『SRS-LSR100』製品版実機開梱&セッティングレポート

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こんにちは、店員佐藤です。

敬老の日直前に発売になったお手元テレビスピーカー「SRS-LSR100」ですが、先週土曜日から出荷が始まっています。我が家にも届いているんですが、それは来週、義父へプレゼントするための秘密兵器。

先に、店頭展示用に到着した製品版モデルのセッティングを自分でやってみましたので、そのレポートです。意外と困ったことが起こっていて試してみてよかった、ということが多々ありました。

 

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製品の概要は今まで何度かレポートしているので、詳細はそちらでご覧いただければ幸いです。

☆当店blog 15.9.2「『SRS-LSR100』ショールーム展示レポート」
☆当店blog 15.9.1「『SRS-LSR100』実機15分レポート」
☆当店blog 15.8.26「お手元テレビスピーカー『SRS-LSR100』新発売」

充電池を内蔵しており、音声発信部が充電クレードルを兼ねている製品。リモコン信号は赤外線ですが、音声信号は無線電波で届くためしっかりと音が届くのと、リモコンについているスピーカーが2ch+バスレフという、しっかりしたワイヤレススピーカー仕様になっている、というのがウリ。

リモコンに簡易スピーカーがついたのではなく、本格的なワイヤレスオーディオスピーカーにリモコンをつけた、という仕上がりになっているところが今までのリモコンスピーカーとの違いです。

ショールームでのテストでは、付属のACアダプターを使わなくてもテレビ側のUSB端子からの電力だけで駆動することができることもわかりました。なので、今回はブラビアのUSB端子から電力をもらうことにしてUSBケーブル、音声ケーブルをブラビアとだけつないでセッティングしたいと思います。

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音声ケーブルは2種類はいっています。光デジタル(写真左)とステレオミニケーブル(写真右)です。

両方使う必要はなく、どちらか片方だけ使えば良いことになっており、光デジタルケーブルの方が高音質だしセッティングも簡単だし。。ということで、光デジタルケーブルで今回はつないだんですが、これが裏目に出ました。

光デジタルケーブルは環境によって良いことばかりではなくなります。アナログケーブルの方が使い勝手が良かったりすることもあるんです。それを今回はまざまざと体験することになります。

ちなみにケーブルの長さはマイクロUSBケーブルを含めて全て1.5mで統一されています。実際には光デジタルとマイクロUSBケーブルはやや短めでプラグをのぞくと1.4mの長さしかないんですが、まぁ、大体一緒くらいです。

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うちみたいに壁掛けセッティングをしていると光デジタルケーブル、USBケーブルをつなぐだけで、一度壁から外さないといけないので結構セッティングが大変なんです。

接続するテレビは2015年製のAndroid OS搭載4Kモデル「KJ-55X9300C」です。

マイクロUSBケーブルと光デジタルケーブルをつないでテレビの脇にSRS-LSR100を置いてみました。

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わかりにくいのですが「充電」の文字の下にあるオレンジのランプが点灯しています。これでスピーカーリモコン本体の充電をしています。満タン充電で約16時間の利用が可能。

ACアダプターを使わなくてもテレビからのUSB給電だけで充電も音声出力も可能です。

 

そして、ここで問題。セッティングは済んでいるんですが、SRS-LSR100から音声が出てきません。

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取扱説明書を読むと、音が出ないときの対処方法としていくつかのチェック項目を挙げてくれています。光デジタルから音声出力をしている場合は出力フォーマットをPCMにする必要があります。

KJ-55X9300Cの音声出力設定をチェックしてPCMに切り替えます。

まだ音が出ません。

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結果的になにが問題だったのかというとスピーカー出力を「テレビスピーカー」にしていたためで、これを「オーディオシステム」に切り替えると音声が問題なく出てきました。

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当店のブラビアはAVアンプをHDMIケーブルで接続しているのですが、こちらに音声出力を直すとSRS-LSR100からも音が出てくる、というのがわかりました。

なるほどなぁ。こうしてAVアンプをシステムにつないでいると、そういう問題が出てくるのか。テレビスピーカーからの音声出力時にSRS-LSR100を使うことは出来ません。意外と不便というか融通が利かないというか。。。

同様にBDレコーダー→AVアンプ→テレビという流れで接続している場合も、SRS-LSR100がつないでいる光デジタル端子から音声信号が出てきません。この場合はAVアンプでテレビ音声を出してしまっていて、テレビに音声出力がされていないんでしょうね。

なので、こうしてAVマルチアンプなどを使っている場合などは光デジタルケーブルを使わずにアナログケーブルでヘッドホン出力から音声信号をもらった方がシステム構築が簡単になると思います。

単に音質優先で光デジタルケーブルを選ぶよりも使い勝手でよりわかりやすいアナログケーブルを選んだ方が良いこともあるようです。

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ま、それでも一度視聴が始まれば、快適な音声空間を作ることができます。2ch+バスレフのステレオ音声は手元で鳴らすのには良いバランスで聞こえます。

決して安っぽい音声出力ではなく、これはオーディオシステムレベルのもの。お年寄り向けのスピーカーとしてだけではなく、普通に小型スピーカーとして使えると思います。

そして、ここでさらにもうひとつ困ったことが発覚。

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こうして2015年モデルのブラビア「KJ-55X9300C」の場合に限るのかもしれませんが、テレビ画面がホーム画面になるとSRS-LSR100ではもうなんの操作もできなくなってしまうんです。

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テレビ付属のリモコンには「ホーム」ボタンや各種キーが満載になりますが、SRS-LSR100にはホームボタンも戻るボタンもないのです。

そのため、一度ホーム画面に入
ってしまうと、SRS-LSR100ではそこから抜け出せなくなります。

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2015年製の4Kブラビアでは、付属のリモコンを使って一度十字キーで入力切替の地デジなりBSに切り替えないとAndroid OSのホーム画面から抜けさせない様になっているんです。

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リモコンには「入力切替」というボタンもあるので、それも試してみるのですが、ここで地デジやBSを選んでも切り替わらずにホーム画面に戻ってしまいます。

結果、2015年製のブラビアを使う際はSRS-LSR100だけではなくテレビリモコンも必ず必要、という答えになってしまいます。

【追記】

その後、いろいろ試していたところ入力切替を押しまくって上から下へ一周させてから地上デジタルなどで止めて、しばらく待つと地デジが映ることが判明しました。なんとかホーム画面から抜け出すこともできます。

ちなみに自宅のブラビアはチャンネルボタンを押せばそれだけで地デジが映るし、チャンネルの送り・戻しボタンでもそうです。こうした使いにくさがあるのは2015年のAndroid OS搭載ブラビアだけの話かも。

2015年製のブラビアと組み合わせて使われる方は要注意です。

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そんなわけで、今回はいろいろ思い通りにいかないセッティングの例を挙げてみたんですが、AVアンプをつないでいない、またAndroid OS搭載テレビではない、ということであれば、こういう問題も起こらないと思います。

操作できるのはソニー製のテレビでだけではなく、他社製テレビでもOK。CATVのセットトップボックスでも利用可能となっています。義理の両親の家がケーブルテレビなので、今度の敬老の日に接続してくるんですが、それも試してきたいと思います。

 

SRS-LSR100.jpg お手元テレビスピーカー
SRS-LSR100
ストア価格19,880+税
 ソニーストア長期保証選択
 ・5年ワイド:2,000円+税
 ・3年ワイド:1,000円+税
 ・5年ベーシック:1,000円+税

・3年ベーシック:無償
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発売日:2015年9月12日
ソニーストア購入特典:
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