【レビュー】「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」専用レザーケース『CKL-NWWM1M2』ミンクオイルを塗り込むんだ!開梱レポート
新型ウォークマン「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」の開梱レポートがまだ済んでいないのですが、先に専用レザーケース「CKL-NWWM1M2」の開梱レビューレポートをお届けすることになりました。
なんせウォークマン本体の方が今回は200時間のエージングを必要としているもので、本来の性能を発揮するまでまだあと1週間くらいかかりそうなもので、先にケースの方から詳細をご案内させていただくことにしました。ちょっとすごいケースも見せていただいていて、それを真似してみましたので、お手入れ方法についても紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
3月25日(金)に発売された新型ウォークマン「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」ですが、当店にも入荷しています。早速、セットアップして楽曲データも移して、試聴ができるような状態にしています。
ウォークマン本体と一緒に専用レザーケースと、MDR-Z1R用のキンバーケーブルも取り寄せました。今までMDR-Z1Rについては付属ケーブルを使っていたのですが、ウォークマン「NW-WM1ZM2」のあまりの音の良さに、これはケーブルまでソニー純正でがっちり最高音質を攻めるしかない!ということで、新製品ではないのですが追加購入しています。
ウォークマンの方は先週末から夜通しエージングをしています。どうせ4.4mmバランス標準しか使わないので、ステレオミニ端子はとりあえず後回しでバランス端子のみエージング中。100時間を超えたところで試聴してみましたが、以前、エージング済みのモデルを試聴させてもらったときのイメージにはもうちょい。エージング済みモデルはもっと艶やかな音が鳴っていたと思います。
初代ZX1の時はエージング時間は100時間と言われていたのですが、どうもそれはセールス上の忖度があったようで、本来はコンデンサーが安定した動作をするまで、もうちょっと時間がかかるとのこと。ヘッドホンを接続せずにソフトウェア上で再生だけしても、アプリ上の再生時間は増えていくのですが、それでは意味がなくて、しっかりと抵抗がかかるようにヘッドホンを接続して再生しないといけません。ヘッドホンをつなげずにケーブルだけつなげてエージングしても意味はなく、なんでも良いからヘッドホンはつなげる必要があります。
ヘッドホンはヘッドホンで、ソニーのヘッドホンはエージングの必要はありません。ヘッドホンは使えば使うほど劣化していくのでできるだけ安いヘッドホンを使った方がよいので、一番安価なものをつないでエージングしています。
土曜日には200時間に達する計算なので今週末にはちゃんとした音が聞けるかなー。
ということで、先に専用レザーケース『CKL-NWWM1M2』の開梱レポートです。
先代のNW-WM1ZとNW-WM1Aですが、2台を店頭展示していましたが、やはりお客様が聞きたいのは30万円の上位機種「NW-WM1Z」の音なんですよね。金と黒を並べて展示していましたが、金色のWM1Zの方だけが傷だらけになっていくという苦い過去があるもので、今回はNW-WM1ZM2をレザーケースに入れて展示しようと思っています。(^_-)
専用ケースを箱から取り出して、上側からウォークマンを挿し込むという入れ方をします。
さすが専用ケース。サイズはぴったりで逆さまにしてもスッと出てきてしまうこともなく、しっかりと収まります。
写真左はブラックボディのNW-WM1AM2で、写真右がゴールドカラーのNW-WM1ZM2です。こうしてケースの外から見ると端子部の金色が見えるので、あまりイメージは違わないですね。
ということで、詳細を説明していくところなんですが、ここでちょっとすごいケースが登場します。
同じ専用レザーケース「CKL-NWWM1M2」なんですが、違いは一目瞭然です。いや、写真だとツヤ感とかがわかりにくいですかね。
ちょっと斜めから見てみましょう。
さぁ、これでどうでしょうか。明らかに革の表面の見え方が違いますね。
反対側から見てみるとこうです。
違いは写真でもおわかりになると思います。どちらが良いかと言ったら、これはどう見ても写真左のレザーケースの方です。光沢感があるのと、本革独特のしわの様なものが見えます。
あらら、これ同じ製品なんですか? これ、どこで買うとこうなるんでしょう? 写真右の新品のレザーケースはまるで合皮みたいですが、いかにも「本革」というのは写真左のものですよね。
もしかして、ウォークマンA100シリーズの時みたいになにか改造して、自分で革を張り直したとかそういうものなのかと思ったら違いました。専用ケース「CKL-NWWM1M2」は元々、天然皮革(牛革)で作られている本革ケース。そこに「ミンクオイル」を塗って仕上げたものなんだそうです。
こうなるまでに2ヶ月ほどかかるそうですが、手にミンクオイルをとって塗り込み、それをウォークマンを使いながらケースを触り触りして、塗り込んでいくと、こうして革本来の味が出てくるそうです。
なるほど、これはもう別物ではないですか。ならば、それは自分たちでもやってみよう!
と、いうことで「ミンクオイル」を買ってきました。880円でした。amazonで売っています。
amazonのコメント欄を見ると寒いときはすごい堅いという話で温めないと溶けてこないとかすごいことが書かれているんですが、気温が15度くらいまで上がってきている日本の春シーズンだと特に問題はなく指で簡単にすくうことができました。
ちなみに、写真の量は取り過ぎです。指の腹がミンクオイルでうすく覆われた、ミンクオイルの油が指についたくらいでOK。それをレザーケース「CKL-NWWM1M2」の表面に移していく感じで塗り広げていきます。
すると、もう塗ったそばから本革の質感が出てきます。なるほど、サンプルで見せてもらった2ヶ月塗り込みものほどではありませんが、牛革っぽいつやのある、光沢のあるものに変わっていきます。
これはまだ一度塗りしただけですが、先ほどの人口皮革っぽさはなく、ツルツルだった表面に味がでてきました。なるほど、ミンクオイルすごい。皮革に栄養と柔軟性、防水力、潤いを与え保護してくれるということですが、確かに、この方が傷などが付きにくいかもしれません。
ついでなので、他にも革製品ってなかったかな?と、思ったらありました。Xperia PRO-Iの専用ケースでこれも本革(牛革)を使っているとなっています。
スマートフォンに脂をつけても仕方がないのでケースだけにして、これにミンクオイルを塗り伸ばしてみました。
これはもともと、革っぽい表面加工がされているのですが、そこに光沢が出てより高級感が出てきたのと、表面が少しだけ柔らかくなるので、手にしっくりとした感触がやってきます。うわー、これはいいな。
あとはフラッグシップイヤホン「IER-Z1R」の付属ケースなども側面、底面が本革仕上げになっています。塗り込んでみました。こちらはやや経年変化があって、すでに味も出てきています。そうそう、これこれ、これくらいの感じにウォークマンの専用レザーケースも仕上げたいんですよね。
2ヶ月間、用もなくウォークマン専用レザーケースを触りまくって、ミンクオイルを塗り込んで行きたいと思います。
※ミンクオイルの手入れですが、大体1ヶ月に一度くらいで、余分に塗ってしまった分は布で拭き取るなどをするそうです。塗りすぎはカビやシミの原因になるそうで、薄く塗るのがコツとなっています。
専用レザーケース「CKL-NWWM1M2」のミンクオイルの話に大幅に脱線しましたが、ケース自体の説明です。ケースにウォークマン本体を入れる入り口には上記の様なベロがついていて、これを折り込んでウォークマン本体を固定します。ボタンやベルトフックなどでの固定方法ではありませんが、ケースがウォークマンとぴったりサイズなので、これだけで固定できます。
ケースの上から全ての操作ボタンが使えて、各ボタンの機能については型押しして模様で見えるようになっています。
これらのボタンの裏にはちゃんと突起がついていて、ウォークマン本体の操作が間違いなくできるようになっています。
フラップはマグネットで固定されています。フタ側の角のところ2カ所にマグネットが仕込まれています。これのおかげでフラップを閉めると「パタッ」という吸い付くような感触が得られます。メーカーとしては磁力は非常に弱いもので各種カードや機械巻き腕時計に影響を与えるものではない、ということになっています。
ウォークマン本体に「w.」のロゴが入っていますが、ケースの同じところに型押しが入っています。
反対側面には小さな穴が見えますが、これはウォークマン本体の充電ランプの部分です。この穴を通して通電しているかどうかをチェックすることができるようになっています。
そして底面にはウォークマンロゴがバッチリ入っている、という専用ケースになっています。スマートフォンみたいに本体発売時にはシリコンケースとかがサードパーティー製で出てくるかな?と、思っていたら、すでに複数のクリアケースがあちこちから発売されているみたいです。
ですが、本体が40万とか16万円もする製品ですからね。道具として使うのも良いですが、どうせならこうして本革のレザーケースに入れて、本体のエージングみたいにケースも自分仕上げて愛着の持てるものに育てていきたいですね。
ということで、ミンクオイルを使った専用レザーケース「CKL-NWWM1M2」の仕上げ方のご案内でした。そのまま使っても良いのですが、ミンクオイルを塗り込むことで、革本来の光沢、味が出てきます。安いケースではありませんが、これで是非、自分なりのレザーケース&ウォークマンに育ててみてください。2~3年経つと良い感じになっているかと思います。
ソニーストアではウォークマン本体がお届けまで約4週目安となっていますが、こちらの専用レザーケースは販売店ルートで約2週間目安となっています。エージングしている間に届きますので、本体を使い始める前にゲットしてください。
ミンクオイルは当店店頭にご用意がありますので、当店経由でお買い上げいただいた方は店頭でご利用ください。たまにお越しいただき追加で塗り込んでいただければ味のある仕上がりになると思います。
WM1M2専用レザーケース CKL-NWWM1M2 |
ソニーストア価格: 11,000円 税込 |
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発売日 | 2022年3月25日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
当店店頭にて実機展示中
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
ウォークマンWM1シリーズ NW-WM1ZM2 |
ソニーストア価格: 396,000円 税込 |
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発売日 | 2022年3月25日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:39,600円(税込)
3年ワイド/5年ベーシック:19,800円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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金利0% クレジット |
24回分割手数料0%+10%オフクーポン 月々14,800円 残価設定24回分割+10%オフクーポン 月々10,200円 ※2年後の残価設定額は110,000円設定 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 残価設定クレジットの分割払手数料が【0%】 |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
当店店頭にて実機展示中 試聴できます
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
ウォークマンWM1シリーズ NW-WM1AM2 |
ソニーストア価格: 159,500円 税込 |
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発売日 | 2022年3月25日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:16,500円(税込)
3年ワイド/5年ベーシック:8,800円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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金利0% クレジット |
24回分割手数料0%+10%オフクーポン 月々5,900円 残価設定24回分割+10%オフクーポン 月々4,100円 ※2年後の残価設定額は44,000円設定 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 残価設定クレジットの分割払手数料が【0%】 |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
当店店頭にて実機展示中 試聴できます
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