ワイヤレススピーカーシステム『SRS-BTX500』ソニーストア展示レポート
この春大注目のNFC対応ワイヤレススピーカーシステム「SRS-BTX500」が先ほどソニーストアにて先行予約販売開始になりました。
2月14日のバレンタインデーお届け目安となっています。
実機はすでに銀座ソニービルショールームにて展示されていて試聴することもできます。
こういうスピーカー類は置いてある場所にもかなり音響的に左右されます。薄っぺらい机の上ではなくそれなりにどっしりと固定された棚の上にあることはあるんですが、棚の中というのは共鳴しやすいのであまり良い環境ではありません。
本来の実力は購入された方が自宅で開梱して初めて知ることになるんですが。。。そんなにこれ、悪いモノではないと思います。2chスピーカーにサブウーファーが搭載されておりパッシブラジエーターがBTX500で二つ、BTX300で一つついているそうで、それがカタログなどでもウリとして前面プッシュされているんですが、音的には重低音を無理矢理鳴らしている感じではありません。
そんなに低音が強いという感じは私はしませんでした。それよりは豊かになっているというか自然に低音を鳴らしてくれている感じで、好感が持てます。スペック至上主義ではなく、しっかりと音を聞いてバランスを見てチューニングしているような製品に思えます。
で、この手のモデルではよくあることなんですが、良いイメージをしていていざ購入したらガッカリにならないように話を先にしておくと。。。
見た目にはとてもスリムなスピーカーに見えますが、ちゃんとしたサブウーファーを内蔵しているんです。背面を見るとこうしてフラット形状ではなくウーファーボックスの存在を意識させてくれる台形形状になっているのでご注意ください。
ウォークマンにはまだNFC対応のモデルがないのでBluetoothで接続しています。音声機器とペアリングすると本体下部に青いランプがともるようです。
電源ボタン、ボリューム、Bluetoothスタンバイなどのボタンはサイドの集中配置されています。
総合出力40Wということでボリュームをちょっとだけ大きめにあげて見たりもしたんですが、ショールームの部屋の中で他の音を全部かき消すくらいの音量まであげられそうです。しかも大音量にしても音の歪みが多くはなく、さすが40W出力が可能な設計なだけはあります。
Bluetooth通信だけではなくAUDIO INがあるので無線通信でなくても音を鳴らすことは可能です。
これが上位機種のSRS-BTX500です。
続いては下位機種の「SRS-BT300」のお話です。
ちなみにボディサイズですが、500と300ではこんなにも違いがあります。500の方で重さが約2.0kgとなっています。やや重い大画面VAIOノートみたいな重量です。
弟分のSRS-BTX300は約1.6kgの軽量モデル。出力は20WとBTX500の半分程度になりますが、スタミナ性能ではBTX300の方が上。約8時間の音声出力ができるそうです。
背面がスピーカーボックスになっているのはBTX300も一緒です。こうしたふくらみがあります。ただし、サブウーファーユニットはBTX300には搭載されていないので2chスピーカーシステム+パッシブラジエーター×1という仕様になります。
また、BTX500には磁性流体サスペンション構造という新開発のスピーカーユニットを搭載しているんですが、BTX300にはそれはありません。
ボディサイズだけではなく音質のこだわりにもBTX500と300では差があるようです。
スタンドはちょっと変わっていて本体サイドにぴったりとしているカバーパーツを後ろにちょっとずらすとこれがスタンドの足になります。
そこから各種操作ボタンが出現。
こちらもそれほど低音を強調した様な感じには聞こえません。試作モデルなのと、あまり音響特性としては最適なところの環境ではないんですが、ナチュラルに鳴らしてくれる印象。
ジャズとかポップスとかロックとかが合いそう。
USB出力端子も装備しているので、ここからスマートフォン、ウォークマンなどにおすそわけ充電をすることもできます。
ソニーストアの販売価格は下記の通り。来週末のお届け予定になります。音を重視するならBTX500(ホームノートPC並)なんですが、持ち運びを重視するならBTX300(モバイルノート並)というのもあります。
個人的な感想ですが見た目のイメージよりは軽い持ち心地でしたので、迷ったら上位機種の方が良いとは思いました。
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☆当店blog 13.1.17「パーソナルオーディオシステム『SRS-BTX500』登場」