マクロレンズ『SAL30M28』店員の声
マクロレンズ「SAL30M28」は2009年10月22日発売で「はじめてレンズ」シリーズの第2弾として登場しました。レンズ重量は150gと、実はαレンズの中では最軽量。α55と一緒に使うと、写真の様に超コンパクトに利用ができるレンズになります。
α550+SAL30M28 F2.8 1/250秒 焦点距離:30mm
さて、このレンズも私は大好きなレンズ。スナップマクロというか、焦点距離が30mmと広めで35mm判換算で45mmと、標準レンズの50mmに近いのもポイント。それでいて、最短撮影距離は13cmで、イメージャーカラーの距離なので実際にはレンズの手前数cmまで寄れる、まさに何でも撮れてしまうレンズになります。
これ1本あったらどこでもいけちゃうじゃん! ということで、この30mmマクロレンズだけで写真遠足をしてきたのが今年の3月。
マクロレンズって接写専用のレンズではなくて、こんな風にスナップ写真を撮るのに使っても良いんですよ。
α550+SAL30M28 F7.1 1/500秒 焦点距離:30mm
これなんかも江ノ電がやってくるのを待ちながら踏切越しの海を撮った写真。ちょうど良い画角になっていると思うんですが、ズームがなくても自分が撮影場所を前後して探すことで良いところが見つかるものなんですよ。
α550+SAL30M28 F2.8 1/50秒 焦点距離:30mm
こちらは昨年秋にトワイライトエキスプレスに乗ったときの、JR唯一のお昼ご飯を出してくれる食堂車での昼食の写真。
こういうグルメ写真日記をつけたい、料理の写真を撮りたい、と言う方にオススメしたいのがこの30mmマクロです。絞りを開放にして、露出補正でちょっと+に振って明るくしてあげて、それでやや逆光気味に写真を撮れば、お料理がとてもキレイに撮れます。
α550+SAL30M28 F2.8 1/50秒 焦点距離:30mm
これがその食堂車「ダイナプレアデス」の看板というか、扉のところにあるシール。
これは鉄道雑誌を見るとよく撮られているパターンみたいで、手前のシールにフォーカスを合わせてガラス越しに食堂車の中を撮影します。ちょうど良いぼけ味になるように、絞りを何通りか変えて撮影しておき、あとから一番良い感じのモノを選ぶんですが、この時は絞り開放で撮ったモノが一番良かったようです。
お気に入りの写真です。
tecstaff
α550+SAL30M28 F11 1/320秒 焦点距離:30mm 露出補正-0.7EV
マクロレンズとはいえ、こうして風景写真を撮ることも可能。マクロレンズだからといって何か不具合があるかといえばなにもないんです。
コンパクトにカメラをまとめられるし、このマクロレンズ1本だけで旅行に行くというのも楽しいと思いますよ。
コンパクトと言えば、NEX-5、NEX-3にマウントアダプターを使って装着した場合、AFが使えます。ピント合わせに時間はかかりますが、マクロ撮影なんてそんなにいそいで写真を撮ることもないし、あまり問題ではないかも。
それよりはEマウントレンズに、まだマクロレンズがラインナップされていないので、まずはこの30mmマクロでNEXのマクロ撮影に挑戦をしてみる、というのも良いと思います。
デメリットというか、花のマクロ撮影とかする際は焦点距離が30mmとかなり近いので、大きく映そうとして寄りすぎてしまい、レンズ自体が影になってしまうことがあるんです。自宅のリビングでの撮影などなら良いのですが、外でマクロメインで使われるなら、いきなり高額なレンズになってしまいますが、SAL50M28とかSAL100M28をオススメします。
それよりもどんなシチュエーションでも撮れる、スナップ風の写真を撮ってみたい、その延長線上にマクロ撮影も!なんてわがままな方にオススメです。
ソニーストアの販売価格は20,160円。αレンズキャンペーン期間中は605ポイントのソニーポイントと、2,000円の5年ワイド保証が無料でついてきます。
合わせて2,605円分もオトク!
お小遣いでちょっと買えるレンズです。これであなたのα写真路も次のステップへ!
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☆当店blog 10.3.15「鎌倉写真遠足」
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☆当店blog 09.10.22「30mmマクロレンズ『SAL30M28』開梱レポート」
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