フラッシュ「HVL-F36AM」を使ってみよう

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そういえば、本体とレンズ一式、ケース類の他にフラッシュの「HVL-F36AM」も買っていました。(会社で。)


明日はスペシャルゲストのご来店もあることですし、ちょっとここでフラッシュの使い方も練習してみましょう!




当店で購入したのは「HVL-F36AM」というガイドナンバー36のフラッシュ。α100本体に内蔵されているフラッシュがガイドナンバー12で、もうひとつ大きなフラッシュでガイドナンバー56の「HVL-F56AM」というモデルもあります。



このガイドナンバーってのは光量の目安。絞り、シャッタースピードによって到達距離が変わってきて、説明がちょっと大変なのでここでは省きますが、要は数字が大きい方がフラッシュが到達する距離が多いと思っていただいて大丈夫です。


とりあえず当店では商品撮影が主であり、それほど距離のあるものを撮影することはまずないので、ここではガイドナンバーの小さい方のモデルを購入しています。


 


で、開梱してみるとこんな感じ。ワイド画角で撮るときのための拡散ワイドパネルとスタンド、それとフラッシュを全部しまえるケース、それに取説が入っています。



電源は単3電池4本駆動になっています。発光回数は光量にもよるため、かなり上下があるんですが、アルカリの場合で200~4000回となっています。


で、ちょっと話が脱線しますが、フラッシュの本体装着の際にちょっとした技をVirgoさんから先日教わりました。


 


フラッシュは本体上部のシューアダプターに装着するんですが、そのアダプターのカバー。いかにもはずしたらなくしてしまいそうですよね。



実はこれ、α100本体に同梱のベルトに装着させることができるんですって。こうして差し込み口にサクッとさしてあげると。。。



こんな感じでカバーをしっかり固定できます。


Virgoさんに言われなかったら全然、全く、完全に気がつきませんでした。「VAIO OWNER MADE フェア」とか言って、お店のキャンペーンイベントをやっているのに、私はこうしてお客さんから裏技を勉強させていただいて、ばかりです。(^_^;)


Virgoさん、今後もご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。


 



そんなわけでフラッシュを装着したα100ですが、これでAIBOのまっくす君をモデルに見立てて、試し撮りをしてみましょう。



こういうデジタル一眼のフラッシュっていろんな表示ランプがついていて、マジメに撮影しようとすると、セッティングが結構大変なものなんですね。とりあえずZOOMというボタンを押すと焦点距離がいろいろ変わります。ここで撮影するさいに照射角をいちいち設定しなければいけないんですね。


詳しくは取説をご覧いただくとして、まずは内蔵フラッシュと比較してみましょう。



これが内蔵フラッシュで撮影した写真。



こちらが「HVL-F36AM」を使って撮影した写真です。


まぁ、かなり近距離で撮影しているので内蔵フラッシュでも全然、コトが足りていますね。ちなみにフラッシュを使わないとどんなことになるかというと。。。



まぁ、自然と言えば自然なんですが、遠くの蛍光灯だけで、暗いところで撮影している感じもそのまま伝わってきます。(わざと上の蛍光灯は消して撮影しました。)



で、ここでちょっと技を使ってみましょう。バウンス撮影です。


今回の様にすぐ後ろに壁がある場合、思い切り影ができてしまうので、これを防ぐために天井にフラッシュを向けてしまい反射光で撮影するってことができるみたい。こんなことをやるのは初めてなんですが、実験、実験。


まずは45度の角度にして撮影してみると。。。



お! なんかフラッシュを感じさせない良い感じになってきました。でも、ちょっとまだ影が入っていますね。45度くらいだとまだ直接光が入ってしまうんですね。バウンス撮影の角度のとり方についても取説に詳しく書いてあるんですが、とりあえず、ここでは影を消すために90度上に向けてみましょう。すると。。。



おお! なんか見事な写真が撮れてませんか!? もう影とか全然見えません。普通にフラッシュを使わないで撮影したみたいです!!


 


で、「HVL-F36AM」にはもうひとつ変わった機能がついています。ワイヤレスフラッシュというのがそれ。



これはカメラとフラッシュを離して使うことができる機能です。一度、最初にカメラとフラッシュを接続している状態でカメラ本体をワイヤレスフラッシュ設定にすることで、チャンネル設定ができるそうで、以降はフラッシュをワイヤレス設定に。



カメラもワイヤレス設定にすることで、コードなどで接続しなくても撮影ができるようになります。



フラッシュについているスタンド部には三脚に装着するためのねじ穴もついているので、こんな風に三脚設置が可能。この状態でワイヤレスフラッシュで撮影してみると。。。



はい、こんな風に横からの影がある写真が撮れます。正面からのフラッシュではないので、こうして立体感を出すことができるようになるんですね。さらにこれだとちょっと影が強すぎるみたいなので、ワイヤレスでバウンス撮影にしてみると。。。



どうでしょうか、なんとなく、立体感のある写真が撮れたでしょうか?


フラッシュを使っての撮影の仕方がイマイチよくわかっていないので、これも経験を重ねてみないとダメそうですが、撮影した画像がその場でチェックできるデジタル一眼です。一度、こういうフラッシュ撮影をする機会に、機材を持ち込んで使い慣れてみたいですね。


 


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