ブルーレイディスク1枚の録画時間
始まりがあれば終わりもあるものです。ソニースタイルさんから展示用にレンタルされていたブルーレイドライブ搭載の最強状態「VAIO type A」レビューですが、今日が最終日。というか、今日の午後には引き上げられるので、すでにリカバリーを始めているんですが、最後のレビューはこれです。
「ブルーレイディスク、1枚に実際、何分録画できるのか!?」です。つっこめるだけ突っ込んでみました。ちょっと意外な結果です。
ちなみに前回のエントリーでコメント欄にアドバイスをいただいたのですが、規格上はBSデジタルで2時間15分、地上デジタルで3時間ほど録画ができる目安になるそうです(TDKさんのホームページで発見しました)。
放送番組によりビットレートが若干変動するので、これはあくまで目安、ってことになるんでしょうね。
ソニーさんのホームページではこの録画時間についての記載がなかったので、2時間15分の地上デジタル放送、ドラマ「HERO」を録画したときは、ずいぶんディスクの記録面にゆとりがあるなぁ、と、思っていたんですが、なるほど、3時間も録画できるなら、それくらいのゆとりはあるものなんだなぁ、という感じ。
2時間しか録画できない、となるとサッカーの試合や、こうした特番ドラマ、映画の録画がかなり心配になりますが、3時間のゆとりがあるなら、これでほとんどの番組がカバーできますね。
で、実際はどれくらい録画できるものなのか、実機でテストです。放送する番組によってビットレートの変動があるでしょうから、すべてこの通りというわけにはいかないんでしょうけど、ディスクがいっぱいになったときにどんな動作をするのかとかも見たいですしね。
ということで、一昨日のワールドカップサッカー「イタリア×ドイツ」戦をブルーレイに記録しつつ、短めのニュース番組をいくつか録画しておいたので、これらを記録してみます。
まずは、サッカーの試合。NHKの放送で2時間08分となっています。これをまずはムーブ。
続いて、これもNHKの番組なんですが30分番組です。もちろん放送はハイビジョン放送です。同じディスクにムーブさせるんですが、フォーマットコマンドを使わなければ、そのまま追記する形で記録ができます。
まだゆとりがあるので、30分のニュース番組も追記。これですでに目安である3時間を超えるんですが。。。おや? まだ追記できそうです。
続いてこれもニュース番組ですが、19分の番組も追記します。
これもムーブができてしまったのですが、なんか心配になるくらい書けてしまえます。
で、ここでちょっと異変。VAIO type Aの中の録画番組一覧をみると、今ムーブした番組がまだHDD内に残っているんです。あれれ、こうしてコピーワンスのルールに則らず、コピーができてしまう番組とかもあるのかな? と、思ったら、それは違っていました。
結果から言うと、先ほどの最後のムーブでは番組全部がブルーレイに移せたわけではなく、番組途中までがムーブできていて、その残りの部分だけHDDに残っているようです。
ムーブが終わった部分については、こうして黒い画面になっており、まだムーブが終わっていない部分だけ視聴ができるようになっています。
映像が出てきたのは番組データの14分40秒過ぎくらいのところから。ということは今回、1枚のブルーレイディスクにムーブが出来たのは2時間8分+30分+30分+14分ということで、合計202分、3時間22分の記録ができた計算になります。(番組内容によって録画時間が前後することが予想されますのでご注意ください。)
ということで、完成したブルーレイディスクを再生してみるとご覧のとおりチャプターが4つ入っており、これがそれぞれの録画番組になっているわけです。
ディスクの記録面をみると、今回は全部のデータを使い切った様子。
そうかぁ、3時間20分かぁ。。。ハイビジョン映像でこれだけの記録時間があるなら、ホント、便利そうですねぇ。ブルーレイディスク。今までダウンコンバートしてCPRM対応のDVD-Rにムーブしていたのが、なんかウソのようです。
ということで、当店の「VAIO type A」レビュー日記はこれにて終了です。
いろいろトラブルがあったものの(自分の責任なんですが。。。)、この2週間は室温が3度くらい上がっちゃったかな!?というくらいの興奮をずーっと味わってしまいました。
当店のメルマガレビュー記事も昨日、当店ホームページにアップロードしましたので「VAIO type A」のご購入をお考えの方の参考にしていただければ幸いです。
いやぁ、この手の大画面ノートパソコンって、今まで自分のものにしたことがなかったんですが、今回は参ってしまいましたねぇ。いいなぁ。。。「type A」!!
お貸し出しくださったソニースタイルさんと、こういう機会を作ってくださった、当店のお客様、blog読者さまにこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
「VAIO type A」のソニースタイル詳細案内はこちらから
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ueshi
2006年7月6日 @ PM 12:19
おぉ~すばらしい実験です
地デジで3時間ちょい入るのかぁ~すごいなぁ
地デジのビットレートってたしか約17Mbpsでしたか
ラストムーブで途中まで真っ黒ってのがおもしろいですね。
せめて、入りきりませんがどうしますくらいのメッセージが欲しいところ
時間できたらうちでBSデジタル(24Mbps)でどこまでいけるか試してみます
店員佐藤
2006年7月6日 @ PM 12:37
♪ueshiさん、こんにちは。
ディスクの認識の仕方で、最後のラストムーブについては
なんか案内が変わりそうな気もします。最初にムーブに必要な
ディスク枚数とかインフォメーションがでるようになっていますので。
(なぜか、今回はそのアナウンスがでなかったんですが。)
それと、編集は全然できないデジタルハイビジョン録画番組
ですが、もし、頭30分を切りたい!って思うときは2時間半録画
しておいたブルーレイディスクを用意しておき、そこに追記ムーブで
頭30分だけムーブさせてしまう、なんて方法も使えるかも
しれません。正確な録画時間が割り出せないので、なんとも
危険な技なんですが、野球の放送延長などで、時間が大幅に
ずれてしまったりしたら、この手は使えるかもしれませんね。
Virgo
2006年7月7日 @ AM 1:54
TypeA君(さん) ,お疲れ様でした。
また新しい所へ旅立ってゆくのですね。( -_-)
そしてComeHere! TypeU ZEROな訳ですね。なんと移り気な(^^)
店員佐藤
2006年7月7日 @ AM 10:50
♪Virgoさん、おはようございます。
ちょっと思ったんですが、ブルーレイのソフトとかが
すでに市販されていたりしたら、ちょっと手放せなかった
かもしれません!!
うう、どうしようかなぁ。。。会社にやっぱりお願いして
展示機種買ってもらわないとかなぁ。。。
ueshi
2006年7月9日 @ PM 8:11
BSデジタルで試してみましたよ~
ソースはすべてデジタルWOWOW
ハイビジョン( 1920×1080) 5.1chの番組
ビットレートは24Mbps
結果は約2時間30分って感じでした
店員佐藤
2006年7月10日 @ AM 1:00
♪ueshiさん、こんばんわ!
135分目安のところが150分ってところですね。
私の実験では180分目安のところが202分でした
ので、大体1割くらいのおまけがついてくる
イメージなんですかね?
コメントレポート、ありがとうございました!