高倍率ズームレンズ『SAL18250』店員の声
続いては高倍率ズームレンズの「SAL18250」の紹介です。これは私のお得意レンズのひとつ。使い始めて2年くらいになります。夏から秋にかけてのαレンズオーダー状況を見ると実はこのレンズが人気第3位に入るくらいのヒットになっています。
私が使う高倍率ズームレンズ「SAL18250」の感想をレポートします。
α350+SAL18250 F8.0 15秒 焦点距離:18mm
この「SAL18250」は数少ない私の自前レンズの1本です。普段はお店の展示レンズが20本ほどあるので、それを使って作例作りをしているんですが、1本だけでなんでも撮れるようにするには、18mmから250mm(35mm判換算で27mm~375mm)まで撮れてしまう、14倍ズームレンズは本当に便利なんです。
なんせ、これ1本だけ持って行けばとりあえずなんでも撮れるんですから。
α350+SAL18250 F6.3 1/400秒 焦点距離:250mm
ハイキングに行ってスナップ写真を撮っているときに、ふと目をやればそこに可愛いメジロさんがいたりするわけです。そういう時にレンズ交換をして望遠レンズに切り換えて。。。なんてやらずに、そのまま最大ズームにしてしまえば、すぐに野鳥の姿を抑える事ができます。
このレンズを手に入れたのは2009年の1月で、その時に「今年は野鳥撮影に挑戦する!」と、宣言していて、このレンズから野鳥撮影を始めました。
結果、望遠レンズがやはりどうしても必要になって焦点距離のさらに長いレンズを買い足すことになったんですが(^_^;)、それでも、散歩、ハイキングの時にすぐに望遠撮影ができる便利さは他にはありません。
SAL70300Gと望遠撮影時の画質を比べると解像感も周辺光量もなにもかもが負けてしまうんですが、逆にSAL70300Gは広角写真が撮れないし、重量も相当違うんです。そういうところをスポイルして画質だけで比べるのはどうも。。。なんてレンズかも。
α350+SAL18250 F8.0 1/400秒 焦点距離:250mm
カメラなんですから画質はもちろん大事にしないといけないし、一番重要なのはそこなんですが、それ以前に「シャッターチャンスにシャッターを押す」ということができるのが、SAL18250ではないかと。
α55+SAL18250 F10.0 1/160秒 焦点距離:18mm
SAL70300Gではこういう写真は撮れないんですから。
α550+SAL18250 F6.3 1/640秒 焦点距離:250mm
そんなわけで、写真撮影をしに行くときにどんな画角で撮るのかわからない、守備範囲の広いレンズが必要、というシチュエーションでそれが屋外だったら「SAL18250」、屋内だったら「SAL16105」と言うのが私のセオリーです。
室内であればそんなに望遠性能は必要ないですしね。逆に屋外だとこういうユニークな画角での撮影もできるんです。この写真のすぐ右には飼い主さんがいるんですけど、それをちょっと切ってあげればワンちゃんだけのお花見になっちゃうんです。
α550+SAL18250 F6.3 1/200秒 焦点距離:110mm
JALがジャンボ機をなくす、という報道があったときにすぐに撮りに行った成田空港。初めての撮影の場合はどれくらいの焦点距離が適正なのかわからないところなんですが、そういう時でも1本、SAL18250を入れて置けばなんとでもなります。
飛行機撮影ですが、旅客機の場合、そんなに望遠性能って必要ないんですね。近くに行けると広角レンズが欲しくなってしまうほど。
α550+SAL18250 F6.3 1/400秒 焦点距離:250mm
でも、それが着陸シーンで滑走路の向こうまで行ってしまうときには最大望遠が必要。
静止画でもこれだけありがたいんですから、動画撮影の時とかはさらに、この高倍率ズームが重宝できるはず。広角レンズと望遠レンズを付け替えている時間に、おまけで動画撮影をしておく、なんてことができるかも。
α550+SAL18250 F6.3 1/400秒 焦点距離:250mm
昨年、トワイライトエキスプレスに乗車したときは3本のレンズを持って行きました。他にVAIOもあったので、あまりたくさんのレンズを持って行けなくて、用意したのは30mmマクロと11-18mmの超広角レンズ。車窓の風景や狭い室内を撮影するのに絶対必要なレンズでした。
そしてあと1本ですべてを保管する必要があり、それがSAL18250になります。
あとでレポート記事を書くにあたり、絶対に失敗できないのが列車がホームにやってくるシーンと、ホームから去っていくシーン。そこをこうして望遠ズームで抑えています。
α550+SAL18250 F6.3 1/160秒 焦点距離:250mm 露出補正-0.7EV
アイデアがあったらすぐにこうして望遠にして列車の車体に映る影などを切り取ります。
写真の写りも大事だけど、その前に、こうして自分のアイデアをすぐに試すことができる環境がありがたいですね。
α550+SAL18250 F8.0 1/60秒 焦点距離:18mm
今回はたくさんのレンズの作例を出す必要があって、昔撮影した写真をいそいで見返しているんですが、お気に入りの写真、SAL18250で撮ったモノが多いなぁ。
さて、レンズの話ですが、このSAL18250にはロック機構がついています。これをロックすることによりレンズが伸びなくなります。広角側で固定されます。
これはレンズの自重でレンズがビローンと伸びて出てこないようにするため。
そんなに重くないので私のレンズではビローンとなることはないんですが、安全のため、毎回ロックをかけるようにしています。撮影するまでにワンアクション入ることになりますが、慣れるとそれほど気になりません。
レンズは伸びるとこれくらいの長さになります。さすが14倍ズーム、かなり伸びるんです。
しまうときはこんな感じ。レンズフードが小さめなので、以外とコンパクトになります。どこかに行くときにレンズを1本しか持って行けない、という時はコレを付けておくのが今でも一番安心です。
αレンズキャンペーンが始まったソニーストアのSAL18250ですが、こちらも普段は付かないソニーポイントと5年ワイド保証がプレゼントされます。
販売価格64,680円はそのままですが、ソニーポイントが3,234ポイント、5年ワイドが7,000円のところを無料にしてくれるので、合わせて10,234円分オトク!
AV商品10%+5%オフキャンペーンとソニーカード決済5%オフを利用すれば支払額は52,229円になります。実質41,995円で買えてしまう計算になります! なんだ、このオトクなのは!
これ、万能レンズに1本買っておいた方が良いかもしれませんよ。
★ソニーストア ワイドズームレンズ「SAL18250」のご注文はこちらから
☆当店blog 10.11.3「α55+SAL18250で撮る紅葉の平林寺」
☆当店blog 10.10.24「SAL18250で撮る自衛隊観閲式」
☆当店blog 09.9.9「富士サファリパーク・ウォーキングサファリの話」
さらに、ソニーストアではα33とセットにしたスナップフォトグラファーセットが用意されています。α33のボディのみとSAL18250をセットにしたスペシャルセットです。
購入価格124,480円。5年ワイドがα33の8,000円、SAL18250の7,000円をサービス。ソニーポイントが10,654円オトクになる計算なので合計で25,654円もオトク。 実質98,826円で買った計算になるかも。
対してα33のダブルズームレンズキットが84,800円です。15,000円ほど高くなる計算ですが、それでレンズの付け替え無しに広角も望遠もすべて撮影ができるメリットははるかに大きいと思います。
デジタル一眼デビューにこのセット、オススメです。
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たぁ
2010年11月20日 @ PM 1:02
レンズ紹介、じっくり全部読ませていただきましたが、やっぱり我が家の用途だと、これですかねぇ。
なんとか出張の合間を縫って、購入にこぎつけたいです(^ ^;
330にも装着可能ですよね?
店員佐藤
2010年11月20日 @ PM 11:27
♪たぁさん、こんにちは。
α330も同じAPS-CサイズのAマウントレンズなので
DTレンズのSAL18250も当然、普通にご利用いただけます。
地方への旅行に1本だけしかレンズを持って行けない!(>_<)って ことになったら私は迷わず、SAL18250を持って行くと思います。 撮影状況がわからないとき、幅広いシーンでの利用が求められる ときは必ず使いますので、早めにそろえておくとよいと思います。