α7R3、α7IIIの本体ソフトウェア Ver.2.0 アップデートのお知らせ
ソニーのデジタル一眼カメラ”α7R3”と“α7III”の本体ソフトウェアアップデートが公開されました。今回は新発売のレンズ、SEL400F28GMとSEL24F14GMへの対応の他、マウントアダプターLA-EA3の対応フォーカスエリア追加、RAW撮影時の階調再現性の向上などが含まれています。
こんにちは、店員佐藤です。
新発売のレンズへの対応のための本体ソフトウェアのアップデートですが、なんと、SEL24F14GMも「AF時の絞り駆動」に対応するんですね。この発表で初めてSEL24F14GMがAF時の絞り駆動をすることを私は知りました。
AF時の絞り駆動というのは、SEL400F28GM+“α9”の時にだけ利用ができる機能で、設定でF13以上に絞っているときでもAF時にF11まで絞りを開いてAF駆動をして撮影時のみ設定値に絞る、という機能になります。レースシーンでの流し撮りの時に使うのですがシャッタースピードを遅くするために絞り込んで使う時、従来のレンズではF13以上に絞ると像面位相差AFが利用できずコントラストAFのみでの動作となっていました。一眼レフカメラではAF時は絞り開放になるので問題は起こらないのですがミラーレス一眼ならではのデメリットだった物を解決する技術がSEL400F28GMから搭載されています。
それがSEL24F14GMでも利用できるようになるのと、カメラボディも“α9”以外のモデルに対応するようになります。
その他の機能追加、性能改善、動作安定性向上のポイントは上記の通りです。RAW現像ソフトの「Imaging Edge」も最新版へアップデートが必要となっています。
“α7R3”、“α7III”オーナーさんはチェックしてください。
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