これはタイムマシーンだ!『#009 WALKMAN IN THE PARK』へ行ってきました
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7月1日よりGinza Sony Park(銀座ソニーパーク)で記念プログラム「#009 WALKMAN IN THE PARK」がスタートしました。ウォークマンの1号機「TPS-L2」の発売から40年を記念したイベントです。
銀座ソニービルの最後のイベント「It’s a Sony展」などがあり、過去製品の展示ばかりだなー、というところですが、今回の「#009 WALKMAN IN THE PARK」はひと味違っていました。展示されている歴代ウォークマンの音を実際に聴くことができるんです!
スペシャルイベントのレポートをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
2017年3月末に閉鎖され、2018年7月からソニーがプロデュースする公園ということで「GINZA Sony Park」が期間限定で公開されています。ソニーらしい奇抜なアイデアでテーマ展示を行っていますが、今週からはウォークマン40周年記念イベントとなっています。
地上階には巨大な「Big Walkman」が登場しています。これはスポーツ用に開発された1号機「WM-F5」のオブジェクト。
ここから地下に入って行きます。
1979年から2019年へ早送りマークがついていますが、ここからはじまる地下1階から地下4階までが全部、ウォークマン展示になっています。4フロアもウォークマンの展示だけで埋めることができるの?というところですが、無茶苦茶埋まりまくりでした。
まずはこちらが地下フロアの入口です。インフォメーションカウンターがありますが、ここでパークマップをもらいます。
パークマップはそのままスタンプラリーの台紙になっており、地下1階から3階までの間にあるスタンプ台4カ所でスタンプをもらうと記念品をもらえるという流れになっています。
またこのパークマップには1年毎に区切ったウォークマンについての想い出を著名人が語るパネル展示の地図になっていて、その展示には1台ずつ試聴できるウォークマンも用意されているという凝りようです。このパークマップをもらわなくても展示物を見ることはできますが、先にパークマップをもらって年号とアーティストを見ながら回った方が数倍楽しめると思います。
パークマップをひとつもらって出発です。
ちなみに私がお邪魔したのは出勤前の朝10時だったのですが、11時以降はここで「パークオーディオガイド」のウォークマンの貸し出しがあります。
パーク内のあちこちにこうした足型がついているのですが、ここで所定の音声を再生するとソニーパークの見どころを解説してくれるんだそうです。
ナビゲーターはなんと渡辺篤史さんです。
ソニーパークで「建もの探訪」です。うわー、これは休日にこなくては! 貸し出しは11~18時の時間内で行っているそうです。
インフォメーション脇にいるAIBOにお見送りされていざ、出発。
地下1Fフロアには6台のウォークマンが展示されています。
「1986」という数字が見えるので近寄ってみます。
置いてあるウォークマンは「WM-102」という記載があります。オートリバース機能がついていてカセットを入れ替えなくてもA面もB面も再生ができるモデルです。(カセットテープには表と裏があり、両方とも入れ替えて使うことができます。
えらい音が揺れるので、そういう演出の曲なのかと思ったら、どうもテープの回転が安定していないみたいです。そうか、経年が経ちすぎていて、もうまともに再生ができない機種もあるようです。早送りしてテープを回転させてみたら再生スピードが安定してきました。
ウォークマン本体はテーブルに固定されていて裏から電力を供給されているようです。手に持って聞くことはできないため、そのまま再生ボタンを押して音楽を楽しみます。タッチセンサーとかではなく「ガチャッ」とボタンを押して操作するのも今となっては懐かしい。
このウォークマンの隣には漫画家・新井英樹氏のコメントがあります。(23)とありますが、これは新井氏が23歳の方、というのではなく23歳の時のエピソードとして記載があります。
なるほど、こういう楽しみ方をするイベントなんですね。
ウォークマン本体の音、操作感を楽しみつつ、その年代お話しを楽しむ空間になっています。これが40点展示されている、というわけです。
そのまま地下2階フロアへ降りていきます。
ここの地下2階フロアが一番ボリュームが厚く、なんと32台のウォークマンが32人のエピソードと一緒に展示されています。
出勤前で時間がないため、パークマップを読みながらの試聴はまた次ですが、いやー、懐かしいモデルがずらりと並びます。
カセットウォークマンとか、そういう昔の懐かしい系だけではなく、ウォークマンNW-X1000シリーズとか、一時期あったAndroid OS搭載ウォークマンなども発見。
これ、まだスマートフォンの通信料とか維持費が高かったときに、Wi-Fiだけで使えるスマートフォン的なモデルで大ヒットしました。
あいにくMDはすっ飛ばしてしまった私ですが、CDウォークマンは利用していました。こちらのD-E01も使っていました。カセットウォークマンとはメディアの質が違うことの音質の違いもありますが、それよりも音の持つパワーみたいなものが全然違っていて、音質ってバッテリーによるところが多いんだなぁ(CDウォークマンはガム型電池を2個使っていたりしました)と、実感したモデル。
カセットウォークマンの末期にはこんな風なポップでチープなモデルもあったんですが、今、聞き比べてみると、このモデルの方が経年劣化が少なく、音が良い・・・というか回転スピードが安定しているみたいでした。
カセットテープも久しぶりに触ることができました。自分の大事な大事な音楽がこの中に入っているんだ、という実感がすごくしますね。今はウォークマンにしてもスマートフォンにしてもPCにしても、データという質量のない音楽になってしまいましたが、まだこの頃は音に「重さ」があったついてきた気がします。
他にもネットワークウォークマンの初期のモデルや、MDウォークマンなど多数展示されています。これらをひとつひとつ体験していくと、まさにタイムマシンに乗っているみたいです。
これは時間を経つのも忘れて楽しんでしまいそうです。
地下3階に降りて来ました。こちらでは記念Tシャツの販売がありました。
時期によりデザインやサイズが変わるそうで、現在は大人向きが2デザインと、キッズ向けに4デザイン販売されています。
すでにサイズ別で売り切れているものがいくつかあります。
今はこのラインナップですが時期を変えて行くと、また別のデザインで販売を始めるそうですので、それを待ってみようかと思います。期間中に1枚は買っておきたいですねー。
地下4Fに降りて来ました。「BEER TO GO」の傍らに「WALKman Wall」が展示されています。
横幅6mのパネルに1979年から現代までのウォークマンがズラッと230機種展示されています。こちらはアクリルパネルで覆われていて試聴することも触ることもできません。が、カラーバリエーションがいくつも用意されています。
初代ウォークマンは「TPS-L2」ですが、スタイルを確立したのは1981年発売の「WM-2」でした。こちらのデザインの方が初期のウォークマンとしての印象は強い気がします。
このモデルのカラーバリエーションが展示されているというのはすごい。どこから出てきたんでしょう!?
1983年発売の「WM-20」がありました。これこれ、これが私のファーストウォークマンです。カセットサイズのウォークマンで実際に使う時はヘッド部分を引き出して、そこに電池が入っているという仕組みでした。これのブラックモデルが私のウォークマンだったのですが、ここで初めてブラックモデルを見つけることができました。
It’s a Sony展ではブラックがなかったんですよね。
当時はイコライザーを使って音質を補正するというのが流行していました。今でもデジタル機能として搭載されていますが、カセットウォークマン本体に搭載されていると、すごいメカニカルな感じがします。当時は憧れていましたが、そうそう学生の身分で買い換えることはできず、別体のイコライザーボックスなどを使ったりしていました。
今で言うポタアン的な使い方だったのかも!?(ちょっと違いますが)
カセットテープも懐かしいですね。DUADはクロームテープでしたっけ。ノーマルテープの最高峰がAHFで、その下にBHF、CHFというラインナップでになっていました。
裏にはプレゼント応募用のシールがあって、それを集めてソニーさんに送るといろいろな景品がもれなくもらえる、というキャンペーンがあり、一生懸命シールを集めた覚えがあります。
高校生まではひたすらお小遣いを貯めて、カセットを買ってレンタルレコードの音をダビングをする、という繰り返しでした。
大学にはいった切り替わりでCDにスイッチ。最初のCDプレーヤーは耐震構造になっている「Car Discman」でした。それでも音は飛ぶのですが、シートにアームを装着してCDウォークマンを固定する「カーキノコ」というネーミングの装着方法があり、それを車につけたりしてました。
すごい、今回のイベントではウォークマン、なんでもありです。
ネットワークウォークマンなども複数展示があります。最初のうちはMP3再生などができず、MGメモリースティックに入れた著作権保護されたATRACオーディオファイルしか再生ができなかったんでしたっけ。
こういう圧縮音声フォーマットの初期の頃のモデルも、もう懐かしい部類に入ってきてしまいましたから不思議な感じがします。
自分が持っていた、使っていた懐かしいモデル探しで、来場された方は全員、ここに一度は釘付けになるかと思います。
ということで、一回りするとスタンプラリーも完成します。地下1Fに1カ所、地下2Fに2カ所、地下3Fに1カ所の合計4つです。今まで使われてきた3種類のウォークマンロゴと、今回の40周年記念イベントのロゴがキレイにコレクションできました。
これを地下1階のインフォメーションに持っていくと、記念ブックレットがもらえます。これがまたすごいブックレットになっています。
カセットケースに入ったブックレットで歴代ウォークマンが発売年と一緒に紹介されています。超お宝アイテムです。
しかも、これがパラパラ漫画みたいになっていて、パラパラとめくると40周年記念ロゴが歩いてくれるという細かい演出まであります。
あ、よく見たら、このカセットってAHFですね。パークに展示はされていませんでしたが、こんなところで手に入ってしまいました。
そして、帰ってからのお楽しみがこちらです。
「お宝ウォークマンをWANTED」ということで、もう市場では手に入らないであろうウォークマンのレアモデルを探しているそうです。Instagramで「#WANTEDwalkman」というタグをつけて投稿してください、と、なっています。
ということで、早速投稿してみました。まだ最近のモデルだし、レアモデルというほど珍しくもないのですが、一応、ソニーストア限定の刻印モデルです。
「#WANTEDwalkman」タグで検索してみると、これから8月いっぱいにかけて、いろいろなウォークマンが見られるかもしれませんよ。
それと「My Story, My Walkman」ということで、自分のウォークマンの想い出を大募集。こちらはウォークマンの写真必須とはなっていないようなので、エピソードに関した投稿であれば良いのかな?(もしくはパーク内に展示されているウォークマンの写真で投稿すればOKですね。) ハッシュタグ「#mywalkman」で投稿してください。後日、投稿いただいたウォークマンの想い出はパーク内に掲示させる可能性もあるそうです。
ソニーパークに遊びに行った後にも、ウォークマン仲間とつながれる粋な演出が用意されています。これらの情報もパークマップに記載されています。スタンプラリーが終わったあとも持ち帰って楽しみましょう。
さて、銀座ソニーパークから歩いて15分のところにある当店ですが、当店にもウォークマンの想い出グッズがいくつかあります。
こちらはウォークマン30周年記念でソニーマガジンズから出版された「Walkman Chronicle」です。発売されることはなかったウォークマンのプロトタイプというかデザインコンセプトが掲載されていたり、歴代ウォークマンの広告が載っていたり、ウォークマンの資料として価値ありです。
掲載されているモデルは2008年発売までのモデルになります。ハイレゾ対応ウォークマン誕生前夜までが楽しめます。
こちらは雑誌になります。2014年11月発売の「ウォークマンぴあ」で、こちらはウォークマン35周年記念として発行されました。
こちらはまだamazonさんで購入する事ができます。最後に掲載されているモデルがNW-ZX1やNW-A10シリーズまでで、ハイレゾ対応ウォークマンが登場した直後の発行、という感じです。
ハードウェアとしてのウォークマンではなく、アーティストが使っていたウォークマンという切り口で記事が構成されています。
2冊とも当店の蔵書として保管されていたのですが、今回のソニーパークイベントに合わせて、期間中は当店でも店頭に展示したいと思います。
この2冊の書籍をひとつにまとめて、歴代ウォークマンを見るだけではなく、実際に触れて操作ができて、音まで聞ける、というのが今回のイベントとなります。
イベントは9月1日まで開催されており、時間は10時~20時までとなっています。夏休み期間中の開催になりますが、音楽が好きな人には必ず楽しめるイベントになっていると思います。
是非、早めにお出かけして記念ブックレットをゲットしてください。
☆Ginza Sony Park 『#009 WALKMAN IN THE PARK』のご案内はこちらから
銀座までお越しの際は、徒歩15分で移動ができる当店「ソニーショップ テックスタッフ」にも是非お立ち寄りください。
☆当店店舗のご案内はこちらから
☆ソニーストア・直営店をご利用のお客様へのお願い
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当店店舗「ソニーショップ テックスタッフ」の住所はこちら |
東京都港区新橋5-12-6 ヴェルディ新橋1F 電話番号:03-6809-1868 営業時間:11~20時 定休日:毎週日・月曜および祝祭日 |
★ソニーストア『ウォークマン40周年特別企画 ウォークマンAシリーズキャラクター刻印サービス 』
ウォークマンAシリーズ NW-A50シリーズ |
ソニーストア価格: 21,880 円+税~ |
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発売日 | 2018年10月6日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:3,000円+税~ 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円+税~ 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
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//tecstaff.jp/2019-7-2-a-wm40th-kokiin.html
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