BDレコーダー『BDZ-AT700』で3D番組を見るぞ!

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先週開梱したBDレコーダー「BDZ-AT700」のお話の続きです。今日はブルーレイ3DソフトやPS3の立体ゲームが終わったあとの話。3D番組の録画再生の紹介です。

3D番組って放送してるの?ってところですが、スカパーだと3Dチャンネルがすでに始まっていてスカパーHDを録画出来る人だとそっちで楽しむことができます。スカパーとか入ってないとダメなのかというと、それがそうでもなくて、BS放送が受信できればそれで実は3D番組の録画再生ができてしまうんです。

それを今日は試してみましょう。

 

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さて、先日の開梱レポートでもチラッと説明していましたが、実は昨年あたりから3Dの実験的な放送が始まっていて、それを私の自宅の3D非対応のBDレコーダーで録画記録しています。

その番組をBD-Rに書き出してもってきたのがこれ。前回はこれをそのまま再生しているんですが、ちゃんと立体映像にはなりませんでした。結果から言うと、色々試してみた結果、立体映像で再生はできたんですが、ちょっとややこしい話になります。

再生できない、というものではありませんが、おそらく、これは後日、必ずメーカーさんで何らかの手が打たれるモノと、思うんですが。。。なんにせよ、現時点での再生方法を説明してみたいと思います。

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設置したBDZ-AT700でもすでに3D番組を録画していますので、今回はこれを例に取って試してみます。

録画した番組は。。。

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「BS11(ビーエスイレブン)」という局の番組です。これはビックカメラさんが運営するBS放送局で、ここの放送で毎日5分枠なんですが3D映像の番組を放送しているんです。

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先週まではこんな番組を放送していました。3D紀行というばんぐみで江ノ電の映像です。この番組は別に3D対応のBDレコーダーでなくても録画できますし、3D対応ではないテレビで見ることもできます。もちろんその場合は3D映像にはならなくて2D映像のままになります。

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番組は5分のものなので、実際に前後のTVCMとかをのぞくと正味3分くらい。番組が始まる前にはこんな案内が出ます。他の番組では「寝不足の方」も2D映像でご覧ください、と表示されていました。

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案内が終わって、さぁ、ここから3D映像に切り替わります。どんな風になるかというと。。。

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こんな風になります。「サイド・バイ・サイド」方式と言って、3Dの左右の映像を1枚の映像に横方向を圧縮。これを3Dテレビ側で横方向に伸張して普通の16:9映像にして交互に左右の目に映像を届けることで立体視できるようにする、というものになります。

映像自体は普通の2D映像として放送されているので、録画するのも再生するのも普通の3D非対応BDレコーダーでOK。最後にテレビが3D変換をすればよい、という非常にシンプルな方式になっています。

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ただ、横方向1920ドットの映像を半分半分にして使うため、3D映像としてみると解像度が半分に落ちます。縦方向の走査線は1080本ありますので、ハイビジョンの解像感はそのままなんですが、横方向が半分の解像度になると、なんていうかちょっとピントの甘い映像になっている様な感覚。

それでも3D素材が今のところ、ほとんど世に出回っていないので、こんな映像でも貴重な3D映像なんです。立体視できたときはとても嬉しかったんですが。。。これが、普通に使うと立体映像にならないんです。

いくらやっても、この左右分割映像のまま。

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実際の放送中だとなんの問題もなく立体視できるんですが「BDレコーダー」に録画して、そこから再生したり、BD-Rから再生すると、3Dブラビアでは立体視ができないんです。

リモコンの3Dボタンをおしてもシミュレーテッド3Dと言って、映像に奥行きがでるだけで本来の3Dにはなりません。その場合はテレビリモコンの「オプション」ボタンを押して3Dメニューをいじって「左右分割方式」に切り換えるんですが、それができないんです。

BDレコーダーの映像を再生しているときは、どうやらテレビのリモコンもBDレコーダーモードになってしまうみたいで、BDレコーダーのオプション画面が表示されてしまい、テレビのオプション表示ができなくなってしまう仕様なんです。

うわぁ、たった、3Dメニューのモードを切り換えるだけの話なのにそれができないとは。

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で、結果から言うとこれ以外に今のところサイド・バイ・サイド方式の3D映像を見る方法はありません。その方法とはHDMIコントロールを切ってしまう方法です。

BDレコーダー側で「HDMI機器制御設定」というものがあります。

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これでHDMI機器制御を「切」にします。

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せっかくHDMI1.4対応機器同士でテレビ側からBDレコーダーのコントロールをすべて出来るのにもったいない(>_<)。ですが、こうしないと見られないんですよ。立体映像が。

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ブラビアとBDレコーダーのHDMI機器制御を切っても別に映像が見られなくなるとかいうことはありません。コントロール機能を切っただけなので、映像も音声もそのまま見ることはできます。ただ、テレビの電源を切ったらBDレコーダーも自動で切れるとか、BDレコーダーの電源を入れるだけでテレビの電源が入って映像入力がBDレコーダーに切り替わるとかの便利機能は全部死ぬだけ。

これのおかげで再生中にテレビのリモコンでオプションを呼び出すとテレビのオプション画面が表示されるようになりました。ここに「3Dメニュー」もあります。3Dフォーマットを変更してみましょう。

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テレビ側に左右分割方式と認識するなにかの信号とかは用意されていないみたいで、こうした3Dフォーマットの
変更はユーザーがすることになっているみたいです。デフォルトではシミュレーテッド3Dという疑似3Dモードになるみたいで、左右分割方式は自分で設定をしなくてはだめと。

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はい、でました! PCディスプレイではブレブレの映像に見えるんですが、これを3Dメガネでみるとなかなかの立体感。

楽しそうな仕事ですねぇ。これの撮影。

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なお、他にBDレコーダー側で3D関連の設定ができるのはこれくらい。BD-ROMの3D出力なんですが、これは「自動」と「切」しかないので、自動にせざるを得ません。

よって、他に3D出力の設定自体がないので、もう閉口するしかないんです。

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ブラビア側にはソニールームリンクの機能もあります。こちらはサーバーの映像をLAN経由でもってきてテレビで再生するという機能。そうか、これでBDレコーダーに録画された3D映像を再生すれば、テレビのコントロール下にあるので3Dメニューが使えそうです。

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ソニールームリンク経由でBDレコーダーの中をのぞいて。。。ありました。3D紀行が!

これを再生してみると。。。

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はい、普通にハイビジョン映像で3D紀行の再生が始まりましたよ。今週は沖縄の3D映像だそうです。

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で、オプションを呼び出してみると、ちゃんと3Dメニューもあります。よしよし。あと一歩。

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で、3Dフォーマットにアクセスしようとしたら、あらら。。。この写真でわかるでしょうか? 3Dフォーマットのところがグレーカラーになっていて設定をいじれないようにしているんです。

よって、他にBDレコーダーの再生方法はないので、結論としてHDMIコントロールを切るしか、サイド・バイ・サイドの映像を見ることができないってことになりました。

 

【追記】

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自己レスですが、エントリーを書き上げたあとに、すぐに操作方法が判明しました。ちょっとややこしくなりますが、テレビ側のリモコンから「リンクメニュー」を呼び出して、これで操作を「テレビの操作」に切り換えます。(なにもしていないとビデオの操作になっています。)

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すると、もうその画面の中にテレビのオプションが登場。

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ここから3Dメニューが呼び出せます。なんだ、私がリンクメニューを使いこなせなかっただけの話でした。m(_ _)m これで操作すると3Dメニューから左右分割方式の項目が選べました。操作がやや奥の方にあることにかわりはありませんが、これだったらHDMIリンクをいちいち外さなくてもすみます。

と、いうことで新しい結論ですが、サイド・バイ・サイド方式の映像をみるときはテレビのリモコンから「リンクメニューを呼び出して、それでテレビ操作で3Dメニューをいじる」ということになります。

いやぁ、これはわかりにくかった。(^_^;) 私の説明で理解が出来なかった方はこちらにソニーさんのQ&Aがありますので、こちらでご確認ください。

 

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話は変わって、こちらはニュースサイトからの記事。パナソニックさんの提供で11月1日からBS朝日で3Dの音楽番組が始まるんだそうです。1回の放送は10分と短いんですが日替わりで1日2曲、1週間で10曲のライブラリーになるそうです。

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11月1日というと来週の月曜日です。そう、すでにBDレコーダーから予約ができます。

ということで早速、録画予約です。月~金の繰り返し録画にしましたので、これで来週から3D番組がまたライブラリーとして貯まっていきます。

 

今のところ当店のオーダー状況を見ていると3D対応のブラビアHX800を3Dメガネ無しで購入されている方がほとんどなんですが(^_^;)こうして、3D番組も徐々に増えていきます。早いうちに3D番組を観られるようにした方が楽しくないですか?

来週はとりあえずスピードが見られるそうです。楽しみ、楽しみ。

 

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※ブラビアHX800には3Dメガネ、トランスミッターが付属しません。3D映像をご覧になるためにはこれらのアクセサリーが必要になります。 

 

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※ディスク容量は1TBで199,800円。AT900と比較するとHDMI端子が2つになっていたりホームシアターユースでの利用を前提にしたモデル。とはいえ、メモリーカードスロットを装備するなどリビングで使うのにも魅力な点が。。。

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※ディスク容量は1TBで149,800円。500GBモデルのAT700の2倍はしないものの+4万円の設定は微妙。家族で使うならAT900、プライベートならAT700というところでしょうか?

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※ディスク容量は500GBでAT900の半分なものの価格が109,800円と激安なのが魅力。WでAVC録画ができるのですべて圧縮して録画するのであれば500GBで十分という考え方もできます。

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※ディスク容量は320GBでここに+15,000円でディスク容量が1.5倍になると思うと、ここはAT700の方がオトクに思えます。それほど多くの録画を考えていない方向け。

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☆当店blog 10.10.22「BDレコーダー『BDZ-AT700』開梱レポート」 
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