OneDriveのオンデマンド機能復活! Windows 10 Fall Creators Update

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Windows 10が今週アップデートしています。「Fall Creators Update」です。ニュースサイトなどでご覧になってすでにアップデートされた方も多いかと思いますが、今回のアップデートで、Windows 8時代に実現していたファイルのオンデマンド機能がOneDriveで復活しました。

超朗報です!

 

こんにちは、店員佐藤です。

昨年のうちから2017年のアップデートでOneDriveに昔あったファイルのオンデマンド機能が復活するよ、という話は聞いていたのですが、実現したのは2017年も年末近くになってからでした。

まずはアップデート方法ですが、普通にWindows 10の設定から「更新とセキュリティ」を選択しWindows Updateの更新状態のチェックをしてみてください。ここでいつもよりやたらとダウンロードとインストールに時間のかかる「バージョン 1709」というのが見つかると思います。

ダウンロード開始からインストールまで、ながらで作業をしていたのですが私の環境では1時間以上かかりました。

インストールの準備ができたら、再起動が必要になります。最初の「ようこそ」画面が表示されるメジャーアップデートになります。

今回の「Fall Creators Update」の詳細の案内はマイクロソフトさんのホームページにありますので、こちらでチェックをどうぞ。私はまだファイルのオンデマンド機能しかチェックしていません。

さて、ファイル オンデマンドというのはなにかというと、Windows 10にマイクロソフトアカウントでログインすると利用できるクラウドサービスの「OneDrive」に仮想的にファイルを置いておける仕組みです。

今までのOneDriveでは、1TBの容量があったとして、そこにファイルを置くとローカルドライブの容量も減ってしまっていました。つねにローカルディスクとOneDriveでファイルを共有している状態で、クラウドにファイルを置いてもローカルディスクの容量を削ってしまっていたんです。

Windows 8が登場した頃はそうではなく、OneDriveにファイルを置くだけでローカルディスクの容量は節約できていました。クラウドにだけファイルが置いてある状態で必要な時にだけダウンロードsて使うスタイルです。オフラインの時もファイルを探すときはダミーのファイルを見せてくれるのであたかもローカルディスクの中をのぞいている様にしてくれて、ファイルを使う時だけダウンロードしたり頻繁に利用するファイルはファイルを指定してオフラインで利用できるようにもしてくれていました。

なのでローカルディスクに256GBしか容量がないPCでも1TB+256GBのファイルを持ち運んでいるように使えて、しかもオフラインの時でも利用する可能性があるファイルはローカルディスクにダミーを置いてくれる、ということをしていました。

Windows 8時代はこれが非常にありがたかったのですが、2015年7月にWindows 10が登場すると、ファイルのオンデマンドが廃止になります。OneDriveにファイルを置くとクラウドとローカルディスクと両方にデータがある状態になります。

ファイルの節約がまったくできなくなってしまっていたんです。

1TBの容量に画像ファイルを置きまくっていると、それを共有しているPCですべてのローカルディスクが1TBの容量を使ってしまうため非常に使いにくいモノに。ドキュメントなどのファイルサイズの小さなものには使えるのですが静止画、動画などの本来はおきたかったサイズの大きなファイルを置くことができなくなってしまっていたんです。

それが今回復活しました。

Windows 10 Fall Creators Updateのアップデートは先週からWindows 10に自動でインストールされているはずです。

すでにOnedriveを利用している方は右下にあるタスクバーボタンのアイコンから雲のマークをしたOnedriveのアイコンを右クリックして設定を呼び出します。

そこに「ファイルのオンデマンド」という新しいチェックボックスがあるので、ここにチェックを入れて、あとは「アカウント」にある「フォルダーの選択」から全部のファイルにチェックを入れるだけです。

従来から共有設定をしていたものは緑のチェックマークで、これはローカルドライブにもコピーがあるデータ。青い雲のマークはクラウドにデータが置いてありローカルには保存されていないデータ、ということになります。

以前、Windows 8時代に置いてあったMovieフォルダやPhotoフォルダはWindows 10にしてからはドライブを切断して使わないようにしていたのですが、今回のアップデートでやっとまた使える様になりました。

ドライブのプロパティを開いてみると、これで自分のOneDriveの使用状況がわかります。クラウド全体には648GBのファイルを置いているのですが、ローカルディスク上には4.48GBしかデータは消費していない、ということになっています。

わずか4.48GBのディスク消費で648GBのディスクを持ち歩いている様になります。

ローカルディスクに置いておきたいファイルと、クラウドにだけ置いておきたいファイルはOneDrive内のファイルの右クリックで選択ができます。ファイル、フォルダ毎に設定ができるので非常に助かります。

 

なお、まだOneDriveをお使いになっていない方はこれから新規でマイクロソフトに登録をして利用することになります。OneDriveの利用につき、容量は下記の通りとなります。

以前は7GBだったり15GBの容量を無料で使わせてくれていたときもあったのですが、現在は無料で利用ができるのは5GBになります。有料版で50GBのプランがあるのと、Office 365 Soloという月額払いで利用するOffice 2016の契約をすると1TBの容量を利用できるようになります。

ソニーストアで販売しているVAIOにプレインストールできる「Office Premium」にもこちらのOffice 365 Solo相当のサービスが1年分ついてきているのでVAIO購入後にOffice Premiumの利用を始めると、それから1年間はOneDriveが無料で1TB使える様になります。(Office 2016で購入した場合はこれがありませんのでご注意を)

なお、以前からOneDriveを利用している方は、利用していた時期によりボーナスの容量がついている場合があります。上記は私の契約状況です。無料で15GB利用できるときに契約をしていたので、そのままの容量が引き継がれている上に「カメラロールのボーナス」と言って、PCの写真画像を自動でOneDriveにアップロードをする設定をすると15GBさらにボーナスでもらえる、とかのキャンペーンがあったので、そういうのを見逃さずに使っておくと30GBの無料容量がもらえたりするんです。

現在はカメラロールのボーナスはありませんが「紹介特典」というのがあります。

これはOneDriveに新規ユーザーを誘うと、誘った人と誘われた人と両方に0.5GBのボーナスがもらえる、というものになります。これからOneDriveを始めようとしている人は、先にOneDriveを利用している人に言って、OneDriveのホームページから招待をしてもらうとお互いに0.5GBのボーナスがもらえます。

最大20人まで誘って10GBのボーナス領域をもらえるそうですので、知人、友人皆さんに協力してもらって無料ストレージを作られると良いと思います。(私も家族とサブアカウントで作りました。)

Windows 10のアップデートをして、まだお使いになっていない方はOneDriveもチェックしてみてください。

 

☆マイクロソフト「OneDrive」のご案内はこちらから

 

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