休日の電子書籍リーダー『PRS-T3S』実機レビュー

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当店は10月より営業日時が変更になっています。毎週土曜日を営業日にして振替で月曜日が定休日になりました。なので日月定休の11~21時営業のお店になっています。

そんなわけで私のサラリーマン人生で初めて平日の月曜日がお休みになるんですが、最初の月曜定休でこんなことをしてきました。近所にサイクリングしてデイキャンプをしながらゆっくりと本を読む休日です。

 

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土曜日はマラソン大会があって、その後、午後から出勤。我ながらタフだなぁ、と、思っていたら日曜日に熱を出して寝込んでしまいました。1日休んで今日の朝には復活。次のマラソン大会の申し込みをしているので、早速、今日からトレーニングをしたいところなんですが、まだちょっと足に痛みがあるので、今日はサイクリングです。

しかも、この夏は上高地と尾瀬のキャンプを通して、キャンプ道具がいくつかそろっているので、それを持って。さらに電子書籍リーダー端末の新型を発売前ですが評価用試作機をお借りしているので、それも持ってのサイクリング。

全部バッグに詰めたら、こんなサイズになってしまいました。坂道で力を入れるとウィリーしそうになる自転車で約20kmのサイクリング。

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着いたのはこちらです。荒川河川敷にある岩淵水門というところで、ここは休日にはデイキャンプの人たちであふれているんです。ここで私もバーベキューとかしてみたいなぁ、とか思っていたんですが、平日休みの今日とかがチャンス。

行ってみたら人っ子一人。。。は、いたんですが、ご近所のちびっこ&ママさんが1チームくらいで、ほぼ独占状態。ここで今日は日がな一日デイキャンプして過ごすぞ。道具もいっぱいもってきたんです。

眺めの良い木陰でのんびりしようと場所を探してみると。。。

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あらら、そうなんですか。この岩淵関緑地内では火気厳禁でコンロも禁止。わかりやすい案内が出ています。そうか、カマドのところでしか火が使えないとなると、ちょっと予定とは違ってきます。

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ま、仕方がないのでカマドのエリアでお店を広げて、ここでお昼にします。持ってきたコンロ、水、お鍋でお料理開始。

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料理と言っても、サッポロ一番みそラーメンなんですけどね。45周年記念の特別パッケージを持ってきました。これに玉子だけ入れて食べるのが一番大好きなんです。

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一応、日曜日のお昼に練習をしてきました。私の持っているクッカーで、定量の500mlの水を入れて普通に作ると簡単に吹きこぼれてしまうことが判明したので、ちょっと少なめのお湯で麺をゆでて、1回目に吹きこぼれそうになったところで玉子を投入。2回目に吹きこぼれそうになったときに水を追加投入。これが沸騰したらちょうど3分で完成。粉末スープを入れて混ぜて、最後にラー油を入れて完成。

超うまく出来ました。

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持ってきたBluetoothスピーカーでXperiaの音楽を鳴らしながら食事です。人がいっぱいいるところだと、こうして音楽を鳴らしたりするのに気がひけるんですが、周りに誰もいないとこういうことができます。

音楽飯。うまい! アウトドアで食事をするとどんなものでも美味しくなりますが、それに輪をかけて美味しくなります。これ、山に行ってもやりたいな。

 

と、いうことで、お腹が落ち着いたところで移動します。今度は読書の時間です。

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岩淵水門の周りで木陰を探してフラフラしていると、こんなところを発見。旧岩淵水門の裏にある場所で、現役で働いている新岩淵水門が見える絶好のロケーションです。

しかも今日は気温も上がっていて、ちょっと日向だと厚いくらい。ちょうど良さそうな木陰です。

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※写真はイメージでバーナーを組み立てただけです。実際に火は点火していませんし、コーヒーも作っていません。

本当はここで、持ってきたパーコレーターで大量のコーヒーを作って、香ばしいコーヒーの香りをまき散らしながら読書をしたかったんですけど、火気厳禁なのでそれは我慢。大体、ここで気がついたんですがマグカップを持ってくるのも忘れていました。

ま、落ち着いて読書、読書。

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時間にして2時間くらいここでぼーっとしていました。PRS-T3Sのテストも兼ねているので、1冊の本をずーっと読書できるわけではないんですが、いやぁ、こういうシチュエーションで実際に電子書籍リーダーを使ってみるといろんなことがわかります。

こうしてゴロゴロしながら読書をするじゃないですか。普段はスマートフォンのXperia Aや、タブレットのXperia Tablet Zで読んでいるんですが、こうして屋外で読書するときにはやはり絶対にかなわないですよね。

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液晶ではない電子ペーパーを使った端末なので明るいところでも画面が暗くなることはなく、普通に、自然に文字を読むことが可能。木陰だと、うっすら陽が差すところと影とができてしまい、これが液晶だと影の場所を探して読まなくてはいけないんですが、電子ペーパーだとそういうのも関係ありません。

日中の電車の中とかでも太陽を背にしてしまった場合、スマートフォンの読書だとあきらめてしまいますが、これならそういうことも気にせずに良いわけです。

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比較用に持っているものが初代機のPRS-350になるんですが、従来モデルの解像度が600×800ドットだったものがPRS-T3Sで初めて解像度がアップ。PRS-T3Sでは758×1024ドットになっています。PRS-350は5型モニターと画面サイズが小さいにも関わらず、解像度は一緒なのでより滑らかに文字が表示されているはずなんですが、それと比べてもPRS-T3Sの方が高精細に文字も表示できます。

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上は758×1024ドットのPRS-T3Sで、下が600×800ドットのPRS-350です。

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6型同士で比べるともっと差が出るんでしょうね。PRS-T2との比較だと167dpiと212dpiの差になり62%の解像度アップになるそうです。

コミックではもっと差が感じられて、従来機ではちょっと文字を読むのがきつかったんですが、PRS-T3Sなら無理なく読める気がします。

そして、ページめくりの際に起こる白黒反転も軽減。初代機のPRS-350では小説でもコミックでも全面反転をしないと画面の表示がリセットできなかったんですが、PRS-T3Sでは極力反転が起こらないように工夫されていて、小説では文字の列だけがぱっと色が変わる程度。

私は気にならないんですが、これを気にされる方もいらっしゃったので、動画を再生して様子をご確認になってみてください。

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それと、これは昨年モデルのPRS-T2から改善されているんですが、ページ送りボタンが大きくなっていて、これも嬉しいポイント。PRS-350のこの細長いボタンだとページ送りをしているうちにだんだん指先が痛くなってくるところなんですが。。。

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PRS-T3Sでは、こうしてボタンが大きくなっているので指先の1点に力が入らず、痛くなりにくくなっています。

画面を指でなぞってページを送ることもできるんですが、こうしてハードウェアボタンでページが送れると、こっちの方が画面に指の汚れもつかないし、操作も楽。

こういうところはさすが専用機ならではのポイント。

そして、既存のリーダー端末を利用している方からすると、驚きのポイントがこちら。

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これはPRS-T3Sの背面になるんですが、全面がカバーになっています。

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これを外すことができて、ここにMicroSDカードのスロットなどがあります。

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コミックを入れてしまうと内蔵メモリーの2GB(ユーザー使用領域は1.2GB)では30冊も入れるといっぱいになります。大量に本を持ち歩く、コミックなどのデータが多いようであればメモリー増量は必須です。

で、そのカバー部分なんですが、ライト付きブックカバーもここに装着するんです。

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今回のブックカバーは本体の背面カバーを外して、そこにカバーを装着するタイプになっています。本体の厚みがやや増えるんですが、従来モデルと比べるとものすごい薄型化になります。

さらに電源も電子書籍リーダー本体から給電されるためライト用の電源を用意しなくてすみます。

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これがライト付きブックカバーを装着したところ。本体の厚さは数ミリ厚くなるくらいで装着ができます。

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ブックカバーは閉じると自動で本体電源がオフになり、開くと自動で電源がオンになります。

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本体の電源ボタンを使わないで済むようになるわけです。

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さらにライトなんですが、背面にあるこれがライトのヘッド部分。これを引っ張り出すと。。。

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こうしてニョキッと出てきて本体前面の方に曲がっていってくれます。

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あいにくお借りしたデモ機では実際にライトが点灯しないのですが、こういう使い方が可能。

従来型モデルではライト付きだと電池ボックスもあるし本体が大型化してしまうところでしたが、これなら全然問題なしです。

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ということで、話が長くなってすみません。新型電子書籍リーダーの「PRS-T3S」の実機レポートでした。Wi-Fi対応でわからない単語を検索したりWikipediaで調べたりすることや、Evernoteとの連携などもできるし、Reader Storeからの書籍購入も可能なんですが、そのあたりのご案内はまた次回、機会があった時に♪

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ソニーストアでは10月31日まではキャンペーンで本体とカバーの同時購入で1000円分の電子図書券をプレゼントしてくれたり、3年ワイド保証を無料で提供をするサービスを用意しています。

また旧型電子書籍リーダーの下取りキャンペーンも開催中。

このお得なキャンペーンを利用して新型端末をゲットしてください!

 

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★ソニーストア 電子書籍リーダー「PRS-T3S」のご案内はこちらから

☆当店blog 13.9.29「新型Reader端末『PRS-T3S』とReader Store新機能の話」

 

 

Reader(TM) Store
電子書籍の本屋さん「Reader Store」はこちらから

☆当店blog 13.10.4「Reader Storeの紹介ポイントをいただいちゃいました!」
☆当店blog 13.9.24「電子書籍『Reader Store』が大幅リニューアルオープン!」

☆ソニープレスリリース「電子書籍ストア Reader Storeを全面刷新 個人がネット上で「本屋さん」の運営体験ができるなど、読者参加型ストアに」

 

 

【おまけの追記】

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これはメーカーさんの想定していない使い方になるので、販売店としてもアピールするポイントではないんですが、お客様からお問い合わせがありましたので、一応、実験してみました。

ジップロックにReader端末を入れて使うことができないですか? というお問い合わせがあって、PRS-T2まではこれが全然利用できなかったそうです。私もやったことがないので試しに実験してみたところ。。。なるほど、これは無理ですね。

ジップロックというか、こういう汎用のフリーザーパックの中に入れるとパネルがビニールに触れてしまい、誤動作(メーカーさんが想定している使い方ではないのでそうは言わないかもしれませんが)しまくるんです。タッチパネルを指で触れていなくてもページがめくれてしまったり、拡大してしまったり。

なるほど、これは使い物にならないですね。タッチパネル機能をオフにするオプションもないし、仮にできたとしてもタッチパネルなければ、書籍の選択などもできなくなるし、これはだめです。PRS-T3Sでもこれは同様になります。防水ケース代わりにジップロックを使うのはだめですよ。。。と、言いたいところですが、転んでもただでは起きません。

一応、解決策としては。。。

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こんな風に前面パネル側のビニールを左右に引っ張り気味にして手でテンションをかけておくんです。これで、画面にビニールが触れないようにすると、ほとんどの勝手な動作はしなくなります。あとはページ送りボタンでページを進めれば、なんとか読書はできそう。

ただ、書籍の選択をしようとすると、今度はタッチパネル操作がなにもできないので、すごく難しくなります。書籍を表示しておいて、それをページ送りで読むだけだったら、この方法で使えそうです。

動作保証はメーカーさんも当店もできませんので、自己責任の上でご利用ください。

 

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