999円のライカL:ソニーEマウントアダプター

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お正月にすごいものを見つけてしまい、オーダーしていたのですが、それが先ほど到着しました。早速、お昼に散歩がてら試してきたんですが、今回買ったのはライカLマウントをソニーEマウントで使うためのマウントアダプターで、価格はなんと999円というものなんです。

さて、これは果たしてフルサイズ対応になっているんでしょうか?

 

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こちらが今回のお買いもの。amazonさんで999円です。関東への配送料ということで688円別途かかるんですが、それでも1,687円です。

商品名にはライカM39とも書かれていますが、写真で見る限りスクリューしか見えないのでライカLマウントの変換アダプターなんでしょう。私が手持ちで持っているのもライカのLマウントのものだけなので、ちょうど良い、ということでオーダー。

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今まで持っていた三晃精機さんのマウントアダプター(現在は販売終了)ですが、これはNEX-5が発売になってから一番最初に商品販売されたものなので4年ほど前のものになります。当時は当然APS-Cセンサー用に作られているので内面反射を抑えるためなのかAPS-Cサイズ用にマウントの出口を絞っているもので、これがケラレてしまいフルサイズセンサー搭載の“α7R”で試してみたらちょっとだけなんですが隅っこが暗くなってしまっていました。

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これ以外のレンズもそうでしたが、結局APS-Cサイズ用に用意されたレンズ、マウントアダプターはフルサイズではクロップしないとやっぱり使えない、というのが結論。

で、今回の999円のアダプターはどうも写真で見たところ、そういうフレア防止とかをしていないように見えて価格が安いことが幸いしているのかも。。。ということで1月3日にオーダー。今日の午前中に届きましたのでちょうど1週間かかって到着しています。

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お正月だから1週間かかったというわけではなく、どうやらこれは海外から送られてきて、それで時間がかかっていたみたいです。航空小包でやってきました。

送り元は香港だったみたいです。

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こちらが999円のアダプターです。

特に説明書もなく、入っているのはアダプター本体だけでした。

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写真ではアダプターの素材もわからず、樹脂製なのか金属なのかもわからなかったんですが、届いたものは一応メタル製でした。ちょっと軽め。

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写真左が三晃精機さんのマウントアダプター。右が999円のアダプターで見ての通りフレア防止のための絞りなどはありません。うん、これはなんか行けそうです。

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裏返してみてレンズ方面向きにのぞいてみるとこれだけ面積が違います。さ、早速つけてみましょう!!

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以前、ヤフオクで購入したライカの中古レンズで手元にあるのはこの2本。写真左がエルマー50mm f3.5、写真右は1954年製のズミクロン50mm f2です。

ヤフオクでそれぞれ2万円くらいで購入したもの。程度の良いものだと7~8万していたと思うんですが、オールドレンズをNEX-5で使うのってどういう感じなのかを試したくて買ってみました。

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まずはズミクロンから試してみるんですが、こちらのレンズはかびているのか曇っているのか、写りは全然だめで画像も白っぽくなってしまうんですが、まずはケラレが出ないかどうかをチェック。

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うん、大丈夫みたいです。画面の端に黒い影などは出ません。999円のマウントアダプターですが、これ、フルサイズ対応です。

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続いてはエルマー50mm f3.5です。レンズはこんなに小さくても35mmフィルム用のレンズですからこのレンズもフルサイズ対応なんです。これくらいコンパクトなレンズ、純正でも出てくれないですかね。

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なお、このレンズはヘリコイドと言って、手動沈胴レンズになっています。持ち歩きの際にレンズを収納することができるんですが、こうして奥にレンズが飛び出る仕組みになっています。

Eマウントのフランジバックは18mmあって、見た目にもそんなに飛び出ているようには見えず、おそらくヘリコイド機能を使っても大丈夫だと思うんですが。。。うーん、やっぱり心配でヘリコイドを使ってレンズを奥に入れる勇気はありません。センサーに当たったら一発で終わりですからね。(^^;)

まぁ、NEX-5の時に試して大丈夫だったので、おそらく大丈夫なんですが保証がなにもないので私も試せずじまいです。

ということで、ライカ・エルマー50mm f3.5を装着してお昼ごはんついでに近所を散歩してきました。α7Rは絞り優先にしてレンズは開放のF3.5に固定。あとは設定は全部プログラムオートの標準状態のままで撮ってきています。

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α7R Leitz Elmar 50mm f3.5 F3.5 1/200 ISO100

昔のレンズは最短撮影距離が長く、これも50cm以上は離れています。最短撮影距離での撮影でこんな感じでした。

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α7R Leitz Elmar 50mm f3.5 F3.5 1/1600 ISO100

無限遠もちゃんと撮れているみたいです。三晃精機さんのアダプターでは微妙に距離が足りなくて無限遠が撮れなかったのでこっちの方が精度が高いのかも。

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α7R Leitz Elmar 50mm f3.5 F3.5 1/60 ISO400

かつぽんさんの大好きなドライドックさんもウチから近所。いつか行ってみたいなぁ。

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α7R Leitz Elmar 50mm f3.5 F3.5 1/400 ISO100

オールドレンズということで、モノクロ写真も撮ってみました。デジタルカメラとの相性はあまりよくないのか、周辺部はやや流れ気味。絞りを開放でしか使っていないんですが、絞ると多少直るのかな?

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α7R Leitz Elmar 50mm f3.5 F3.5 1/8000 ISO100

空もちゃんと撮れます。

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α7R Leitz Elmar 50mm f3.5 F3.5 1/800 ISO100

ということで、新橋一周の試し撮りの旅は終わりです。しばらく写真遠足をしていないもので、何を撮って良いものなのかわからなくなってしまいました。

最短撮影距離が長いので被写体を見つけてもそれに寄ることができなかったり。。。うーん。この冬は写真遊びを集中的にして鍛えなおさないと。

ということで、超お手軽なライカLマウントのアダプターの紹介でした。フルサイズ対応のライカレンズのアダプターをとりあえず使ってみたい、という方はお試しになってみてください。

 
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