新型VAIO Fシリーズのセッティング比較レポート
今日は朝一番で新型VAIOの店頭展示モデルがやってきました。朝から開梱セッティングをしているところですが、ここでちょっとだけレポートを。
VAIO Fシリーズの2台のセッティングレポートです。
先ほど開梱した新型Fシリーズ。皆さんよりも一足早くパッケージを公開します。この薄型の段ボールが新型Fシリーズのパッケージになります。
ソニースタイルの場合は大きな段ボールで届きますが、これ、ちょっとヒモをかけたら普通に手に持って持ち歩く事ができそうです。中古で下取りに出す、ときとかもそれほど荷物にならないし、この箱自体も取っておくときに押し入れのスペースをそれほど占有しないで済みそうです。
箱を開けると、まずはACアダプター、それとこれはテレビチューナー搭載モデルになっています。リモコンも見えます。
丁寧に出すと、内容はこんな感じです。大きめのACアダプター、バッテリー、リモコン、RF端子からのアンテナ変換ケーブル、そして取扱説明書に、B-CASカードと本体という内容です。
B-CASカードは地上デジタル放送専用の青いカードになっています。従来は光学ドライブを開いてその奥にあったりしたカードスロットですが、今回は底面に独立して用意されているので簡単に入れることが可能。最初の一度だけ、とはいえ、これがないと地デジは見られませんから。
アンテナ端子はここにつきます。ちょっと小さな端子なので無理な力をいれると壊れないかなぁ?と、毎回心配になるんですが、今のところ、当店では壊れたことはないかな?
さて、今回開梱したのはグレーカラーのモデルでした。そう、これはFシリーズのノーマルエディションになります。
当然、ソニースタイルさんからはフルスペックのクリエイティブエディションも到着しているんです。天板のカラーのイメージはこんな形です。VAIO Aシリーズみたいなピカピカ仕上げにはなっていませんが、クリエイティブエディション、単なるブラックではなくてどこかブラウンな感じがするかも。
内装はこんな違い。パームレスト部分がクリエイティブエディションではデジタル一眼αと同じような感触に仕上げられているので、これがかなりイメージを変えてくれます。
で、この2台ですが、同じCore i7プロセッサーを搭載しているんですけど、クリエイティブエディションには4コアのCore i7 820QM(1.73GHz)が。ノーマルエディションにはCore i7 620M(2.66GHz)が搭載されています。
クリエイティブエディションの方がコアの数は多いんですがクロック数はノーマルエディションの方が上。
Core i7に搭載されたターボブーストという周波数のオーバークロック機能が働くと、一時的に3GHzくらいのスピードで動くのはどちらも一緒。では、実際のところどうなのか?というのをこの2台のセッティングをまとめて行うことで見てみたいと思います。
両方ともいっせいのせ!で電源起動、キー入力の場面がきたらそれぞれに入力してまたいっせいのせ!でOKボタンを押しているので、結局、正確な時間は計れなかったんですが、総じてノーマルエディションの方が一瞬、反応が早いことがわかりました。
というか一瞬ではないですね。もっと目に見えて動作が速いのがノーマルエディション。
アップグレードプロセッサー | 通常価格 | キャンペーン価格 | |
Core i7-820QM(1.73 GHz)【4コア】 | +45,000円 | → | +30,000円 |
Core i7-720QM(1.60 GHz)【4コア】 | +25,000円 | → | +15,000円 |
Core i7-620M(2.66 GHz) | +15,000円 | ||
Core i5-540M(2.53 GHz) | +6,000円 | → | +3,000円 |
Core i5-430M(2.26 GHz) | +3,000円 | → | +0円 |
Core i3-330M(2.13 GHz) | 0円 | 0円 |
VAIO Fシリーズでは現在プロセッサーキャンペーンがあって、上記の様な価格体系になっていいます。4コアは動画のレンダリングなどで重たい動作をさせるときはより安定するとは聞いていますが、軽作業だったらクロック数が早いほうが体感的にも動作は速いよ、とは、聞いていたんですけど、まさにその通りでした。
その後、マイクロソフト・エッセンシャルを入れてファイルスキャンさせたり、Windows Updateをしたりしているんですが、Core i7 620M(2.66GHz)の方がいつも早いんです。
ファイルのダウンロード展開、ウイルススキャンの速度をみていると15%くらいは2コアプロセッサーの方が早いんです。ちなみに再起動させたときも起動が速いのはCore i7 620M(2.66GHz)です。
なるほど、プロセッサーのクロック数ってこんな働きがあるんですね。
この後、PMBでの動画の画質補正を試してみるので、そこでも違いを測ってみたいと思います。
その他、ピンクのVAIO Pシリーズと。。。
ブルーのVAIO Wシリーズも開梱しました。
この後、SシリーズとYシリーズの開梱を予定しています。
本日より新型VAIOの店頭展示スタートです。
当店店頭からVAIOオーナーメードモデルをソニースタイルへオーダーしていただくと、ちょっとした特典付きで購入ができます。ご来店をお待ちしています。
うっちー
2010年1月22日 @ PM 4:22
はじめまして、いつもこのブログ、大変参考にしています。私も2コア4コアのcorei7で迷って割引きの大きい4コアをC-TECさんで注文させていただきました。でも2コアのほうが、よかったのかなと、プチ後悔しています。今回のCPU選びはむずかしかったです。
店員佐藤
2010年1月22日 @ PM 5:45
♪うっちーさん、こんにちは。
今、PMBを使った感想をレポートしました。
PMBでは動画の高画質補正などの機能が使えるんですが
そういう重たいレンダリング作業をさせると、4コアの方が
やはり勝ります。またプロセッサーが冷えた状態では
お互いにターボブーストが効くので、それほど大きな差は
つかないかも。
4コアのターボブースト、メーターを見ていると3GHzまで
あがるので、これは気持ちが良いですよ。(^_^)v