日本国内での販売を熱望! 車載用ディスプレイオーディオ『XAV-AX6000』『XAV-AX4000』
先週のニュースになりますが、ソニーUSAにて、新型の車載AVレシーバー「XAV-AX6000」「XAV-AX4000」が発表になりました。いわゆる「車載用ディスプレイオーディオ」と呼ばれるものになるんですが、従来のカーオーディオのヘッド部分とは違ったものになってきています。
どんなものなのかちょっと調べてみました。
こんにちは、店員佐藤です。
日本国内では販売が終わってしまったカーオーディオ、カーナビ製品ですが、海外では引き続き製品展開をしています。この時ばかりはアメリカ人が羨ましく思えてしまいます。
新製品の「XAV-AX6000」「XAV-AX4000」は新型のディスプレイオーディオとして発表されています。
「ディスプレイオーディオ」と言っても、最近、クルマを買い換えた方以外はなんのことかわからないと思います。私も去年、乗り換えたときに「Android Auto」なるもののに対応しているというのを説明書で読んで、なんだそれ?と、思ったクチです。
ちょっと前(5年前)まではカセットが付いていたクルマに乗っていて、それがSDカード&USB入力端子搭載のカーオーディオになって喜んでいたのに、今度は「ディスプレイオーディオ」「Android Auto」です。カセットの時代があんなに長かったのに、一度、変化があるとドンドン変わっていきますね。
さて「ディスプレイオーディオ」というのはなにかというと、スマートフォンと接続すると、スマートフォンのOSで動作するカーオーディオのことです。iPhoneの場合は「Apple CarPlay」、Android OSの場合は「Android Auto」という機能が働き、カーオーディオのディスプレイを、車載用OSの画面で操作する、ということをします。
従来であれば、カーナビを内蔵したカーオーディオで、ラジオやCD再生をしつつ、カーナビを観ながら運転。それとは別に、スマートフォンスタンドを使ってYahoo!カーナビ等でのナビ操作をしていたかと思います。
私もそれで運転するのがほとんどなんですが「Android Auto」を使うと、音声操作でほとんどのコトができるので、それはそれで便利。ナビの機能は「Yahoo!カーナビ」の方が信頼できるというか、「Android Auto」で使えるのがGoogle Mapだけで、昔、ひどい目に遭わされた(超細い道にドンドン進んで行った)コトがあり、全然信用をしていなかったんですが、あれから3~4年経つので、変わってきてるかな?というのに期待をして、使い始めています。
うちのクルマの場合、Android Autoを使う場合は専用のUSB端子に有線接続をして、その後、Bluetooth接続をすることで利用可能になります。2021年以降に発売された一部の車種では無線接続だけで利用することができるケースもあるそうですが、それはアップデートで変わるものではなく仕様になっているんでしょうね。
スマートフォン側の準備としては「Android Auto」アプリをインストールするだけです。
スズキ・ハスラーではグローブボックスのところにワイヤーを張るオプションがあり、ここにスマートフォンをホールドさせるギミックが用意されています。ここに自分のスマートフォンを入れて、USB接続すると、カーディスプレイが「Android Auto」になる、というものです。
この状態でおなじみの「オーケー グーグルー」と声をかけるとディスプレイ付きのスマートスピーカー的な動作をします。
運転中に目線をディスプレイにもっていかずに声だけで操作できるというのはありがたいですね。ちょっと違うかもしれませんが、これが進化してスターウォーズの「R2-D2」みたいな存在になってくれるといいのになー、と期待しているところです。
これが「Android Auto」のホーム画面になります。スマートフォンにインストールしているアプリの中で「Android Auto」に対応しているアプリだけが表示されるようになっていて、YouTubeなどの映像を出力させるアプリなどはここには出てきません。
Spotifyや、Amazon Music、電話、Podcastsなどの音声のみで動作するアプリを中心に表示しています。
「マップ」というのがGoogle Mapで、地図でのナビ操作をするときはこのアイコンをタップします。
Google Mapもカーディスプレイ専用モードで動作します。
想像の通り、スマートフォンの地図アプリなので、車載カーナビと違ってアップデートをしなくても道路の変更があればすぐに反映されるし、実際の交通情報を元にリルートしてくれるのでスマートフォンのナビはかなり優秀。
Google Mapらしさもあり、行き先検索の際は、それまでのスマートフォンの検索履歴を元に候補をあげてくるし、行き先がエンタテインメント施設の場合は、営業時間まで検索して営業時間内に到着できない旨のお知らせまでしてくれます。
実際の地図案内については文字が大きく情報量は最小限になっていて、見やすいと言えば見やすいんですがYahoo!ナビほどの情報量がないとも言えて、この2つのナビアプリを足して2で割らないくらいの使い勝手があればいいのになー。
ソニーの商品紹介ページでは目的地の案内が画面の左側にありますが、日本車の場合、ドライバーが画面右側にいるので、操作窓を右側に持ってきてくれる、なんて小技も効いていたりします。
カーディスプレイのホーム画面をタッチすると、スズキ・ハスラーの場合は上記の画面に戻ります。これはスズキの純正ナビのホーム画面で、これがオオモトのOSになり、この中で「Android Auto」が動作している、というのがわかります。
なので、カーナビのナビと、Android AutoのGoogle Mapのナビと同時に利用することなども可能です。カーオーディオからは2つのナビからの音声が同時に聞こえてきて、交差点に近づくと、たまに2台で違うことを言ってきたりします。
Android AutoでAmazon MusicやSpotifyの音楽を聴いたり、radikoでラジオを聞いたりすることもできますが、スズキの純正ナビ側にもそれらのAV機能のメニューは残されていて、それぞれを操作することができるようになっています。
Sony製のディスプレイオーディオでは、こうした画面がソニーのUIで利用できるようになるんでしょうね
ソニーの新製品の商品情報ページを見ると、洗練された細い文字でUI表示されていますが、こんなおしゃれな画面で操作ができるなら、その方がいいなー、という羨ましいポイントもあります。
プレスリリースを読むと、ハイレゾ対応のアンプを搭載しており、スマートフォンとの接続ではBluetoothのLDACが利用できるとなっています。
HDMI入力があるのと、リアカメラの入力端子がありバックギアに入れると自動でリアカメラの映像出力に切り替える、などのことが可能と記載されていました。
ディスプレイの背面は2DINサイズながら、奥行きがあるのは上半分だけだそうで、空いているスペースにはケーブル類をまとめたものを置けるとなっています。
これなら素人の配線でもゆとりを持って作業ができそうです。
出来れば純正ナビと入れ替えて、ソニー製オーディオディスプレイを装着して、楽しんでみたいところなんですが、日本向けの販売は今のところありません。
amazon.comなどで購入して輸入して自分で装着してしまう、なんて方法もできるんですが、日本向けのサポートがないと、ちょっと不安で使う気にはなれないかなー。スピーカーみたいに装着してしまえば、まず壊れることはないのであれば、自分でつけちゃうんですが、装着のための金具、ソケットなどちょっと敷居が高そう。
一度なくなってしまった販路(カーショップなど)を再び構築するのは大変だと思いますが、車載ディスプレイオーディオの市場はまだ出来たばかりですし、是非、また日本での販売を復活してもらいたいなー、というプレスリリースでした。
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