防水ハンディカム『HDR-GW77V』ショールームレポート

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型番にゴールデンウィークを冠したいかにも楽しそうな新型ハンディカム「HDR-GW77V」ですが、遅ればせながら銀座ソニービルショールームへお邪魔させてもらって実機を拝見させてもらってきました。

非常に簡単ですが実機の外観レポートをお届けします。

 

今年の春からソニーさんより指示をいただいておりまして、デジタルイメージング製品(デジタル一眼“α”、サイバーショット、ハンディカム)に関しては発売前に実機を取材してもショールーム以外の場所でみたモデルについては、発売日までwebで外観、撮影画像を含むすべての情報を掲載してはいけないことになりました。

以前はショールームで見させていただくのが迷惑になるのでは、ということで担当セールスさんがいろいろ気を遣ってレビュー用機材を用意してくださったりしていたんですが、今後はそういう紹介はできなくなっています。

ということで、なるべく銀座ソニーショールームさんのご迷惑にならないように、天気も不安定というニュースが流れている今日を狙ってお邪魔してきました。 

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新型ハンディカム「HDR-GW77V」の展示ですが3Fのカメラコーナーにあり、こうして専用の展示台を用意しての発売前特別先行展示を行っています。

いきなり水槽が用意されていて、いかにも沈めてみてください!的になっているので試してみるわけですが。。。

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ま、画質についての評価は一切禁じられているので、特にこれでなにも見るモノもなし。(^^;) 水に沈めても壊れずに動作していますよ、というのを確認してきました。

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で、見所はその後で、なんていうかボディが撥水加工になっているとでもいうんですかね。水切れが良いんですよ。特にレンズ部分とか水玉が残ることもなく、すっと水が切れるので、おそらくですが実際に海での撮影時とかも水中と陸上を行ったり来たりしても画面に水玉が残っていることってないんじゃないですかね?

よーく、水を切って、備え付けのペーパーナプキンで拭いてからさて、外観を見てみたいと思います。

一番気になるのはそのサイズ感だと思うんですが、お店からもってきたサイバーショット「DSC-HX9V」と比較をしてみたいと思います。

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「DSC-HX9V」はサイバーショットシリーズの中でも大型ボディのモデルで光学16倍ズームを搭載した機種になります。並べて見るとハンディカム「HDR-CX77V」とほぼ一緒。

レンズの装着位置の違いでこんな中にハンディカムの機能が内蔵されてしまうんですか。

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立ててみても厚みはほぼ同じくらいです。

サイズ感がサイバーショットとほぼ同じってすごくないですか!? これなら首からぶら下げて歩けそうです。

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外見上のギミックを探して見ると、ここですね。バッテリーなどを収納するフラップ部分があるんでsが、ここはロック機構付きになっています。底面にある小さなレバーを横にずらしてロックを解除して、それでフラップを一度下に下げてそれから開けることになります。

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防水用にパッキンをする内部パーツがあり、その中にバッテリー、マイクロUSB端子、マイクロHDMI端子、そしてマイクロSD、メモリースティックマイクロのメモリースロットがあります。なんかマイクロだらけですが、そこまでしてボディの小型化を進めていて、実現したサイズなんでしょう。

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バッテリーはサイバーショットでも利用しているGタイプバッテリーになります。

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このハンディカムもスマートフォンで使っているマイクロUSB端子での充電が可能。付属のACアダプターで140分。パソコンのUSB端子からで200分なので、バッテリーを使い切ってしまうとPCからの場合3時間以上の充電時間がかかるというのは覚えて置いた方がよいポイント。

3時間の充電でも1本なら旅先でも寝ている間に充電できるので良いのですが、旅行に持っていくとなるとおそらく予備バッテリーも使うことになるでしょうからね。

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ちなみに、こちらが連続撮影時間などの表です。ハイビジョン撮影をされる方がほとんどでしょうからバッテリー1本で連続撮影が90分。実際には電源を入れたり切ったりしてズームも頻繁に使うでしょうし、そういう実撮影でのスタミナ性能は約45分の録画ができる目安。

一般に丸一日動画撮影をしながら旅をした場合、平均で1時間くらいの撮影をされるそうですので、それにはちょっとバッテリー1本では足りないんです。慣れている方が要領よくポイントだけ抑えて撮影するなら45分にまとめられるかもしれませんが、私みたいにあちこちなんでも撮って迷いながら使っていると絶対に45分では収まりません。

予備バッテリーは1本、必ず必要。だと思った方が良いみたいです。

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その他、ザッと使ってみて気がついたのは撮影画面。こちらは電源を入れた直後の画面で、ここでタッチパネルを使って各種設定を行います。

撮影モードを変更したときも右下に「i AUTO」のボタンがありますが、ここをタッチするとすぐにオードモードに切替ができます。水中撮影モードなど、ちょっと変わった撮影モードを搭載しているHDR-GW77Vならではのボタン配置かも。

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数秒経つと撮影画面は上記の通りになります。この画面の場合は液晶を左手で持って、ズーム、録画スタート&ストップもタッチパネルで行えるようになります。なるほど、良くできていますね。最近のハンディカム。

で、先ほどの画面なんですが画面中段左に見慣れないマークのボタンがありました。それをタッチしてみると。。。

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へぇ~。フェーダー設定のボタンがこんなにわかりやすいところにあるんですか。

フェーダーというのはいわゆるホワイトアウトしたりブラックアウトしたりする、あのフェーダーエフェクトです。普通は動画編集の時に編集ソフトでエフェクト加工をするんですが、動画編集って面倒ですから、撮影時にここだ!というのがわかっているようであれば、撮影前に操作してフェードインさせてしまったほうが後が楽♪ これはなかなか便利なところにボタン配置されているかも。

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メニューボタンを押すと、デジタル一眼カメラNEXシリーズと共通の6個のアイコン画面が登場します。上下にスクロールするロール状だったりいろいろな画面が用意されていましたが、結局のところ、このアイコン画面で操作するのが一番便利ってことになったんですかね?

確かにタッチ操作、スマートフォンもそうですけど今は主流ですしね。

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有効画素数は502万画素となっており、イメージセンサーの性能としてはハンディカムの主力機であるHDR-PJ590V、HDR-CX590Vと同等レベル。

小型モデルだからということで下位機種(HDR-CX270Vでは223万画素になります)に合わせることなく、中級機と同じレベルにしているところがさすが。画質についてはコメントしてはいけないことになっていますが、これなら安心です。

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縦型のコンパクトモデルというと、HDR-TG1、TG5Vというモデルが思い出されます。モバイルスナップ動画!ということで動画を切り取ろう!というコンセプトということもありましたが、このときのワイド画角はなんと43mm(35mm判換算)でした。

さすがに広角撮影はできず、TG5Vのときにはワイコンのアタッチメントも用意されたくらいですが、新型のHDR-GW77Vではワイド端29.8mmを実現。

これもレンズで無理をしているわけではなく、2011年モデルのハンディカムからイメージセンサーを16:9のものにしているため、それで16:9映像を撮った方が広角で撮影できるようになったからなんです。以前は4:3のセンサーを使っていたため、そこから16:9の映像を切り出すとどうしてもワイド端が狭くなってしまっていたんですが、そういう改良でワイド画角になっているんです。

レンズで無理をして広角撮影をできるようにしているわけではないので、それも高画質への安心感になりますね。

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それで、このサイズ感。。。これはいいですわ。

こういうのを手にすると、またどこか旅に出たくなります。

 

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ついでなので、同時発売になるセミハードキャリングケースの「LCM-GWA」も拝見してきました。

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普通のセミハードケースに見えますが、ファスナーは止水ファスナーになっているそうで、水漏れをしないようにしているそうです。

そうか、カメラを水から守るというよりは、ぬれたカメラからしたたる水を外に出さない工夫とかも必要なのかも。

ケースの外装はこちらも撥水素材になっているそうです。ただ単に防水するだけではなく、こういうところが使い勝手に影響するんでしょう。

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肩掛けスタイルができるように長めのストラップがついていて、説明では肩掛けスタイルで使ってください、ということになってますが、これ、カメラのサイズを考えたら首かけスタイルでOKなんじゃないですかね?

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さすが専用ケースだけあって、サイズはバッチリ。しかもケースの中にあるこのつっかえるテープ状の部分ですが、これがマジックテープになっていて外すことができます。

外すことで開口部をワイドにして手入れをしやすくしているそうです。たかがケース、されどケース。ここまで使い勝手を考えてくれているというのはすごいぞ。

今回は吉田カバンケースは出てこないのかなぁ。とか思っていたんですが、こうした防水カメラにタイしてのケースには特殊なノウハウが必要なんでしょう。

HDR-GW77V本体を購入する際は、せっかくここまで考えられているんですから「LCM-GWA」も一緒に買いたいところです。

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あとは、このカメラ、GPS機能も搭載しています。で、ハンディカムならではというか地図表示もできます。以前、地図マップを見たときは世界地図のエリアが意外と狭かった印象があったんですが、海外地図は79カ国/地域に拡充しており、国内地図も以前より詳細な地図にアップグレードしているそうです。

うわー。ますます、これを持ってどこかに旅に出たくなってきます。

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ということで新型ハンディカム「HDR-GW77V」の実機レポートでした。

今日からソニーストアさんの楽しい時間でモニタープレゼントの募集を始めていて、その結果発表が5月17日(木)となっています。

5月25日(金)発売のHDR-GW77Vのソニーストアでの受注開始はずばり、一週間前の5月18日(金)11時からになると思います。これだけのカメラが69,800円って、お買い得ですよねぇ。

ソニーストアの楽しい時間の応募と一緒にメール登録、それと購入宣言を是非!

 

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