2013年モデルの最強ハンディカム『HDR-PJ790V』ショールームレポート

LINEで送る
Pocket

DSC00001.jpg

昨日プレスリリースがあり、今日からショールームでの展示が始まった新型ハンディカムなんですが、まずは最強スペックの最上位機種「HDR-PJ790V」の展示レポートからお届けします。

 

DSC00002.jpg

2013年、新年になってから初めての銀座ソニービルショールームです。壁面にはおめでたい富士山の絵が描かれています。新橋からだと歩いて10分くらいでこられたので、それこそ昨年の秋の新製品のときはなにか発表があるたびに歩いて見に来ていました。

九段下に引っ越してしまい、ちょっと遠のいてしまったんですが、ドアtoドアでタイミングが良ければ20分くらいでこられることを知りました。今年もソニービルショールーム詣でをすることができそうです。

DSC00003.jpg

早速、ハンディカムフロアに行くとありました、ありました。目的の最上位機種「HDR-PJ790V」と空間光学手ぶれ補正搭載で最小モデルになる「HDR-CX430V」が。

まずは最強スペックのHDR-PJ790Vから拝見させていただきます。

DSC00004.jpg

これがPJ790Vです。スタイルの上で特長的なのは独立構造の5.1ch高音質マイクです。モデルの写真をみても特長的なそのマイクの存在なんですが、これ、立体的にはどんな構造になっているのか、よくわかりませんでした。

実際、どうなっているのかというと。。。

DSC00005.jpg

これ、本当に本体から独立して、こんな風に搭載されているんです。

本当にアームで持ち上げられて、外部マイクみたいに独立して存在します。

DSC00006.jpg

ただ、アームはそれなりの太さになっているので、ポキッと折れるような心配な感じはせず、あくまでハンディカムとの一体感もあります。

実機で撮影したものの音を聞いているわけではありませんが、レンズ部分とこれだけ距離を取っているのと、本体とこれだけ分離した形になっているので、ズームレンズの動作音などを拾うのもかなり低減されているんでしょうね。

開発段階でいろんなテストをしていて、その結果がこの形になっているんでしょうし、なるほど、これは効果が高そうだし、なんかかっちょ良いですよ。

DSC00007.jpg

さて、PJ790Vはプロジェクター機能も搭載しています。ハンディカムにプロジェクター機能って本当に必要なの? キャンプとかアウトドア生活をしっかりと楽しんでいる人がいる海外ではうけが良いのかもしれませんが、日本ではどうなの?というのは私も思っていたんですが、アテンダントさんの話を聞いていたら、すっかり考え方が変わってしまいました。

ハンディカムにプロジェクター機能。これ、良いかもしれません。

まずはその1。今回の2013年モデルのハンディカムからプロジェクターの外部機器からの入力信号対応をしているんだそうです。

DSC00008.jpg

銀座ショールームでも早速、その見本展示をしていて、この場合はスマートフォンのXperiaからの出力で試しています。映画のワンシーンがスマートフォンで再生されているんですが。。。

DSC00009.jpg

それをHDMIケーブルでハンディカムに入力して、それをプロジェクター上映する、ということをしています。あ、こういう使い方が出来るんだ。映画とか大画面で見たい!とか言うときにも使えるんです。

今まではハンディカムで撮影したモノしか見られませんでしたが、2013年モデルからはこうして単なるプロジェクターとして利用をすることが可能。こうなると使い方が変わってくると言うかいろいろ考えてしまいますよね。

スマートフォンに限らず、HDMI入力ならなんでも行けると言うことは、PS3でもBDレコーダーでもVAIOでもOKなんです。大画面でゲームをしたい!というのにもハンディカムが利用できるし、VAIOでのプレゼンに使いたい、というときにも利用が可能。

プレゼンとかにハンディカムが使えるの?というところですが。。。

DSC00010.jpg

テーブルの上で行うようなプレゼンであればこうして近距離での投影をすることで明るめの映像を見せることもできるんです。

プロジェクターをわざわざ買おうとすると、結構な価格になる上に、それに普通の方だとそれほど利用する機会は頻繁にないと思うんです。

それが「ハンディカムについでに付けられる機能」と、思うと、なんか便利じゃないですか? 外部入力対応だったら、これはあっても良いな!って思えまくります。

 

そして、これもアテンダントさんからのヒントなんですが、ハンディカムってお子さんを撮影される目的で購入されるケースが多いんですよね。ということは小さなお子さんがいらっしゃるおうちで使われることが多く、そういう方にオススメなのがこんな使い方。

DSC00011.jpg

プロジェクターを上に向けて、これでアニメとかそういうのを投影させてしまえば寝付かせビデオ上映会にできるのでは?とのこと。

DSC00012.jpg

そうか、スピーカーのアタッチメントを付けてしまえば音もそれなりに聞こえるんですよね。ハンディカムが1台2役になりそう。プロジェクター機能が搭載されて今年で3世代目になると思うんですが、これは使えそうですよね。

DSC00013.jpg

と、ファミリー向けな話ばかりをしていますが、機能面をチェックしてみると「AGCリミット」なる今までは見たことが無いようなコントロール機能も発見。オートGAINコントロールの略なんですかね? 動画撮影の場合もフォーカスを合わせるのは大事なんですが、写真よりもよりコントロールに気を遣わないといけないのが露出との話を聞いたことがあります。

ステージでの撮影などで明るすぎて映像が飛ばないように、こういうのを使うのかな?

DSC00014.jpg

電子ビューファインダーが搭載されているのもついにこのモデルだけになってしまっています。まさに全部載せ状態。

   HDR-PJ790V  PJ630V  CX630V  CX430V
 価格  149,800円  109,800円  99,800円  84,800円
 プロジェクター  ○  ○  ×  ×
 手ぶれ補正  空間光学  空間光学  空間光学  空間光学
 動画画素数  614万画素  502万画素  502万画素  223万画素
 静止画画素数  2410万画素  2040万画素  2040万画素  890万画素
 レンズ  カールツァイス  Gレンズ  Gレンズ  Gレンズ
 内蔵メモリー  96GB  64GB  64GB  32GB
 光学ズーム  10倍  12倍  12倍  30倍
 ビューファインダー  ○  ×  ×  ×
 NP-FV50装着重量  675g  490g  425g  320g

空間光学手ぶれ補正機能搭載モデル4機種を比較したときの主な違いをまとめたのが上記の表になります。

肝心の空間光学手ぶれ補正の効果についてはこちらのムービーをご参考にどうぞ。

昨年モデルのHDR-CX720Vのものですが、PJ790Vと同等の光学性能になっています。コレに加えてBIONZのチューニングがあって、今年のモデルはさらに高画質化されているという話も聞いているんですが、まだ試作機ですしショールームで映像を見る限りは私にはわかりませんでした。(^_^;)

おそらく、明日からこのモデルもソニーストアで先行予約販売が開始になると思います。

今のところ発表になっているのはソニーポイント5%特典付きなのと、3年ベーシック保証が無料でついてくる、ということのみ。My Sony Clubの購入宣言キャンペーンには掲載がないので、明日、注目するのはソニーストアの販売ページだけになると思います。あとは追加してなにか購入特典が登場しますかね!?

ハンディカムの購入をご検討中の方、いよいよ明日ですよ~。 

 

DSC00015.jpg
★ソニーストア デジタルHDハンディカム「HDR-PJ790V」のご案内はこちらから

 

LINEで送る
Pocket