新型BDレコーダーが2機種発表
ソニーさんから新型のBDレコーダー「BDZ-AT750W」と「BDZ-AT350S」の2機種が発表&発売になりました。
アナログ放送があと10日で終わろうか、というこの時期に新機種が出るって、もしかして著作権保護団体の補償金対策か?と、思いきや、調べてみたら昨年秋発売のモデルからもうアナログチューナーは搭載していなかったようでした。
では、この時期になぜ?というと、どうやらこれがあってのことのようです。
7月1日に「AVCHD 2.0」という規格が策定されていて3Dハンディカムへの対応、それと1080/60pというプログレッシブ映像、いわゆるD5映像のHDDへの取り込みとブルーレイディスクへの書き込みができるようになったそうです。
3Dのブルーレイディスクとかすでに市販されていますが、実はBD-R、BD-REへの書き込みに関しては3Dハンディカムの発売時には規格がまだ確定していなかったそうで、それもおそらく確定して、それでこうして製品化をすることができたんだと思います。
3Dハンディカムの映像が取り込めるなんて、当たり前でしょう?と、思われるかもしれませんが、それがそうでもなくて、今までって3DハンディカムをBDレコーダーに接続して直接ダビングでBD-Rに書き出さないと3D映像記録のBDって焼けなかったんです。
今回のモデルでは3Dハンディカムを接続しなくてもメモリーカードリーダーを使っての取り込みもできるそうです。
そして、上位機種のBDZ-AT750Wの方だけの機能になるようですが、PSPなどへのおでかけ転送で640×480ドットのVGAサイズでの書き出しもできるようになったとか。(追記:秋モデルでもこの機能は対応していました。今回初ではありません。)
ウォークマン、ナブユー、携帯電話などでも使えるお出かけ転送ですが、この機能アップは大きいかも。
メモリーカードリーダー「MRW-F3」での書き出しが可能ということをホームページに掲載していますが、実はこの「MRW-F3」が隠れた大ヒットをしています。
先日、PS3の録画機能「torne」のバージョンアップがありましたが、それにより、今までPSPへケーブル接続での転送しかできなかったものが、このメモリーカードリーダーでの書き出しもできるようになったとかで、にわかに話題になっているようです。
ま、売り切れることはないと思いますが、メモリースティック、SDカードへの書き出しをUSBケーブル無しで可能にするカードリーダーです。在庫のあるうちにどうぞ。
新型BDレコーダーは8月6日発売予定です。ソニーストアではすでに販売がスタートしていてお届けは8月7日となっています。
今回は下位2機種の発表なので、9月のディーラーコンベンションあたりには上位モデルの発表が第2弾としてあるかもしれません。
★ソニーストア BDレコーダー「BDZ-AT750W」のご案内はこちらから
★ソニーストア BDレコーダー「BDZ-AT350S」のご案内はこちらから
しのぴん
2011年7月14日 @ PM 9:41
AT750WはDLNAサーバーの「ルームリンク」機能が省かれてるそうですね。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110714_460345.html
SONYとしては、この機能はあまり使われていないと解釈しているのでしょうか?我が家では、とても便利に使わせてもらっているのですが。
店員佐藤
2011年7月14日 @ PM 11:57
♪しのぴんさん、こんにちは。
販売店にはプレスリリースと同じ内容の資料しか来ていないんですが
マスコミさんには手厚い資料が渡されているみたいですね。
搭載される機能の説明はあるんですが落とした機能の説明は
メーカーさんはしてくれませんからね。
今回の2モデルは下位クラス機種なので、DLNAなどの機能は
おそらく次に発表されるであろう上位機種にしか搭載しない
という方針かもしれません。