冬休み最終日
史上最長?の冬休みも今日で最終日です。お正月休みの最後は秋ヶ瀬公園に行ってフルサイズデジタル一眼“α99”の最後の試用をさせていただいてきました。
お休みの間、お借りしていた“α99”ですが、特に作品作りのためにどこかに行けることもなく、近場で試用をさせてもらってばかりでした。腕もセンスもないので作例作りなんて私にはできないんですが、せめて新機能を利用した感じ、それと普段使っている“α77”との違いを体感してお客様に間違いなくお伝えできるようにならなければ。。。ということなんですが、やはり一番の違いはフルサイズセンサーによる被写界深度の浅さというか、APS-Cサイズセンサー搭載の“α77”とはレンズに対する印象がガラッと変わる感じがしびれます。
ファインダーをのぞくたびに“α77”との違いを感じられました。
ズームレンズを使っても単焦点レンズみたい。電子ビューファインダーの有機ELデバイスについてはα77もα99も同じものを使っているはずなのに見え方はやはり違っていて、フルサイズセンサーを感じさせられるものでした。
やっぱりいいですね。α99。
ちなみに今日はカワセミ撮影を狙ってやってきたんですが、その姿はまったく見つけられませんでした。それはそうです。今年はやはり寒いんですよね。池がこうして全面氷結してしまっていて、これではカワセミのえさになる小魚は捕れません。
昨年はみられたカワセミの池がこんな状態になっています。
岸まで歩いていって、池をちょっと踏んでみてもカッチカチになっています。これだったら人が乗っかることもできそうです。
試してみたらずっぽりと割れてしまって右足が水没。ゴアテックスのトレッキングシューズなので浸水することはありませんでしたが、よい子の皆さんはまねをしないようにしましょう。
深さがなさそうなところで試しているんですが、深かったです。
その後は1時間ほど森の中を散歩しながらバードウォッチングしてきました。おなじみシジュウカラです。
手前にこれだけ枝があったら、今までではフォーカスをあわせることなんてできないのに、α99+SAL70300Gで、スマートテレコンを使うとこんな具合でばっちり撮れます。
SAL70300Gは現時点ではデュアルAFシステムの像面位相差には対応をしていないレンズなのでα77と同じ位相差AFを使っているだけということなんですが、ロジックが改良されているんじゃないですかね? ちゃんと比較はしていませんがα77よりもしっかりとAFが追従しているように思えます。
こちらもスマートテレコンを使っての撮影です。2倍にデジタルでトリミングしているだけなんですが、撮影時にファインダーでこの画角で確認ができるのはやはりすごくありがたくて、露出やフォーカスのチェックもスマートテレコン無しで撮影するよりもはるかにやりやすく感じます。
こちらは氷結していない奥の方にあった池ですが、アオサギを発見。
A3ノビのサイズにプリントするとなると難しいかもしれませんが、普通にプリントしたりblogに掲載するくらいならまず問題はなさそうな画質。
望遠撮影にはAPS-Cセンサー搭載カメラの方が有利、と思えるところですが、α99ならスマートテレコンの利用でα77の代わりに使うこともできる感じ。1台2役。
秋が背公園に隣接してラジコンサーキットがあるので、ここで流し撮りの練習もさせてもらってきました。
SAL70300Gでまずは練習。シャッタースピード優先にしてシャッタースピードを遅くしてカーブの立ち上がりを狙って撮影します。
実際のレーシングカーよりも遙かに速いスピードで走っていくので、これは良い練習になります。このカットはうまくいっていますが、実はフォーカスがあわないとシャッターが切れないので、ややシャッターが切れずに遅れて撮れている写真が何枚もありました。
こちらはトリミングしているんですが、デュアルAFシステムに対応するSAL2470Zで撮影している写真です。画角が違うので一概には言えないかもしれませんが、AF-Dモードを使って撮影するとフォーカスが常時合ってくれている感じで狙ったところできちんとシャッターが切れることを体感。
こういうシーンもデュアルAFシステムの威力がわかりやすいかもしれません。
SAL70300Gも次回のアップグレードで像面位相差対応になる予定となっていましたが、このレンズをお持ちのユーザーさんは待ち遠しいですね。
以上、冬休みの最終日の様子でした。お休みをいただき、ありがとうございました。明日からは通常営業でソニー製品のご案内をいつも通り、行っていきたいと思います。また明日からもおつきあいのほど、よろしくお願いします。
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muk
2013年1月7日 @ AM 12:34
春になって、70300G、70200GがAF-Dに対応して陸上競技を撮るのが楽しみです。
α77との違いもよく分かりました。
私もα99の画質の方がずいぶん良くなっていると感じていました。
フルサイズ対応レンズの標準ズームがないので、2470zaが欲しくなっています。
店員佐藤
2013年1月7日 @ AM 7:08
♪mukさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
像面位相差を使ったAF-Dモードが利用できるレンズが
今のところまだ少ないですからね。50mm単焦点の
SAL50F14が対応しているのが救いで、持ち歩きの際は
いつもキャップ代わりにこのレンズをつけて持ち歩いて
いました。
年末に行ってきたスカイツリーの時の写真もありますので
またα99の話、紹介させてください。(^^)/
K
2013年1月7日 @ PM 9:33
おじゃまします
なるほど、こうして同じような動きをしてくれるもので、AF-Dモードの練習するのがよさそうですね^^。
今週末天気が良ければ、また練習に行きたいと思っています^^。
店員佐藤
2013年1月8日 @ PM 11:06
♪Kさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
AF-D対応のSAL2470Zと非対応のSAL70300Gですが
焦点距離の違いもあるんですが、だいぶ感じが違います。
α77も持ち込んで使い比べしたかったんですが、なんせ
ファインダーの感じが全然違うので、持って行っても
α99しか使わなかったかもしれません。
お金、貯めます。