6100万画素センサー搭載”α7R4”で撮る『秋のシマリス』
ラグビーワールドカップが始まった先週末は当店店内も盛り上がりました。当店では左旋BS/CS放送の受信もできるのですが、J Sportsで放送されている4Kラグビーの画質をチェックしにくるラガーマンがちらほら。普段、ラグビーの話題で盛り上がることはないのですが、こうしていざ、ラグビーワールドカップが始まると、俺も、私もと、ラグビー好きな方が名乗りを上げてくださって、にわかラグビーファンの私たちを楽しませてくれています。しばらくラグビーネタで店頭は盛り上がりそうです。
そういえば、あれってラグビーボールに似てない?と、思いついたのがどんぐり。そういえば、夏になる前に撮影イベントでシマリス撮影に行って以来、すっかりご無沙汰してしまっていたのですが、新型カメラの”α7R4”が発売になっています。休日に望遠レンズを装着して行って参りました。
こんにちは、店員佐藤です。
久しぶりに埼玉県の見沼グリーンセンター「りすの家」にお邪魔してきました。台風が日本列島を通過中で暑い1日だったのですが、シマリスさん達は秋の装いモードになってきています。
7~8月の真夏のシーズンは土の中に隠れてしまうため、冬眠中よりもシマリスを見つけるのが難しくなるため、しばらくお休みしていたのですが、すでに冬眠の準備が始まっているのかドングリ集めをしはじめています。
頬袋にドングリを一生懸命詰め込んでいて、ふっくらとした姿になったシマリスは1年のうちでももっとも可愛い姿になっていると思います。
これから冬眠シーズンに入るまでの数ヶ月が一番のシマリス撮影シーズンでもあります。
※ブラビアにて擬似的に撮影して瞳AFを作動させました。撮影データは本来のものではありません。
新発売の”α7R4”で、そのシマリス達の姿を撮影しに行ってきたのですが、搭載された動物瞳AFはシマリスにはちょっと弱め。先週試してきた「つくばわんわんランド」での動物瞳AFの効きがものすごく良かったモノで、それと比べるとシマリスの瞳認識率は半分くらいになってしまいます。
それでも瞳AFが発動したらボーナスタイム。瞳AFが発動しなくても大体顔のあたりにAFを合わせてくれるので失敗写真は少ないと思います。
α7R4+SEL100400GM F5.6 1/1000 ISO800 焦点距離400mm
こうして、正面を向いてくれているときは高い確率で瞳AFが発動するので、割とバッチリ、シマリスが撮れます。
目がキラキラになって撮れるとすごく嬉しいのですが、これ、実はRAW現像ソフトのCapture Oneを使ってキラキラにしていたりします。
こちらは先週撮影してきた「つくばわんわんランド」の赤ちゃんわんこ、コーギー君です。キラキラになっている瞳がすごくキレイで私もお気に入りの1枚が撮ってこられた!というところなんですが、Capture Oneの「ストラクチャー」という項目を使ってキラキラにしています。
こちらが撮ってきた写真のデータです。色補正などだけしています。この状態から「ストラクチャ」の項目を0から30~40くらいに上げてみます。
そうすると解像度がグッとあがるというかシャープネスがあがるというか、ボケやブレがガガンと補正されるんです。レッドブルエアレースの際もシャッタースピードを落として撮影しているのでぶれている写真がいくつもあったのですが、ストラクチャを上げると、それがある程度補正されます。
ワンちゃんの瞳の中の像も解像度が上がって見えていて、撮影者である私が瞳の左側にいて、右隣には順番待ちをしているお子さんの姿がくっきりと浮かび上がってきています。
6100万画素のデータがあると、こういうことができます。
こちらは今回のシマリスです。シマリスのサイドから撮影していますが、この状態でも瞳AFは発動しています。がっちり瞳にAFが来ていると。。。
こんな風にシマリスの瞳から見えている景色が見えるんです。
ストラクチャーを上げるとこんな感じです。
真ん中にある白い点が私です。グレーのシャツにグレーの帽子をかぶっていっていたのですが、こうしてみると結構目立ちますね。次からは迷彩服でも着ていこうかナー。
餌台の中にいるところを撮ったモノの瞳をのぞいてみると、まさに餌台からの風景が見えるみたいです。動物瞳AF×6100万画素の威力、たまりません。
6100万画素の威力はトリミングでも絶大な威力を発揮します。
9317×6211ドットで撮影してきたデータがこちら。焦点距離を延ばすためにAPS-Cサイズにクロップして撮影する方法、というのをされる方がいらっしゃいますが、へたっぴな私はフルサイズのままで撮っておいて余白がある方が安心です。被写体が素早く移動したときにクロップした外のエリアに出ていってしまってもフルサイズならそこに映る可能性がありますからね。
ちなみにα7R4ではAPS-Cサイズにクロップしても2600万画素相当のデータがあります。
こちらがAPS-Cサイズにクロップした時の画角です。6240×4160ドットあります。これでもα9やα7IIIよりも画素数が多い事になります。
α9やα7IIIの2400万画素、6000×4000ドットに切り取ったものがこちらのサイズになります。ここまでクロップしても2400万画素あります。
α7R4+SEL100400GM F5.6 1/1000 ISO1000 焦点距離400mm トリミング1.55倍
誰も切り抜いていると気づかないかも。
ということで、今回の「秋のシマリス」を数カット、紹介させてください。
α7R4+SEL100400GM F5.6 1/1000 ISO1250 焦点距離400mm
こちらは岩場でドングリを拾っては岩の上に登ってきてドングリの皮を剥いている子です。剥き終わると頬袋に収納して、別のドングリを拾って、ここに登ってきて、皮を剥き始めます。
ドングリの皮むき職人さんです。
α7R4+SEL100400GM F5.6 1/1000 ISO640 焦点距離400mm
秋になって陽が傾いてくると、こうして逆光状態でシマリスを撮影することができるチャンスが多めにやってきます。
木々の切れ間から逆光のシマリスを撮影すると、こちらもキラキラと綺麗な写真になります。
先ほど公開されたファームウェアVer.6を搭載した“α9”があれば、こういうときにスポットAFでシマリスを狙いつつ、じっとしている子がいたら、一か八かで動物瞳AFをオンにして撮る、なんてことができそうです。α9のファームウェアが先週公開になっていたら、α9も持ってきたのになー。
α7R4+SEL100400GM F5.6 1/1000 ISO3200 焦点距離279mm
以上、秋のシマリスの紹介でした。
これから11月くらいまでシマリス撮影のチャンスタイムです。地元でドングリを拾い集めて持って行くと、りすの家のどんぐりポストに入れることができます。後日、スタッフの方がシマリスに配るどんぐりにしてくれますので遊びに行く際はどんぐり集めもどうぞ。
なお、今回は新発売のズームレンズ「SEL200600G」ではなく「SEL100400GM」を使っています。最短撮影距離が「SEL100400GM」は0.98mと非常に短く、近くまで寄ってくれるシマリス撮影には持って来いなんです。
りすの家の近所に住むことが出来たらα7R4とSEL100400GMを溶接してしまっても良いかも♪ キラキラ最強コンビです。
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