お手元テレビスピーカー『SRS-LSR100』ショールーム展示レポート
こんにちは、店員佐藤です。
連日のレポートになりますが、お手元テレビスピーカー「SRS-LSR100」のショールーム展示レポートをお届けします。昨日はサンプル機の開梱レポートでしたが、今回はショールームで実際に音が鳴るモデルの試聴をしてきました。
ザッとモデルの紹介をすると「SRS-LSR100」はテレビスピーカーを内蔵したテレビリモコンになります。この手の製品は20年くらい前からあって、従来はテレビリモコンにスピーカーをつけた、というコンセプトのものだったところが、今回の「SRS-LSR100」については、ワイヤレスアクティブスピーカーにリモコンを搭載した様な製品になっています。
同じ事じゃないの!?というところですが、従来モデルのリモートコマンダー『RM-PSZ35TV』ですと、スピーカー出力が0.8W程度のものだったのが、新型の「SRS-LSR100」では2W+2Wのステレオスピーカー+バスレフ搭載という本格仕様。
リモコン信号は赤外線ですが、音声信号は2.4GHzの電波を使ったモデルとなっています。
一体型に見えますが、実は台座とスピーカー本体でセパレートする形になっており、台座部分がテレビ本体と有線接続して音声信号を飛ばす送信機になっています。
リモコンとスピーカー部は外れて、これをワイヤレスで使うことが可能。3時間の充電で16時間の使用ができるワイヤレススピーカーになっています。
リモコン信号は本体背面の黒帯のところから発信されており、これでほぼ180度の広角での信号発信ができます。試してみたところ、この赤外線はかなり強力で、ショールームでテレビの音声を上げたところ周りにある3台のブラビアのボリュームがあがってしまいびっくりしてしまったくらい。
テレビリモコンによるテレビの電源ボタンとは別に、ワイヤレススピーカーの電源ボタンも必要になるのですが、それがボリュームつまみと連動しており、電源オフだとボリュームつまみも沈んでしまい、操作が不能。電源オンにするとボリュームがポップアップして音量調節ができるようになっています。
機能とデザインが一致しているというか、こういう操作体系になっているとかはさすがソニーの歴史を感じさせてくれます。
本体底面にはこうしてくぼみがあるのでクレードルに置くときに向きを間違えることもありません。非接触充電にみせかけておいて、実は充電端子がしっかりあるところとかは、なにかおしゃれな感じを受けます。
ショールームのカウンターに展示があるので、ここでテレビ音声を出しながらいろいろ試してみたんですが、音声に若干の遅延はあります。そこはワイヤレスで飛ばしているので仕方がないのですが、ほんのわずかな遅延が起こります。
とはいえ、おそらく人間が目で見て音声が遅延している、というのは見分けられないレベル。なぜわずかな遅延がわかるかというと、テレビからの音声と同時に出せるからです。
エコーがかかっている感じになるわけでもなく、聞こえ方はフロントサラウンドみたいな感じで位相がずれているくらいの感じでしかわからないんですが、やや音声が響いた感じで聞こえるかも。
ま、実際にはこのSRS-LSR100を使う方はテレビ本体のスピーカーに頼ることはなく、手元のSRS-LSR100の音だけを聞くわけですからそういう遅延に関しての不満はでないと思います。
それよりは、手元でステレオ音声が聞けるというのにびっくり。音質もサイズからは考えられないほどの高音質。ワイヤレススピーカーSRS-X33みたいな重低音が鳴る、という感じではありませんが、音楽番組などもコンパクトスピーカーで聴いている感覚で、しっかりステレオになるし、これ、高齢者向けではなく自分で使っても良いかも!とか思えてきてしまいます。
ただ、唯一自分で使う際に気になる点はリモコン操作ボタンに「ホーム」とか「オプション」などのボタンがないこと。このあたりは製品コンセプトで最初からチャンネル操作と音量操作だけに絞り込んで設計しているはずで言っても仕方がないことなんですが、クロスメディアバーとかホーム画面操作はできません。
なので、願わくば、このお手元テレビリモコンが大ヒットしてくれて、それで上位機種を作ってみよう!ラインアップを増やそう!ということになってくれないと実現しないと思うんですが、ホームボタンと十字キーを是非。(^_-)
両親にプレゼントしたりする分にはこれで充分なのでOKなんですけどね。
ボイスズーム、おまかせ音量などの機能も良く出来てます。操作は赤外線発信部のすぐ下で誰にでも簡単にアクセスできるところにあります。
ボイスズーム機能についてはわかりやすく、これを使うだけでアナウンサーの音声だけがボリューム2段くらいあがった感じになります。
おまかせ音量については騒音状態がないので効果のほどがわかりませんが、生活音があるところで試してみたくなりますね。
クレードル部はACアダプターからマイクロUSBケーブルで電力供給してください、ということになっていましたが、アテンダントさんにお願いしてブラビア「KDL-32W500A」の背面USBからの電力供給でもちゃんとうまく動きました。
音声出力もできたし、ワイヤレススピーカーをクレードルに載せれば充電もしています。どうやらテレビとの接続は光デジタル+マイクロUSBケーブルだけで良いみたいです。コンセントを新たにひとつ用意しなくても使えそうです。これは結線がすっきりできて良いですね。
以上、お手元テレビスピーカー「SRS-LSR100」のご案内でした。9月12日発売ですが、ソニーストアでは9月10日~の発送となっています。(※生産都合によりソニーストアの発送が9月12日に遅れることが判明しました。)
9月21日の敬老の日のプレゼントにいかがでしょう?
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発売日:2015年9月12日 | |
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