DSC-RX1RM2 vs α7R2の35mmレンズ対決

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こんにちは、店員佐藤です。

サイバーショット「DSC-RX1RM2」レビューレポートの3回目になります。今日は快晴の中、時間が取れたので近所の浜離宮でRX1RM2の試し撮りをちょっとだけやってきました。

今回はα7R2に35mm単焦点レンズ「SEL35F28Z」と「SEL35F14Z」を装着しての4240万画素×35mm単焦点レンズ体験をしてきました。レンズ交換式ではなく専用レンズになっていることで高精度にくみ上げられているRX1RM2のレンズの違いが私にわかるものなのか実験。

 

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さて、その前にサイバーショット「DSC-RX1RM2」のパッケージの様子も紹介したいと思います。

そういえば開梱しないでいきなり試用レポートをしていました。同梱品もちょっと変わったモノがついてくるんです。

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こちらがDSC-RX1RM2の付属品になります。左からストラップ、「BC-DCX」というチャージャー、そしてACアダプター、USBケーブルが入っています。

これ以外のもバッテリーの「NP-BX1」がひとつと取説類が入っています。シューアダプターも本体に付属しています。

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「BC-DCX」というのがなんなのか気になると思うんですが、こうしてスライド式のフラップを開くと、中にバッテリーを装着できる仕組みになっています。

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閉じると、ここにマイクロUSB端子があって、これで充電を行います。DSC-RX1RM2本体での充電もできるのですが、RX1RM2ではこんなアイテムが用意されているんです。

こんな便利そうなアクセサリー、ソニー製品であったっけ? RX1RM2ではじめて登場するチャージャーかと思いきや、実はこんな製品がありました。

DSC00001.jpg カーチャージャーキット
ACC-DCBX
ストア価格8,380+税
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これはアクションカムのアクセサリーでバッテリーとカーチャージャーキットが一緒になった製品です。同梱のバッテリー「NP-BX1」はサイバーショットRX1でも使えます。バッテリー「NP-BX1」の単品価格が5,510円なので、クルマ用のUSBアダプターとチャージャーが2,870円で買えるとなると、これはなかなかお買い得なアクセサリーです。

ちなみにチャージャーの「BC-DCX」を部品単品で取り寄せしようとすると3,600円かかります。パーツ取りするよりも「ACC-DCBX」を買ってしまった方がお得♪ RX1ユーザーさんだけではなくすべてのサイバーショットRX100ユーザーさんにもお勧めしたいアイテムを発見してしまいました。

これがあれば本体を使っている時にも予備のバッテリーを充電することができるし、ポータブルバッテリーからの充電とかもできます。旅行に超便利そうです。

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ストラップも革製の細いタイプのものがついてきます。写真手前は「DSC-RX1R」のストラップで、こちらはファブリックの幅広のストラップだったんですが、へー、こういうのがRX1RM2ではついてくるんですね。

なかなか、おしゃれ。これもサイバーショットRX100シリーズで使いたいですね。

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さて、そんなサイバーショット「DSC-RX1RM2」ですが、改めて、α7R2と比較するとこんなサイズ感になります。コンパクトデジカメというジャンルにはなっていますが、さすがにフルサイズセンサーを搭載しているのでよく見るとボディは小さくはありません。

それなりのサイズはあります。レンズもよく見るとフルサイズEマウントレンズの35mm単焦点「SEL35F28Z」とほぼ似たようなサイズです。

ただ、サイバーショットのレンズは専用設計となっているのと、レンズの取り外しをする必要がないため、センサーまで含めた調整ができるようになっています。これにより、かなり高精度な調整が可能で、それもバリューのひとつと聞いています。

サイバーショット「DSC-RX1RM2」が単品で428,880円。同じセンサーを搭載するデジタル一眼カメラ”α7R2″が本体価格438,880円で35mm単焦点レンズ「SEL35F28Z」が76,000円となっています。

この超高額製品同士で写りにどんな違いがあるものなのか、実は都電荒川線の時に比較撮影をしてきました。

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北とぴあからのこちらの景色ですが、ここで同時に”α7R2″+SEL35F28Zでも撮影してきています。

DSC-RX1RM2 ILCE-7RM2
写真左:DSC-RX1RM2 写真右:”α7R2″+SEL35F28Z

三脚は持って行っていないので大体の画角を合わせて撮影をしてきただけなんですが、帰ってきてから画像を比較して見ると。。。

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こちらはレンズの中央付近。比較はRX1RM2のローパスフィルターはオフにしています。ローパスフィルターを入れてしまうと明らかにマイルドな画になってしまうので。

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こちらは右上のエリアを等倍で拡大したところ(クリックすると等倍で見られます)こうしてレンズ周辺を見ると、やや差があるみたいです。

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こちらは左上の方に見えるJRの操車場をみたところですが、無数の電柱が立っているところの解像感がだいぶ違っているみたいです。右の方に見える青い車両はもしかしてブルートレイン北斗星かな?

ま、そんなわけで、こうやって比較して見るとやはりサイバーショットRX1RM2のレンズの方が周辺まで解像力があることがわかります。手振れ補正が使えないのは弱点ですが、ちゃんと写し止められるように慎重に撮影する様にして、あとはシャッタースピードを速めにするように気をつければ、”α7R2″+SEL35F28Zにも勝るカメラとして使えそう。

じゃ、昨年発売された「SEL35F14Z」と比べるとどう!?ということで、今日はそれを試してきました。”α7R2″とレンズ2本、そしてサイバーショット「DSC-RX1RM2」を持って散歩してきました。

まずは行きがけの日本テレビさんで撮影。

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撮影は絞り優先でF8.0、ISO:100にして、あとはすべてスタンダード設定で撮影しています。RAWで撮ってきたつもりがRX1RM2のものが全てJPEGのみとなっていたため、すみません、JPEGファイルでの比較です。ただ、設定はすべて合わせてあるのでソフトウェア的な違いはないはずです(機種ごとに違うチューニングをしているとしたら差はついてしまうんですが)

上記の3カ所を拡大したモノがこちら。

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レンズ名称を間違えました。左からRX1RM2、SEL35F14Z、SEL35F28Zです

まずは画面真ん中付近ですが、こういうところはそれほど差がありません。さすが4240万画素、細かく解像します。

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レンズ名称を間違えました。左からRX1RM2、SEL35F14Z、SEL35F28Zです

こちらは左上のエリアです。よく見るとSEL35F14Zがもっともシャープな写りになっていますが、サイバーショットRX1RM2も負けていません。ほぼ、同じくらいのシャープ差で撮れます。SEL35F28Zも充分解像しているんですが、比較してしまうとやや甘くなってしまいますね。

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レンズ名称を間違えました。左からRX1RM2、SEL35F14Z、SEL35F28Zです

フォーカスはここの時計のところで取っていました。やはりこのあたりの解像感もSEL35F14ZとサイバーショットRX1RM2は良い勝負をしてます。

やっぱり、すごいですね。

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こちらは浜離宮での一コマ。今度は絞り開放にして撮影しています。ボケの様子を比較。

ちなみにRX1RM2はF2.0、SEL35F14ZはF1.4、SEL35F28ZはF2.8になります。

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レンズ名称を間違えました。上からRX1RM2、SEL35F14Z、SEL35F28Zです

ボケの様子もRX1RM2が一番ふんわりしているように見えます。

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浜離宮定番のカットです。中島のところでフォーカスを取っています。

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レンズ名称を間違えました。上からRX1RM2、SEL35F14Z、SEL35F28Zです

同じ35mmの焦点距離のレンズなんですが、こうして比較して見るとSEL35F28Zだけ焦点距離がわずかに長いような気がします。 

絞りは最大絞りにするとRX1RM2もSEL35F28ZもF22まで絞れて、SEL35F14ZだけF16止まりとなります。それで比較をしたら回折現象のおかげでSEL35F14Zだけシャープな画になってしまったため、ここでもF8.0でに比較をしています。

センター付近の描写はほぼ同様なんですが。。。

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レンズ名称を間違えました。上からRX1RM2、SEL35F14Z、SEL35F28Zです

左上をみるとSEL35F28Zだけ、ひどくぼけます。もしかすると、これ片ボケしているのかな? 店内にあるレンズで落としたりしたことはないと思うんですが、どうやら横位置にしたときに左上だけボケが大きいようです。

本来はここまでわかりやすい差はでないんだと思います。

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それと、あとはサイバーショットRX1RM2だけレンズシャッターを採用しているため、絞り開放にしたときにシャッタースピードが上げられません。F5.6まで絞ると1/4000秒まで速くできるのですがF4.0だと1/3200秒で開放F2.0では1/2000秒が精一杯。

“α7R2″+SEL35F14Zなら1/8000秒まで速いシャッタースピードが使えるのでF2.0まで開けられます。絞りF2.8にして比較撮影したものがこちらになります。

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レンズ名称を間違えました。左からRX1RM2、SEL35F14Z、SEL35F28Zです

カメラがオートでとる適正露出には足りず、RX1RM2だけやや明るい写真になってしまいました。 

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こういうシーンではNDフィルターを用意する必要がありそうです。(結果的にはこの写真だったらRX1RM2の写真の方が明るくて個人的にスキなんですが。)

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こちらは開放のF2.0で撮影したときのもの。このあたりがレンズシャッターの泣き所となります。

以上、サイバーショット「DSC-RX1RM2」のレポートでした。なかなか天気の良い日に出かけることができなかったんですが、菜の花が満開になった浜離宮を撮ってこられたのが幸いです。

撮影した画像は当店店頭の4Kブラビアでご覧になれます。ご興味ある方は是非、店頭までお越しください。

※このカメラは当店店頭では展示を行っていません。ご了承ください。

 

DSC00001.jpg デジタルスチルカメラ
DSC-RX1RM2
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