デジタル一眼“α”でお花見『千鳥ヶ淵』

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“α77”+SAL1680Z F6.3 1/250秒 +0.7EV 焦点距離80mm

今朝も出勤を1時間遅くしてもらってお花見立ち寄りをしてから出てきました。

今日の“α”朝練は「千鳥ヶ淵」のお花見写真です。

 

前回はどうも露出がうまくわからなくて、控えめな露出補正ばかりだったんですが、今回は思い切っていじるのをこころがけつつ、それと“α77”の操作方法をちょっといじって自分なりに使いやすくしてみましたので、それをレポートしたいと思います。

☆当店blog 12.4.6「デジタル一眼“α”でお花見『小石川後楽園』」 

基本的にカメラまかせのオートでばかり撮っている私が発見した技なので、ベテランの方からすると全然たいした話ではないと思うんですが、よろしければおつきあいください。

 

では、まずは今朝の作例から。

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“α77”+SAL1680Z F8.0 1/400秒 +0.3EV 焦点距離16mm

降り立ったのは東京メトロ・有楽町線の麹町駅です。以前、2006年まで当社があった街で私もここに通勤をしていました。久々の麹町なんですが、そういえば麹町は桜の多い街だったんですね。いたるところで桜を見ながら歩くことができます。

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“α77”+SAL1680Z F6.3 1/250秒 +0.3EV 焦点距離80mm

今日のレンズはカールツァイスの「SAL1680Z」がメインで、それとおなじみにですが超ワイドズームの「SAL1118」と、望遠レンズの「SAL70300G」の3本。

昨日使っていたSAL18250と比べるとさらに一段シャープに写る描写がたまりません。

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“α77”+SAL1680Z F8.0 1/400秒 +0.3EV 焦点距離16mm

麹町を抜けたらそのまま武道館に向かってお堀の中に向かいます。千鳥ヶ淵交差点からお堀に入っていくと遊歩道があり、ここから千鳥ヶ淵を対岸からみられるスポットがあります。

駅からハイキングでこの道を知ったんですが、ここから見てみたい風景がありました。

それがこちら。

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“α77”+SAL1680Z F22.0 1/20秒 +0.7EV ISO50 焦点距離16mm

うーん、撮ってみたらあまりたいしたことがないですね。(^^;) 前回来たときはα900にSAL1635Zという鬼に金棒状態だったと思うんですが、レンズとカメラの威力だったのかなぁ。割と普通の景色だったので感激がありません。絶景は絶景なんですが、桜がなくてもよいかな。

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ちなみに場所はここです。ここだけ見通しがよくなっているんです。

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私だけのちょっとした秘密のスポットだったんですが、また、別の機会に来てみたいと思います。

 

続いてはそのままお堀をぐるっと回って千鳥ヶ淵の大人気スポットへ。

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“α77”+SAL1680Z F7.1 1/320秒 +0.3EV 焦点距離80mm

まだ桜は散り始めていません。今日がまさに満開状態みたいです。桜も満開ならボートの数もすごく多いです。ちょっと時期をはずすとこんなに空いているんですけどね。

☆当店blog 11.4.15「TOKYO 36景に挑戦 その2【千鳥ヶ淵】」 

でも、昨年来たときとはさすがに桜の量が違うというか、まさに全開状態です。これは綺麗です。

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ちないみに場所はこんなところです。ボートハウスがあって、その上のところに展望台みたいなエリアがあるので、ここからだと邪魔になる枝などもなく千鳥ヶ淵の水辺がクリアに撮影可能。

九段下からここに向かうというのが一番普通のルートになると思うんですが、ここがすごい混みます。

今回私がやった様に、麹町や半蔵門駅から歩いて反対側からアクセスするとそれほどすごい混雑を味合わなくてすむかも。ルートは住宅街を抜けていかなくてはいけないのでわかりにくいんですが、スマートフォン、タブレットなどを使って道案内をしてもらえばなんとかなるんじゃないですかね?

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“α77”+SAL70300G F8.0 1/250秒 +0.3EV 焦点距離300mm

桜のこういう量感を撮るのにはやはりGレンズ「SAL70300G」の出番。

圧倒的な解像力というか情報量が得られます。

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“α77”+SAL70300G F6.3 1/400秒 焦点距離140mm

桜だけ写しても対比ができないので、なにか一緒に入れたいんですが、やはり千鳥ヶ淵だとボートなんですね。

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そのボート乗り場ですが、すごい大行列になっています。平日の朝の9時台でこんなことになっているんですけど、これ、昨日とか一昨日はどうなっていたんでしょうか?

人が混む前に、平日の早朝に出勤前お花見を、というのが今回のコンセプトなんですが、人気スポットはそういうの関係ないんですね。

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“α77”+SAL1680Z F8.0 1/320秒 焦点距離24mm

千鳥ヶ淵のお隣の靖国神社も有名な桜のスポットです。今回は時間がないので立ち寄りませんが、東京の基準木があるくらいですので、時間があれば立ち寄りたいところです。

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九段下から武道館に向かう人たちの数。9~10時の1時間で写真遠足をしてきたんですが、10時近辺になると、もうすごい人ごみ。

水曜日には天気が崩れるみたいなので、もう今日、明日しかないんですもんね。有給取っちゃうのかな!?

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今日の撮影ルートはこちらです。

麹町に会社があったときにもっと来ればよかったなぁ。

 

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さて、話は変わって“α77”の設定の話なんですが、ちょっと便利な設定ができます。私は“α77”になってから気がついたんですが「ダイヤル露出補正」という機能が搭載されていて、これを最近、使う様になりました。

メニューの設定項目4番のところにあります。

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デジタル一眼“α65”“α57”などのエントリーモデルのカメラには搭載されていなくて、中級機の“α77”にだけ搭載されている機能としてボディ手前側にある2個目のダイヤルというのがあるんです。

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通常はシャッターボタンそばにあるダイヤルで絞り、シャッタースピード、露出補正などを行いますが、“α77”などの中級機以上のモデルにはミノルタ時代からの伝統としてダブルダイヤルが搭載されているんです。

マニュアルモードの時などは前後にシャッタースピード、絞りを設定するので、それぞれを切替無しですぐに操作できるというのがウリなんですが、これ、プログラムオートの時にも威力を発揮するんです。

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プログラムオートはシャッター速度、絞りをカメラが自動で決めてくれるモード。オートモードとの違いは、ホワイトバランスや露出補正、ISO感度などの項目まで全部カメラ任せになるところが、ある程度マニュアルで操作ができるんだけど、シャッター速度、絞りなどはカメラに任せます、というところ。セミオートモードみたいな言い方でも良いかもしれません。

今日は晴天だし、ホワイトバランスは全部「晴天モード」で撮るぞ!という時はオートモードではなく「P」のマークがついているプログラムオートにして、それで設定変更するとずーっとそのホワイトバランスで撮り続けることができるんです。(オートモードだとホワイトバランスは全然自分で設定できないので、被写体によっては色味がちょっと変な感じになることがあります。)

で、従来はプログラムオートにしてしまうと、シャッタースピード、露出を操作できなかったのが、“α77”になったらそれができるようになりました。

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実は初代の“α100”などは出来ていたんですが、いつのまにか操作ができなくなってしまっていたんです。プログラムオートの時にダイヤルを回すと、それだけでシャッタースピードと露出が変更になります。

ダイヤルをくるくる回すと画面左上の「P」のマークの隣に「*」マークが出ていますが、コレによりシャッタースピードを任意に変更していますよ、ということになります。

バランスはカメラ側が見てくれているので、自分で絞りを任意の値にすると自動でシャッタースピードもそれに対応した値にしてくれます。これがすごく便利。

風景写真を撮るために被写界深度を深く撮って「F13」とかに設定するじゃないですか? 絞り優先だと、それを忘れて次の被写体に向かってしまいなんかやけにシャッタースピードが遅いなぁ、tかいう失敗を私はよくやるんですが、プログラムオートで設定をした場合、電源を一度切ると、設定値を忘れてくれてまた最初のオート状態にして撮影ができるんです。

設定を忘れっぽい私には非常に助かる機能なんです。

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さらに最初に設定した「ダイヤル露出補正」なんですが、これもプログラムオートで併用をすると便利。

前ダイヤルを絞り、シャッタースピードの変更にしておいて、後ろダイヤルを露出補正にするとそのシャッタースピードと絞りの関係をここで調整することができるわけです。マニュアルモードにして絞りとシャッタースピードを直接いじるよりも、こっちの方がわかりやすくて、操作も楽。

露出補正をするときにいちいち、露出補正ボタンを押さなくても直接操作ができるんです。NEX-7の絞り優先モードなどがこんな使い勝手になるんですが、“α77”でもほぼ同様のことができるわけです。

最近覚えたので、まだ体になじんでいないんですが、今回の桜撮影で回数をこなしているウチに体に覚え込ませたいなぁ。

 

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