにリセットできるもうひとつのPモードが使える様になった感じ。

α6000でも使えますが、α5100でもこの機能はオススメです。

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タッチパネルを搭載したα5100。タッチしたときにいきなりシャッターが切れるか、フォーカスを合わせるかは自分で設定が可能。

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タッチフォーカスにすると、これがそのまま「ロックオンAF」になります。

今日、お店番でなければ外出してまた新幹線撮影を試してきたかったんですが、構図を作った上で被写体をAF追従させることができるのってα5100の大きなメリットだと思うんですよ。

これ、実際に試してみたいなぁ。。。

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ということで、擬似的にお店の中にプラレールを敷いて試してみたのがこちら。

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まぁ、本物だともっと距離があるし早退スピードは遅いので完璧に追従するはずですが、こういう近距離の模型で試すと、フォーカスを外すシーンもあります。それでもコントラストAFしか使っていなかったNEX-5Nのときと比較したらかなりの差。

うーん、α5100の前面像面位相差AF、期待しちゃうなぁ。

 

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そして、これも今回はご案内したかったポイント。デジタル一眼カメラ”α”にアプリをインストールすることができるのはご存じでしょうか? PlayMemories Camera Appsと言って、WEB上でアプリをダウンロードして、カメラにインストールして機能アップをすることができるんです。

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アプリには有料のもの、無料のものがあるんですが、今回ここでインストールしたのは全部無料のアプリだけ。フォトレタッチとかスマートフォンシンク、そして今日リリースされた「サウンドフォト」などもあります。

これらのアプリはSony Entartainment Networkにアカウントだけ作れば無料でインストールをすることができます。

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「スマートフォンシンク」というのは、カメラの撮影後、電源をオフにすると自動で登録したスマートフォン、タブレットを探して撮影した写真データを自動で転送してくれる機能。

旅行とかに行った時って超便利なんです。旅行で写真撮影をしてカメラの電源を切るじゃないですか。その写真をFacebookやtwitterでWEBにアップロードしようとすると、もうそのときには転送が終わっていたり転送が始まっていたりするんです。

スマートフォンを省電力設定にしてWi-Fiをオフにしていると言う方は転送したいときにスマートフォンの電源を入れてWi-Fiをオン。それからカメラの電源を切れば自動で撮影した写真の転送が始まるんです。

NFCのタッチ転送とか比較にならないほどの便利さ。

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これは「マイベストポートレート」です。自分撮りの写真を究極の美しさにするためのアプリ。顔色や肌の質感を調整して撮影することができて、試し撮りをして調整し、最後に本番。ということができます。

アイキャッチと言って目の中に光を入れることもできて、その光の形や量まで微調整可能。やったことないけどプリクラみたいな使い方ができるんだろうなぁ。

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「フォトレタッチ」は撮影済みの写真を加工修正するアプリです。広い画角で撮影した写真から顔のアップにしたり縦位置、横位置を変えたり明るさを調整したり。

カメラの中だけでかなりのことが出来る様になります。これらの機能はノーマル状態ではできないんですが、アプリインストールで実現します。

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「ピクチャーエフェクト+」も無料アプリ。ピクチャーエフェクトは最初から機能として搭載されていますがこちらはプラスなだけに機能が1枚上。

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パートカラー設定では色を2色から選べるほか、それぞれのカラーの感度の強弱を調整することもできます。

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最後に紹介するのがサウンドフォトで撮影した前後の音声を写真と一緒に記録してくれるアプリになっています。画面下部にメモリがありますが、これが録音をしているタイムみたいで、グラフがぽつぽつと進んで一番大きな目盛りに来たところでシャッターを押すと全部のメッセージが録音されている、ということになるようです。

使い方次第ではこれもオリジナルなメッセージの伝達方法に使えそうです。

 

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こちらは別売りの専用ジャケットで「LCS-EBD」です。

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カメラ本体に装着したままでもバッテリー交換、USB端子へのアクセスができるのが特徴。昔のジャケットはなにをするのにもジャケットを一度外さないといけなかったのでアクセス性が格段によくなっています。

残念なのは底面の固定ネジがマイナスネジになっているところで、ジャケットケースを使うと三脚装着ができなくなってしまいます。その点だけ注意です。

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カメラはこうして置くことが多く、しばらく使うと底面にはキズがたくさん入ります。大事に長く使うのでしたらジャケットケースは必須です。

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その他、お客様の声をうかがうと「Fn」キーが付いていないのがちょっと。。。とも言われました。それは私も一緒で”α5100″の場合はMENUボタンから全ての設定を変更する必要があります。

で、そのメニュー画面がこうしたタイルスタイルになっていて、慣れてくるとこれがまどろっこしく感じる方もいるかも。

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これは「タイルメニュー」ということで設定項目にあります。「切」にすれば”α”でおなじみのこの横タブ画面がすぐに表示されるようになるのでオススメです。

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電子水準器はついていないんですか?というご質問もいただきましたが、”α5100″にも搭載はありませんでした。ディスプレイ表示できるのは上記の4つのパターンのみとなります。

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カスタムキー設定は上記の5つが利用可能。十字キーの左右したと中央ボタン、そして?ボタンをアサインできます。

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個人的にはこの「?」ボタンが使いどころかな。ポートレート撮影が多い方は瞳AFをあてても良いし、動体撮影が多い方は「中央ボタン押しロックオンAF」とかをあてても良いかも。

こうしたカスタマイズで少ないボタンを自分なりに使いこなすように設定する、というのも”α”使いの楽しみの一つです。

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ということで、駆け足でしたが”α5100″の開梱レポートでした。作例がひとつも用意できなくてすみません。

なにも無ければ明日行ってこられる予定です。また、新幹線を撮ってきたいと思います。

 

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