ブラビア09年年末モデル発表

LINEで送る
Pocket

ZDS1999.jpg
★ソニープレスリリース 液晶テレビZX5シリーズ発表

本日、ソニーさんからブラビアの新型モデル「ZX5」シリーズが発表になりました。毎年、このタイミングでブラビアの主力モデルがドバッと発表になるんですが、どうやらこの年末は、このZX5だけになるようです。

 

DSC03764.jpg

ブラビア「ZXシリーズ」は昨年、かなりニュースになっていた厚さ1cmを切った超薄型液晶テレビです。40型モデルが1機種のラインナップになっていて、液晶テレビに必要なバックライトを背面に持ってくるのではなく、LEDを画面の上下左右に配してそれを拡散させて画面を明るくする新方式を採用。

DSC03671.jpg

また、本体の薄さを強調する意味もあり、ワイヤレスで映像信号を伝送することができるため、テレビ自体は電源だけ配線して壁掛け設置。

テレビチューナーは手元に置いてBDレコーダー、PS3などはチューナーユニットに接続して無線で信号を飛ばすことができる、という文字通り、飛び道具を使ったモデルでした。詳しくは当店ホームページでご覧いただくとして。。。

SZ5171.jpg
☆当店ホームページ「ブラビアZX1シリーズ『KDL-40ZX1』実機レビュー」店員の声

☆当店ホームページ「ブラビアZX1 プレミアムオーダーレポート」はこちらから

 

今回のニューモデル「ZX5シリーズ」では52型、46型がラインナップ。従来のZX1の40型はそのまま継続販売になるようです。

ZX1からZX5になることでの主な進化ポイントは下記の通り。

・4倍速モーションフロー240コマ
・1080P映像の非圧縮ワイヤレス伝送が可能(従来は1080i)
・LEDの発光効率を高めて画面下部にだけ配列。
・ポリカーボネートを使った新デザイン。
・アクトビラフル対応、Felica搭載リモコンなど09年ブラビアモデルへの進化。

などなど。

DRC-MFの搭載こそないものの、X1、XR1の後継モデルが出てきていない今、最強画質のブラビアになっているようです。ZX1では2.4GHz、5GHzを使っていたワイヤレス伝送により、入力信号としては1080Pに対応しているものの、伝送は1080iにダウンコンバートしており、1080p映像をそのままの画質で表示するにはHDMIケーブルを本体に接続する必要があったわけですが、今回は伝送帯域を変えて、1080pの伝送に対応しているそうです。 

ZDS2001.jpg

詳しい話についてはメーカーページには記載がなく、意プレスさんのAV Watchで私も拝見させていただいたんですが、60GHz帯での伝送をしているとか。60GHzはロケーションフリーHDでハイビジョン信号の伝送に使っていた周波数帯域なんだそうですが、ロケフリHDでは映像信号を圧縮伝送していたのに、今回は非圧縮とのこと。伝送方法はそのままというわけではなく、新たに開発されたものが使われているようです。

ちなみに、今だから言うんですが、当店でZX1のレビューをさせてもらったとき、ワイヤレスレシーバーの下にBDレコーダーを設置して、それでテストしていたんです。ですが、数秒に1度、定期的に映像信号に乱れが出るので、これ、なにか不具合があるんじゃないの?ということで、メーカーさんに連絡。結局、他の機種では同様の症状が見られなかったようで個体の問題となり、BDレコーダー側の個体に問題があったのか、ZX1側の個体に問題があったのかわからずじまいで返却したことがあります。2.4GHzも5GHzも利用している機械が多すぎて、原因をつかむところまで時間がかかるし、原因も多いし。。。なんですが、そういうのが60GHz帯利用でなくなるなら、これは1080p伝送が可能になったことよりも大きなニュースかもしれません。

それとLEDライトの画面下部配列も、かなり大きなポイント。というのも画面上下左右にLEDを配していたZX1はフレーム枠全体で熱を逃がす必要があったため、フレームに手を触れるとやけどする様なレベルではないものの、かなりの熱を感じるボディだったんです。ZX5では上枠、左右枠にはLEDは入っていないので、普通のテレビと同じ感じになるでしょう。テレビのフレーム枠を触る事って滅多にないことではあるんですが、テレビ売り場ではテレビをペタペタ触る人も多いでしょうし、そういう対策なのかも。

4倍速のモーションフローも効果は高いと思います。自宅のブラビアX1は2倍速モーションフローモデルなんですが、比較して見てみると動いている時の映像のシャープネス感が向上している感じになります。4倍速モデルを長時間見たことがないのでわかりませんが、静止しているシーンなどではDRC-MF搭載のX1の方がリアル感があり、スポーツなどの動きのあるシーンでは4倍速モデルの方がシャープに見えるんだろうなぁ。。。などと思いつつ、うらやましく思っていたりします。(>_<)

 

市販する通常モデルの価格は52型が約65万円前後、46型が55万円前後とのこと。40型のZX1が発売当時は458,000円でしたので、そこにプラス10万円ずつ、という様な計算。それを考えると新機能、進化ポイント込みでのニューモデルですので安く感じられるでしょうか?

 

ZDS1998.jpg

それと、今回のZX5の登場と同時にソニースタイルの「BRAVIA プレミアムオーダー」のモデル拡充も発表になっています。

今まではZX1のプレミアムオーダーとして、ワイヤレスチューナーの有無、スピーカー、スタンド、壁掛け設置などのカスタマイズをソニースタイル限定で受けていたのですが、そこにZX5と、W5を加えるそうです。

W5はソニースタイルオリジナルのカラーを用意するようですが、ZX5の方のカスタマイズ項目はまだ未定です。もしかしたら、ZX1の様なカスタマイズはできないのかも。

それと、このプレミアムオーダー専用製品としてデジタルチューナー内蔵HDDレコーダー「BRX-A500」の限定販売を行うそうです。ブラビアリンクを使ってあたかもテレビに内蔵HDDを搭載したかの様な使い方を実現するHDDレコーダー。市販モデルでは320GBのものがあるんですが、500GBは今回新登場です。

 

それと、これも蛇足情報になるかもしれませんが、先週金曜日にブラビアのZX1が値下げになっています。

ZDS2002.jpg

ワイヤレスチューナー付属モデルの登場当初の価格は458,000円~だったものが、5月22日に超大幅値下げになって368,000円~になりました。今回はまたまた大幅値下げで308,000円になっています。これで価格は2/3にまで下がりました。

また、チューナーが付属しないワイヤードモデルとして購入した場合、338,000円~だったものが298,000円になり、今回はさらに7万円も下がって228,000円になっています。こちらも2/3の価格まで下がりました。最初からこの価格だったら、私もX1ではなく間違いなくZX1を買っていたことでしょう。

なんせ、このボディの薄さは驚異的だし、まだまだえらい高い値段のLEDバックライトの液晶テレビがこんな安い価格で買えてしまうんですから。

 

BDレコーダーがあるなら、それをHDMI直結で使う事で、ほとんど普通のテレビとして使う事が可能。最先端のテレビを自宅に置きたい!使ってみたい!見てみたい!と言う方、これ、チャンスですよ。

 

★ソニースタイル ブラビアZX1のご案内はこちらから
★ソニースタイル ブラビアZX1 組み合わせシミュレーションはこちらから

SZ5171.jpg
☆当店ホームページ「ブラビアZX1シリーズ『KDL-40ZX1』実機レビュー」店員の声

☆当店ホームページ「ブラビアZX1 プレミアムオーダーレポート」はこちらから

【ブラビアZX1の当店blog関連エントリー】

・08.8.28「新型BRAVIAが4機種登場」
・08.9.12「ブラビアZX1 プレミアムオーダーモデル価格発表」
・08.11.6「ブラビア『ZX1』がオーダー開始になりました!」
・08.11.6「ブラビア『ZX1』開梱&セッティングレポート」
・08.11.7「ブラビア『ZX1』のワイヤードモデルの話」

 

 

 

さらにさらに蛇足ですが、DRC-MF搭載のブラビアX1も40型モデルが3万円の値下げになっています。この年末はZX5だけで新機種の投入が終わるとしたら、DRC-MF搭載ブラビアはフラッグシップモデルのXR1だけになります。XR1の方は相変わらず価格が桁違いで55型で748,000円。46型で598,000円のままとなって継続販売になっています。

トリルミナス液晶を搭載した無敵の液晶テレビですからXR1のこの価格は仕方がないとして、映像エンジンにDRC-MFを搭載した安価なモデルはこれでなくなってしまうのかも。BDレコーダーの最上位機種BDZ-RX200(278,000円)に搭載されてはいますが、こちらもお買い得ラストチャンスです。すでに52型、46型は販売終了、カラバリもなくなっていますが、258,000円はお買い得です!

ZDS2003.jpg
★ソニースタイル 液晶テレビ「ブラビアX1」のご案内はこちらから

kdl-40x1_info.jpg
☆当店ホームページ ブラビアX1シリーズ「KDL-40X1購入記」店員の声はこちらから

 

LINEで送る
Pocket