『SELP18105』で撮る箭弓稲荷神社
ゴールデンウイーク前半戦、いかがお過ごしでしょうか? 今年はそれほど日が良くなくて前半と後半で2つに分かれるゴールデンウイークになっています。というか、前半は普通だと単なる土日に火曜日休みがくっつくだけ。近場でどこかいいところないかな?というのを探されている方もいらっしゃると思いますが私もそうです。
実家(同じ県内)に帰省しているんですが、そこからクルマで30分ほどのところにある「箭弓(やきゅう)稲荷神社」というところでお祭りがあるとのことで今日は午前中にふらっとミニドライブしてきました。
埼玉県の東松山市というところになります。関越高速で東松山ICから5分ほどのところ。県外の方だとどこだか検討もつかないと思うんですが、埼玉県民には味噌だれのヤキトリ(と、良いながら刺さっているのはブタなんですが)で有名なところ。
ここに稲荷神社があって、期間限定で牡丹園を開催しているというのを朝のニュースで紹介していたので、その足でやってきました。
駐車場は50台ほどの無料駐車場があって、朝9時頃の到着でしたが普通に駐めさせてもらうことができました。
境内では野草販売などをしていて、いろいろなお花を物色。四つ葉のクローバーもありました。たくさんの四つ葉のクローバーがついていて、これを買っていったら相当な数の人を幸せにすることができそう。
極端に大きな神社ではないんですが、それでも神社としては広め。芸道向上の神様の他、今はどこに行ってもありますが縁結びの御利益もあったりします。そういえば境内で歌謡ショーとかのイベントがありましたが、それは芸道向上の神様がいればこそなのかも。
午後にはフラダンスショーとかもあるそうです。ちょっと変わった神社かもしれません。
境内を奥に進むと、その一角が牡丹園になっていて、そこも無料で入ることができます。
あたり一面に牡丹が咲いていて、その中を散策。
噴水もある池があるんですが、その対岸にはこんなツツジの花の丘もあります。そういえば昨年はゴールデンウイークに塩船観音に行ったんでした。あそこほどのスケールではありませんが、ここもなかなか。
ツツジは今が最盛期です。
推定250年以上という樹齢のフジも咲いています。「延命(ながらへ)のフジ」とのことですが、フジ棚を見るのは私はこれが初めて。綺麗ですね。これ。写真に撮ってもこの実物の美しさが撮れているかどうか。。
その後、境内をブラブラすると一角にたくさんの壊れたお稲荷様を発見。
全部、ここのお稲荷様なのかな? それとも他で使われていたお稲荷様の像が傷むと、ここに奉納されていたりするんですかね? どれも割れていたり欠けていたりしますが、みんな仲良く集められています。
このお地蔵さんが供養してくれているのかも。
ということで、一回りはカンタンにできてしまったんですが、これで帰るのもなんかもったいないので、近所にどこか観光スポットがないか調べてみると、すぐ近くのところに「吉見百穴」があることが判明。クルマで15分ほど移動。
「吉見百穴」は「ヨシミヒャッケツ」ではなく「ヨシミヒャクアナ」と読みます。昔のお墓だったところだそうです。
こんなにたくさんのお墓と聞くと不気味に思えるかもしれませんが、作られたのは古墳時代とのことで6~7世紀くらいの話になります。それから1000年以上も経っていますし、風化してしまって、今では完全に観光スポット化しています。
入場料は大人一人300円。資料館や売店、休憩所なども併設されていて、近所には百台以上のクルマが駐められる無料駐車場もあります。
吉見百穴には階段も作られていてお墓の中をのぞいたり、登り切って見晴台からの景色を楽しむことなどもできますが、この岩をくりぬいた洞窟もあります。ここは大正時代に小穴を掘って地下軍需工場を作ったことがあるそうで、その跡地を見学することができます。
天然のものではありませんが、中はひんやり。歩いて回ることができるのは入り口付近だけで奥までは入れません。
こんなところで武器産業があったのってどうしてなんでしょう。都内からはだいぶ離れていますし不思議、不思議。
高地で見られる「ヒカリゴケ」がこんな平地に自生しているのは珍しいらしく、それで国の天然記念物になっているそうですが、この洞窟にはヒカリゴケが見られます。
すごいすごい。本当に暗闇で光っています。デジタル一眼“α”で撮影してもその様子がちゃんとわかるところもすごい。
ということで、埼玉県のご近所観光でした。お昼前にはまた実家に帰ってくることができました。
今回は初めてこのレンズを持ち出しています。昨年12月13日に発売になったEマウントレンズで「SELP18105」というレンズを使ってみました。
電動パワーズームがついており、α6000の標準パワーズーム同様に動画撮影時に威力を発揮しそうな機能となっています。リングは二つ装備されていてフォーカスリングとズームリングになっているのですが、ズームリングは物理的に連動しているのではなく電動操作をする仕組みになっています。
なので使い始めはリニアにズーム操作がついてこない感じにやきもきするんですが、慣れてくると特に違和感もなくなってきます。
使っている感じは標準ズームレンズ「SELP1650」の望遠側をどかっと伸ばした感じ。あともうちょっとズームしてくれると良いのに、というシーンで超解像ズームを使ってしまうところが、これだと光学ズームで全部寄り切れる、という使い方ができます。
RAWで撮影するとだめなんですがJPEG撮影なら超解像ズームの機能をオンにすることで105mm(35mm判換算で157mm相当)以上のズーム領域でそのまま超解像ズームに境目無く利用することも可能。
Gレンズらしいというかボケが綺麗な点も特徴。105mmまで望遠域があって、全域で絞りF4が使えるのでズームレンズなのに単焦点レンズみたいな背景ぼかしも味わえます。
ソニーのGレンズの中ではこのレンズは最安値モデル。運動会とか学芸会とかのイベントで強力な望遠撮影が必要なシーンはともかく、こうして日常生活を撮影するスナップレンズとして使いやすいんじゃないですかね。
Eマウントレンズとしては口径が大きめなんですが、これもより上位の大口径レンズを使う前に慣れるための入門用に良いかも。
このGWは、このレンズでもうちょっと遊んでみたいと思います。
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☆当店blog 13.11.29「『SELP18105G』の発売日決定のお知らせ」
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