コンスーマーエレクトロニクスショー「IFA2010」でのソニーの出展について
ソニー(株)の報道資料にコンスーマーエレクトロニクスショー「IFA2010」でのソニーの出展についてのプレス発表がありました。
当店はニュースサイトではなくソニーショップ、販売店です。なので普段は販売情報だけを中心にお届けしているのですが、これはちょっと気になるので目を通してみるのですが。。。
3D対応のビデオプロジェクター、3D対応のVAIOの試作機などが参考展示されているようで、海外でもこれからの主軸は「3D」製品ということになるみたいですね。
店頭でお客様とお話をしていても3D製品に対するお客様の拒絶反応は相当なもので「メガネをかけてテレビを見るなんて変じゃない?」「ニュース番組なんて立体で見る必要はない」とか、いろいろなお話をされます。もっともな話で、おそらく、今後もバラエティ番組とかニュース番組とかは3Dでの放送なんてしないでしょうし、常時3Dで放送をすることはおそらくないでしょうから、メガネをかけっぱなしでテレビを視聴することなんてないでしょうねぇ。
おそらくは今の5.1chサラウンドみたいな扱いになって、映画、スポーツなどののめり込んで視聴するタイプのコンテンツの時だけ気合いを入れて見る、そのときだけ立体映像を楽しむ、というスタイルになるはず。見たい人だけが3Dを楽しんで、見たくない人は2Dで見ればよいと。
5.1chサラウンド放送も、楽しみたい人はサラウンドスピーカーを使っていますが、そうでないひとは普通にステレオスピーカーで楽しんでいるだけですから。
そういえば5.1chサラウンドも90年代後半くらいの普及初期には、理解してもらえなくて、とりあえず体験してもらうことから話を始めていました。これから数年間はそういう楽しい販売活動が始まるのかと思うと、ちょっと楽しみです。
海外では3D製品を購入された方に「THIS IS IT」や「アリス ワンダーランド」などの3Dソフトをプレゼントするキャンペーンが始まるとのこと。この夏はとりあえず製品が出てきた、という感じでしたが、この年末からチカラを入れてくれそうです。
ニュースメディアを見るとGoogle TVの発表もあり、アプリケーションをインストールすることができるブラビアが登場してくるみたいです。是非、テレビ放送自体もアプリケーションの一つと捕らえてもらって、日本で発売するときにシースルーでテレビ放送画面の上にアプリケーションを置いて視聴するというスタイルを実現してください。m(_ _)m ソニーさんというかテレビ局さん側の問題なんでしょうけど、それを打ち破ってくれるのはgoogleさんとかになりそうな気がします。
こちらは「Qriocity」という新しいサービスの発表。新しい音楽配信サービスとのことですが、すみません、詳しい話がこれでは全然わかりません。発表ではアメリカとヨーロッパの話になっているんですが、これに日本も加わるんでしょうか?
そのほか、α55、NEX-VG10、DSC-TX9、DSC-WX5などの日本でも発表&発売の始まった(間もなく始まる)製品などの発表があるほか、モバイルHDカメラ「bloggie」の新型も登場するとのこと。また、デジタルフォトフレームもこの10月からモデルチェンジしていき、AVCHDのビデオ映像を再生できるタイプの製品などが登場するそうです。
なるほど、それがあっての、昨日のデジタルフォトフレームの値下げでしたか。ま、お買い得はお買い得なので、写真を見るための目的に買うのであれば、上位機種のX800とかは今がチャンスな気がします。
ナビ機能付きAVセンターなども発表になっていますが、日本のカーオーディオ市場からは撤退して閉まっていますからねぇ。。。でもXplodのブランドはそのまま存続しているんですね。私の愛車も最後の最後に全部ソニーのXpoldブランドのスピーカーにしました。エコカー減税があってもクルマは乗り換えられません。(我が家の財政面的にも乗換ができないんですが)
そして、個人的にはすごく期待していた3D対応のVAIOですが、そうですか、参考出品ですか。ニュースサイトによると発売は来年の春モデルとのことです。この年末、ちょっと期待していたんですけどねぇ。
すでに3D対応になっているデジタル一眼α、サイバーショットで撮影している立体画像ですが、これを立体で楽しむにはやはり、まずはブラビアってことですね。よーし、この年末こそ、店内に3D対応ブラビアを設置して、サラウンド環境を構築して、そして、グランツーリスモ5を最強環境で楽しむぞ!
☆ソニー(株)報道資料「IFA 2010出展について~幅広い3D対応商品とコンテンツ、及びネットワークサービスを展示~」
iTaLiA
2010年9月3日 @ PM 2:30
いま、私用でオランダにいます。昨日、ちょっと時間ができてこちらの家電量販店を見たのですが、テレビについては韓国2強(SAMSUNGとLG)と日本の2社(SONYとPanasonic)の対決という感じの売り場でした。海外進出がやや遅れているSHARPも見ましたが日本とは異なり地味な扱いですね。
3Dはこちらではこれから宣伝という感じで、日本のように店頭でデモなんていうのはまだ見ません。ただ、1点しか置いてなかったチラシに3Dの文字が。これはまたお会いするときに差し上げます。
店員佐藤
2010年9月3日 @ PM 4:29
♪iTaLiAさん、こんにちは。
遠いところからコメントをありがとうございます。
オランダとはまた遠いところへ!!
韓国勢は海外では強いみたいですね。10年以上前に
ソニーのパスポートサイズのハンディカムを持ってハワイに
行ったら、外人さんがあまりのサイズに驚いてくれていましたが、
今はそういうことってないんでしょうね。
オランダのチラシ、楽しみにしています。楽しい旅をどうぞ♪
iTaLiA
2010年9月4日 @ PM 3:24
チラシと共に、その店の販促ブックレットもあるので、期待していてください。
日本メーカーは最近日本国内モデルだけを特別にしないので、佐藤さんの経験されたようなことは今では少ないのですが、2つだけ今でも驚かれたり好奇の目で見られるものがあります。それは日本の折りたたみ型の携帯と、小型のノートPCですね。
後者は、日本以外でも売っているのですが、日本以外ではVAIOでいうTシリーズくらいの小型サイズを持つ人も、まず見かけません。おそらくノートPCを使う人はふだんからノートでそれを持ち出すからだと思います。日本のように家ではデスクトップかパワフルなノートで、外では小型ノートにするなんていうのは余程のマニアだけでしょう。そんなわけで、VAIO Pなどはおもちゃにしか見えないかもしれません(笑) 今回そのVAIO Pを持っていることもあって、空港の待合室や長距離列車中ではみなチラ見していきますね。
店員佐藤
2010年9月4日 @ PM 4:53
♪iTaLiAさん、こんにちは。
文化の違いなんですねぇ。確かにAtomプロセッサーを
ノートPCで使っているのは日本くらい、とは耳にします。
携帯電話もガラケーという言葉が市民権を得るくらいに
なりましたからねぇ。