BDレコーダー『BDZ-AT700』でTSUTAYA TVを使ってみるぞ!
昨日11月3日は映画「トイ・ストーリー3」の発売日。全国のあちこちのブルーレイディスクレコーダー&プレーヤーで購入されたばかりのパッケージが再生されているんでしょうか? 私はいずれ発売されるであろう3Dバージョン待ちです。
見そびれてしまったんですが、今年の2月くらいにトイ・ストーリー1と2の3Dバージョンが一部の映画館で公開されています。絶対に近い将来、3Dバージョンの1・2・3セットが発売されることをにらんで今回はパスしました。
でも夏に公開された「トイ・ストーリー3」のあの感動はもう一度味わいたいですよね。ということで、今回はソニーのBDレコーダー「BDZ-AT700」を使ってオトクにTSUTAYA TVの「トイ・ストーリー3」を観てみたいと思います。
ちょっと話が長くなりますが、12月末までの期間限定特典と一緒に紹介させてください。
話は10月22日のBDレコーダー「BDZ-AT700」の初回出荷日に戻ります。その日はBDZ-AT700の開梱セッティングをしつつ、3年前に自宅で買ったBDZ-X90との違いをひとつひとつ検証しては「おお!こうなったか!」と、進化のほどをうらやましく思いつつレポートしていました。
その中のひとつがこれ。ネットワーク列に「TSUTAYA TV」というアイコンがあります。へぇ、最新のBDレコーダーにはこんな機能が増えたのか、というかどんな機能なのかわからず、ま、インターネット経由で映像をダウンロードして見せてくれるレンタルシステムなんだろうな、とか言いながら機能を探っていました。
アイコンをクリックすると、ま、それらしいことが書かれています。これが表紙になると。アクトビラもそうですけど、こういうオンラインものの映像サービスってどうなんでしょうね? 私も実際にお金を払って有料サービスは受けたことがないんですが。。。
と、次のページへジャンプしてみると、なになに、ソニーのBDレコーダーの新製品でポイントプレゼントキャンペーンをしているそうです。期間は12月31日まで。ポイントの使用期限は2011年の2月28日までで、今、会員登録すると1050ポイントもらえるので実質無料でサービスを利用できるんだそうです。
無料であれば良いですね。これはせっかくですから利用をしてみましょう。
いきなり文字が多くて難しそうなことが書かれています。そうか、会員登録をテレビのリモコンを使って行うのか。。。これは厳しそう。(>_<) ま、我慢しておつきあいするか、と、思ったら。。。
これがよく出来ているんです。なんと、個人情報の入力は数字キーだけで済むように工夫されています。これだけで、名前の入力もなく会員登録が出来るんですか! へぇ~。やればできるものですね。
自分ですでに持っているTカードの登録もできて、TSUTAYA TVで使った分もポイントが付けられるんだそうです。
そしていざ、開いてみるとさすがTSUTAYAさんですよねぇ。第9地区とかつい最近発売されたタイトルがずらっと並んでいて、その中にトイ・ストーリー3もありました。
キャンペーンでもらったポイントが使えるのはここに掲載されているキャンペーン対象作品だけでなんでも観られるわけではないんです。ですが、これだけ最新作が並んでいるところを観ると、もう全然問題のない制限かと。
トイ・ストーリー3もあるわけですが、どうしてもこれが観たい!と、思ったら11月3日からのサービス開始とのこと。じゃ、11月3日を過ぎてからポイントを使おう!ということで今日に至っています。
その間に価格表なども拝見しておりまして、なんでもレンタルとセルの2本だでになっているそうです。映画作品のレンタルは350~450円で48時間視聴ができるというもの。セルは2,880円~3,675円で2回のダビングができるコピー・アット・トゥースになっているとのこと。
えー、2日間みられるだけではなくて、手元に残しておきたいなぁ、今回は。ということでセル目的でこの日の調査は終了。
明けて、今日になってからTSUTAYA TVさんに再度アクセスをしました。
再びネットワーク列のTSUTAYA TVへアクセスするとキャンペーンポイントの存在をこんなに大きくアピールしてくれています。
来年3月1日にポイントを失効しますよ、とのお知らせがありますが、はい、では、このポイントを利用して「トイ・ストーリー3」を観させてもらいましょうか!
キャンペーンページへ行くと案内があるので、早速購入させてもらおうとするのですが。。。あ、これはレンタルダウンロードになっています。価格は新作レンタルの450円です。
えー、これじゃなくてセル版が良いんですけど。。。ということでトップメニューに移って、セル版のトイ・ストーリー3を探します。
で見つけたのがこちらの吹き替え版のトイ・ストーリー3です。価格はセル版最安値の2,880円です。安い! あいにくこのセル版はキャンペーン対象作品ではないため、もらった1050ポイントが利用できないんですが、それでも2,880円は安い!
パッケージ版と比べるとディスクやリーフレット、それと特典映像が付かなかったり字幕と吹き替えがチェンジできなかったりするんですが、それでも単純に本編を楽しみたいだけ、という人には1,000円くらい安いこの価格は魅力的。
か、買います! キャンペーンポイントが使えなくても、これ自腹で買わせてください!
このセル版なんですが、2回のコピーを許されていてBD-Rなどのディスクメディアの他に、ウォークマン、PSPなどでもOKなんだそうです。それのテストもしてみたいですし。
と言うことで、あっという間に購入終了。自動でダウンロードまで開始してくれています。
クレジットカード番号などは最初から登録しているので、購入時にはパスワード入力をするだけで済みます。ご家族で使われる方は、この暗証番号だけ慎重に管理すれば大丈夫です。
ダウンロードがスタートしたらTSUTAYA TVの画面から抜けても大丈夫。ダウンロード
管理を見ると、今、どれくらいダウンロードができているのかをチェックすることも出来ます。
さて、そのダウンロードの始まった「トイ・ストーリー3」ですが、ダウンロード途中に見ることは出来るのかな?とか、試してみたくなりますよね。
試してみました。
ま、何の問題もなく再生ができるようです。もちろん、これはネットワーク環境によってというはなしになります。ウチのお店の環境だとダウンロードするスピードの方が再生するスピードよりも速かったようで、最後まで再生がダウンロードに追いつくこともありませんでした。
スタートしたのは10分の映像ダウンロードが終わったところで、そこから再生開始。
そうそう、このオープニング画面ですよね。映像はしっかりとハイビジョン画質。ワイドPALとかのSD画質ではありません。
タイトル情報をみると音声も5.1chサラウンドになっているとのこと。
10分の映像再生ができたところで、ダウンロードが30分になっています。10分の間に20分の映像がダウンロードできました。これなら購入後にすぐ再生を開始しても問題なしです。
見たいときに見られる。これがTSUTAYA TVの最大のメリットです。見るためにダウンロードを2時間待つ必要があるというのでは魅力半減ですが、これならOK。
裏では地デジ番組の録画もスタートしたみたいでBDZ-AT700は大忙しです。
約50分後にダウンロード終了。容量は7.3GBになっています。地デジが17Mbpsで25GBに180分録画可能となっています。計算してみると7.3GBで103分だから。。。平均ビットレートが8.67GBくらいになるようです。なるほどSRモード(9Mbps)に近いわけです。表示は間違っていないですね。
そして、ダウンロードが完了したところですぐさま、BD-Rにダビングしておきましょう。2回コピーができるうちの1回はすぐにBD-Rダビングです。これでBDレコーダーの方で誤ってデータを消去してしまってもBD-Rから再生ができます。
バックアップみたいなものですね。
で、ここで珍しくBDレコーダーから制約があることを告げられます。裏で地デジの録画中なのですが、その時にダビングモードを変更したり、ダウンロードしたタイトルは、ダビングできないんですって。
ややレアケースですが、操作をはじかれてしまいました。
ま、あと5分くらいで放送が終了するらしいので、今回は待ちましょう。
地デジ番組の録画が終わったらすぐにタイトルダビングです。実行、スタート!
最初はビットレート変更をするので実時間がかかるというアナウンスが出たと思うんですが、実際にダビングしてみたら変換はせずにそのまま高速転送にはいりました。
約8分でダビングできるとのこと。
やった、これでトイ・ストーリー3が安価に手元に残すことが出来るようになりましたよ。3D版が出るまで我慢!とか思っていたのに、これは本当に嬉しい!(>_<)
ダビングの終わったBD-RをPS3で再生してみたところです。下は7.3Mbpsくらいから、上は10.4Mbpsくらいまであがっているのが見えました。平均すると9Mbps前後くらいですね。
ずいぶんビットレートが低いな、と、思われるかもしれませんが、これ、よく見るとAVCになっています。放送波で使われているMPEG-2ではないんです。ビットレートで2倍にして同じくらいの画質になると言われているので、MPEG-2換算で行くと、地デジの17Mbpsを超える18Mbps相当になります。高画質回路CREASの働きもあって良い感じです。
パッケージ版を買えばおそらく20~30Mbpsくらいにはなるんでしょうけど、普通に液晶テレビで見る分には画質的にも大きな差はないと思います。
なるほど~。TSUTAYA TV、いいなぁ。
【追記】
その後、再生を試してみたらチャプターが打たれていないことを発見。全編で1チャプターになっています。これはちょっと痛い。。。んですが、映画1本通しでしか見ない、ということであればま、問題はないかと。
そしてダビング権の2の方の使い道ですが、ウォークマンへの転送を試してみたいと思います。できればBDレコーダーの中に権利をひとつ残しておきたいのですが、これでおかえり転送ができるなら、一度出してみても良いかな?と、そういう実験です。
まずは「おでかけ転送」を選択。ダビング10を採用している地デジ、BSデジタル放送の場合は9回のコピーをして、最後の1回がおかえり転送対応になっています。最後の1回でウォークマンやPSPに書き出してもお帰り転送をすると最後の1回は権利がまたBDレコーダーに戻ってくるんです。
果たして、TSUTAYA TVでもそれができるでしょうか?
さぁ、ダビングの準備はできました。実行ボタンをポチッ!
おっと、来ました。えーと、なになに、そうか転送変換が必要になるので実時間がかかりますよ、とのこと。これは仕方がありません。
続いてもうひとつ。あぁ、やっぱりだめか。このタイトルは一度転送してしまうと、おかえり転送で戻ってくることはないそうです。
移してみたかったけど、これは残念。
ウォークマン転送はあきらめました。
ということでセル版の場合はこうして2枚のディスクを作るか、1枚のディスクと1回のポータブル再生機へのダビングが可能というわけです。パッケージ版にはかなわないモノの、画質も悪いわけではありません。デジタルWOWOWとほぼ同じくらいかちょっと劣るくらい。
そう、価格的にもデジタルWOWOWの1ヶ月の会費3,000円と良い勝負なんですよね。
ただWOWOWの場合は放送日時を調べて放送を待たないといけないのに対して、こちらは好き勝手に見られるのが良いんですよね。日曜日出かける予定だったのが天気悪くて中止、じゃウチで映画でも観るか、って時に一発で最新作をダウンロードできるわけです。
ソニーのBDレコーダーを買えば、今なら1050ポイントもらえるので最新作なら2本、旧作なら3本は見られます。
借りに行く足も必要ないし、返しに行く手間もないし、それでいてTポイントも貯まります。これはなんか普及しそうなサービスだなぁ、と、思えました。オススメです!
★ソニーストア ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AX1000」のご案内はこちらから
※ディスク容量は1TBで199,800円。AT900と比較するとHDMI端子が2つになっていたりホームシアターユースでの利用を前提にしたモデル。とはいえ、メモリーカードスロットを装備するなどリビングで使うのにも魅力な点が。。。
★ソニーストア ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AT900」のご案内はこちらから
※ディスク容量は1TBで149,800円。500GBモデルのAT700の2倍はしないものの+4万円の設定は微妙。家族で使うならAT900、プライベートならAT700というところでしょうか?
★ソニーストア ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AT700」のご案内はこちらから
※ディスク容量は500GBでAT900の半分なものの価格が109,800円と激安なのが魅力。WでAVC録画ができるのですべて圧縮して録画するのであれば500GBで十分という考え方もできます。
★ソニーストア ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AT500」のご案内はこちらから
※ディスク容量は320GBでここに+15,000円でディスク容量が1.5倍になると思うと、ここはAT700の方がオトクに思えます。それほど多くの録画を考えていない方向け。
★ソニーストア BDレコーダーデビューキャンペーンのご案内はこちらから
☆当店blog 10.10.22「BDレコーダー『BDZ-AT700』開梱レポート」
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