VAIO 10周年記念イベント
今日は朝から、東京・銀座のソニービルショールームへ出かけてきました。VAIO公式ホームページにもお知らせが掲載されていますが「VAIO 10周年記念イベント」を開催しているとのことで、そのVAIOの10年の歴史を体感すべく、週の頭から仕事する気もなく、まったりさせてもらいに。。。(^_^;)
イベントは7月1日まで開催されているとのことですが、地方の方、期間中にソニービルへ足を運べない方向けに、一緒にバーチャルツアーを楽しんでみましょう!!
では行きますよ!!
※今回は60枚くらいの比較的大きめの写真を掲載しています。ナロー回線の方はお気をつけください。
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いやぁ、VAIOも7月1日で10年になってしまうんですねぇ。私も年を取るはずだぁ。。。なんて、気は全然しなくて、ええ!もう10年も経つの!?ってのが正直なところですよね。
そのVAIOの歴史を振り返りつつ、先週、ご来店いただいたお客様に新型「VAIO type T TZシリーズ」の説明をするのに不足している情報を得つつ、銀座ショールームを回ってみましょう。
これが今日のショールーム1Fの入り口です。いつもはこのフロアで何かしら別のイベントをやっているんですが。。。
はい、今回は007 カジノ・ロワイヤルのアストンマーティン DB9が展示されていました。なるほど、これをやるためにBMWのショールームがなくなったのかな!?(そんなわけはありません。) 映画館にはこの映画を見に行っていないんですが、DVDで観たいですねぇ。そういえば、最近、事務所のSXRDリアプロBRAVIAで映画を楽しんでいないし、また、映画鑑賞会をしなきゃなぁ。。。(ちなみに5/23発売です。DVDは。)
と、思いつつ、VAIO 10周年記念イベントスペースに足を踏み入れると。。
はい、いきなり、新型「VAIO type T TZシリーズ」のカラーバリエーションの展示がどーんとあります。やぁ! 1週間ぶりの再会ですね!
その背面には「VAIO 進化の軌跡、10年の系譜」ということで、歴代シリーズの系譜図が展示されています。上からホームノートのラインナップ、モバイルノートのラインナップ、デスクトップのラインナップになっています。
モバイルノートの系譜は見事に伝説の「505ノート」を皮切りにいろんなモデルに展開していったことがこれで流れとしてわかりますね。505ノート大好き野郎の一人である私も、ここから懐かしいモデルに全部見入ってしまいました。
最初の頃はスペックを全機種覚えるくらい、カタログを読み込んでいましたが、今ではオーナーメードモデルの登場があり、内容が複雑になりすぎて、そういうことも出来なくなってしまいました。
では、カラバリエーション展示に戻って、モデルを再度、詳しく観ていってみましょう。まずは、この手塗り職人が仕上げるボルドーカラーモデルなんですが、これ、先代のTXと違うカラーになっているのかなぁ?とい疑問がありまして。。。
当展に展示しているTX93Sのボルドーカラーモデルを持ち込んで、並べてみました。
こういうショールームは光源にいろんなランプを使っているので、デジカメで正確な色を出すのは、私の様な素人には難しくて、こうして、同じ場所で一緒に撮るしか、正確な比較ができません。なので、こうして持ち込んでみたのですが、いかがですか?
はい、どうやら天板をこうして並べて見比べてみると、TX93とTZ90のカラーは同じモノのようですね。見た目にブラウンカラーに見えますが、実際にはもうちょっと赤っぽく見えるのがボルドーカラー。
そういえばVGN-T90で登場したバーガンディレッドの系譜を継いでいるのが、このボルドーカラーなのかも。革の質感こそないものの、道具として見たときは、ボルドーカラーって良い感じなんですよね。
ただ、こうして液晶を開いてみると、キーボード側のカラーがTXとTZでガラッと変わります。液晶面の枠もボルドーカラーなんですが、キーボードの方のボディが従来のシルバーからブラックに変更されています。よりシックな感じになったかも。
個人的にはTZのボルドーの方がマッチングが良いと思えます。
それと色だけでなく、このワンセグアンテナの搭載位置も感じが変わったところ。今思えば、TXのワンセグアンテナとか、カバンにしまうときにちょっと気をつけなければいけない感じだったのが、こうして本体液晶パネル脇に収納できるようになったので、取り回しがかなり向上したような気がします。
見た目に受信感度も良くなったような気がします。
こちらは大人気の「プレミアムブラック」です。TXではプレミアムブルーだったものが、今回はまたブラックカラーに戻りました。VAIO type T TZシリーズのイメージカラーがブラック基調になっているので、この方が違和感がない感じはしますね。ヘアラインが細すぎて写真では判別できませんが、ブルーの粒子が光の角度によってキラキラ見えたり、VGN-T91の時のボディカラーと似ているかも。
このTZ90のプレミアムブラックは台数限定ではありませんが、T91の時は1000台限定発売とかで、あっという間に売り切れたし、それどころか予約エントリーで大変な盛り上がりを見せたのも記憶に新しいです。
あの時、購入できなかった方が今回のTZノートで、夢をもう一度!ってことでぽちっと行く方も多いことでしょう。「魅せるヘアライン」ということでカーボンの歩留まりが低いためオーナーメードでは+5,000円というオーナーメード項目になっていますが、その価値はありますよぉ。
こちらはVAIO 10周年を記念して、というか、505ノートを超えたい!という想いを込めて投入された新色の「シャンパンゴールド」です。すみません、ホワイトバランスがちゃんと取れなかったというか、照明の具合が難しくて、実物とはちょっと違った色になってしまっています。
濃色カラーバリエーション3色の中、このシャンパンゴールドだけが明るい色に設定されており、ちょっとだけ雰囲気が違うモデルになりますね。
メルマガでもお伝えしましたが、このカラーこそがVAIO 10周年の記念カラーです。これで新しいPCのスタイルが生まれるかもしれませんね。当店の店頭展示モデル(=店員佐藤の私物予定モデル)もこのシャンパンゴールドで組み立てました。
こちらがノーマルのブラックカラーです。これでソニースタイルでは全4色からカラー選択が可能になっています。
さて、そのカラーバリエーション展示の脇には動作して実際に操作できる試用機が4台用意されています。それぞれ、カラーも異なっているんですが、今日時点ではこの4台のウチ、3台が英字配列キーボードになっていました。
左端のモデルのみ日本語キーボードになっています。
さて、このキーボードの試し打ちも今回の目的のひとつ。こうして見てみるとおわかりになりますかねぇ。実際にさわってみるとわかるんですが、単なる平面ではなく、真ん中がややくぼんだ造りになっていて、それで指の滑りを抑えてくれるんだそうです。
これがキーボードの拡大写真。微妙に真ん中がへこんでいます。いや、へこんでいるというところまでいかないですかね。かなり微妙なアールになっていますので。
さて、とりあえずメモ帳を開いて、10行くらいの文章入力を試してみました。なるほど、キーボードの下がしっかりとボディについている感じがわかりますね。ちょっと力を入れて押し込んでみても、キーボードがへこまないというか、たわまないというか、かなり強い剛性感があります。
堅いキーボードを使っている、って感じですね。
それと、その微妙なくぼみもデスクトップキーボードなどでは当たり前のものですし、17mmピッチの幅の狭いキーボードにもかかわらず、感触はtype Sなどの18mmピッチくらいの感じがしなくもないかも。
サブノートのキーボードはある程度使い込まないとタッチタイピングに慣れない感じがありますが、これは自然と慣れる時間が短くなるかも。うう、早く、これでメルマガ書いたり、blogエントリーの記事書きをしてみたいです。
ちなみに気になると言えば、この盗難防止フックの装着場所。あちらを立てればこちらが立たずってのはあって、今回のTZでは、プロセッサーの排気ファンをとにかく奥の方に持って行きたかったというコダワリを魅せており、その分、USB端子などが手前に来ています。
こういう盗難防止フックも、こういうショールームでは気になりますが、普通にモバイルで使う人には気にならないと言えば気にはならないんですよね。
と、納得。
それと、このAVモードボタン。これ、ソニースタイルさんから、後連絡で案内をいただいたんですが、DVDスーパーマルチを搭載しない場合、Windowsがシャットダウンしているときには利用ができないそうですね。
で、Windowsが起動している状態で左端のAVモードボタンを押すと。。。
こんな風に画面上部にVAIOランチャーが登場します。なんかDo VAIOランチャーを彷彿させますね。
十時キーの左右でスクロールし、これでプログラムを起動することが可能。自分でランチャーにプログラムを登録することもできると聞いています。ここではVAIOカメラを選択して、Enterキーを押してみると。。。
該当ソフトウェアがこうして起動してきます。
VAIOを撮影している私が撮影されていますね。(^_^;)
デスクトップが狭くなりがちなサブノートパソコンですので、こういうランチャーソフトをうまく使うと、使い勝手はかなり良くなりそう。私でしたらフォトショップやPicture Motion Browserを登録したいところです。
先週、店頭にお見えになったお客様からACアダプターはどんなのが付いてくるんですか?と聞かれたのですが、写真の通り、type Gと同じモノが付属してきます。ウォールマウントアダプターは、ソニースタイルにて、オーナーメード項目にされていますので、+500円の追加オーダーをするよう、ご注意。
それと、展示されているtype Tはほぼすべてワンセグ機能が内蔵されているようです。おかげでカラーバリエーションに合わせたというワンセグのアンテナも全色見ることができました。
これはシャンパンゴールド。
こちらはカーボンブラック。
で、これはボルドーです。こんなところにもVAIOのロコが入っているところがコダワリですね。
ということで、これでtype Tの試用は終了。続けて10周年記念イベントを楽しんで行ってみましょう。
まだ、1Fの入り口フロアで足止めされているまんまですが、こんな展示もあります。今までのVAIOの軌跡を4つのテーマで区切って、それぞれの代表モデルを展示してくれています。ここは「Mobility」コーナーです。VAIOの歴代モバイルマシンが大集結です。
ここの頂点に展示されているのが。。。VAIO 505ノートに決まっていますね。私もほぼ同型のモデルを持っているので、それほど懐かしさを感じませんが、一般の方には、あった!あった!! 懐かしいなぁ!!って感じで見られるんでしょうか?
こちらも、当時、話題になっていたバイオC1。根っからの505ファンの私でもこのC1は欲しかった。。。新品は買えないまでも、中古ショップへ行って物色しまくっていた覚えがあります。505のサブ機にC1が欲しいって。
このカメラがついたのも新しくて、使ってみたくて仕方がなかったんですよね。
そして、これも記憶に新しい、X505Extremeです。これを見たときはまさに505ノート復活!って感じがしたんですけど、高かったんですよねぇ。ケース入りで40万円。しかもそれがすぐに完売。
ぶっ飛びマシンでした。
ちなみにキーボードの形状は今回のTZノートに酷似していたりします。TZキーボードの原型をここに見たり!って感じなんですが、改めてこうして試し打ちしてみると、ふむふむ、剛性が足りないってわけではないんですが、力を入れると沈み込む感じはします。
これがたわむ感じなんですね。こうして使い比べてみると、TZの剛性感がいかに高いモノなのかわかります。
ということで、第1フロアを抜けるとようやく中1~2階に到着。ここは以前はBMWのショールームだったところです。ここに、VAIOの歴代モデル、別の3テーマが展示されています。「Creatibity」「Originality」「Disign」となっています。
店員をやっていると、これら、全部のモデルにいろいろな思い出があるもので、それを全部語っていきたいところなんですが。。。それはまた今度。
今回はαを持ち込んで写真を撮っているんですが、当然全部のモデルを撮影してきてしまいました。こういう資料としての見学も楽しいかも。なんか博物館に来ているみたいです。
あ、でも博物館というよりも、こうしてテーマに分けられて、歴代機種を見せてもらうと、なんか本を読んでいるような感覚で回ることができますね。
ここは「Originality」のブースです。手前にある「TP1」もオリジナリティにあふれていますが、その周りに配置されているモデルもすごいぞ。
これはバイオQRです。先日、白馬に行ったときにスーパーに寄ったんですが、そのスーパーの店頭で催し物が開催されていて、中古PC販売というのをやっていたんですが、このバイオQRが29,800円で販売されていました。
危うく買いそうになっていました。
ありましたねぇ。ビデオカメラを搭載した「バイオGT」って。これ以外にも、展示はありませんでしたが、液晶バックライトを搭載しない、屋外向けVAIOで「バイオC2」ってありませんでしたっけ!? いろんなことを考えつきますよね。
これはデザインブースにあった、バイオコンポのPCV-Mシリーズ。ハードディスクの騒音を消すためにHDDを特殊ケースに入れて静音性を高めた、とかやっていましたよね。今出てもこういうモデルって通用するような気がします。
で、ここで下を見下ろすと、さっきのモバイル機器達が一望出来ます。いやぁ、見応えがあったなぁ。。。新型VAIO type T TZシリーズが登場してくれたおかげで、こういう記念イベントが開催された感じ。
思えば●周年記念モデルって、2周年記念モデルのN505SRが登場して以来、8年ぶりの記念モデルですから。これは盛り上がるわけです。あ、そういえばN505SRの展示がないぞ!!(^_^;)
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さて、ここからはオマケです。2Fから上はいつものソニービルショールームの展示場。螺旋階段をあがりながら、気になる製品をチェックです。ここは2Fのウォークマンコーナーです。
奥の方には、やはり発売前先行展示ということで、HDDオーディオレコーダーの「NAC-HD1」がありました。これも時間があったら、1日中、使い回してみたいというか、自分の手持ちの楽曲を全部入れてみて、どんな風に「おまかせチャンネル」が曲分けをしてくれるものなのか、試してみたいですねぇ。
今回は外見だけチェック。高級感があって、ネットジュークとはまた違った良さがありますね。
こちらはヘッドホンの「MDR-KX70LW」と言うモデル。キーリングスタイルでは「MDR-KE30LW」というモデルの存在は知っていたのですが、こんなモデルがあったのは見逃していました。
KE30より高音質モデルって位置づけになっているみたいで、ちょっと興味津々。(っていうか、前からあったものみたいです。)
本体裏のこのスライドスイッチをずらすとコードを巻き取る仕組みになっています。一世代前のモデルになるみたいですが、4,980円かぁ。。これ良いなぁ。
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サイバーショット「DSC-W200」もここで実機を初めて見られました。マニュアルモードの充実とかあって、ちょっと個人的に興味津々。
初めて見た!と言えば、サイバーショットのDSC-G1も初めてみました。でかいでかいと聞いていたんですが、なんだ実機をみたら常識的なボディサイズじゃないですか。
液晶がでかいんだから本体が大きいのは仕方がありません。それよりも、ハードウェアスペック的にはDSC-T9世代のものなので、あまり個人的な興味も引かれなかったんですが、実際に操作してみると、起動音とかメニュー構成は現行の2007年サイバーショットモデルと同じだったんですね。
なんだ、操作とかはやりやすそうです。
これが操作部をスライドさせたところ。撮影後の画像処理がやたら早いんですが、それはメモリースティックではなく、内蔵メモリを使っているからなんでしょうか? このモデルのフィードバックが他のサイバーショットモデルにあったりすると、これまた楽しそうですね。
そのほか、リビングシアターの展示とか、楽しそう。。。ウチも本当はこんなリビングにしたいんですが、一体、いくらかかるんでしょうか!?
こちらはさらに上がって、VAIO展示コーナーにある、type R masterの展示。うーん、仕事環境をこんな風にしたら。。。ハイビジョン編集の鬼になってしまい、仕事しないんだろうなぁ。。>自分。
ここは多分3階なんだと思いますが、こちらにも新型VAIO type T TZシリーズが展示されています。こちらには大容量バッテリー、標準バッテリー、軽量バッテリーがそれぞれに装着されています。バッテリーの装着状況をご覧になるなら、こちらのコーナーです。
発売されたばかりのブラビアJ5000もセットで見参。今、宝くじに当たって一式全部買って良いって言われたら、きっとこの組み合わせになるんだろうなぁ。ラックの中にはPS3とブルーレイレコーダーが入っています。
アプリキャストというブラビアの新しいWEB機能も試すコーナーがあります。なるほど、Windows Vistaでいうところのガジェットみたいなものを並べて、専用アプリから天気予報、占いなどを見ることができるのかぁ。。。
しかもSo-net Photoのアクセスアプリもあるぞ。So-net Photoが楽しめるなら、これ、それだけのために買いたくなってきてしまいます。
誰か、これ、レビューさせて!!
使ってみたいですねぇ。J5000。
最後は大人のコンポ「System 501」です。これ、実機を見るのは2度目なんですが、セットにするとこんなに小さかったのか。ローボードにちょっとスペースを作ればおけそうです。いいなぁ、これ。
何枚かのデモ試聴ソフトがあるので、おなじみ「TOKU」さんのジャズを聴かせてもらいました。こんなショールームのような賑やかなところでも、伸びやかな高域の音が楽しめます。こんな風にちょっと聞くだけでも、違いがわかるのかぁ。。。
こういうセットもいつか自宅においてみたいなぁ。これで好きな音楽をならしながら、VAIO type Tで、blogエントリーを書くのが今の夢ってことになりました。
またまた長いエントリーになってしまい、恐縮です。おつきあい下さったみなさま、ありがとうございます。
VAIO 10周年記念イベントは7/1まで開催されていますので、機会がありましたら是非、足を運んでみては!!
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