【レビュー】スマートLED照明『Philips Hue』開梱&セッティングレポート

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今回はソニー製品の紹介ではありません。スマートLED照明の「Philips Hue」の開梱&セッティングレポートです。

個人的に自宅のダイニングの照明を入れ替えてみました。ちょっと変わった製品なので紹介したいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

12月9日発売のソニーのスマートスピーカー「LF-S50G」のソニーストアの購入ページでセット購入の案内をしているのがこのPhilips社のスマートLED照明「Hue」です。

スマートスピーカー「LF-S50G」と一緒に使うと音声操作で照明を操作できるとのことですが、実際にどんな事ができるのかホームページを見る限りはよくわかりません。

販売されているセットは2種類でカラー照明が楽しめる電球3個セットのものが「Philips Hue スターターセット v2」。ホワイト電球2個セットのものが「Philips Hue ホワイトグラデーションスターターセット」として用意されています。

LF-S50G本体の価格が24,880円なのでそれぞれの電球セットの価格は26,800円と14,800円になります。

amazonでの価格と比較しても割とお得な価格設定になっている上に、11月30日までのオーダーの場合はキャンペーンでホワイトグラデーションシングルライトのオマケがつきます。

調べてみたところ11月9日現在で3,596円(税込)のプライスになっている商品です。

ソニーストアでスマートスピーカー「LF-S50G」を購入される時には是非ともオススメしたいアクセサリーなんですが、いかんせん「スマートLED照明」となる「Philips Hue」がどんなものなのかわかりません。

個人的に非常に興味があるところだし、LF-S50Gも自宅用に購入するつもりでいるのですが、ついでにこのスマートLED照明なるものも買ってみるか! と、人柱精神で、今回は先にamazonにてオーダーしてみました。

届いたのがこちらです。

ダイニング照明用にするつもりでいるのでカラー照明では無くホワイトグラデーションライトのスターターキットにしています。ランプひとつで60Wの白熱電球相当の明るさとのことで、2個だとダイニングで使うのには少ない気がして電球も2個追加してオーダーしています。

結果的にここで購入した追加電球は失敗購入をしているのですが(^_-)、ま、そのあたりの話はおいおい。

まずは「Philips Hue ホワイトグラデーションスターターセット」を開梱してみます。

 

■スマートLED照明「Philips Hue」って、こういう製品です

「Philips Hue ホワイトグラデーションスターターセット」のパッケージから出てくるのは上記のものになります。電球2個と「ブリッジ」と呼ばれるコントローラー部分、それと「ディマー」と呼ぶ壁に貼り付けるスイッチの部分です。

ソニーのLife Space UXの電球スピーカーも電球以外にコントローラーが付属していて、そちらでBluetooth通信などをしていましたが「Philipes Hue」も同様で電球だけではワイヤレス通信は行えず、操作はすべて写真左下にあるブリッジを経由して行います。

取説を読むとiPhone用のアプリの説明しか無くて、もしかしてAndroidには非対応なのか!?と、一瞬不安になったのですが、Google Playで「Hue」を検索したら無事にアプリが見つかってほっとしました。

この手のアプリ対応の製品ってアプリの説明については記載がまったくないものですが、このPhilips Hueも同様です。ライトなどの設置の順番だけは説明されていますが、肝心の操作部分はアプリにて、となっています。

ま、こちらのLED電球部分は26口金の一般的なライトソケットにそのまま使える様になっています。最悪、Philips Hueとして使えなくてもそのままLED電球としては使える様になっています。

ま、それを考えたら約3,600円の電球代ですが、ちょっと前までのLED電球と同じ様な値段です。照明器具として全然抵抗なく購入できます。

こちらがHueのコントロールを行うコア部分、ブリッジと呼ばれるパーツです。無線LANを搭載していないため有線ケーブルで無線ルーターと接続する必要があります。

スマートフォンと認証を最初に取るときだけ天面のボタン操作が必要になるのですが、それ以外のときは触ることはありませんので、手に届かないところに設置しても大丈夫です。

こちらが壁設置用に使うパーツとワイヤレスリモコンになるディマーというスイッチ部分です。

電源のオンオフの他、照明の明暗調整ボタンもあります。電源オン時にはプログラムをすることにより、照明色をボタンの押す回数で設定することができます。色温度が低いところからボタンを押すたびに色温度が高くなるように、とかすることが可能。電源ボタンを1回押すと色温度の低い電球色で、4回押すと青白い昼白色にする、とかできます。

早速設置してみます。

普段はLife Space UXの電球スピーカーを装着しているところに差し替えました。

ソケットに電球をつけるだけで普通にLEDライトとして使えます。色温度は割と低めの電球色風です。

明るさは結構ありますね。Life Space UXの電球スピーカーよりも断然明るい光が出ます。これをダイニングで使うからと4個揃えたのは、ちょっと多すぎたかな? ま、明るすぎるようであれば調光機能で暗めにして使えば良いだけです。

ブリッジをお店の無線ルーターに有線接続して電源をつなぎました。これで使用準備は完了です。

Google Playに「Philils Hue」というアプリがあるので、これをスマートフォンにインストールします。

あとはアプリの指示に従って操作をしていきます。

最初に行うのはブリッジとスマートフォンの接続です。無線LAN経由でブリッジを見つけに行ってくれて、見つかるとブリッジのプッシュリンクボタンを押して認証を取ります。

認証が取れた途端にHue本体のソフトウェアアップデートが始まるので、ここでしばらく休憩。

アップデートが終わるとブリッジと通信ができるライトを探してきて、それぞれを「ルーム」に紐付けていく、という操作をしていきます。

まずは「ルームのタイプ」を決めます。リビング、ダイニングのみならず、いろいろなタイプの部屋の名前がアイコンでズラッと並んでいるので、そこから選びます。

仮としてお店の事務所でセットアップをしていますが、実際には自宅のダイニング用のライトにするので「ダイニング」でルームを作り、現在目の前にある2つのランプを「ダイニング」のライトとして登録をします。

設定はこれだけ。

Philips Hueのアプリからライトのコントロールをテスト。

うん、画面の中にあるスイッチの操作でライトを消したりつけたりできました。これだけだと単にスマートフォンがリモコンになっているだけですが、メニューを探してみるといろいろ出てきます。

スマートLEDならではというか、こうして色温度を変えることもできます。パッケージには2200k~6500Kまでできるそうです。無段階で色温度の変更が出来るほか「リラックス」とか「読書」とか「集中」などのコメントでプリセットも用意されています。

なるほど集中したいときは色温度は高めにした方がよいんですね。

いろいろなシチュエーション別の設定などもあり、例えば帰宅、外出のコマンドではスマートフォンの位置情報を使って自宅に近くなったら照明が自動で点灯(ちゃんと日没時間もみている)し、外出して出かけたら自動で照明が消える、などの設定が出来たりします。

いかにもスマートなLEDです。

タイマー機能もあって就寝するためのタイマー設置があるのですが、そのときに灯りをフェードアウトさせて30分かけてゆっくり暗くしていく、なんて設定もできます。

ふむふむ、いかにもスマートなLEDライトです。スマートフォンと連携させるからには徹底して機能を盛り込んで来る感じがします。

 

■「OK Google! 電気をつけて」をやってみよう

続いてはPhilips HueのスマートLEDを声で操作してみようと思います。スマートスピーカー「LF-S50G」が無くてもスマートフォンからでも音声操作はできるんです。

スマートフォンのAndroid OSには元々「Google Assistant」という音声操作のアプリが搭載されています。そのGoogle Assidtantから家電製品の操作をするためには「Google Home」というアプリをインストールする必要があります。

なんでもかんでも「Google」という名称がつくのでわかりにくいのですが、Google Playから「Google Home」アプリをダウンロード&インストールします。

「Google Home」をインストールすると「Google Home」のアイコンもできるので、そこから設定操作をしたくなるところですが、ここからの設定は「Google Home」ではなく、Google Assistantの画面から行います。

Android OSのホーム画面でホームボタンを長押しすると命令待ってますモードに入ります。そのときに画面右上にあるメニューボタンをタップして、その中から「設定」を選択。

ここの設定の中に「スマートホーム」という項目があるので、これをタップ。

「スマートホーム」の画面になったら、またしても右上にあるメニューボタンをタップして、デバイスの追加を選択します。

ようやくここで「Philips Hue」が出てきます。これをタップすると、ようやくこれでGoogle Assistantからライトの操作をすることができるようになるんです。(この設定がわからなくて2時間くらいあーでもない、こーでもないをやっていました。見つけられたときの喜びはかなりのものでしたw)

これでスマートフォンから音声操作だけでHueライトの操作ができるようになります。

スマートフォンのホーム画面で「OK Google 明かりをつけて」と言えばライトが点灯します。

もちろん電気のオンオフだけではなく、ライトの色温度も変更可能。数値を指して「6500ケルビンにして」とかはだめでしたが「昼光色」「昼白色」「電球色」などの言葉で色温度の変更が可能。

またランプの明るさも「ちょっと暗くして」なども可能だし「明るさを20%にして」などもできます。

単に電源のオンオフだけだったらリモコン操作でした方が楽ですが、こうして色温度や明るさの調整などもできるようになると、ちょっと便利さが変わってきます。

お店でのセットアップは済んだので、さぁ、いよいよ自宅に持ち帰って実際につけてみたいと思います。

 

■ダイニング用のスマートLEDライトとして使ってみる

さて、我が家のダイニング用のライトですが、引っ越ししてきたときに「とりあえず」ということで安いモノを買ってきて付けたモノがそのまま10年以上使われ続けている状態になっています。

リビング用のライトは暖色系のものに入れ替えたのですが、必要充分ということでダイニングのライトはずーっとそのまま。もうちょっとこだわったものに付け替えるつもりだったんですが、ついつい後回しになっていました。

スマートスピーカーの導入きっかけでやっと入れ替えができます。

電球だけ買ってもダイニングライトにはできません。別途シーリングライトを購入する必要があります。

我が家で購入したのはこちらの7,780円の商品です。普通の角形シーリングのソケットに普通に使えました。

購入する際は「26口金」になっているかのチェックが必要です。大抵のモノは26口金なんですが、たまに小径の17口金のモノがあるので注意です。

シーリングに無事に付けられました。あとは電球をつけるたけです。

スターターキットには2個の電球があるので、それと同じモノを2個買い足したつもりだったのですが、同じPhilips Hueでもいくつかタイプがあるみたいで違う型番のものを購入してしまったようです。

電球の形が違うくらいなら良いのですが、私が追加で購入してしまったのは「調光機能のみのA19」(写真左)です。LEDランプとしては使えますしブリッジとも接続されるし調光機能もついているので、普通にLEDランプとして使うことはできるのですが、購入したスマートLEDランプでは色温度の変更ができません。

うーん、もう少しちゃんと見てから買えばよかった。

色温度の変更はできないのですが、元々の色は電球色になっています。全体を電球色として使う分には問題なしです。

ただ、昼白色にするとこうして色温度に差が出てしまいます。まぁ、それほど高いモノではないので、この「A19」の方はいずれ寝室ででも使う様にしてもうふたつ、ホワイトグラデーションランプを買う必要ありです。

ソニーのスマートスピーカー「LF-S50G」本体がやってくるまでに入れ換えます。

ディマーはこうして照明のスイッチの脇にネジ留めします。リモコンになっているので壁から外してテーブルの方に持って行くことができるのもユニークです。

使い慣れるまでは普通に電源ボタン風にここにあったほうが良いのかも。

ブリッジも移設して、これで自宅のダイニングのランプがスマートLED照明に変更されました。

早速、妻に「OK Google! 電気をつけて!」をやってみたのですが「そんなこというよりも電気のスイッチを付けた方が早くない?」とか言われています。

ですが、調光機能や色温度の変更をすると「おお!」という声に変わります。

うちには書斎などもなにもなくダイニングテーブルで読書もするし、物書きもするし、食事もするし、テレビも映画も観るし、という事をしています。

今までは読書や書き物をするときのことを重視して昼光色の蛍光灯をつけていたのですが、これで食事の時間に合わせたり、リラックスタイムに合わせたりして、その時々の色の演出をすることができるようになります。

今はスマートフォンで操作するか、ディマーでの調光をするしかないのですが、これをスマートスピーカー「LF-S50G」で操作できるようになるとどういう風に生活が変わるのかが楽しみです。

 

ソニーストアで販売されているスマートスピーカー「LF-S50G」とセットで購入できるスマートLED照明「Philips Hue」の紹介でした。amazonと比較してもオトクに購入できる価格になっています。

是非、ソニーのスマートスピーカー「LF-S50G」と一緒に使ってみてください。

私もまだ「LF-S50G」本体のオーダーはしていないのですが、どうせ購入するなら金曜日か土曜日にdケータイ払いプラスで5%オトクに購入しようと思います。色はブルーがいいかなぁ。

 

スマートスピーカー
LF-S50G
ソニーストア価格:
24,880+税
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発売日 2017年12月9日 メーカー商品情報ページこちら
延長保証 5年ワイド:3,000円
3年ワイド/5年ベーシック:2,000円
3年ベーシック:無償
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