2010年9月10日に発売されたばかりの単焦点レンズ「SAL85F28」の紹介です。はじめてレンズとしては初めてフルサイズ対応のレンズになっています。

 

α55＋SAL85F28　F2.8　1/1000秒　焦点距離：85mm

さて、このレンズについてもいろいろと作例を用意してどんなレンズなのか私なりに紹介をしたいんですが、いかんせん、これもまだ全然使っていないんです。(>_<)　一度だけ新宿御苑に持って行って試し撮りをしてきただけ。

α55＋SAL85F28　F2.8　1/1000秒　焦点距離：85mm

11月上旬に開催されたソニーフェスタでは馬場先生がαセミナーをやっていて、このSAL85F28のことを絶賛していました。

馬場先生が自分で考案したボケ測定器というのを作って（言葉で表現するのが難しいんですが螺旋階段みたいなものに、評価図柄を載せたモノ）、それでレンズのボケ味をみるということをやっているんですが、このSAL85F24は、カールツァイス・プラナー「SAL85F14Z」に通ずる後ろボケの綺麗さがあるんだとか。

レンズ設計って昔は手作業でやっていたモノを今はPCでシミュレート出来るようになったし、そういう意味では新しいレンズの設計って速く、安く、そしてより高精度にできるようになったという話を聞いています。プラナーはさすがにレンズ精度も違うし2万円程度のレンズとは比較にならないんでしょうけど、そういうボケ味とかプラナー風の設計というのは意外とやりやすいのかもしれませんね。

α55＋SAL85F28　F2.8　1/640秒　焦点距離：85mm

85mmという画角のレンズは「ポートレートレンズ」と呼ばれていて、カメラメーカー各社がちからの入ったレンズを開発している焦点距離なんだそうです。

広角で人の顔を撮るとなんか歪んだ感じになったりしますが、この85mmというのは人物撮影に一番適した焦点距離なんでしょう。そのポートレートレンズがたった25,200円で買えると言うところが一番有意義なのかも。

α55＋SAL85F28　F2.8　1/160秒　焦点距離：85mm

なんせ、今までは170,100円出してプラナーを買わなくては試せなかった85mmという画角が、今はα55を使ってこんなに安く試せるんです。

しっかりと人物を撮ってみたい、という方にはちょうどよい練習レンズになるかも。

ちなみに、これがプラナー、カールツァイス「SAL85F14」（写真左）と、はじめてレンズ「SAL85F24」（写真右）の比較です。レンズの大きさがこんなにも違うんです。

α55で使うと35mm判換算で127mm相当になり、望遠レンズみたいな使い方になってしまいます。最短撮影距離は0.6mとなっているのであまり近寄ることもできません。

「切り取る」という撮り方でいくと、ちょっと難しいかも。

ただ、フルサイズ対応レンズなので、絞り開放にしても周辺光量が落ちたりすることはないようです。結構、画質が良さそう。

SAM（レンズ内モーター）内蔵で、マウントアダプターを使えばNEXシリーズで使うこともできます。画質にこだわってみたい、でも予算が。。。と言う方にオススメのレンズです。 

 

ソニーストアのαレンズキャンペーンでは756ポイントのソニーポイント特典がつくのと3,000円の5年ワイド保証が無料になります。

今だけ3,756円オトク！　このレンズを持って動物園に行って動物の顔を撮ってきてみたいんですが、いつになったら実現するかなぁ。

★ソニーストア　単焦点レンズ「SAL85F28」のご案内はこちらから

☆当店blog　10.10.23「SAL85F28で撮影する飛鳥II」　
☆当店blog　10.10.18「初めてレンズ『SAL85F28』vsプラナー『SAL85F14Z』」　
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