お祭りを撮ろう!『彩夏祭』
地元の話になりますが、私が新婚当初に住んでいた街で、ちょっと大きなお祭りがあります。先週末は3日間がお祭りデーになっていたようですが、私は日曜日に行って参りました。もちろん、デジタル一眼αを肩にかけて。
さて、そのお祭りというのが「彩夏祭」というもので、関東ではもっとも大きなよさこい祭りになるんだとか、パンフレットに書いてあります。確かにやけに大規模なお祭りだなぁ、と結婚してからこの街に住み始めたときに思ったんですが、どうやら、そのよさこい祭りを始めたのが私たちが住み始めた年からだったらしく、いわば、私の結婚生活と一緒に育ってきたお祭りとも言えるわけで?引っ越してしまってからも、こうしてタイミングが合えば、お祭りを観に来ています。
他の街のよさこい祭りがどんなものなのかわかりませんが、先頭にこういう大型トラックが先導で入って、このトラックに照明と音響を搭載。で、通りをよさこいチームが踊りながら練り歩いていくようなシステムになっています。
駅から国道まで、ちょっと距離があるんですがその通りを全部止めて、こうしてダンスチームが連なっていくんです。手前にトラックがありますが、その先にも照明が見えますね。あれ、全部よさこいの前のチームの列です。日曜日の午後だけで約30チームが見られます。
で、αを手にしてから、このお祭りがくるのをちょっと楽しみにしていたというか、市の広報でフォトコンテストをやっているもので、一度、これにエントリーしてみたかったんですよ。で、よさこいフェスタですから、当然、被写体はこの踊り子さんたち。その躍動感を写真に撮るぞ!と、思いつつ、今まで私は全然使っていなかったんですが、α100には連写機能もついているので、おっかなびっくりで、この連写機能を今回は使ってみました。
まずはデジタル一眼α100のモードダイヤルの脇にある連写撮影のボタンを押します。
十時キーを操作してこれを通常撮影から連続撮影に移行。これでシャッターボタンを押しっぱなしにするとバシャバシャと連続でシャッターが切れる様になります。
ついでにオートフォーカスの設定も操作します。α100の左に付いているダイヤルからフォーカスを選択して、AFモードを「AF-A」に設定。AF-Sというのは固定ピントで、AF-Cというのは移動する被写体に追従するモード。AF-Aというのはカメラがこれを自動で判断して切り替えてくれるモードになります。これで被写体をファインダーの中心において、後はシャッターを押しっぱなしで撮影するのみ!
日の丸写真になってしまっても良いんです! どうせ1000万画素もあるんですから後から構図はトリミングして作ってしまえば!
ちなみに、これらの設定が面倒な方はモードダイヤルを「スポーツ」にすれば、同じ設定になります。私はカラーモードを「ビビッド」にして撮影したいので、プログラムモード、もしくは絞り優先で撮影してみました。
使用レンズは85mm単焦点のカールツァイスPlannar「SAL85F14Z」です。私の一番のお気に入りレンズです。大きめの写真を久々にSo-net Photoにも掲載していますので、その様子をまずはご覧ください。
この日は35度を超える猛暑日。日差しもあって、かなりつらいはずなのに、皆さん笑顔。
集中力で暑さをぶっ飛ばしている感じですね。
あらら、こんなお子様まで。ちびっ子忍者です。
女性に多いのがこうした髪飾り。華やかです。
汗だくなんですが、皆さん、一生懸命です。
こういう元気な写真を撮りたかった!
こちらの方も元気です!
鳴子踊りですから、やっぱりしゃもじ(?)は外せません。
以上、So-net Photoエントリー写真でした。絞り開放で撮影しているので、被写界深度が浅くてピントが微妙にずれているものも結構あって、それをはじくだけでも結構な作業でした。
連写を使うと写真枚数もスゴいことになってしまうので、選別作業に時間がかかるのですが、それでも撮影時にビデオカメラのごとく、バシャバシャとシャッターを押し続けて撮影するのはちょっと快感。決定的瞬間みたいなものは撮影出来ませんでしたが、いつもとは違って動きのある写真が撮れたかな?
ちなみにどの写真もそうですが、とにかくピントがずれるとそれだけで使い物にならないことがわかりました。今回は全部オートフォーカスで撮影していますが、マニュアルフォーカスを使う練習もしていかないといけませんね。(かなり正確に追従してくれるんですが、置きピンとかができないので。)
さて、そんなわけで2時間くらい、夢中になってダンスをみていたでしょうか? 昔、流行った一世風靡セピアの和風版を大量に見たような感じですが、人が一生懸命な姿を見るのって、気持ちが良いというか、なにかエネルギーをもらえるような気がしますね。
そういう意味で、やっぱり夏祭りって世の中に必要なんだな。うん。と、納得したところで。。。
はい、お祭りと言えばやっぱり出店です。
昔はその道のプロの方々が大量にやってきて、テキ屋さんの見本市みたいになっていましたが、今年は市の商工会とかがやっている出店だけになっているみたいで、ちょっと面白いお店がいくつかあります。端から珍しそうなところをのぞいて行ってみましょう。
まずはこちら。自転車屋さんです。お祭りで「よし、自転車買っちゃうか!!」って人はそれほど多くはないような気もするんですが。。。(^_^;)
こちらはイマドキって感じですねぇ。お祭りで携帯電話を販売しています。しかもauユーザーさん限定になりますが、充電サービスまで。さすが。
こちらはスーパーボールすくいですが、昔は金魚すくいみたいにモナカですくってたのに、今は鉄製のお玉ですくって良いことになっているみたいです。その代わりキャラクター人形が1個、スーパーボールが5個で500円。
なんか異常に高いような気がするのは私だけでしょうか!?(T_T)
こちらはドミノ・ピザ。カットされたものが400円で販売されています。まさかここで焼いているわけではないんでしょうから、売れたら本店から宅配で届けられているのかも!?
こちらも私は初めて見るんですが、流しそうめんの屋台です。時間制になっているらしく、この時間はお休み。そうめんが流れてるところを見たかったなぁ。
よさこい祭りらしく、このしゃもじみたいのも販売されていました。1個650円とかだったと思います。なんかやけにカラフルでファッション性に富んでいますね。
あと、これは市の土木工事課なのかな? ダイナミックにシャベルカーでヨーヨーすくいをやっています。冗談みたいですが、これは大量にすくえますねぇ。
なんかお祭りのスタイルも相当変わってきていることを実感しました。
で、最後の出口のところ付近で、無料で堆肥をもらいました。荒川緑化運動の皆さんで、荒川の堆肥を袋詰めしているそうです。
昨日に続き、またまた「これも、タダなんですかぁ!?」とか言いながら、夫婦で2パックいただいたんですが。。。これ、重いですって。(^_^;) これをもらっちゃったらゲームオーバー。電車に乗って帰ることにしました。
帰りにお買い物しつつ。。。
自宅へ帰ったら、いただいてきた堆肥を早速、プランターやハイビスカスの鉢植えに入れてあげました。どうもハイビスカスの葉っぱが濃い緑色にならないんですが、もしかして栄養不足か!?ってことで、このいただいてきた堆肥で復活することを祈ります。
で、汚れついでに、入笠山の汚れを落とすべく、スニーカーも全部丸洗い。暑い1日でしたが、なんとか今日もエアコンを使わずに過ごせました。スニーカーを洗って夕涼みです。
その間に買ってきた食材を妻が素揚げしてくれて。。。
夕飯はスープカレーです。
はい、白州蒸溜所の向こうをはって、店員佐藤家風、夏野菜「スープ」カレーです。
入笠山ハイキングと、白州の夏カレー&ウイスキー、それと彩夏祭で、すっかり夏気分を満喫した週末でした!!
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