ソニー外付けHDD『HD-D2』開梱レポートの続き
金曜日に紹介したソニーの外付けハードディスク「HD-D2」ですが土曜日のうちにあっという間に入荷待ちになってしまい、さらに今日になって「入荷未定」になってしまいました。
ギリギリのタイミングでの紹介になりましたが、購入できた方はよかったですね。
さて、入荷未定表示になってしまったので本来は紹介ができないところなんですが、ご質問をいただいていたので、再度ご案内です。
まずは背面にあるこのメッシュ状の格子ですが、ファンを内蔵していますか?というご質問。
外箱に記載があって、ファンレスになっているそうです。本体からの動作音はほとんど聞こえません。
また本体の放熱も少なめ。現在、データ転送をはじめて2時間くらいなんですが樹脂製の外装をさわってもほとんど熱を感じません。今まで使っていたアイ・オー・データさんの外付けHDDがかなり熱を持って動作していたのとはだいぶ違います。
それと、前回テストしたのはUSB3.0での接続のみでした。せっかくなのでUSB2.0端子での転送試験をしてみたのと、ディスクのフォーマットをFAT32からNTFSに変更してみました。
フォーマットを変更したからと言って特に転送速度に変化があるという話も聞いていないんですが、付属ソフトの「Data Transfer Sccelerator」を使ったら、ターボ転送にした方が転送速度が読み書き両方とも遅くなってしまったので、これはフォーマットを変更すると効果がでるのかな? という実験です。
4GB以上のファイルを取り扱うことはないと思うので、FAT32のままで利用しようと思っていたんですが、せっかくなので新品のうちにテストです。
例によって300枚弱の1GBの写真ファイルを用意して転送してみた結果がこちら。(3回実験をして平均値を出しました。すべて手動によるアナログ計測ですので目安程度にしてください。)
Data Transfer Sccelerator | VAIO→メモリー (書き出し) |
メモリー→VAIO (読み出し) |
HD-D2 USB3.0 FAT32 (Data Transfer Sccelerator転送) |
約26.62秒 | 約13.69秒 |
HD-D2 USB3.0 FAT32 (ノーマル転送) |
約19.72秒 | 約8.47秒 |
HD-D2 USB3.0 NTFS (Data Transfer Sccelerator転送) |
約26.73秒 | 約8.54秒 |
HD-D2 USB3.0 NTFS (ノーマル転送) |
約16.82秒 | 約29.44秒 |
HD-D2 USB2.0 NTFS (Data Transfer Sccelerator転送) |
約47.16秒 | 約27.64秒 |
HD-D2 USB2.0 NTFS (ノーマル転送) |
約36.95秒 | 約29.97秒 |
IO DATA HDCN-U1 USB2.0 NTFS | 約51.88秒 | 約34.57秒 |
読みづらくてもうしわけありませんが、やはりHDDへの書き出しがどうしても高速転送ソフトを使った方が遅くなってしまうものの、読み出しの際にはNTFSフォーマットだとかなりスピードアップすることがわかりました。あまりにも速いので、なにかの間違いが起こっている気もするんですが、3回の計測数値にブレはほとんどありません。
一番最後に今まで使っていたバックアップ用の1TBのHDDも転送速度を測ってみたいんですが、こんなに数値が変わるんですねぇ。特に読み出し速度の高速化はかなり期待ができそうです。
ブラビア用に登場したというイメージのソニーの外付けハードディスクですがVAIOに使わないともったいないかも!
今日になって1TBも2TBモデルもそろって入荷未定表示になってしまいました。入荷の予定が出たところですぐに当店でもご案内をするようにします。
それとUSB2.0規格になりますが、ブラビア、BDレコーダーで使われるのであれば社外製の外付けディスクドライブもソニーストアで販売をしています。こちらでご検討になってみてはいかがでしょうか?
★ソニー 外付けハードディスク「HD-D2」のご案内はこちらから
★ソニー 外付けハードディスク「HD-D1」のご案内はこちらから
★バッファロー外付けハードディスク「HD-LB2.0TU2」のご案内はこちらから
★バッファロー外付けハードディスク「HD-LB1.0TU2」のご案内はこちらから
☆当店blog 11.11.4「ソニー外付けHDD『HD-D2』開梱レポート」