ポータブルデータトランスミッター『PDT-FP1』の保証の話
3月22日に発売された”α”アクセサリーとして登場した ポータブルデータトランスミッター『PDT-FP1』ですが、よくお問い合わせ相談をいただく保証サービスについて、いろいろ調べてみましたので、紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
電話機能を持たず、Xperiaブランドでもなく製品として登場した、データ通信専用のAndroid端末、ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」ですが、当店ではそれほど爆発的な人気で売れまくっていることも無く、数人のお客様にお買い上げいただいているという状況です。
メーカーさんからもこれは業務用モデルなので一般向けに爆発的に売れる製品ではないですよ、とは言われていたモノの、もしかして空冷ファンとかついているしゲーム向けに購入される方とかで盛り上がるかな?とか期待していたのですが、やはり購入されているのは”α”ユーザーさんだけでした。(^^;)
YouTubeへの動画データのアップロード用にとかが主流で、一部ではサブのデータ通信端末として携帯の2台持ちみたいにしたい、という方もいらっしゃるんですが、主流ではありません。
なお、ソニーストアのPDT-FP1は4月1日(月)から「入荷次第出荷」ステータスになっていて、販売店調べでは現時点で納期は4週待ちとかになっています。聞いている話では、このモデルは競技場とかでのミリ波伝送のための通信機で、スポーツイベントなどの中継で使われることを想定しているとのこと。
なので、もしかするとどこかの法人さんでイベント中継のために一括購入とかが決まって、それで一気に在庫がなくなったという可能性がありそうです。
さて、そうした話はさておき、ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」を個人購入する際に心配になるのが保証です。
SIMフリースマートフォンの「Xperia」シリーズではケアプランが用意されているし、”α”ボディや”α”レンズであればソニーストアの長期保証サービス「ワイド保証」の加入などもできるのですが、ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」にはそれらの長期保証サービスは用意されていません。
3年ベーシック保証もつかないので「PDT-FP1」は通常のメーカー保証1年だけで運用することになります。約16万円もする、限りなくスマートフォンに近い製品がメーカー保証1年だけというのは、普段からソニーストアのワイド保証になれていると不安で仕方がありません。
さらに言うならポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」は防水防塵性能はうたわれていません。それはそうというか、本体背面には空冷ファンがあり、これは直接プロセッサー類のボードに直接空気を送り込んで排気するスリットまであるくらい。さらにいうと、LAN端子、HDMI端子、USB端子など入力端子だらけで、これらが防水仕様になっているはずもありません。
スマートフォンの防水性能とは全然違っています。
とはいえ、使用シーンはこうしてカメラに装着して映像信号、データ転送をするためのものなので、カメラ自体を防水して利用するはずで、スマートフォンみたいな防水性能は求められるものではないわけでもあります。
それにしても159,500円で購入している製品が動産保証なしで使うのはちょっと勇気がいるよなー、これに入れる保険ってないのかな?ということで、いくつか当店でも調べてみました。
これらの保険への加入を推奨するわけでも、加入可能を保証するものでもないのですが、あくまで参考程度にしていただければ幸いです。
まず最初に問い合わせたのが「スマホケ」というところです。ググったら最初に出てきて、問い合わせ窓口があったのでメールにて問い合わせをさせていただきました。
結果的にポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」は加入できないことになりました。「スマホ保険」となっていて、スマートフォンやタブレットということであれば加入可能なのですが、「PDT-FP1」はそれらのジャンルのどれにも属することができない製品となり、加入はできないというお返事をいただいています。
丁寧に回答いただき感謝です。
続いては「モバイル保険」です。こちらは月額700円で3台までの端末に加入できるというもの。こちらも問い合わせをさせていただいたのですが、ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」でも加入は可能とのこと。ただし、購入から1年以内であることなど、諸条件があります。私が見たところでは、購入直後の加入であれば条件はクリアできるかと思います。
年間で10万円までの修理代保証となっているため、PDT-FP1の全損交換などの場合は保証が足りなくなると思いますが、ある程度の修理対応であれば、こちらでまかなえるかと思います。
こちらはドコモの「AIほけん」というサービスです。私ではなくお客様ご自身で確認をとってくださったのですが、こちらもポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の加入は大丈夫だそうです。
こちらは医療保険、ガン保険、介護保険などを自分で組み立てていくタイプの保険で、その中に「持ち物保険」というものがあり、自分でカスタマイズして保険を作るタイプのものです。ドコモユーザーさんでしたらdアカウントで利用することで、電話料金合算払いなどで支払いをすることが可能。
私も試してみたところ「持ち物保険」だけにして保証金額を20万円に設定すると月額110円で保険加入ができるそうです。ただし、こちらは外出先での事故の補償のみとなっていて、自宅でスマホを落とした、などの場合は補償されないそうです。やや条件があるものの、「PDT-FP1」の加入は大丈夫そうなので、検討の価値ありです。
以上、私が実際に保険加入したものではないので「おそらく」利用できるであろう保険のご案内になってしまいます。ご利用の際は、今一度、内容をご確認の上、契約をご検討ください。
ソニーストアでは今日からご利用感謝ラッキー抽選会を開催中です。抽選した翌日に10万円~4千円のクーポンがもらえますので、それをゲットしてからオーダーをどうぞ。
ポータブルデータトランスミッター PDT-FP1 |
希望小売価格価格: 159,500 円税込 |
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発売日 | 2024年3月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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