デジタル一眼“α”でお花見『花見山』

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先週末にプライベートで行っていた福島、宮城県の旅のレポート第2弾です。今回の旅のクライマックスでもあった福島県の「花見山」というところについて紹介したいと思います。

 

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東北旅行1日目は関東から宮城県へのドライブに半日費やし、午後は宮城県の桜見物と言うことで「船岡城址公園」と「白石川堤一目千本桜」、それと白石城へお邪魔してきました。時間にゆとりがあれば「花見山」も1日目にいくつもりだったんですが、ちょっと遅くなってしまったのでそのまま宿にはいりました。

泊まったのはこんなロケーションのところです。目の前は福島駅。新幹線を一晩中見ることの出来る部屋でした。

1ヶ月前、ここの駅前で「イカニンジン」を探して、乗り換えの70分の間に探そうと焦ってフラフラしていたのを思い出します。

で、ここで1泊過ごさせてもらって、翌日の朝、花見山へ出発です。

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前日の夕方に一応下見だけしてきていて、周辺がどうなっているのか見てきたんですが、この時期は交通規制が敷かれて一般車は花見山に近寄ることすらできません。

花見山のお花見用に専用の駐車場がちょっと離れた河川敷に用意されているので、そこからシャトルバスを利用するか、もしくは福島駅からもバスが出ているので、どちらかを利用することになります。

時刻表を見てみると専用駐車場からは20分に1本程度。駅前からは30分に1本程度となっているので、ここは専用駐車場に行ってみることにしました。場所は花見山に向かうと自動的にそちらの駐車場へ案内される形になるので事前にマップを用意しなくてもたどり着けると思います。

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駐車場は無料で駐車が可能。駐められる台数は相当あると思います。ここがいっぱいになることはあるのかな? というか、いっぱいになると相当駐車場の中を歩くことになると思います。私たちは朝8時には出発していますので、わりとシャトルバスに近いところにクルマをとめられました。

駐車場料金はここも無料なんですが、シャトルバスは花見山の整備費という名目で往復300円かかります。

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15分ほどバスにゆられて、花見山の入り口に到着。ここにおトイレやお土産屋さんがあります。なんか、上高地とか尾瀬に来たみたいな感じです。

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バス乗り場にもありましたが、ここにも今の福島ならではの風景がありました。放射線の線量がここは関東よりは高く、1.72マイクロシーベルトとのこと。

私たちはまったく気にせずに来ていますが、気がつけば観光地にしてはお年寄りが多いというか、家族連れが少ないのは気のせいですかね? まったく小さな子供達がいないわけではなく、ちらほらはいるんですが、朝が早かったせいかな?

 

さて、その「花見山」なんですが、地元の方達が桜を山に植えていって、山全体が桜というかピンク色になっているところ、とは聞いていたんですが、実際はどんなところなのかわかりませんでした。

で、実際にやってきて、ガイドマップを見てみて、やっと納得。

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☆花見山周辺マップ(pdf)はこちらから

☆福島市の観光ナビ「こらんしょ ふくしま」の花見山案内はこちらから 

なんというか、住宅地から山に入ったところにある集落がまるまる全部「花見山エリア」みたいになっていて、その集落を一回りしてくるようなコースがマップとして用意されているんです。上記のマップの下のところにバス停があり、そこから歩いて30分コース、40分コース、65分コースと3つのコースを用意してくれているんですが、結論からいうと65分コースを歩かないと意味がありません。

30分コースなんて特に入り口から2割くらいみてくるだけ。「花見山」という山があるんですが、そこは全然見ないで帰ってくることになります。40分コースも花見山の入り口まで行くだけで、花見山の姿をちゃんと見られるわけではありません。65分コースだけが花見山をちゃんと見ることができるコースになります。

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ということで、バス停を出発してガイドマップを頼りに歩き始めます。マップには写真の撮りどころを記したポイントがあちこちに記載されているので、まずはハナモクレンのポイントを目指します。

そこまで歩いて20分の予定なんですが、これがなかなか進まないんです。というのも。。。

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この花見山エリアの桜の量ですがとんでもないんです。桁違いというか、冗談の様な桜の量。

以前、秩父の芝桜とか見に行って人工的に作られた風景というのにちょっとガッカリした気分があったんですが、ここはそうではなく人工的に植えられた桜とは言ってもあまりのスケールにそれを感じさせません。

なんていうか、普通の桜公園が普通の遊園地だとすると、ここはディズニーランドみたい。超本格的なテーマパークというか圧倒されます。なんせ山というか、村全体が桜に覆われているって見たことないですから。

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これはマップの6番地点にあった休憩どころ。まだ準備中なんですが、ここも桜に囲まれています。

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こちらは途中で見かけた普通の民家だと思うんですが、ここも全部桜に覆われています。すごいですね。ここは山が桜で覆われているのではなく、村全体が桜。花見山ではなくて、花見村って名称変更をした方が良いんじゃないですかね!?

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ということで、ここが最初の撮影ポイント。

これで天気が良ければなぁ。。。

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このすぐ脇に花見山公園の入り口がありました。今年は花木の養生のため入ることができないんだそうです。というのも桜という木は根を踏みしめられるとそれで弱ってしまうらしく、それでこうして入園しないことで回復を狙うみたいですね。

昨年までは入場できたんですが、今年はここが入ることができません。

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でも、ここのエリアに入れなくても全然楽しめるというか、入っていないからどんな景色が見られるのかわからないで言っているので説得力もないんですが(^^;)、元々花見山自体を見に来ているので、花見山に入る必要はないわけですから。

次回、また来年にでも来たときのお楽しみにしておきたいと思います。

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なお、こちらがその花見山の麓から見た山の姿です。ちょっと写真の撮り方がわからないというか、山全体が桜なのでどうやってそのスケールを表現すればよいものか。。。

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ということでマップの3地点目にやってきました。40分コースはここで折り返すんですが、65分コースはここからやや坂になっている道を歩きます。(ちなみに道はすべて舗装路です。トレッキングシューズとか必要はなくスニーカーで十分)

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坂を登っている途中にちょっと開けた場所があり、ここでたくさんの人がカメラを構えています。

皆さん、口々に「ブルーシートが残念」と、言っていましたが、なるほど、そのブルーシートの上に見えるのが花見山でした。ここが山の全体像を見えるナイス撮影ポイントみたいです。

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ちょっと寄ってあげるとこんな量感。おとぎ話に出てくるみたいな山でした。

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こちらは妻が撮影したサイバーショット「DSC-TX300V」のミニチュアモードで撮影した写真。なんか、この花見山で一生懸命写真を撮っていたのは見ていたんですが、どうやらミニチュアモードにはまったようで、花見山を一生懸命、お菓子の山にしていたみたいです。

なるほど、これは面白いですね。

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さらに坂を登ると吾妻富士が見えてくるポイントがあります。ここも撮影ポイントです。

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NEX-7のオートHDR機能を使って撮っているんですが、コントラストがありすぎて難しいですね。こういうの、どういう風に撮影すれば良いんだろうなぁ。

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妻のサイバーショット「DSC-TX300V」です。そっちを撮りましたか。

これでマップの4番ポイントを回って、あとは集落を下ってバス停に戻るだけです。65分コースとなっていてさっさと歩けばそれくらいの時間で歩けるはずなんですが、すでにここで1時間以上経っていました。

時間が流れるのを忘れさせてくれる場所です。

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集落を下りながら山を見るとこんなところもあります。集落が桜に囲まれていますが、これらのお宅から周りをみるとどんな景色なんでしょうね。

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これは来て良かったです。まさに桃源郷というか、ここでしか見られない景色を楽しませていただきました。

夏場に来ても、たぶんここってなんの特長もない普通の集落になってしまうんでしょうけど、春のこの季節にだけ、まるっきり別の村に生まれ変わるんでしょう。毎年。

しかし、どんな撮り方をしてもここの「集落全体がお花見会場」状態になっているというのをうまく表現できません。切り取った風景もすばらしいんですが、それよりはこの桜の圧倒的な量を表現するのには。。。そうだ、パノラマ撮影しかないですね。 (^_^)v ということでPetaMapに掲載したパノラマ写真を3点掲載します。

それぞれクリックしていただくと大画面パノラマがお楽しみいただけます。

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これ、PCのブラウザで全画面表示すると、私には当日の感動がよみがえってきます。

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旅行に出かける前から、JRさんで出している旅行パンフレットを見て、こんなすごいところある
わけないよね、きっとCGだよ、これ。とか話していましたが、実際にこういうのをみるとCG以上の迫力。

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花見山だけではなく村全体がこんなことになっているとは知りませんでした。

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帰り道は植木屋さんがお商売をしていて、桜を買って帰ることもできます。これは私も買って帰って育ててみたくなるんですが、さすがにマンションのベランダで桜を育てるのは難しいだろうなぁ。。。大きくなってしまったときに手の施しようがなくなりそうです。

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お土産屋さんもたくさんあってそのバックにはやはり桜。まさに桜のテーマパークです。

今年はあちこちに桜を撮影しに行きましたが、ここが一番グレートでした。

写真撮影には天気が良くないとやはりテンションが上がらないんですが、それもまた次に来たときの楽しみに取っておきます。ここでベストコンディションで楽しめてしまったら、もう二度とこれないかもしれません。

ここは出来れば桜の季節ごとに毎年来たいところです。

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帰りのバス停の前でシャクリンさんと記念撮影です。えーと、よくわからないんですが福島の高速道路の応援キャラさんみたいです。

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結局滞在は2時間以上。倍の時間がかかってしまいましたが、満足でした。

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☆tenki.jp「花見山」桜開花情報はこちら

こちらが今日時点での花見山の開花状況です。今日は満開ステータスになっていますが、私たちが行った日曜日の4/22はこれでも7分咲きステータスでした。

そして、So-net blogでこの花見山の状況をこの時期、毎日お知らせしてくださっている方がいらっしゃいます。

☆柳田利美さん主宰blog「福島 花見山公園の桜:2012年開花状況」

こちらでも状況を把握させていただき、お世話になりました。こちらによると24日が満開とのこと。天気がもてば今週末も楽しめそう、とのことです。

 

4/22が一番の人出になる予想とのことでしたが、天気が良さそうな今週末もきっと見頃なんでしょうね。いいなぁ、GWに福島へ行ける方。


PetaMapで詳細を見る

こちらがPetaMapに作った花見山のスポットデータです。臨時駐車場は「あぶくま親水公園」というところにあります。

福島駅は関東からだとちょっと遠いんですが、ギリギリ日帰りしようと思えばできるところだと思います。(あ、渋滞があるときついかな。)

来年も絶対にいこっと。 

 

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