世界初公開!ハイビジョンハンディカム「HDR-FX7」

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先ほど、ソニーマーケティングさんの勉強会に参加して、なんと、一般の方にはこれが一番最初に公開される場になります、ということで、全世界に先駆けて!?一番最初に本日発表のデジタルハイビジョンハンディカム「HDR-FX7」の実機を拝見してきました!!




なんでも今日の18時頃にアムステルダムで展示会があるとかで、そこが本来、一番最初のお披露目になるとかで、それよりも早く開催されたデジタルハイビジョンハンディカム「HDR-FX7」の勉強会です。


ソニーマーケティングさんの気合いの入り方が違います。なんせ、これ、プレスリリースの1時間後に開催された勉強会ですからね!


って、ことで、おそらくblog公開もこのエントリーが世界初!ってことになるのかもしれません!?


とりあえず、その外観だけでもお伝えしようと思います。なお、今回拝見してきた機種は試作品のため、外観や仕様が製品版とは一部異なる可能性がありますので、ご了承ください。


ちなみに、こうした勉強会でのデジタル一眼「α100」の本格デビュー戦もこれが私にとっては初めてかもしれません。(前回のソニスタミーティングの時は店員コトー君が撮影していたし。。。)



まずは大きさ比較なんですが、従来のハイエンド機種「HDR-FX1」が右側。それと去年の大ヒットモデル「HDR-HC1」が左側です。



プレスリリースでは「HDR-FX1」と比較して容積比約40%、重量約25%減とのことですが、そういう数字で表現しなくても、かなりの小型化が進んでいるのが、見てとれます。



もっとわかりやすいように並べ直してみましょう。



まずは「HDR-HC1」と「HDR-FX7」の比較です。実は「HDR-HC1」に装着されているバッテリーがNP-FM91Dという最大級のバッテリーだったりするんですが、そこはご愛敬。(^_^;) レンズフードをはずして並べてみると、なんか見かけはほとんど同じ大きさって感じですね。



こちらは「HDR-FX1」との比較。広角レンズでちょっと寄ってしまったので、映像がゆがんでしまっていますが、見た目にかなり違います。こうして見てみると「HDR-FX1」って、こんなに大きかったんだぁ、って感じ。



一番サイズが違って見えるのがこの角度ですかね?ボディの太さがかなり違っていますし。。。



実は液晶パネルもFX1ではこうして上部のグリップ部に搭載されていたのが、普通のハンディカムみたいにボディ側に装着するスタイルにもなっています。


この手のカメラを使ったことがないので、使い勝手は何とも言えませんが、この液晶をボディ側につけることができるほどの小型化をしているってことですね。


ちなみに見ての通り、液晶モニタのサイズはFX1と変わらず3.5型ワイドサイズでクリアフォト液晶プラスを採用しています。



では、各部を見ていきましょう。。。って言っても、あまり詳しくこういうハイエンドモデルを使ったことがないので、どこを見て良い物やら。。。とりあえず、気がついたのは、このマイク端子。マイク部分にアクセサリーシューがあるんですが、この脇のところにマイク端子があるので、アクセサリーとして別途マイクを装着するときには、こういうのが便利なところなんだろうなぁ。。。


勉強会の内容はさすがにblogで公開することができないんですが、レンズについてはいろいろと説明があり、FX1の光学12倍ズームにたいして、FX7は20倍ズーム。このモデルにはテレコンバージョンレンズなどの設定がないので、望遠側がこうしてパワーアップしているのは、確かに魅力的ですね。


対して広角側については35mm換算でFX1が32.5mmだったのに、FX7では37.4mmと、やや弱くなっています。本体が小型化されるとこういうのは避けられないんでしょうね。


ですが、その広角側を補うモノが今回は用意されます。



オプションになるんですが、ワイドコンバージョンレンズの「VCL-HG0862」です。別売りで希望小売価格44,940円となっており、これで0.8倍になるため、広角側が35mm換算で29.92mmになるって計算。


ちょっとこのオプションが注目で、プレスリリースにも掲載されていますが「バヨネット式」ということでワンタッチで装着することができるようになっています。



「バヨネット式」というのが、なんだかわからなかったんですが、自分でやってみると、ああ、これか、って感じの方式。


普通、ワイコンレンズってねじの山に合わせてくるくると回して装着しますが、これは一眼レフカメラのレンズ交換風と言えばわかりますかね。印を合わせてはめ込み、30度くらい回してあげるとカチャッとロックがかかり装着が完了します。


はずすときもボタンを押しながらちょこっと逆方向に回転させるだけ。


これだったらワイコンの付けはずしが従来比で5倍くらいは楽にできちゃうかもしれません!!



それと、こんな液晶遮光フード「SH-L35W」というのも用意されます。これがまた、コロンブスの卵的な発想で、なるほど、こりゃ使える!って感じになっているんですが。。。



まぁ、まずは普通に装着してみましょうか。こんな感じで液晶モニタにツメではさんで装着する感じになっています。折りたたみフードになっているので、使わないときはこれをパタパタと折りたたむわけですが、それだと本体側に液晶パネルがしまえないですよね。



そこで、クルッとモニタを反転させて、これでたたむわけですよ。



そうすると、液晶モニタが遮光フードをつけた状態でしまえるというか、ほとんど邪魔にならずに持ちはこびが出来るようになります。


なるほど!この手があったのか!! これだったら付けはずしというか運用の妨げにならずに、遮光フードを手軽に使うことができますね。うーん、頭良い人っているもんですねぇ。



ということで、そのワイコンレンズ「VCL-HG0862」と液晶遮光フード「SH-L35W」を装着した状態の「HDR-FX7」はこういう図になります。うーん、なんかカッチョイイですねぇ。



これが反対側から見た図。


他にもやたらたくさん写真を撮ってきているのですが、外観の写真はこんなところで、もういいですね。続いてはその画質の方へ移ってみましょう。


 


実は我が東京支店にはS氏という、昔からのハンディカムマニアな方がスタッフにいらして、この方が新しいハンディカムが出る度に、いろんなロケを個人的にしてきてくださっていて、こういう勉強会でその映像をたくさん見せてくださるんです。


プレスリリース発表後、たった1時間後の勉強会が実現したのもS氏の熱意からかもしれません。


で、今回もまたまたたくさんの映像を撮ってきてくださっていて、最後には笑いをとる凝った演出までしてくださっていたんですが、その中でも一番わかりやすいものを、ちょっとご紹介。


 


同じ場所、同じところで撮影している映像なんですが、これをソニーの業務用ハイビジョンモニターに映し出しているものを、私がα100で撮影しています。昔、カメラマンに習ったんですが、こういうブラウン管モニターを撮影するときはピントが合いやすいように絞りをF8くらいに絞って、シャッタースピードも1/8秒くらいまで落として撮影するんだよってことで、私もそれに挑戦。


手持ちだったので、連写してブレを起こしていないもので、帰ってきてから映像を比較してみたんですが、これをアップしたのが下のモノ。


 FX1


 FX7


製品は最終仕様のものではないので、まだまだチューニングが進みます、という説明を受けていますが、この手すりのところの解像度感だけでもかなりの差があります。


なんだ?αの撮影の仕方に問題あるんじゃないの?って思われる方もいるかもしれませんが、これ、マニュアルモードでピントもMFで合わせています。実際に私の見た目でもこの鉄格子の見え方は写真の通りでした。


まぁ、ぶっちゃけた話をすると、同じところに三脚を立てて、同じようにオートで撮ったとのことなので、若干広角側に弱いFX7の方がワイド側で撮影すると有利にはなってしまうんですが(^_^;)とは、S氏もおっしゃっていましたので、完全な比較にはならないんですが、他のカットをみても、この解像度感の向上については同様に見受けられます。


初の3CMOS搭載モデルってことになりますが、サイズダウンしている上にこうした画質の向上があるというのはさすがですね。



この比較撮影の後は「HDR-FX7」の映像を思う存分ご堪能ください!ってことで、おお!!2006年8月ってなっていますが、お盆に白川郷ロケを敢行してきたんですか!! す、すげぇぞ!!



と、思いきや、予算・時間・根性がなくて川崎市の日本民家園での撮影でしたというオチもつけてくださっていました。


これらの映像を拝見して、画質について私も語れると良いのですが。。。正直に話してしまうと、明るいところがかなり白飛びしていて、むむ?コレは?という感じ。


今回は開発現場の方からスタッフの方もいらしていたので、お話を伺ったところ、これはまだ発売3ヶ月も前の試作品。こういう試作機の場合、まずは中間色というか大体の映像チューニングをしていって、ここから明部が飛ばないように、暗部が沈みすぎないように、というチューンを重ねていくんだそうです。


なので、今回のデモ映像でも暗いところでの撮影デモは一切なかったりしたんだそうです。


これらの映像だけでまだFX7を評価しないでください、ってことになるわけですが、確かにこの白飛びしている部分を除けば、NHKハイビジョンの放送と何ら変わらないんじゃないの!?ってのが私の正直な感想です。


そういえば昨年、HDR-HC1試作機のデモ映像を拝見したときも、明るいところが飛び気味だったし、こういう試作機の画質っていうのはそういうところを割引して見る必要があるものなんですね。


 


ということで、ハイアマチュアの方にはあまり参考になるお話ができず、申し訳ないんですが、本体ボディの様子、それと3COMS搭載によるずば抜けた解像度感の向上だけでもお伝えできれば幸いです。


最終段階での製品版の画質も楽しみですが、FX1と比べてこれだけの小型化がされていて、さらにこの解像度感が味わえるなら、ちょっとHDR-HC3を使っている場合ではないかも!?


発売は11月11日なので、PS3と同時発売ですね。ハンディカムは発売日よりもちょっとだけ早く出荷されるのが常なので、早ければ10月終わりにはソニースタイルさんから出荷されるかもしれませんね。



 


★ソニースタイル「HDR-FX7」のご案内はこちらから


★本日発表、ソニー「HDR-FX7」のプレスリリースはこちらから


 


PS


ところで初めてこういう勉強会ロケで、デジタル一眼「α100」を使ってみたんですが、なんか、どれも写真がすんごく綺麗に撮れていませんか!? フラッシュをバウンズで使っているんですが、こんなに感動しているのは私だけなのかなぁ。。。(^o^)



デジタル一眼「α100」の最新情報はこちらから


 

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