【イベントレポート】ソニー新望遠GM『FE 100-400mm F4.5 GM OSS』を体験してきました
ソニーの新しい超望遠G Masterレンズ『FE 100-400mm F4.5 GM OSS(SEL100400MC)』を体験してきました。
4.5通しの明るさ、1.4倍/2倍テレコン対応、APS-Cクロップを組み合わせた1200mm相当F9撮影など、実機で確認できたポイントをレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
ソニーから、開放F4.5通しの超望遠G Masterレンズ「SEL100400MC」が発表になりました。
すでに既報の通りですが6月5日発売。市場推定価格は73万円前後。ソニーストアでの先行予約販売は5月19日(火)10時よりスタートします。当店店頭でのご購入相談の件数をみても、かなり注目度の高いレンズになっている印象です。
なんせ「SEL100400GM」が発売されたのは2017年ですので、約9年ぶりの100-400mmの望遠ズームレンズの登場になります。大注目、という方は多いと思います。
体験会で展示されていた「SEL100400MC」の実機の様子を紹介します。

まずはプレゼンテーションの様子から。

ソニーのレンズのラインナップ表が表示され、新型の「SEL100400MC」の立ち位置について説明がありました。2017年発売のSEL100400GMの後継モデルではなく、上位機種として登場することなどが説明されます。
なぜ「GM2」ではなく「MC」になったのかは、そうした後継モデルになる機種ではないから、という案内をされています。なぜ「MC」なのかは、どなたにうかがっても明確な回答が得られませんでした。きっと、なにか意味のある言葉を使われているとは思いますが、これはしばらく謎になりそうですね。
特殊低分散特性のあるEDガラスを使って、超高度非球面のXAレンズをひとつにした「ED XA」レンズを新たに開発。2枚のレンズを1枚にするなどしてコンパクト、軽量で諸収差を低減し、高い解像性能を実現したレンズになっています。
1.4倍と2倍のテレコンバーターレンズに対応しており、これらを使うことで「SEL200600G」と「SEL400800G」を兼ねる使い方ができ、またAPS-Cクロップを使えば、絞りについて200600や400800よりも有利になることがあります。
| 望遠側焦点距離 | テレコンなし | 1.4× テレコン | APS-C 1.4× テレコン |
2× テレコン | APS-C 2× テレコン |
|---|---|---|---|---|---|
| FE 100-400mm F4.5 GM OSS | 400mm F4.5 |
560mm F6.3 |
840mm相当 F6.3 |
800mm F9 |
1200mm相当 F9 |
| FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS | 400mm F5.6 |
560mm F8 |
840mm相当 F8 |
800mm F11 |
1200mm相当 F11 |
| FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS | 600mm F6.3 |
840mm F9 |
1260mm相当 F9 |
1200mm F13 |
1800mm相当 F13 |
| FE 400-800mm F6.3-8 G OSS | 800mm F8 |
1200mm F11 |
1800mm相当 F11 |
1600mm F16 |
2400mm相当 F16 |
.
なるほど、この比較を見るとF4.5通しで使えることの大きなメリットが見えてきます。2倍テレコンをつけてもSEL400800Gのテレ端に近いF値で使えます。100-400、200-600、400-800の3本のレンズを持ち歩くというのは個人的な撮影では考えにくいですが、それをSEL100400MCと2本のテレコンでまとめてしまうというのは、かなり機材をコンパクトにすることができます。
1200mmの撮影をF9で行えるってすごいですね。
AF性能も大幅に向上。最新のXDリニアモーターを4基搭載しており、SEL100400GM比で最大約3倍のAF高速化を実現。動体追従性も最大50%向上するとなっています。測定しているのはα9 IIIとなっていますので、ソニーαのAF最高性能機での検証になりますが、α1 IIでも近い感触で使えそうですね。
購入検討されている方でもっとも気にされているのがサイズと重量です。ご覧のように案内されていますが、個人的には「SEL200600G」よりも軽いのであれば、なんとかなるかな、と、思えます。200600Gはフラフラと散歩しながら野鳥撮影をするときの私の体力ではギリギリ、なんとか使える重さ。それよりも軽いのであればいけそうな気がします。
サイズはSEL100400GMをテレ端で伸ばしたときの最大伸長状態に近いサイズ。SEL200600Gが登場した時に説明していたのですが、SEL70200GM2とかSEL100400GMは普通のカメラバッグになんとか入るサイズ。SEL200600Gは今までとは別のバッグなりリュックなりを用意しないと持ち運べないサイズ、という感じ。
新型のSEL100400MCも、そういう意味では専用のバッグなどを用意する必要があるかも。製品にレンズポーチが付属するので、それを使えば、従来のカメラバッグ+100400MCのバッグ、という運用ができるかと思います。
さて、体験会ですが「SEL100400MC」の展示スペースはこちらです。「α1 II」や「α9 III」そして新型の「α7R VI」などのボディが装着された状態で、野鳥撮影を試すことができる展示を行っています。
なんか、さきほどの説明で言っていた200600Gと同じくらいのサイズ感のはずが、だいぶ大きく見えるのはレンズフードのおかげですね。
200600Gよりも、やはりレンズの胴体は一回り太って見えますね。

レンズに銘板がついています。これがあるのは高額G Masterレンズの証ですね。目立つところにあります。
三脚座はネジで固定されています。取り外しすることを前提とした設計にはなっていません。ただ、この三脚座の内側にエラストマー素材が貼られていて、持ち歩きの際に、こうして三脚座を上に向けておくと取っ手になります。
長時間の持ち歩きには向きませんが、撮影地での場所移動の際にはこれで多少楽に持ち運びができるようになるかと思います。
一部のお客様から「レンズは出っ張ってる?」「フィルターは装着できる?」というお問い合わせをいただいていましたが、95mm径のフィルターが装着できます。
サンニッパやヨンニッパみたいなレンズカバーではなくレンズキャップの仕様になっています。
手元側にもドロップインフィルターが用意されており、40.5mm径のフィルターが装着できるようになっています。NDフィルターなどであれば、こちらを付け替えて利用することになりますね。
別売の差し込みタイプの円偏光フィルター(VF-DCPL1)を使えば、レンズに装着した状態でダイヤルを回して偏光角度の調整もできます。
変わったところでは、セキュリティスロットがこちらに装備されています。ノートパソコンなどの盗難防止に使うあれで、撮影現場などで三脚やカメラ機材を設置したまま一時的に離れる場合に、盗難防止ワイヤーなどで固定するための仕組みです。
レンズだけ残っててカメラがなくなってしまっていたら、それは困りますが、機材の高額化もあって、今後、こういうものがカメラにも標準装備されていく時代がくるのでしょうか?
こちらはレンズフードです。PLフィルター操作のための窓は用意されていません。窓を作るとレンズフードの強度が下がるというデメリットもあり、今回はプロユース用ということで耐久性を重視して窓をつけなかったとのことです。
ズームリングはこちら。インナーズームになっていて、回転角も少なめ、90度くらい回せばワイド端からテレ端へ行きますが、なんせレンズの直径が太いので、それでも大きく操作をする感じではあります。
ズームレンズのトルクはスイッチで調整することができます。以前のSEL100400GMでは、それほど大きくトルクが変わることはなかったのですが、100400MCのトルクはかなり大きく変わります。「SMOOTH」にすると、スルッスルと回り「TIGHT」にするとショックアブソーバーが入っているかのようにニュルニュルと重くなります。
なお「SMOOTH」の状態だとレンズを持ち上げるとそれだけでズームのレンズ群が中で動いてしまうのがわかります。星の撮影などに使い、カメラアングルに角度をつけて撮影するときは「TIGHT」に切り替えてズームが動かないようにして使う、という利用の仕方になります。
このトルクスイッチの左隣りに細いリングがありますが、これはファンクションリングでちょこっとだけ回転してスイッチ操作をする、ということをします。体験会イベントではここにAPS-Cのクロップスイッチが割り当てられていて、これをクリッと回転させると、APS-Cクロップになる、という使い方をしていました。
実際に撮影してみます。
まずはこちらが焦点距離100mmでの画角です。
400mmのテレ端にズームしてみました。これくらいのサイズになります。
さらにファンクションリングを使ってAPS-Cにクロップしたものがこちらです。
止まっている野鳥のつくりものですので、当たり前ですがばっちりとシャープに撮影ができました。
2倍テレコンをお借りして装着してみました。
2倍テレコンをつけたときの解像感もすごいですね。テレコンは虫眼鏡みたいなもので、単純に拡大するだけのもので、レンズ自体の性能が良くないと良い画にならないと聞いたことはありますが、そうした画質の劣化みたいなものは感じられません。
2倍テレコンを付けているのですが、これで焦点距離は約400mmほど。
こちらが焦点距離800mmです。
さらにAPS-Cクロップで1200mm相当の画角にしてみました。
α1 IIで試させてもらっていますが、バリバリに解像していますね。
ちなみに、こちらは焦点距離800mmでシャッタースピードを1/40まで落として撮っているものです。ぜんっぜんぶれてない! 光学式手ブレ補正機能を内蔵しているほか、カメラ本体の手ブレ補正機能「アクティブモード」や手ブレ補正の協調制御にも対応しているとのことですが、スローシャッター耐性もかなりあります。
以上、α新製品体験イベントでの「SEL100400MC」の実機レポートでした。
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ソニーストアで行われているラッキー抽選会は参加者全員にソニーストアで利用できる最大10万円分のお買い物券が”必ず当たる”という内容になっています。抽選結果はその場でわかり、事前にエントリーするだけで誰でも参加できる手軽さが魅力。
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そのため、今後の購入時にスムーズに利用するためには、今のうちにラッキー抽選会を行っておくことが肝になります。エントリーは数分で完了するため、まだ参加されていない方はぜひ今のうちにチャレンジを。
ソニーストアの先行予約は5月19日(火)10時開始となります。予約がスタートしましたらこちらのBlogや当店X(旧Twitter)でお知らせしますので、ぜひチェックをどうぞ。
また、当店では5月19日は予約販売開始のため朝9時30分より特別営業をいたします。ご出勤前に予約注文をご希望の方は是非、当店店頭からの予約購入をご利用ください。
なお、レポートの中で紹介したテレコンバーターレンズは現在、ソニーストアで2種類とも入荷次第出荷ステータスになっています。考えることはみな同じで、先にテレコンレンズを確保しておきたい、という方々で品薄状態になっています。販売店ルートで検索してみると、現時点では1.4倍テレコンが約4週、2倍テレコンが約3週待ち、という状況です。今ならまだそれほど長納期というわけではありませんので、先に手に入れておくのもよいかもしれません。
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| [Eマウント]用レンズ FE 100-400mm F4.5 GM OSS SEL100400MC |
市場推定価格: 730,000円前後 |
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5月19日(火)10時より予約販売開始予定 |
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| 発売日 | 2026年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| 長期保証 | 5年ワイド:-円 3年ワイド/5年ベーシック:-円 3年ベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
My Sony登録で10%OFF 提携カードで3%OFF ラッキー抽選会対象商品 |
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| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
詳細は店頭にてご案内しています | |||
![]() 5月17日現在 納期目安:約4週間 |
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| SEL14TC SEL14TC |
ソニーストア価格 73,700円 税込 |
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| 発売日 | 2016年10月28日 | メーカー商品情報はこちら | |
| 長期保証 | 5年ワイド:6,600円 3年ワイド:3,300円 5年ベーシック:3,300円 3年ベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
My Sony登録で10%OFF 提携カードで3%OFF ラッキー抽選会対象商品 |
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| テックスタッフ 店頭特典 |
詳細は店頭にてご案内しています | ||
![]() 5月17日現在 納期目安:約4週間 |
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| SEL20TC SEL20TC |
ソニーストア価格 73,700円 税込 |
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| 発売日 | 2016年10月28日 | メーカー商品情報はこちら | |
| 長期保証 | 5年ワイド:6,600円 3年ワイド:3,300円 5年ベーシック:3,300円 3年ベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
My Sony登録で10%OFF 提携カードで3%OFF ラッキー抽選会対象商品 |
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| テックスタッフ 店頭特典 |
詳細は店頭にてご案内しています | ||
【同時発売の新型ボディ「α7R VI」のご案内はこちらから】
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| デジタル一眼カメラ α7R VI ILCE-7RM6 |
市場推定価格: 740,000円 前後 |
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5月19日(火)10時より予約販売開始予定 |
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| 発売日 | 2026年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| 延長保証 | 5年ワイド:**円 3年ワイド/5年ベーシック:**円 3年ベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ ラッキー抽選会対象商品 |
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| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
詳細は店頭にてご案内しています | |||
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