日曜日に当店へ映像作家の「菅原 安」氏をお招きしてハンディカムFDR-AX100 & α7Sのトークショーを開催しました。

その模様を簡単にレポートです。

 

菅原 安（すがわら やすし）氏のトークショーのお話を聞かせていただいたときに最初に見せていただいたムービーがこちらのものでした。

驚愕の映像集で参加された皆さんにはこちらの動画を紹介していたモノで、菅原氏はどんな方なんだろう？　すごいストイックな方なんだろうなぁ、と思っていたんですが、とても気さくな方でした。

このヤマセミ映像の話を聞いたら、これの裏話も惜しみなくジャンジャン話してくださって、その話がまたすごいことになっていたんですが、もうこれでつかみはOK。

トークショーの進行はソニーハンディカムと言ったらこの方、S本氏がナビゲート。ハンディカムの歴史から始まり、現在のソニーのデジタルイメージング製品全般の案内をしつつ、始まったばかりの4K動画撮影について簡単に紹介していただき、いよいよ菅原氏のトークに移ります。

持ち込まれたVAIO Fit 15Aを使って4Kブラビアに4K動画を表示しつつ、数々の撮影されたサンプル動画で4Kの魅力を語ってくださいます。

ネイチャー系の映像作家さんということで小動物から昆虫までいろいろな映像を交えて見せてくれます。私は風景ものばかり撮って、その解像感の高さに満足してしまっていたんですが、野鳥や蝶、リスなどの映像を見ると、これらもすごいですね。4Kハンディカムってこんなに守備範囲が広いの！？　なんでも撮れちゃうじゃないですか！

と、驚いていたら、種明かしもしてくださって一部の映像ではテレコンやワイコン、マクロレンズなどのフィルターを使って撮影しているとのこと。

さすがに昆虫のクローズアップはマクロコンバーターなど無しには撮れないのですが、それでも小動物のクローズアップなど素のAX100だけで撮っているとのこと。AX100で度アップのリスの映像とかよく撮れるなぁ、と、思っていたら誰かがえさをあげていて慣れているリスの個体を見つけて撮影しているんだとか。

そんなネイチャー撮影の秘訣？などの話しも織り交ぜながら話をしてくださいました。

定点撮影の時のビデオ撮影の場合のコツなどは動画撮影のみならず、写真撮影にも流用ができる技が多数。

写真では撮れない動画ならではの魅力もたっぷり教えていただきました。長時間の撮影になるとハンディカムには勝てないですしね。

逆に動画を撮影しているときに、写真を撮っている人が話しかけてくるのに参る、というユーモアのある話も印象的でした。わかるんですよ。私もたまに動画撮影をしますが音も収録しますからね、動画は。(^^)　悩むレベルが同じところだったりするとすごく嬉しかったりします。

1時間半以上もトークしていただき最後の30分はデジタル一眼"α7S"の話でした。暗所での撮影の場合、動画だとシャッター速度が決まってしまっているので写真の様に長時間露光でノイズを減らす、ということができず、α7Sの高感度は動画で生きる！という話だったんですが、花火撮影の映像をみながら、4Kハンディカムとの比較もしていただきました。

ただ、4Kハンディカム「FDR-AX100」も高感度に優れていて、4Kの高解像感が花火でもしっかりと生きています。というか、見比べてしまうとハイビジョンの世界にはもう戻れないですね。

 

菅原様、貴重なお話をたくさんありがとうございました。

たくさんの刺激をお客様と一緒にいただきました。また、お会いできる日を楽しみにしてます。

 

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